2026/01/04 12:57:49
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美波が入ってきたことを確認すると華崎は見えないように拳に力を入れた。
本来であればガッツポーズの一つもしたかったところだが、彼女の前ではそんな素振りを見せるわけにはいかない。
だが、わざわざ親しみやすい教師像を演じてきたかいがあった、それが本音だ。
そもそもが鶴田美波という極上の生徒を己のモノにするためだけに行動してきたのだから。
だが、そんな演技にも利点があった先の通りこの教室を手に入れたこと。
そして、あまりにも美波が突出して可愛いらしさを振りまいているため、
はたから見れば美しい、可愛いと声のあがる生徒でさえどこか物足りなさを感じてしまい、
手を出すところか相手の誘いがあれど興味をそそることがなかった。
ゆえに、誰にでもフェア、かつフランクに接してくれる、と他教師や生徒からの信頼がうなぎ登りの状態なのだ。
「お~鶴田、きたか~。そこの来客用のソファ座ってな?」
あくまでも興味はないよう素っ気ない声掛けに留め、ソファに座るよう促す。
お嬢様学校という性質上、教室とはいいつつも据えられた家具は一級品である。
ソファも海外からの取り寄せ品であり、座った感触だけでもお尻を包み込むような安心感があった。
だが、そこで華崎はツカツカと扉に向かって歩き出し、カチリ・・・と鍵を閉めた。
そして・・・ゆっくりと美波へ向かって歩き出す。
そこで両肩に手を置くと美波は肩を跳ねさせた。
(おぉ~いい反応だ・・・)
「今朝の雰囲気から察するに・・・他の人には聞かれたくないようなことだろ?
安心しろ。ここは相談室という名義上プライバシー配慮されているからドアを閉めればまず声は廊下に聞こえないからな。
それにいま鍵も閉めた。だからいきなり誰かが入ってきてきかれる・・・なんてこともないからな」
まるで美波に配慮したかのように告げているが、実態は逆である。
華崎の行為を邪魔する者を排除するためにこの二人の空間を作り上げたのだ。
そこで華崎は向かいソファへ腰を下ろす。
「・・・それじゃあ相談内容。きかせてもらえるか?」
華崎がわかりきっている内容を改めて美波へ問いかけることとなった。
いえいえ、遅くなってとかは気になさらないでください。
性格についても虐めたくなる設定ありがとうございます。
また、部活も素晴らしい提案ありがとうございます。
チアも良いのですが教室で着せるというギャップから水泳でいかがでしょうか。
また、イメの流れを察して苗字をつけていただいてありがとうございます。
さりげない気遣いでこちらはいつも話を展開させやすくしていただきとても楽しんでしまっています。