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1: 罪と罰
投稿者:
ふう
菱木卓の母は物心をついた頃には、すでにいなかった。
派遣会社を経営する父の元で育ち、そんな卓はいつしか中学生になっていた。 父の派遣会社は一見して普通の派遣会社にしか見えないが、2面性を持っているのは知っていた。 けれど幼い頃から見てきたそんな環境が当たり前だった卓には、同業はみんなそういうものだと思っていた。 夕方になると20代〜50代の女性たちが出勤してきて、卓の良き遊び相手をしてくれていた。 いつな頃からか父親から、こう言われるようになった。 ……卓、いつか理解する時がくると思うけどな、お姉さんたちのことは誰にも言っちゃ駄目だ。 絶対に………。 子供心にも薄々は普通とは違う、何かを察してはいた。 それがお姉さんたちに漂う性の匂いなのか、連絡があると女の優しいお姉さんの顔から女の顔になのだから。 お姉さんたちからすれば、卓は汚れのない癒やしだったのかもしれない。 様々な理由で身体を売るところまで堕ち、悔やみの中で唯一の眩しい存在だったのだから。 それも中学生になると、終わりを告げた。 父の鶴の一声が早すぎる大人への階段を、否応なく登ることになったのだ。 ……卓を、大人にしてやってくれないか……… 彼女たちは当然戸惑いを見せたが、雇い主である父の言葉には逆らえなかったのだろう。 まだ自慰行為すら朧げにしか知らなかった卓は、お姉さんたち数人に浴室に連れて行かれたあの日を忘れてはいない。 両手両足を拘束されて全裸にされると、まだ当然のように包皮を被ったそこを、ゆっくりと剥かれたのだ。 過保護だったペニスの亀頭は気色悪いほど赤く、とにかくショックだった。 お姉さんの1人はこびり付いた白い汚れというのか、洗い落としてくれた。 今では優しくしてくれていたと理解しているが、耐性のないそこは性的快感を享受できる状態ではなかった。 まるで幼い頃に道ばたで転び、肘か膝小僧を派手に擦り剥いて肉が露出した傷を、擦り洗われるかのような苦痛だったことを憶えている。 それが済むと過敏なそこをお姉さんの1人が、口に咥えてしまったのだ。 若過ぎる果実に舌を這わすようなことはせず、唇だけを使って粘膜の感触を伝えてくる。 その感触はまだ痛みを感じる直前にしか感じず、ただ温もりだけが救いだった。 そんなことが数日置きに繰り返されて突然お腹の底から何かが猛烈な勢いでこみ上げてくると、生まれて初めての射精をしていた。 それからの卓は、彼女達の捌け口になっていく。 彼女達にしてみれば同じセックスでも、汚れた男達に抱かれるのとは違って、新鮮な果実を食せる機会なのだ。 中学生とはいえ父譲りの見事なサイズ、綺麗な色の硬く逞しい若いペニスと出会うことは、そうあることではない。 ましてや快感を覚えたばかりの男の子が自分の体の下で悶え、自分の腰の躍動で呆気なく果てるのだ。 膣の中で脈動しながら精液を吐き出し、落ち着くとまた腰を動かし、女の子のように喘ぐしかない卓を見詰めながら膣の奥でペニスを味わう………。 数日置きに代るがわる今日は私、今日は私というようにせっかく充填された精液を吐き出させられる日々。 淡い恋を経験する前にセックスを覚えさせられ、どこをどんなふうにすれば女が喜ぶかを彼女達に教え込まれていった。 中学生にして射精感をコントロールをし、来る日も来る日も彼女達と繋がった。そして、卓はあることに気づいた。もちろん人にもよるが、30代半ばぐらいからの女性とのセックスが好きだということを。 セックスに対しての貪欲さ、快感を受け止める懐の深さが違うのだ。それは経験値や体質が関係しているのかもしれないが、快感を享受する量が見えないのだ。 どこまでも卑猥な喘ぎ声を出していたかと思えば獣じみた声を上げはじめ、体を弾ませて果てていく。そして再び腰を動かせば狂わんばかりに髪の毛を振り乱し、何かに縋るように手を彷徨わせて快感を貪り食う。 あんなセックスを経験させてくれる女性たちを相手にしていれば、自ずと好みは決まってしまう。 いつしか卓の目は、外の女性に向けられるようになっていった。 酒井明美は今日も変わらず帰宅ラッシュの車内でその身を縮め、揺れに任せていた。20代で生涯を共にすると疑わなかった人と結婚し、42歳になった今日まで子供には恵まれなかった。 