【シチュエーションの経緯は仰る通りかと。

　そうですね…
　とても素直で思いやりがありますが…

　下着はこちら次第なので気に入っていただけるかはわかりませんが、何れにしてもパーソナルな部分を感じていただければ良いかなと思います。
　因みにお好きな下着、食い込み方などはありますか？参考までに。
　
　安藤さんはそんな健気な少女にも牙を向けるというのでしょうか…　妻だけでなくその娘にまで…　だとすればその原動力は何なのか？…
　こちらこそ楽しみになります。】

【パーソナルな部分…。
なんでしょう、一般的なワードであるはずなのに摩耶さんが言うと凄くエッチに聞こえますね。

特にこういう下着を、とか、こんな食い込み方、みたいな希望があるわけではないんです。
というより、仮に希望を伝えたとしたら、きっとそれを組んでくださりそうな気がするんですよね。

嬉しい反面、楽しみを一つ減らしてしまうことになりそうで。
あえてお任せにしようかなって思います。

牙をむけるかどうか…。
それはほんときっかけに尽きるのかな、そんな風に思いますね。
当然ですが、当初というか本来というか、
あくまでターゲットは摩耶さんだったわけですが、
それが偶然、撮れてしまったり、あまりにも無防備な瞬間を意識されると
どうしても選択肢に入ってきてしまいそうです。

それが覗こうなどと考える男の前でならなおさら…ですかね。

本日は比較的、暇なので。
何時ごろ覗けそうなど、わかればまた教えてください。
そのタイミングには見るようにしますね。】

厭らしかったですか…　無意識にそういった言葉を表現してしまっているのかもしれませんね。
感じられた事は都度伝えてくださると安藤さんの好みも知れますし嬉しいです。

下着の件、承知しました。
仰る通りですね。自然な内容を反映させていただきますね。

展開の件、イメージ通りです。
あくまで日常に潜んだ偶然から発生した狂気。そういったものがマッチします。安藤さんにも合っているのではないかと思います。

そろそろ再開しましょうか。
安藤さんが導入してくださるなら受け入れますので決めていただいて結構です。
飛び飛びになるかと思いますが22時くらいまではお相手できるかと思います。

【お互いに相手を興奮させるような描写を無意識にでも表現している。
良い関係性ですね。

なんでしょう…
〇〇好きですよね？とか、お好みだと思います。
とかってあんまり言われないので凄く新鮮です。
摩耶さんの中に私のイメージを持ってもらえているのかなって思います。
嬉しいですね。


再開の件、承知しました。
書き出してみますね。
娘さんの登場に関しては、タイミングはお任せします。
変にこちらでにおわす描写をしたら、強引に登場させざるを得なくなると思うので。
時間の件も承知いたしました。

いつものように、今日はここまでという文言のおかげで、待っていいのか寝てもいいのか判断で来て、非常に助かります。】



「へぇ…あのマット…そういう機能もあるのか…。」

今夜も今夜とて、工藤邸にお邪魔する日。
急ぎの仕事を終わらせると、いつでも帰れる状態で工藤が落ち着くのを待っている。
そんな時間に少し、先日摩耶に送ったキッチンマットの使用例などをネットの口コミで見ていると
キッチンに立つ主婦のストレス軽減を目的としたちょっとしたエクササイズ機能を紹介していた。


「足跡マーク…なるほど…、単に面白半分に模様として入れただけじゃなく…
身長や体重に合わせて幅を変えたり…できるのか…。

何々…Bluetoothに接続すれば、その足跡を遠隔で動かすことができる…、へぇそんなことまで。」

キッチンマットとしてだけではなく、ちょっとした遊び道具としても使える要素の紹介。
もちろん、キッチンマットを求めている主婦からは不要の声も少なくなかったが。

-これ…摩耶さんはハマるんじゃないの…？もちろん、Bluetoothなんて言ったら怪しまれそうだから言わないけど…。
黙って接続したら、摩耶さん次第だけど、足幅を好きに調整することができるんだから…。
早く行きましょ…？工藤さん。-

