2025/02/21 11:09:15
(llsbkmOh)
60を過ぎて今まで尽くしていた会社から グループ会社へ
転職させられました。 まあ 体のいいクビ切りです。
それなりの 退職金をもらい そして送別会を開いて貰い
ました。 皆さんからお酒を頂き 座もバラバラになった頃
久美子さんという女性社員が お酌をしてくれました。
そして 思いもかけない言葉を頂きました。
「私 奥平さんの事 好きでした
会社を辞めても 何時か逢ってくれますか?」
私も 酒が入っていましたので「いいですよ」とか 軽い
気持ちで返事をしたんだと思います。
そして 送別会から1ヶ月経った頃 スマホに誰か判らない
番号が入って来て その後留守電に移りました。
「私 久美子です。 これを聞いたら 電話ください」
あっ 久美子さんからかと思い すぐにスマホを取り
「はい 奥平です」と出ました。
すると「今晩 お逢いできませんか? ちょっと 相談に
乗って欲しいんですが」という事で 夕方逢うことになり
ました。
【どんな 相談事だろうか】と思いながらも【私 奥平さ
んの事 好きでした】という言葉が 頭の隅に浮かびました。
待ち合わせ場所で待っていると 綺麗な女性が私の傍に
近づいてきました。
「こんばんわ 奥平さん 久美子です」
「えっ はい」
「お忘れですか」
「いえ こんな美人の人に 声を掛けられるなんて」
ということで この頃良く行く居酒屋へ。
この居酒屋の個室を取り 向かい合って「お久しぶりー」
と乾杯。
しばらく 久美子さんのほうから 会社の近況の話があり
「奥平さんが 居なくなって 淋しい仕事場になりました」
「そんな事無いですよ で 相談事ってなあに?」
「そちらへ行っていいですか?」「どうぞどうぞ」
久美子さんは私にピッタリ寄り添ってきました。
いい匂い 女性にこんなにピッタリ寄り添われる事なんて
無かった私。なんか 腰の物がピクッとしました。
「うふふこうゆう風に 奥平さんに抱いて貰いたかったの」
「えっ」思いもかけない言葉に ドギマギ。
「ねぇ 奥平さん これからもこうゆう風に付き合って
下さいます?」「ええ いいですよ」
【いい 女だから 付き合ってやれよ もしかしたらだぞ】
久美子さんに傍に寄られ 腕を組まれ その組まれた腕に
久美子さんの胸の膨らみが当たります。
思わず久美子さんの顔をしっかりと見て 顔を近づけてい
きました。 もう少しで口と口が触れる時「此処ではダメ」
と久美子さんの手で私の口は塞がれました。
【では 何処で】
居酒屋を出て この町の繁華街の奥へ 手をつなぎ合って
進んでいきました。
そして ある一軒のラブホテルへ入りました。