子供はいなければいないで夫婦の時間を大切にして、好きな仕事も続けられる充実した生活と言えた。今の生活に不満はない。このまま穏やかに歳を重ねていくものとばかり思っていた。 なのに………。 この10年近く痴漢に遭遇することなんてなかったはずなのに、どういうわけかお尻に違和感を感じていた。若い女でもない自分に痴漢をするなんてどんな者好きなのか、次の駅で駅員に突き出す前に確かめてやろうと明美は首をひねり、自分の肩越しに背後の人物の顔を睨みつけてやった。 前に向き直った明美は、どういうわけか動揺を覚えていた。どうしてあんな子供が………。 明美のお尻を触っていたのは、まだあどけない顔をした中学生?………いや、高校生になったばかりの少年にしか見えなかったのだ。 もしかしたら自分にもあんな息子がいたかもしれない、親子ほど歳の離れた少年の手がスカートの裾を潜って下着に手を這わせてきた。明美はパンストではなく、セパレートストッキング身に着けていた。理由はお腹を締め付けるあの感覚から開放されるし、トイレでもいちいち脱いだりしなくてもいい便利さゆえという理由でしかない。 今はそれが仇となり、下着に直接触れる指が股の下を侵入して秘部に辿り着いていた。どうしてあんな子供がこんなおばさんの私を?どうして、どうして、どうしよう………。 騒ぎを起こせば周囲の視線が突き刺さる。少年の将来は……少年に痴漢されたとヒステリーを起こす中年の女という構図に、誰が信用してくれるというのか。その懸念が明美を窮地に陥れていく。 逡巡する明美の秘部を無表情の少年、卓の細い指先が揉み回していく。明美の嫌悪感は焦燥感に変わり、やがて起き上がろうとする寝た子宥めることに集中しなければいけなくなっていた。 夫との夜の営みは週に1回あるかないに減っており、なんなら2〜3週間もないことは珍しくなくなっている。正直にいえば若い頃よりも今のほうが欲しいと思うことはあるが、無ければないで仕方がないと思うようにしている。そこに不満はないが、ないけれど………。 明美の欲望という名の子が目覚めるのは、必然だった。ショーツの二重底になったクロッチに卓の指の腹が的確に刺激を伝え続けられ、包皮からは明美の充血した実の娘が顔を覗かせていた。 明美があっと思ったときにはクロッチの脇から指が侵入を果たし、柔らかい指の腹に敏感なところを触れられて息を、殺さねばならなくなっていた。 明美は巧みな指使いに翻弄されて失いそうになる我を必死に保ち、扉の脇にある手摺りを滑り落ちそうになる手でどうにか握りしめ、扉の窓の外を見るともなしに見詰め続けるのだった。 卓の指先は柔らかな秘裂の中を前後に往復し、海藻のような恥毛を感じながら泥濘みの海を泳ぐ。そして敏感なところを揺さぶり、女性が耐えられるぎりぎりを見極めながら指の腹で舐めていく。 明美は薄く開けた唇の隙間から、呼吸をするのがやっとになっていた。
2026/06/09 05:04:12(JAiEdMNr)
投稿者:
ふう
…………食事は30分程度は控えて、それからにして下さいね
この日の最後の患者の治療を終え、そう言葉をかけて送り出した。 雑務をを済ませると歯科医の姿から私服に着替えて、勤め先の歯科医院の入るビルを後にする。 今日は夫の帰りが遅く、夕飯は外で済ませてくるはずだからスーパーで簡単なものを揃えるか、それとも自分も外食をしてから帰るるかを考えていた。 過度に派手でもなく地味でもない、年相応に見栄えのするウエストを絞ったデザインのワンピースに身を包んだ明美は、どこにでも居そうな一般的な女性といえた。 後で縛っていた髪の毛を解き、セミロングの黒髪を微風に揺らして歩く姿はまだ十分に30代の名残を残す色香さえ漂わせている。 明美は結局結論を出せまいまま駅にたどり着き、改札を潜った。職務中は仕事に集中していればよかったけれど、この場にまで来ると嫌でも数日前の出来事が頭を過ってしまう。 いい大人の道徳感やプライドを潜り抜け、されるがままになってしまった自分を、明美は恥じていた。それも相手はまだ、あんな少年だというに……。 車窓に映る少年の顔を見るとどこか中性的ににも見えるまつげの長さが印象的で、まさかごんな子がという動揺する気持ちが対応を鈍らせたのだ。 