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人待ちです。

投稿者:咲夢 ◆T6n/s8MOs6
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2023/02/09 12:42:38 (ionPZeGr)
兄さま、気づいたらいいなぁ~。

レスがありましたら

相談してから
設定、登場人物などレスしますね。
1 ... 87 88 89 90 91 92 93 94 95
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902
投稿者: ◆qxoHFK2gD.
2024/07/17 22:07:55    (mtTbzTar)
咲夢さん、こんばんは。

久しぶりに発熱でダウンしてました(;´Д`)
注意ですよと言われてたのになぁ・・・

『本編です』

苦笑しながら、三人の会話を9聞いていた将。
誰にとは無しに、
『じゃあ、お昼はちょっと戻ることになりますけど、道の駅に行きましょう。伊〇マ〇〇タ〇ンって言って丁度さっき通り過ぎたんですけど…大きい建物が左側にあったんですけど、見てないかな(笑)蕎麦も寿司もあるみたいだし、行ってみてどこに入るか何食べるか考えればいいですよね。それにまだ早いし、さっき〇〇〇パン食べたことだしお昼少し遅くなってもいいですよね。』
そう言って右にハンドルを切り、道なりに上っていく。
<あれっ、将君。吊り橋は海岸にかかってるんじゃ…海は左方向だろ。>
『吊り橋の前に、折角久しぶりの日本、いい景色をお見せしたいと思いまして…天気もいいことだし山頂から見えると思いますよ〇士山。』

<ちょっと将…山頂って貴方、こんな格好で山登らせる気なの?>
『心配しなくても大丈夫だよ、母さん。山頂までリフトあるから(笑)』
<涼香、久しぶりの日本、こんな行き当たりばったりの旅行もいいじゃないか。今日泊まるところは決まってるし、もうそこの近くまで来てるんだから。そうだろ、将君。咲夢もいいよね。>
『ええ泊まるところもすぐ、お昼食べようとしてるところもすぐです。ちょっと行ったり来たりはしますけど(笑)』
そう言いながら、駐車場の空いていた駐車スペースに駐車を終え、
『あれっ、あの斜め前の全面ラッピングの痛車、サービスエリアにいた、お騒がせ(DQN)カップルの車ですよね。。』
<あぁ、あのカップルか…男の方は咲夢を好色な目で見て、彼女に派手に怒られて痴話喧嘩みたくなってたっけ。>
<あの人たちここにもいるの?嫌だわぁ…>

『まぁ、いるって言っても広いことだし、顔合わせるなんてことは、なかなかないでしょうけど。下手な心配してないで行きましょう。いたらいたで、咲夢は俺が、母さんはお義父さんが、守ればいいだけの事ですよ。』
<そうだな、行こうか。>
<そうね、期待してるわよ啓輔さん、将(笑)>


咲夢さんのレス最後の
〈そうね、マナーの悪い人がいないといいのだけど。〉
の一文を見て、ちょっと追加。
DQNカップルは、吊り橋でちょっとしたことやらかす予定(笑)

903
投稿者:咲夢 ◆FL6PYKU6Uk
2024/07/21 22:03:47    (nun.ohgH)
将さん、こんばんは。
熱に弱いのに…、大事にしなきゃダメですよ?