ぞくりとする興奮を感じながら、ちらっと工藤に視線を向ければ、ちょうど終わったのか席を立とうとしていた。




-帰宅後-



「今日はいつもより早めに片付いてよかったな、安藤。」

時計を見ると、確かにいつもより少し早めの時間だった。
そんなこともあり、摩耶はまだ支度中。
さすがに最初からキッチンにいるところにカメラを設置に行くわけにもいかず、もどかしい気持ちになりながらもいったん摩耶が先に出してくれたお茶を飲みながら、少し休憩することに。

「摩耶さん、ありがとうございます。」

視線を向ける摩耶の表情を見れば、先日の興奮が蘇るようで。
今にも怒張しそうな股間を抑えながら、今日もその時を待ちわびるように。

「ごめんね？バタバタして…私もさっき帰ったばかりなの…」

摩耶は貴方にお茶を差し出すと足早にキッチンへ行き家事を始めた。いつも落ち着いてる彼女の少し違った一面を垣間見る。

今すぐにでもカメラを仕掛けたい…

カメラが握られたポケット内の右手はギリギリと力を増している…
マットの特殊機能を知り、計画を練った上で工藤邸に足を入れた貴方にとっては苛立つ状況。今日に限ってこんな事になるとは…

。。。。


「ふう…摩耶、美味しかったよ。ごちそうさま。」

「うん、お仕事頑張ってね？」

結局キッチンに入る隙はなく、夕飯を食べ終わり仕事を始める時間となる。

「じゃあ安藤、俺は2階に行くから。…ん？どうした？何か浮かない顔をしてるな？大丈夫か？　　…頼んだぞ？」

鬱々とした貴方の顔を見た工藤は不思議そうに尋ねる。微妙な相槌を聞き、とりあえず安心して2階へと上がっていった。



ガチャ…

「ただいまぁ…　あ!安藤さん!来てたんですね。ちょっと久しぶりですね(笑)ゆっくりしてってくださいね？」

徐にリビングのドアが開いた音が聞こえると同時に、室内に珍しく若い女性の声が響く。
憂いが吹き飛ぶ様な感覚を感じ思わず声の方向を見ると制服姿の少女が立っている。

「綾乃!ちょっと遅いんじゃないの？ダメじゃない。」　

「ごめんね？友達と話してたらちょっと遅くなっちゃった(笑)」


《工藤綾乃》

工藤、そして摩耶の長女にあたる娘。現在c学3年、高校受験を控える少女。
成績優秀な優等生。賢いがややマイペースな話し方が特徴的で独特な雰囲気をもっている。貴方とは何回か会った事がありある程度会話した経験があった。
幼いながらもどこかシャープな顔立ち、目元は摩耶譲りか。口元や長い手足、やや豊満に見える下半身は体格の良い工藤譲りだろうか…　
二人の優秀な遺伝子を多く引き継いだ様なその少女は颯爽と現れキッチンで水を飲んでいる。

「翔也大丈夫かな…最近寝付きが悪いの…私も行きたいんだけど…まだ家事がいっぱいあるんだよね。」

「後やっとくよぉ？お母さん行ってきなよ。」

「そお？ありがとう。安藤君に失礼がない様にね…　」

そんな二人の声がキッチンから聞こえてき、摩耶は足早にリビングから出ていった。

「お母さん翔也の子守りに2階へ行きましたぁ。最近寝付きが悪くてぇ…
　何かお飲み物とか必要あれば言ってくださいねぇ？ン(笑)…」

キッチンに立ち貴方と向かい合った綾乃はにこやかな笑みを浮かべ優しく振る舞う。
貴方は水を貰いにキッチン側へ歩きふと覗いてみるとフワリと上がった紺色のスカートがチラッと見える。さらに覗いてみると…家事をしている綾乃が見えた。マイペースな雰囲気で手際よくこなしている。この歳で…賢く優しい子なのだろう…