なんというのか強引さはなくスマートにことは進められ、皮肉なことに上手だったのだ現実の中にありながら、非現実感の中で感じさせられる奇妙だけれど、その事実が明美を動揺させる。 自分の中の理性が、自己嫌悪を呼び起こすからに他ならない…手が空くと不意に思い出し、その度に悪い嫁を見たのだ、この次に同じ目に遭えば、その時は毅然と対応してやると、明美は心に誓うのだった。 そしてその時は意外にも早く、訪れた。 梅雨の合間の曇天、湿気を含んだ重い空気の中を歩いて駅に着いた頃、服の下の肌は僅かに汗ばんでいた。到着した電車がホームに風を引き連れて滑り込んでくる。 明美は額にかかる髪の毛を直しながら激しく揺れるワンピースの裾を押さえ、扉から吐き出される人の群れを待って乗り込む人の後に続いた。 いつものように扉の脇の手摺りを掴んで、場所を確保する。電車が動き出して、間もなくのことだった。男性にしてはか細い女性的な指を持つ手の感触が、お尻を撫で始めたのだ。 明美は何気なく俯かせていた顔を、はっ…と持ち上げ、肩から下げたショルダーバッグを両手で握りしめた。 それはまるでこれから始めるよと知らせるようでもあり、普通の痴漢が女が興奮するに違いないと勘違いした、過剰に撫で回す気色の悪いものではなかった。 労わりを感じさするように優しく触れて、お尻から腰へ。そして太腿の外側から下へと流れ、やがて裾が持ち上げられていく。 今こそ制しなければいけないのに、この期に及んで明美は逡巡する自分を認識する。中に入った手が先程と同じようにお尻から太腿の外側を回って前側に達しようとしたとき、意を決して明美は服の上からその手を掴んだ。 子供であっても、こんなことを好きにさせていけない。でも無情にも掴んだ場所は手首であり、指先は肝心な所へと伸びてしまう。反射的に内腿を閉じたが、ショーツのクロッチ越しに、局所的に撫でられてしまっている事実は変えようもなかった。 まるで膝の上で喉を鳴らす猫が、狭い額を指の腹でマッサージを受けるように繊細で優しく、でも確実に効果が伝わるように………。 片手で押さえる明美の手の下で蠢く少年の手が、体裁を繕う車窓に向けた明美の顔を無表情にさせる。 下着の生地越しに指の腹が小さな園を描き、上下に何度も擦る。閉じた柔肉を割った指先が何度も往復を繰り返し、やがて指先が湿り気を感知した頃になると、上へと動く少年の手に被さる明美の手も一緒に動く。 少年の指先はショーツ上側を浮かせ、中へと潜り込んでいく。焦燥の真っ只中の明美に成すすべはなかった。 卓の指先は縮れた陰毛の森を潜り抜け、ぷっくりと充血して顔を覗かせたそこに辿り着いていた。 指を動かされる度に汗ばんだ肌に、ショーツの浮いた隙間から冷涼な空気が入り込む。下唇を噛んだ明美の口が、不意に薄く開いた。 車窓の外に向けられた明美の目は何も語らことなく、動かされる指からの快感を享受することにしか意識は向かなくなっていた。
26/06/10 19:07
(AX4wRmum)
投稿者:
ふう
バスタブに浸かりながら、放心したように考えていた。あの少年は一体、どういうつもりなのだろうと。
一般論として彼からしたらおばさんでしかない私のような女に、何を考えているのかしら……。 それと同時にこれといって抵抗することなく少年のする行為を受け入れてしまったこと、自分でもそれが信じられなかった。 そんな自分を恥じながら一方で表面上は嫌悪しながらも、満更でもないと思う決して認めたくない自分がいることも事実だった。もちろん両手を広げて受け入れられはしない。少なくともまだ、あの少年は如何なものかと思う自分は失ってはいないのだから。 その夜、珍しく酔った夫が帰宅した。アルコールの影響があるとはいえいつになく情熱的に誘われて、明美も火照った気持ちを持て余していたのかもしれない。 けれど夫は途中で不能になってしまった。若い頃はこんなことはなかったのにと、やや残念な気持ちを抱えて夫に背中を向けて眠るしかなかった。 夫といえば申し訳無さそうに謝ってきたが、こればかりはアルコールを恨むしかない。夫はお酒に弱いのだから。 ………大丈夫ですか? フォローをしますから 、あまり無理をしないで下さいね。 私も来週辺りだから、憂鬱です。男にはわかりませんよね 休憩時間に歯科衛生士のひとりに、言われたのだった。無意識にため息を吐く明美の姿を見たのだろう。