【本編です。】

サービスエリアで遭ったカップルの痛車。
珍しくて見ていたら声を掛けてきた男性と少し話していたら〈鼻の下伸ばしてるんじゃねーよ!〉と怒鳴り散らしてきた女性。
「咲夢はこの車のステッカー?が珍しかっただけですし男性もその説明をしていただけなんですよね…。」
〈咲夢はそう思っても女の人は見逃さないのよ、咲夢の横に来て肩に手を置こうとしてたの気づかなかった?
ほら、今もあちらにいる家族連れの男の人、お父さんがお母さんに咲夢を見て背中叩かれてるわよ。〉
〈それを言うならサービスエリアの女の方も将くんが割って入った時、目輝かせてウチのバカがって謝ってたから余計揉めたんだろ。〉
「確かに女性、将さんがいらしたら男性より将さんの方ばかり見てましたからね。」
〈あの男と比べたら将くんには悪いが雲泥の差だもんな。〉
〈リフトに行きましょ、咲夢は高いところ大丈夫なの?〉
「高所恐怖症でないと思います、学園のスキー教室でリフトに乗ったことはあります。」
〈咲夢は滑れるようになったのか?〉
「少しだけですね、スキー教室、りんちゃん居ませんでしたから余計に躊躇してしまいました。」
〈橘さん、怪我したら困るものね。学園の体育も怪我しそうなスポーツはレポートだったのよね。〉
「そうなんです、残念がってましたがりんちゃんは馬術を一番に……、最近はどうでしょうね、将さん。」
林のことを思い出し楽しそうに笑いながらリフト乗り場へ行き、将と並びリフトに乗る。

「父さまとママさま、腕組んでますよ、そうでした。父さま、高いところ苦手で…ママさまに掴まっていますね……。」
苦笑いをし将を見ると将も苦笑している。

「綺麗な景色ですね、天気がいいから山頂に着いたら景色を楽しみましょうね。
手を繋いでお散歩出来ればいいのですが…。
お昼ですが日本らしいと言うならお魚のフライはどうですかね?この辺りだと鯵でしょうか?
道の駅にあるといいのですが…。」
904
投稿者: ◆qxoHFK2gD.
2024/07/27 21:06:06    (xnrOu8Uw)
咲夢さん、こんばんは。

毎日毎日暑いですねぇ・・・
午後になると雷雨凄いし。


【本編です。】

咲夢と並んでリフトに座りながら、
『えっ、お義父さん高いところ苦手なの?こんなところ誘って悪かったかな?それに吊り橋は海にかかってるから、高さもここの比じゃないし…頂上着いたらお義父さんに聞いてみたほうがいいよね。』
そう言って咲夢を見つめる将。
『あっ、そろそろ頂上。。スキー教室でリフトは乗ったことあるみたいだけど、スキーと違って降りるときには気をつけて。スキーの場合は少し漕げば、前に滑っていくけど、夏は立ち上がったら直ぐに自分で歩かないと、椅子に当たって下手したら怪我するから。』
そうこうしているうちに、降りる順番になり、咲夢の手を握る。
『係員さんがいるところあたりで立ち上がって、直ぐに歩くからね。さあ立ち上がって……』

二人並んで立ち上がり、後の邪魔にならない位置までまっすぐ歩き、義父と母が下りてくるのを待っている。
目の前には、頂上沿いに一周続く道が見える。
<お待たせ、咲夢・将。遠くに富士山が見えて本当いい景色ねえ。ねぇ啓輔さん。>
<あぁそうだね、富士山目にすると日本に返って来たんだなって思うよ(笑)>
『そうだ、お義父さん知らかったとはいえ、こんなところ連れてきてしまい申し訳ありません。リフト大丈夫でしたか?それと、吊り橋かなり高いですけど…やめておきます?』

905
投稿者:咲夢 ◆FL6PYKU6Uk
2024/07/30 17:40:38    (4oJnkJVt)
将さん、こんばんは。
雨降って涼しくなった様に感じたのは一時的でした。(´;ω;`)

【本編です。】

将に習って同じようにリフトから降りると続けて父さまとママさまが降り、並んで歩き始める。
〈将くんにも知られてしまって参ったな…。〉

苦笑しながらつり橋は問題ないと続ける。
〈啓輔さん、強がらなくてもいいのよ?〉
〈涼香、君はヒドイな、飛行機……、否何でもない。〉

プイッと先に行ってしまう父さま。
「ママさま?もしかして?」
〈えぇ、そうなのよ、飛行機の中でもソワソワしててね。
と、言うことで将、つり橋止めたら啓輔さん、益々拗ねてしまうわよ。〉

