2024/11/06 17:55:00
(afbRjQJG)
景子(いや、いや・・・誰か・・・助けて・・・こんなのいや・・・)
口をパクパクと開いているが声は聞こえない…大方こんな事を思っているのだろうか
股間ら顔を覗かせるペニスに気付いた彼女の表情は絶望の色を滲ませていた
だが、僕は絶望とは別の感情を彼女の雰囲気から感じていた
口元は緩み、先程とは違う意味で息遣いが荒れている…明らかに期待と興奮が見て取れる
正義のヒロインとなった自分が醜い怪人によって穢される…助けを望んでも誰も現れず、無力感に苛まれながらも屈服せずに無意味な抵抗を続ける
そんな情景でも想像しているのだろう
僕はそんな彼女の期待に応えてやろうと露わになった割れ目をペニスでなぞってやる
挿入されそうな恐怖(或いは期待)か敏感になった部分に対する刺激か、上下になぞる度に彼女の身体がビクッビクッっと跳ねていた
ひとしきり虐めた後、狙いを定めて彼女の中へ挿入しようと少しずつペニスを押し付ける
普通なら絶対にこんな事などさせないだろう…
でも、怪人として戦隊ヒロインの景子に接するなら、例えどんな酷い事でも受け入れてくれる、彼女の態度から僕はそう確信していた
その時
― キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン ―
『下校の時間です、当直の先生方は見回りを行って下さい』
無情にも昨日と同じ放送が流れた、景子にとっては魔法が解ける合図…
安堵した中に何となく残念そうな雰囲気を感じさせながら、彼女は普通の女子高生へと戻っていく
そんな彼女の目の前には、自分を“穢してくれる怪人”からただの醜い幼馴染へと戻った僕が居た
途端に嫌悪感を表してきたが、縛られている自分の状況もちゃんと分かっているみたいで、なるべく刺激しない様に声を掛けようと思案している
早くしないと見回りの先生に見られてしまうからだ
だが、妙案が浮かばないのか時間だけが経っていく…次第に彼女は焦りだしたのだが、僕は一向に彼女を自由にするつもりは無かった
何時現れるか分からない先生の影におびえ、今にも泣きだしそうな顔をしている景子…こんな状況を見られては廃部は免れないだろう
そんな彼女を抱き寄せ、耳元で小さく呟いた
「誰も来ないよ…」
その言葉に驚いた表情で僕を見る景子、そんな彼女に不敵な笑みを浮かべると
「顧問の先生にさ、今日は部活の事を部長にいろいろ聞きたいので戸締りはこちらでやります。って言ってあるんだ」
未だこの状況から解放される事は無いと知った彼女…更に僕は追い打ちを放つ
「残念だったなレンジャー・ピンクよ、この空間には誰も入れぬ。助けを期待しても無駄な事だ」
魔法は解けていなかった…景子は再び囚われのヒロインへと戻されてしまう