生理中だと勘違いした彼女は、毎月来る重い生理痛に辟易しているのだ。 女同士だから通じる会話にそれとなく誤魔化した明美だったが、明美の場合は生理の前後のほうがむしろ鬱陶しいく感じるタイプである。 胸の張りや苛々する気持ちの不安定さ、もう長い付き合いだから折り合いの付け方は心得てはいるけれど、それというのも夫の昨夜の不手際のせいにすることにした。何よりも、あの少年の影響は確実にある。この年齢の女に性的興奮を抱かせて揺さぶり、満たされない気持ちを植え付けたのだから。 明美は自分のロッカーの中にあるポーチを手にしてトイレに入り、折り畳まれた小さなシートをパッケージから取り出して広げた。下着から剥がし取ったシートは排卵期を告げる粘り気が強い粘液が付着し、清潔なシートに交換する。 ふっ……と短いため息を付き、明美はトイレを後にした。女ってつくづく面倒臭いと思った学生時代の遠い日を思い、午後の診療に向けて頭を切り替えてトイレを後にした。 ホームに到着した電車が巻き起こす風に、カーキ色のスカートを押さえる。今日はパンツの気分だったのに、寝坊をして急いでシャワーを済ませて出てくると、用意して出しておいたパンツの上に愛猫が寝ていたのだ。 今からすべての準備を終えてからでは毛だらけのパンツを処理をする時間は無いと、急遽スカートに変更をしたのだ。まさかとは思うが2日連続で今日も痴漢をあの少年にされたら、抗い切る自信が持てそうにない。なのに………。 いくらなんでも連日はないだろうと思った明美の考えは、いとも簡単に裏切られてしまった。 少年の柔らかい手がスカートの裾を持ち上げ、太腿に触れてきたのだ。 よく考えれば扉の横は人の出入りが頻繁であるしし、人目が気になる場所といえるはずだが、そこが意外と盲点なのかもしれない。今どきの時代は痴漢に間違われたくない男性が顕著と言えるし、携帯電話に視線を落とす人は珍しくない。 余程の挙動不審だったり女性が声を上げない限りは、気付かれにくい場所になってしまっている。 事実 、少年はこれまで自分を弄ぶことが出来ているのだから。 今日はいつもより30分、遅かった。ホームの陰で見ているとあの人が並ぶ姿が見えたのだ。 初めて見た瞬間からこの人だと、決めていた。 お姉さんたちから教わった女の何気ない仕草、幾つもの特徴から性に深く喜びを感じるタイプを見極めることが出来るようになった。 選んだ女性に触れるたび、ほぼ外れはなく、それは自信に繋がっていた。どの女性も快楽の海に漂い、最後は挿入する段階になっても本気で抵抗はしなかった。そればかりかややお尻を突き出し、深く奥まで届くように自ら望んで快感を得られるようにするのだ。 反応を表に出さないよう我慢強く平静さを保ち、甘味を極力味わうように車窓に映る表情の目元をとろ〜ん……とさせる。 女性の中は柔らかくて温かくて、うねりのある波打つような凹凸感や細かなザラつき感が迎えてくれた。周囲に気付かれないようゆっくりとしか突けないが、その分長く中に留まれる。それはそのまま女性側の快感に繋がり、奥の壁に当たる度に頭が持ち上がるのだ。 このままでは達してしまう焦り、もっと味わいたい気持ちが拮抗して揺れる女心、それが伝わってくるのが好きだった。 この女の人を悦ばせたい、卓はその一心だった。 まさか2日連続で自分が現れるとは思ってはいないだろう。人をひとり間に挟んで後に並び、開いた扉に乗り込む前の人に続き、扉の脇に立った女の人の背後に流れるように身を滑り込ませた。 すぐ後に立つと僅かに汗ばんだ女性特有の体臭が漂い、その時を待った。電車が動き出す………。 お尻に触れると昨日と同じく体をぴくっと硬直させ、頭を下げて俯かせた。 誰もが親子ほど年齢差のある男女を見ても、痴漢の加害者と被害者だと気付く者はいない。見た目にして40前後の女性としてはスレンダーで、どちらかと言えば綺麗な人なのかもしれない。 スカートの中に忍ばせた手に触れる太腿がぴくぴくさせていることから、全面的に受け入れているわけではないようだ。色んな感情を抑えて自分に負けると、後はこちらに従順になっていく。 達しそうになる手前で手を緩め、汗ばむ股の間で指先を再び震わせる。子の人は完全にクリトリスを露出させて触れてもある程度の耐性があるのは昨日で分かっていた。無駄に触れ続ければ苦痛を感じるだけになり、上手にすれば、特に口ですれば数回は達することの出来るタイプかもしれない。