そう楽しそうに笑うママさま。
「父さま、先に行ってしまわれましたね…。」
〈大丈夫よ、多分、お茶でも飲む場所を探してるのよ。〉
「それならいいのですが……。」
〈本当に仕方ない人、せっかく久し振りに咲夢に会えたって言うのに子どもみたいに拗ねちゃって
大分、直ったと思ったんだけどまだまだね。〉
「咲夢は父さまと学園のお休みのときにたまにお会いするだけでしたから
お嫌いな食べ物、お嫌いなこと、お酒がお好きなことしか知らないんです。」
〈そうね、和夏さんがいなくなってしまってしまってからは周りが何も見えない、自分だけが不幸と思っていましたからね。
……将にも咲夢にも話していなかったけど私ね、啓輔さんの頬を叩いたことがあるのよ。〉

フフフッと眉を下げ笑みを浮かべるママさま。
咲夢を預け何年も、何十年も落ち込み咲夢を避けていた父さまをママさまは許せなかったと話してくれた。
叩いたと言っても両手で頬をバシッとししっかりしなさい!とゲキを飛ばしただけ。

「そんなことがあったのですね、だから…、咲夢と母さまの所に一緒に行っていってくれるようになったのですね。
それまでは彩葉さんと伯父さまが連れて行ってくれてたんですよ。
……思い出します、ママさまと初めてお会いしたときのこと。
母さまの所へ行くと言われたのに一緒に行けずごめんなさい。」

フルフルと頭を振るママさま。

少し離れたところで父さまが手を振り呼んでいる。
906
投稿者: ◆qxoHFK2gD.
2024/08/03 13:01:01    (M.xe3dQq)
咲夢さん、こんにちは。

いつのまにやらもう8月。
いつになったらこの暑さ収まってくれるんでしょ?


【本編です】

一人先に歩いて行く啓輔の背に向かって
『あっ、お義父さん待って…』
そう言って駆け出そうとするが、母と咲夢がおり思いとどまり、二人と並んでゆっくりと歩みを進める。
<放っておきなさい、将(笑)。啓輔さんだって、自分で子供じみてることしてるなと、思ってるはずよ。それが証拠にほら見なさい。>
母に言われ前を見ると、少し前方で義父が手を振っている。
ゆっくりと歩いて、義父に追いつくと、二にごともなかったかのように、
<三人とも遅いぞ(笑)ここからの景色見てみろ、涼香・咲夢。富士山にかかっていた雲も退けて、裾野から山頂まで…見事なもんだ……向こうに帰る前に良い思い出できたよ。なっ涼香。ありがとう将君。>
義父の高所恐怖症の事は口に出さずに、
『それは良かったです。そうだ富士山バックに、写真撮りますよ。並んでください。』
二人の写真を何枚か撮って後、
『咲夢も並んで。。』

束の間の撮影会を終え、歩みを進めながら
『お義父さん・母さん、リフトで咲夢と話してたんですけど、お昼海鮮フライなんてどうでしょうか?それと下山したら先にお昼食べましょうか。いかがです?』
いつの間にか山頂を一周し終え、前方にはリフト乗り場が見えてくる。
<下りは、将と乗ろうっと……いいわよね、将。。>
なぜかはしゃいでいる母がそう声をかける。
907
投稿者:咲夢 ◆FL6PYKU6Uk
2024/08/11 17:56:43    (jO66PW5b)
すみません、もうしばらくお待ち下さい。
908
投稿者: ◆qxoHFK2gD.
2024/08/17 16:21:23    (9sC5521P)
咲夢さん、こんにちは。

了解です。
無理しないでいいですよ。

今年も残暑が厳しいですねえ・・・(´Д`)

レスちょっと進めておきます(笑)


