2026/08/07 16:40:45
(aXp0gFYk)
いきなり僕たちは、クルマの中でディープキスしてたんだ。
口から唾液が垂れている。ムチュ、ムチュと音を立てている。
場所は塩屋の海岸の駐車場。波の音が聞こえる。周りには人が何人かいるが、僕らは全く気にしてない。
セックスに集中するんだ。
でも流石に裸にはなれない。だから、僕は薄目の半袖のTシャツ、彼女はタンクトップ、肩が出ている。
僕はそれを舐めてあげた。
しばらくすると、クルマに人が寄ってきた。セックスに集中できない。僕らは仕方なくやめた。
彼女は、みちゃんて言うんだ。歳は37。勿論、夫も子供もいるんだぜ。仕事はある歯科の受付。今日はさぼってるんだ。
「さぼってクビにならないかい?」
「大丈夫よ」
僕は、なおと、デジタルクリエーターさ。36歳、彼女より一つ下。妻子もいる。
奥さんの事、愛してないのか、ってー?
勿論、愛してる。でも、エッチしないなあ。性的欲求は、みちゃんで満たしてるんだ。
みちゃん「こんなんダンナにバレたらどうしよう?」
なおと「別にバレたってええやん」
み「でも離婚になって慰謝料取られるかもよ」
な「ほな闇金で金借りて払えばいい」
みちゃんは呆れた。
「あんた楽観的すぎるで」
「そうか?」
「バレて悲惨な目に遭った子だっているのよ」
僕は少し考えた。
「そうよなあ。僕の友達にも不倫バレた奴おるで」
「誰?」
「よちゃんさ」
「え?よちゃんてあのベーシストの?埴輪顔の?」
「そ、そうよ」
「なんでバレたん?」
「チクられたそうやで」
「ほな、なんでチクったんやろ?」
「嫉妬やな。ミュージシャンの世界は誰が上手いか?誰が成功してるか?と言う事に敏感で、売れてない奴がジェラシーを抱くんだ」
みちゃんは、な~るほどと頷いた。
み「それで奥さんはどうしたの?」
「半狂乱になったね。ほら、よくイタリアのオペラに『狂乱の場』て出てくるじゃん、あんな感じよ。よちゃんは泣きながら土下座して謝ったよ」
「それで慰謝料払ったの?」
「いや、全然!」
「え?」
「だって奥さん離婚する気ないもん。」
「でも、慰謝料が、、。」
僕は反論した。
「いやあ、離婚するとよちゃんの邸宅も手ばなさなければならない。奥さんの両親も出ていかなければならなくなる。
よちゃんは駐車場を経営してるからその収入も失くなる」
みちゃんは納得した。
「成る程ねえ」
な「離婚すると子供の親権が問題になる。これも厄介な問題だ。」
み「じゃあ、奥さんが泣き寝入りするって事?」
「そう、つまり謝ったら終い、なのよ」
「うーん、納得できないわね」
「たから、謝ってそれで決着なんだから、よちゃんは味をしめてまた不倫するよ!(笑)」
みちゃんは何かふがいないけど頷いた。
「じゃあ、女が不倫したらどうなるの?」
「家から叩き出されるな。この場合、慰謝料は絶対取れない。だから離婚してもダメさ。ならば、子供を連れて他の男を探すしかない。それだけの事だ」
みちゃんは納得できない。
「じゃあ、不倫してバレて謝っても離婚するしかないの?」
「ウソつくんだよ。性的交渉はなかったとか」
みちゃんはクルマのギアとかいじくって落ち着きない。
「あたしの友達に男二人と不倫してる子がいたわ」
な「え?3Pしてたってこと?」
「いえ、男二人ずつ、それぞれ別に付き合ってたのよ」
「へえ、欲求不満?」
「ううん、惰性でしょ?」
「バレたらいっぺんにパーだな」
み「それがバレないのはダンナに本当の愛情がないのね」
「どうして?」
「奥さんに対して興味がないのよ。ただ奥さんのポジションにヨメがいればそれでいいの。だから、『ヨメが不倫してるのでは?』と感付いても、それ以上は追求しないのよ」
僕は嬉しくなった。
「それはいいダンナさんだね(笑)君のとこもそうかい??」
みちゃんも嬉しそう。
「主人は日曜日になると私らを置いて鈴鹿サーキットに行っちゃうの。スピードヲタだからね。普段は自分の部屋で訳のわからないカントリー音楽を聴いてるわ」
「なら不倫し放題だね。で、子供は?」
「母のとこに預けてるの」
「よっし、では続きをやろう!」
夕暮れ、薄闇がかかる頃、駐車場は人も疎らだ。僕はクルマのサイドブレーキを倒し、ローギアに入れた。
その方が揺れて気持ちいいんだ、これゃ(^o^)/
みちゃん「不倫してもいいのよ」