グッ…　　　　フッ…


急に上半身を大きく曲げ前屈みの姿勢をする綾乃。スカートが後ろに少し膨れる。
先ほど見えたスカートはこれだったのだ。


「ン…」　　　　グッ!…

吐息の様な声が微かに聞こえたかと思うと、綾乃はグウッ…と上半身を90度近く曲げる。両脚は、真っ直ぐに伸びている。腰の位置にある棚に食器を入れているようだ…
大胆で、独特な体勢…　しかも、ずっとそのままなのだ…　何秒経った？


「あっ!　【スッ…】何か、飲みますか？」

貴方に気づいた綾乃は姿勢を戻し微笑んで対応する…　

【綾乃ちゃんの紹介があったとはいえ、長文でのレスありがとうございます。
読みながら楽しくなってきてしまいました。】


帰宅が早まったことが少し摩耶を焦らせたか。
少しばたばたと準備させてしまったことを申し訳なく思う自分がいる。

-申し訳なく思う…ところはそこじゃないか…。-

と、そんなことを脳内で突っ込みながら、まだ軌道に乗らない盗撮の準備に少し苛立ちはするもののどこか気持ちに余裕もあって。
とはいえ、さすがに顔に出ていたのか工藤に指摘されると、少しハッとして雑な相槌を返してしまう。
なんとか、ごまかして工藤を安心させることに成功すれば、いつものように、2階へと上がっていった。



「綾乃ちゃん…？綾乃ちゃんじゃないか、久しぶりだなぁ…。
最近は何度かお邪魔してたんだけど…見かけなかったから…あいかわらず元気そうだな。」

と、久しぶりに目にする工藤、摩耶の娘綾乃の姿を見て、ゆっくりと立ち上がりそんな言葉をかける。
父親と母親の良いとこ取りをしたような、顔つき、肉付き。
街中ですれ違えばとても義務教育の最中とは思えないほどの色気もあった。

摩耶とのやり取りを横耳で聞いていると、
やはり先日の工藤の話からも合った通り、翔也の寝つきが悪いようだ。
想定通りというべきか…、工藤の戻りが遅くなることは幸運に思えたが…

-私も行きたい…だって…？-

期待を一瞬にして踏みつぶされたような感覚に陥る。
せっかく工藤が長く席を外すのに、摩耶のいないんじゃ何の意味もない…。

-なんてこった…。-

青天の霹靂とでも言おうか。そんな衝撃に打ちひしがれながらも、さすがに表情に出すわけにもいかず。
摩耶が2階へ上がったことを告げられると、少し残念な気持ちを持ちながらも

「あ、あぁ…。ありがとう。」

それとなく綾乃の近くへ、キッチンの方へと向かうと飛び込んできたのは綾乃のスカート姿。
そしてその体勢、少しずつ考え方の幅も広がっていく。

-綾乃ちゃん…悪くないな…。むしろいい…。
それに、体が柔らかいのか…？そんな体勢でも気にしないんだな…。
これはちょっと、思わぬ掘り出し物かもしれないな…。-

標的が変わった…、いや、増えたというべきか。
大人の色気を滲ませる摩耶。
そして、若さあどけなさ、可愛らしさを持つ綾乃。
別にどちらにターゲットを絞る必要もない。
両方楽しめばいいんじゃないか…？
そう考えると、飲み物の話を持ち掛けられ…。

「綾乃ちゃん、片付けは後にして少しあっちで話さないか…？
最近の感じだと、工藤さんも摩耶さんもそんなすぐには戻らないと思うから、片付けはゆっくりでも大丈夫だよ。俺がドリンクもってくから、グラスだけ先にリビングに持って行ってくれるかい？」