【本編です】

下山するリフトに、母と並んで座る将。座るなり、
<将、あんたこんなに大きかったっけ?これくらいのイメージが大きくて(笑)>
そう言いながら、自分の胸の下あたりを手で指し示す母。
『いつの話してるんだよ、全くもう(笑)俺ももう35,いいおっさんなんだから…いつまでも小学生・中学生のままじゃないって。』
<そうなのよねえ…私ももう初老って言っていい年だもんね。。一日も早く孫の顔見たいもんだわ。孫自慢する友達が増えちゃって、困ったものよ(笑)>
笑った顔を将の穂に向け続けて、
<最低でも咲夢が大学卒業してからだから、あと数年は我慢か…(笑)>
将がその言葉を聞いて、ブフォと咳き込む。

<何も言わなくていい、分かってる(笑)。あんたもうとっくに、咲夢と夜を共にしてるわよね。>
『母さん……』
<咲夢は一途な娘(こ)だから……分かってるわね、そんな関係になった以上は、護り抜きなさい。いいわね。>
そう言うと、将の肩を一回叩き、
<さあそろそろ下に着くわ。お腹空いちゃった(笑)お昼は、海鮮フライだっけ。>
リフトから下りて少し待っていると、義父と咲夢がこちらに歩いてくる。
<さあ皆来たし、さっさとお昼食べに行きましょ(笑)>
車の所に着くと、斜め前に泊まっていた痛車は無くなっている。


【少し時間を遡り、DQNカップル編(笑)】

レストハウスから出てきたカップル
<ねえ、あの斜め前に止まってる、SUVって言うの?あれって、パーキングにいて、〇〇が見とれてた可愛い子が乗ってた車じゃない?>
<ん~、どうだろ…車種は同じっぽいけど、ナンバーまで覚えてるわけじゃないし……(そうだこの車、あの子が乗ってた車だ、間違いない…)>
周囲を見渡す男。
<ねえ早く車の鍵開けてよ……>
<あっ、ごめんごめん(都合よくいるわけないか…)>
車に乗り込むカップル
<〇〇、あんたさっき、あの子探してたでしょ(笑)>
<ん…んん……そんなことないって、俺には〇〇がいるから>
ミニスカートから伸びている女の脚に手を伸ばす男
その手を優しく払いのけ
<こんなとこでだめよ…お預けなんだから(笑)>

四人はその頃、山頂を一周終えようとしていた。

909
投稿者:咲夢 ◆FL6PYKU6Uk
2024/08/18 07:03:49    (1MKPYLT5)
将さん、まだ少しダメですが気分転換させてください。汗

【本編です。】

山頂にある売店に売っていたソフトクリームを一つママさまが購入すると4人で分け合い(将と啓輔は一口くらい?)食べ山頂を周るとリフトに乗り降りていく。
〈咲夢、天気が良くてよかったよ。〉
「はい、富士山がとても綺麗に見えてよかったです。
折角、父さまとママさまが帰国されているのに天気が悪いの嫌ですもの。
ソフトクリームも濃厚で美味しかったです。」
〈将くんと咲夢、様々だな。〉
「帰国した際、お話した通り籤引きで当てたものですから様々までは…。」
〈いや、しかし2人分は将くん支払いだろ?
それに将くんは咲夢の生活費にも支払っていると涼香が言っていた。〉
「父さま、全てママさまにお任せしているんですか?
ダメですよ、日本ならともかく海外でママさま任せなんて…。」
〈いや…、涼香の貴方は勉強に集中して下さい。の言葉に甘えてしまってな。
だが涼香は凄いぞ、最初こそ言語の壁が有ったがあっと言う間に友人やら知人が増えて会話もカタコトながら…。〉
「父さまったら、娘に惚気て…、お二人が仲良くて咲夢、嬉しいです。」
〈あぁ、咲夢も将くんと仲良くやってるじゃないか。〉
「はい…、父さま、今夜……。」
〈ん?何だい?着いたぞ、怪我しないように降りるんだよ。〉
「はい。」

