2023/04/21 12:56:48
(R1Az.HD7)
権蔵「指定席では普段は確認していないのですが、私たちは集団で乗っていますから、念のための確認みたいですねぇ。莉奈さんはザーメン咀嚼しながら対応してくださいねぇ」
「んぅぅ…うぅぅ…」
(車掌さんの確認があるなんて聞いてないとばかりに権蔵に向かって困った顔をして助けてほしいような懇願する仕草をするものの薄ら笑うだけで…
やむを得ず車掌さんの確認のため…
口内に溜まったザーメンを咀嚼しながら乗車券を見せていき…
バレる事なくその場は終わったが…)
権蔵「これはこれは、困りましたねぇ、莉奈さん。皆さん、名前を呼ばれてちゃんと返事をしていますからねぇ。黙ったままの挙手で切り抜けられるかどうか、最悪お仕置き覚悟でザーメン飲み干さないといけないかもしれませんねぇ、ムフフフフフフ」
「【えっ?点呼?何でまたするのよぉ~
駅のホームでもしたじゃん】」
(権蔵からのLINEに文句のメールをしたが…
権蔵が仕掛けた訳じゃないので意味はなく…
次々と点呼に合わせて返事がされていく中…)
先生「辻いるか?次に友崎は?ええと、一番後ろは一瀬いるか?」
「……(ンウッ…)…………」
(最後尾の座席から少しだけ顔を覗かせ…
くぐもった呻き声で返事らしき声を出し手を少しだけ上げて点呼に応えたが…)
先生「どうしたんだ、一瀬?返事もしないで。もしかして気分でも悪いのか?」
「(……………)」
(頭を振りながら大丈夫…OKだと手でサインしながらアピールしたが…)
美緒「莉奈?」
里美「さっきからどうしたの?何か口に入れて食べてるの?」
「…………うぅぅ……」
(ザワつき始めてしまった車内…
困って権蔵を見て許可をもらおうとしたが…
ニヤニヤと笑うばかりでザーメンを飲み込んでいいとは言ってもらえず…
美緒や里美が席を立ってこちらに向かうのが見え…)
「ゴクッ…ンクっ…ゴクン…」
「あっ…すみません…大丈夫です♪」
(むせそうになるのを必死に堪え…
明るく澄んだ声で返事をし…)
美緒「もう…何なの?…大丈夫?」
里美「心配させないでよぉ…」
(担任と一緒に様子を伺われ苦笑いするしかなかったが…
ゴメンとしか言えない状況だったが…
権蔵は周りを全く気にすることなく立ち上がると…
私にだけ分かる下品なニヤケ顔を見せつけながら…
最後尾車両の多目的トイレに向かっていってしまう…)
美緒「全く気味悪いよね…権蔵の奴…」
里美「莉奈マジ災難よね…さっきから調子悪いのアイツのせいなんじゃないの?」
「それは違うって…私はホントもう大丈夫だからさ♪
二人とも席に戻って大丈夫だから(笑)」
(権蔵がトイレに向かって数分が経ってしまったが…
周りが落ち着くまで動くに動けない中…
気付かれないよう再び多目的トイレに向かう…)