少し違和感のある提案だったが、先に綾乃をリビングに行かせなければカメラを備えられない。
そして、あとで片づけを手伝う、と言ってしまうとPC上で確認ができないのだ。

-勘の良い子っていう印象はないけど…。-

上手く誘導して、リビングに先に向かわせれば、
キッチンマットに数個の小型カメラを設置、起動。

準備が整えば、後は時間の問題。
少しの間綾乃との談笑を楽しんで…。

-工藤さん…。
ほんと、貴方…良いものを持っていますね…。
全部…俺がいただきますね…。-

【遅くなりました。
　ありがとうございます。前に書いたのですが初体験は足カメラが希望でして…
　盗撮被害を話題にした会話をしてみたいです。綾乃の今の対策状況を暗に探ったり、お父さんは盗撮被害に関して気にしてたりするの？とか…ジリジリと陰湿に
　攻められて…最後は残酷に頂いてほしいです。　】



この男の狂気の起因はなんなのだろう…
工藤がある意味、摩耶より大切にする娘という存在にまで毒牙を向け始めたのだ。
無邪気な振る舞いによって舞ったスカートの裾によりその邪悪な欲望は駆り立てられてしまった。

「…はい！いいですよぉ。そうですね、お父さんお母さん・・たぶん30分は戻ってこないと思います…
　じゃあ持っていきますねぇ？」

一瞬キョトンとした綾乃だったが直ぐに返事よく承諾し、にっこりと笑いリビングへグラスを持って行った。
恐らく、純粋で人をあまり疑わない性格なのかもしれない…　知的な反面、危うさもあるのか…


。。。。

遅れてやってきた貴方は飲み物をテーブルへ置こうとすると対面で横向けに座る綾乃が目に入る。
2本の長く綺麗な脚が足首の位置でクロスされている…　スカートの裾は膝より少し上に捲れ上がりその美脚を際立たせていた。
貴方に気づくと綾乃はサッと前を向き姿勢を正す。独特な雰囲気だが礼儀も弁えている子なのだろうか…


「ありがとうございまぁす。ちょっと遅かったですね？飲み物見つかりにくかったですかぁ？　…大丈夫でした？ン(笑)」

妙に遅かった貴方に不思議そうにし質問する綾乃。
返事を聞くとにっこりと笑った。

「久しぶりですねぇ安藤さん。元気でしたかぁ？
　話ってなんですかぁ？」

二人は向かい合い綾乃は優しく微笑んで貴方をじっと見つめながら話している…

【今日もお疲れ様です。
分かりにくい描写で申し訳ございません。
もちろん、最初は足カメラのつもりでいましたよ。
なので、「カメラをキッチンマットに設置するために」一度、リビングに移動してほしかった。
というわけです、ややこしくてすいません。

摩耶さんのおっしゃる足カメラ、が、最初はスマホで盗撮、を指しているなら
綾乃ちゃんに対しての初回はそれで対応しますので、おっしゃってください。
食い違いがあったら申し訳ございません。

会話の内容の件は承知しました。
探る感じ、いいですね…。】


-これでいいか…。
長く使用していけばきっとくたびれて薄くなっていくはずだ…。
その時のことは考えておかないとな…。-

追いやるように綾乃を先にリビングに向かわせると、
手早く小型カメラを設置していく。
慌てて飲み物を見繕ってリビングに戻れば

「ごめんごめん、摩耶さんいつも飲み物たくさん用意してくれてるから迷っちゃった。」

と、適当な言い訳をしながら、綾乃と向かい合うように腰を下ろす。
スカートの裾からすらっと伸びる足…脹脛から足首にかけてのラインは特に透き通って見える。

年頃の女の子、を感じさせながらも発育状態、要所の立ち居振る舞いはやはり母親譲りなのか。
時折感じさせられる、女性、にドキッとしてしまうのも否めない。
そんなことを考えながら飲み物に口をつけ、話題を気にする綾乃に