リフトを降り合流すると今度は咲夢は助手席に父さま、ママさまは後部座席へと。
〈海鮮フライか、今の時期だと何だろうな?〉
〈鯵に穴子、かますも旬ですよ、車海老もかしら、残念ながら伊勢海老は今は禁漁期間よ。〉
「ママさま、お魚の旬までお詳しいんですね、出国前、華丘商店街の鮮魚店に一緒に行きませんか?」
〈華丘の鮮魚店と言えば浜田鮮魚店ね、あの威勢の良い面白い青年が居る。〉
「奏楽さんをご存知でしたか。」
〈えぇ、知ってるも何もご用聞きに来てもらっていたのよ。〉
「そうだったんですね、将さん、面白いご縁ですね。」
車内の談笑は誰が見ても〈若夫婦との家族旅行〉に見える。

【浜田鮮魚店編です。】

〈ビ、ビ、ビエックション!!チクショウ!
誰かオレっちを噂してるか?もしかして咲夢ちゃん?〉
〈おい、奏楽!何アホなこと言ってるんだ!手を動かせ手を!〉
〈マイマイ、うっせーな!どう想像しようがオレっちの勝手だろ!〉

お客さんたちがまた始まったとばかりに女将さんに。
〈お似合いな2人だよね。〉
〈ああ、やってじゃれ合って仲いいわよね。〉

〈はぁー?仲良くねーし!〉
〈オレっちだって同じこと思ってたよ!〉
〈だよな、嫁と言ったら咲夢ちゃんだ!〉
〈だよな、だよ、そうだよな、親父!〉

ガシャーン、二人の頭に煎餅の蓋が投げ落とされる。
〈アンタ、何バカ言ってんのさ!咲夢ちゃんは山神さんの婚約者だろ。〉
〈奏楽、そろそろ現実を見ような?〉
〈マイマイだってあのオッサンがいいんだろ?〉
〈そりゃー、そうだけど…無理ゲー、今度、あの2人が買い物に来たとき2人の雰囲気、空気感を見てみな。〉
〈マイマイちゃん、そろそろ本屋のバイトの時間だろ?〉
〈奏楽の父ちゃん、…今休んでるんですよ。〉

……マイマイは奏楽を怪我させてしまった責任を感じ学園も休みがち宮園書店のバイトは退職する旨を伝えていた。


マイマイはこのまま浜田鮮魚店の看板娘とモデルになってもらおうかと。笑
910
投稿者: ◆qxoHFK2gD.
2024/08/19 23:03:13    (lX7wxcVT)
咲夢さん、こんばんは。

気分転換大歓迎です(#^.^#)
出も無理はしないでくださいね

今は落ち着いたみたいだけど、夕方から雨と雷が凄かった(>_<)


【本編です】

『母さんたちも浜田鮮魚店の常連さんなんだ。っていうか、俺たちの方が、ご新規さんなんだろうけど(笑)あそこって品物はいいんだけど、ちょっと馴れ馴れしいのが玉に瑕かな。』
バックミラーに写る咲夢の目を覗き込む。
『さあ、着いたよ。流石にお腹減ったな(笑)』
車を停め建物に入り、土産物等をひやかしながら歩いていく。

<啓輔さん、これなんか向こうの人達に喜ばれると思いません?>
寿司や色々な食品模型が付いた、キーホルダーを手に取り義父に指し示す母。
<ああ、海外の人は食品サンプルとか好きみたいだよね。>
母に示されたキーホルダーを受け取り、しげしげとみた後、返事と共に優しく母に返す義父。
その様子を後ろで微笑み合いながら見ている咲夢と将