そのことはお姉さんたちに教え込まれ、知っていた。 指の腹の下で滑る敏感な蕾が硬く主張し、女の人の膝ががくがくと笑い始める。卓は指を下に滑らせて触れなければその存在に気付かない膣の穴へと、指先を埋めていった。 他首を繰り返し返すように動かして、指の腹に当たる膣の壁を撫でていく。繰り返し何度も、何回も、繰り返し、繰り返し。 明美は知らずしらず上半身はそのままに手摺りを掴んだまま、お尻を後に突き出すようになっていた。お尻の間に何かが当たることよりも、抜き差しされることの抗えない快感のほうが大事になっていた。 夫のペニスを昨夜味わえなかった欲求が自制心を眠らせ、下着の中で躍動させる少年の指に陶酔せざるを得ない。それほど魅力的な快感だから……。 不意にその指が中から抜かれ、下着の中からも手が引き抜かれていく。昨日だって降りる駅の手前まで弄られていたというのに。急に夢から覚めたようになった明美は羞恥心に身が焼かれるいたたまれない気持ちを舐めさせられていた。 そんな明美はお尻で何やらごそごそとされる違和感の後 、スカートの裾を持ち上げられていた。 スカートと裏地に保護されていた肌が、密集する群衆の息が冷房で冷やされた空気に触れ、ひやりとする。 ほんのお尻の中心部分以外は下ろされ、露出部分は最小限になる。その代わりにショーツの片側が横にずらされ、あっ……と思ったときには何かが中へと潜り入ってくる瞬間だった。 僅か数秒後に息が詰まり、その存在が何であるかは性経験のある女なら誰でも認識出来るだろう。 こんな電車内で、明美は信じられなくて両目を見開いた。手摺りを掴む手に力が入り、空いている手を口元に運ぶ。少年にしてはあまりに立派で、夫よりも逞しいそれが膣の中程まで入ってくる。 引いては戻り、引かれては進み来る。ゆっくりと穏やかに何度も、何度も、また……。 やがて子宮の入口まで進み、当てられた。その瞬間に唇の薄く開いた隙間から溜めていた息が漏れ出し、声無き声も一緒に吐き出されていく。 少年の肩から下げられた鞄の影に隠れた手で明美の腰を掴み、手摺り側の手も反対側の腰を掴んで明美の下半身を固定させて、最小限の動きで生理の近い女盛りの明美を翻弄させていく。 クリトリスで受ける刺激とは別次元の深い快感が体中に溶け広がり、自分の意思では止められない悦楽の波に酔っていく。 腰を押し出されるタイミングに合わせ、明美もお尻を突き出してその先を要求する。女も歳を重ねればふてぶてしくなれる。特に秘密を共有する間柄ならば連れ添った夫に対するように……。 この人もご多分に漏れず、セックスが好きな女性なのだと思った。様々な鎧を脱ぎ捨ててこんなに貪欲になれるなんて、それなりの理由があるのかもしれない。 気が付けば30分以上も、時間が経過していた。 さすがにこんなに長い時間を、電車内で女の人の中に留まることは珍しい。女の人の耳は赤く色を染め、達することを踏み止まっているように見える。そのことは膣壁がひくひくと動き、度々強く締め付けてくることからも卓の経験から理解していた。 自分の醜態を、乗客たちに見せたくはないのだろう。卓は腰の動きを止めて、明美の手摺りを掴む側の片手を腰から脇腹へと滑らせ、脇の下を割って入ると胸を包み込む。こんな場所での交わりの満足度を上げるのに、精神的にも女であることの悦びを重ねでもらいたい。 次の駅でこの人が最寄り駅だということは、もう知っていた。胸から手を離し、達しない程度に腰を動かす。優しく包みこんでいた明美の膣は、今では収縮を顕著に見せるようになっていた。 電車が減速を始めた頃になって明美の中からやっと離れ、開いた扉から進み出た明美は足を縺れさせまいとする、そんな歩き方をしているように卓には見えていた。 次に会ったときにもまた受け入れてくれるだろうか、卓は再開時に想いを巡らせていた。 明美はあの場でオーガズムに達するわけにはいかない不条理さと、お預けをされたもの悲しさを覚えながら、狭い充実感をも感じていた。 最後までいけたなら、どんなにいいか……。 叶うかどうかも分からない不確かな期待を胸に、あの少年はまた現れてくれるだろうかと、社会に生きる常識的な成人女性にあるまじきことを考えていた。
26/06/11 00:05
(Qd/QSAHh)
投稿者:
ふう
……噛み心地に違和感はありますが?