「あぁ、ほんと久しぶりだね。
元気だったよ…、いや、身体は元気じゃなかったかも、仕事は忙しかったからね…。
でも、工藤さん…綾乃ちゃんのお父さんに色々助けてもらって何とかなってるって感じかな…。


話ってほどのことじゃないけどね…。

最近学校はどう…？

なんか、盗撮の被害に合う子が増えてる、みたいな話が合ったとか、摩耶さんが言ってたけど…。
綾乃ちゃんの学校は大丈夫なの…？」


周囲で頻繁にそのような声を聴けば、無意識に警戒しがちになるもの。
余計な緊張感で気づかれるわけにもいかない。
し、そのせいでバレるわけにもいかない。

-盗撮被害…まったく、タイミング悪く余計なことをしてくれるやつもいるもんだ…。
やるならバレないようにやれっての…。

まぁ、おかげでこうやって自然に盗撮に関しての意識とか確認できたりするんだけど…。-

「さすがに工藤さんも摩耶さんや、綾乃ちゃんの心配とか…すごいしそうだなって思ってさ。
特に綾乃ちゃんなんか、見るたびに別人みたいに大人の女になっていってるじゃない…？
心配だと思うんだよね…？」

と、冗談交じりに茶化すようなことを言いながらも本当にそう思っているだけに嫌味っぽくない感じで伝えていく。
じりじりと、その被害の当事者になる時間が迫っていることなど露も知らない綾乃を眺めながら、興奮が昂っていくのを感じて。

【お疲れ様です。
　こちらこそ理解力がなくて申し訳ありません。
　スマホで直に…という事でしょうか？もしそうならそれでお願いしようと思います。】



「そうだったんですねぇ。お疲れ様です。
　わぁ…お父さん凄いんだなぁ(笑)カッコいい！」

真剣に話を聞き貴方を労ったかと思えば父の活躍ぶりにそれ以上の感情を見せる綾乃。

「あ…そうなんです。ちょっと前も友達が盗撮されちゃって…　スカートの中を撮るなんて…　その子泣いてました。
　あ、そうです・・その…【逆さ撮り】？っていうらしいんですけど…その…スカートの下・・真下から・・・スマホで・・撮られたみたいです…怖かったんだと思います…私がずっとついてるからって・・慰めてました…」

盗撮の話題を出されるも全く動揺する素振りを見せず自然と答えていく綾乃。
どうやら友達も一人被害に遭ったらしい。
逆さ撮り…
綾乃の口から出たその言葉が出た…それがどういった内容なのかも知っている…
綾乃はやや言葉を詰まらせながら被害内容を貴方に教えてくれた。
「気持ち悪い！」
といった言葉で糾弾する事はなく、やけに冷静に話している…
かと言って怒りがない訳ではない。友達をしっかりとフォローし、加害者に対する怒りも感じさせた。

「はい・・二人からも『気をつけなさい』って言われました。特にお父さんが何回も言ってきて…ちょっと心配しすぎ(笑)なんでお父さんがあそこまで気にするんですかね？
　でも・・嬉しかったです(笑)ン(笑)」

徐々に明らかになる工藤の心情。
娘のスカート内を盗撮…
断じて許さないだろう…　しかし、どこか過剰なものもあるらしい。
何故…
綾乃はそんな工藤を嬉しくも思い微笑んで見せる…

「ほんとですかぁ？大人っぽいですかぁ？ンン(笑)そうですかねぇ・・
　
　…盗撮被害に遭った時の対策として・・重ね履きが勧められてるんですけど・・私ちょっと苦手で…　友達は皆してるみたいなんですけど…
　私はあんまりした事なくてぇ・・・・・・というか・・・・1回もした事ないです！」