少しそのままにしていた将だったが、わざと囃すように
『お二人さん、お熱いのは分かりましたから、そろそろ食べに行きませんか(笑)買い物タイムは食事終わった後で。』
<ば、ばか、将ったら…親を茶化すものじゃありません。>
<そ…そうだぞ、将君。>
『はいはい、ごめんごめん(笑)』
<返事は一回って何度も言ってるでしょ、しょうがないわねもう(笑)そんなことじゃ咲夢に嫌われますよ>
そんな他愛もない会話をしながら、何件かあるレストランの店先にあるサンプルをそれぞれ見ていた四人だったが、
『ここにしましょうか?ミックスフライ定食に、帆立貝柱フライと烏賊フライ乗ってるみたいだし。』
<帆立貝柱と烏賊って、将あんた昔から好きよね貝柱と烏賊(笑)どうせなら地の物にすればいいのに。>
『うるさいなあ、もう。ちゃんと地の物の鰺も乗ってるって。』
<私はここでいいけど、啓輔さんと咲夢はどう?>


【DQNカップル編(笑)】

<〇子、吊り橋行く前に、ちょっと寄りたいところあるんだけどいい?>
<ん?大丈夫だよ>
それぞれの手は、それぞれの太腿・股間を這いまわっている。
<〇〇のおっきくなってきたよ、どうして(笑)>
<そりゃ、〇子のここが湿ってきてる理由と一緒(笑)>

一時女の太腿から手を離し、駐車場に車を乗り入れる男。
駐車場に止まっている車は、他には一台もない。
<〇宝館なにここ?他に車一台もないじゃない>
<いいから(笑)一度は、話のネタに来てみたかったんだ。>

911
投稿者:咲夢 ◆FL6PYKU6Uk
2024/08/22 13:09:33    (CxhuDpLk)
将さん、こんにちは。
雨と雷が凄かったです。

【本編です。】

キーホルダーを選んでいる両親を将とふたりで見ていると将が両親を茶化す。
「将さん、父さまもママさまも困ってらっしゃいますよ。」
そう言う咲夢も楽しげに将と手を繋ぎ目的の海鮮フライが見つかり入店。
いつものように並んで座りお品書きを見。

「咲夢は小盛りの鯵フライにしようと思います。」
〈私は金目の煮付けにしよう。〉
〈寿司と地魚の串揚げか…、イヤ、寿司はやめとくかな。〉
〈夜に多分お刺身がたくさんよ。〉

父さまが片手を上げると店員さんが注文を取りに来る。
それぞれが注文すると会話に花が咲く。
「出国までママさま、お時間ありますよね?
先程のキーホルダー、金具部分を変えるとアクセサリーに作り変えられます。」
〈そうなの?咲夢が出来るの?〉
「はい、書店のオマケで作ってます。」
〈なら私にも教えてくれるかしら?〉
「はい、ホテルよりお家…、マンションでいいでしょうか?」

将に了承を得るように将の顔を見る。


【宮園書店編です。笑】

〈咲夢ちゃん、休みだしマイマイは辞めるって言うし…。〉
〈相川くん、咲夢ちゃんはご両親と旅行で帰ってきたら出勤だよ。
マイマイは仕方ないんじゃない?モデルさんもするって言ってたし。〉
〈しかし浜田鮮魚店の奏楽がマイマイ助けたとか、チャラチャラした感じなのにな〜。〉
〈そうか、相川くんは奏楽の子どもの頃、知らんからチャラチャラ言うのか〜。
アイツ、意外と正義感の男なんだよ。
奏楽が小学生の時だったかな…。華岡公園でチャリ暴走してた小学生が幼稚園くらいの女の子ふたりくらいを轢きそうになってな。
チャリ蹴り飛ばして女の子助けたんだよ、で、太ももに結構なキズが残ってるはずだよ。〉
〈小野店長、何で知ってるんですか?〉
〈これも知らない話か、俺、高校生の時からここでバイトしてるんだよ。〉
〈えーーー!!〉
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