虫歯の治療の最終段階、金属製の詰め物を入れたことの確認。 ……それと、そろそろクリーニングをされたほうがいいですね。歯医者さんはお嫌いですか? 明美は努めて柔らかい言葉を選び、男性患者に対して遠回しに告げた。 ………痛くなってからじゃ嫌な治療の回数が増えることになるから、そうなる前に是非いらして下さい… 我ながら少し意地悪な言い方になったかしらと、 渋々と歯のクリーニングの予約をいれると約束、治療を終えたた男性患者の背中を見送る。 明美は昨日から生理が始まった。これから数日間は鬱陶しい日々を過ごさなければならならないのだ。これだから女はと思われないよう、感情の起伏や言葉使いに気おつけなければならない。 もう慣れこととはいえ男には本当の意味で分からない気苦労を持て余しながら、明美はこの日の勤務を終えた。その2日後のいちばん生理の重い日を越えたこの日、揺れる電車内の人が密集する中で、あの細い少年の手の温もりを下半身に感じていた。 するするとスカートの中に侵入した彼の手が前側に周り、閉じた内腿をこじ開けるように入ってきた。彼はショーツの中の厚みのある物体に気付いたようで、その手の動きを止めた。 よかった、今はよして欲しいの、分かるでしょ? そんな独り言をを、内心で呟いてみる。少年はそれでも再び手を動かしはじめると、鼠径部に指を滑り込ませながらやんわりと触れてくる。 内腿やショーツの前側を這い回り、生理中の女の欲情を少しづつ上げてくる。歯痒さを覚えつつも最低限の女の淫らな気持ちを味あわせてくれる。 明美は必要以上の行為に及ばない少年に、その若さに似合わない気遣いに密かな好感を抱いた。 でも寝た子を起こされた以上、悶々としてしまうのは否めない。明美のそんな気持ちを見透かしたように、ショーツを浮かせてお臍から少し距離のある箇所から肌の上を、滑り込ませてくる少年の指先。 止めてよ……という焦る気持ちが、体を硬くさせる。指先はナプキンの下まで進むことはなかったが、女を至福へと導く敏感な蕾をあの柔らかい指の腹が撫で始めるのだった。 ただでさえ生理中で敏感になったクリトリスが、歓喜の声を上げ始める。普段以上に繊細な指使いが明美を否応なくその気にさせていく。 前髪を軽く直し、何気なく腕時計を見たり、意味もなく舌先で唇を舐めてみたりと落ち着かなくなってくる。パンパンに張ったクリトリスが撫でられる快感が頭の中で、幾重にも大きな波紋となって何重にも歪に広がっていく。 油断をすれば声が漏れ出そうになり、体重を乗せていない方の踵を繰り返し浮かせ、膝を曲げたり伸ばしたりを繰り返しだす明美。眉間に寄せた皺が誰にもしられたくない苦悩を表していた。 ナプキンには経血に分泌液が混ざったものが溢れ出し、明美は少年の手首を力強く握ることで耐え忍ぶ……。 生理明けが、待ち遠しかった。 夜の帳が下り始めた空の下を、疲れを肩に乗せた人々を運ぶ電車が、帰路へと運んでいく。
26/06/12 19:12
(HixNIWzt)
投稿者:
ふう
この日の明美は久しぶりに疲れを感じ、重い足取りで駅への道を歩いていた。よほどのことがないと予約なしの患者さんは受け入れないが、急患が駆け込んできたのだ。