…生・・・パンツ・・



この盗撮被害が蔓延する現代で・・この少女は・・・【生】・・
それも…毎日…

しかも、貴方が内情を探る中・・この娘は自ら言ってくれたのだ…
今、そのスカート内の実情を…
煮え滾る欲望を秘めた貴方に…

【ありがとうございます。

摩耶さんのおっしゃる足カメラが
・スマホでのスカート内盗撮
・キッチンマットに仕込んだカメラでの盗撮
どちらを指していたのかがわからなかったもので。

一旦描写上では、キッチンマットにカメラは仕込みましたが、おっしゃるように
初回はスマホで直に…を実践しようかと思います。
それでいくなら、話につき合わせた分、手伝うよ…が自然になりますしね。】


「そうなんだ…友達が…。
それはそのお友達も辛い思いをしたね…。」

実際に被害に合った友人の話を聞けば、さすがに空気も重くなる。
それだけ年頃…いや、女性にとって盗撮されるということは衝撃的なこと、考えられない出来事なのだろう。

話をしている最中も、感情的にではなく内容を理解した上で説明している印象。
もちろん、自分は被害に合わない、と思っているわけではないだろうが、俯瞰して考える力を持っているようにも思えた。
それ以上に友人への気持ちや…父親、工藤の活躍を素直に喜べる辺りは、母、摩耶の思いやりをしっかりと譲り受けているのかもしれない。

「そりゃ心配するさ…普通だと思うよ？
だってお父さんなんだよ？俺だって娘やそれこそ彼女がそんな目にでも合ったら気が狂いそうさ…。
それだけ、綾乃ちゃんを大事に思ってるってことだよ、良いお父さんじゃないか…。」

工藤の盗撮に対する意識も、当然かと思えるような内容が返ってくる。
その言葉にも嬉しそうにしている綾乃。
摩耶にしてもそうだが、家族間での愛情の深さを改めて知ることができたと言える。

「だから…。」

建前をそれなりに並べたのちに、続ける言葉…


「-外では-十分、注意しなきゃダメだよ…？
安心できるのは、家の中だけ、なんだからさ…。」

-そう…盗撮の被害で警戒するのは仕方ないさ。だから、外では十分に気を張ってくれ。
そして、その緊張分…家では緩んでくれたらいいんだよ…。-

と、本音と建前が混ざり合う言葉をかけるが、それが意味を持つかどうかなどわからない。
ただ、潜在的にどこかにそんな意識が残っていれば…いつか、なんてことはさすがに考えてしまった。

大人っぽい、という言葉に素直に喜びの表情を浮かべる素直さを持ちながらも
重ね履きをしたことがない…などと、危なっかしい言葉が自然に出てくるあたり…親の立場で居れば心配でたまらないだろう…。

-生…なのか…、綾乃ちゃんは…。
へぇ…どんなパンツ履いてるのか…気になっちゃうじゃないか…。-

自然と下半身に視線が走ってしまう。
ポケットの中のスマホの動画撮影モードをオンに切り替え、いつでも写し込めるように録画状態を保ちながら床に伏せる。
自然に作り出される、テーブルという名の死角。そっとカメラを向けても気づく余地もないだろう。


「でも、やっぱり危ないんじゃないか…？なま…じゃなくて、重ね履きしないのは…。
苦手なら、帰ってすぐ脱ぐとかでも…良いと思うけど…？
それでも、嫌かい…？」

あえて、重ね履きについての話を掘り下げながら、生パンでの生活へのこだわりの強さを確認する。
仮にこれで重ね履きをするとしても、きっと彼女は帰って早々に脱いでしまうだろう。
どちらでもいいのだ、そこで話を広げる興奮というものを感じたいと思いながらそんな言葉をかけ、

そっと、カメラのレンズを綾乃の足元に向ける。

-盗撮の被害…あっても気づかなかったら…関係ないですよね…。
大丈夫…心配には及びませんよ…工藤さん…楽しむのは俺だけに、しておきますから…。-


今宵も、ぐっと股間に血液が集中するのを感じる。