待合室で自分の番を待つこの日の残りの患者さんの治療を終えれば、この日の診療は終わりだったのに……。親知らずが悪さをし、片頬を押さえてそれは辛そうに助けを求められては、無下に断れはしない。 あまりあることではないが、レントゲン撮影で判明した事実は、親知らずの歯の根元が顎の骨と癒着しているという珍しいケースだった。取り敢えず痛み止めの処置をして返したとしても、今夜は眠れないだろう。 仕方なく手術の準備を始め、歯肉を切開、顎の骨と切り離す処置の末、親知らずを抜歯する大掛かりな手術をすることになったのだった。 普段よりも1時間ほど遅い帰宅時間となったが、無事に仕事をやり遂げた安心感が心地良い疲れを感じさせ、頬を撫でる夜風が気持ちがいい。 帰りが遅くなる日は夫が代わりに夕食を用意してくれるのだが、あいにくと今日は夫の帰りも遅くなると、玄関を出る間際に言われていたことを思いだした。今更食事の支度をするのも面倒で、夫の携帯に外食で済ませるようメーセージを送信する。 この辺りの飲食店で夕食を済ませてもいいが、どうせなら食事を済ませてすぐに帰宅、シャワーをゆっくり浴びたい。そうなると最寄り駅のそばにあるお店に寄ろうかな、明美はそんなことを考えていた。 それも電車に乗車するまでのことだった。 不定期に現れる少年だったが、まさか今日がその日に当たるなんて……。さすがに鬱陶しくて、触れてくる愛おしいはずのか細い手を、少し邪険に振り払った。いついかなるときも、明美も人間である以上は歓迎できるわけではないのだ。 それに早くもお酒で出来上がったらしいハゲ頭の中年サラリーマンが明美の真横に並び立ち、お酒臭い息を嗅がされて気分も悪い。そんな少年の手が明美の手を取り、指を絡めてくるではないか。 明美の指の股からそれぞれの指を差し込みながら重ねられ、すりすりと性的な匂いを感じさせる温もりを伝えてくる。無視を決め込んでいた明美も官能的な気分を呼び起こされていくのを、認識するのだからたちが悪い。それだけ少年の指使いがまぎれもなく魅力的なのは、偽りようがなく確かなのだ。 もそもそと動かす彼の手がいつものように明美が手摺りを掴む側からスカートの中へ潜り込み、もう勝手知ったる魅力を伝えてきた。あくまで優しくソフトに、すりすりと揺り動かす指先。 自分はこんな電車の中でこんな行為を受け入れ、人混みの中でいつから平然とした顔をしていられる女になってしまったのだろう………。 スカートの中では少年の手がショーツの中へ滑り込み、手の甲で下着を浮かせながら直接そこに触れ始めている。女を知り尽くしたような絶妙な触れ方が明美を高揚させ,下半身に響く卑猥な音が電車の騒音が掻き消していく。 片足の踵が自然に浮き上がり、ゆっくりと足踏みするように片膝が折り曲がる。手摺りを掴むのとは反対側の左腕でA4サイズの書類封筒を胸の前に抱き、膝が持ち上がるたび太腿が封筒の下側を持ち上げるように揺り動く。 そんな不自然な動きが隣に立つハゲ頭のおじさんが、気づいてしまったのだ。はじめは俯いていたところに、封筒の折れ曲がる僅かな音が聞こえてきただけだった。 それが繰り返し何度も聞こえてくるものだから、なんとなく視線だけを女性が胸の前に抱くように持っている封筒に動かしたのだ。正確には胸というよりお腹の辺りに下がっていたのだろう。それでどうも自分から見て向こう側の足を揺り動かすものだから封筒の下側にあたっているようなのだ。 なぜだ……?そんなハゲ頭の中年サラリーマンが抱く、アルコールで鈍る疑念は答えに辿り着くことになった。見えにくいが女性の膝が持ち上がるタイミングで、スカートの生地ごと太腿が持ち上がらなければおかしいのに、紺色の違う生地が見えたのだ。 それは女性の服装の色とは明らかに違い あまりにも不自然である。女性の顔を盗み見ると視線を動かさないまま扉の窓の外を見詰め続け、表情がない。不意にスカートの裾の一部が持ち上がっているのを認め、誰かの手首が一瞬だけ見えたのだった。これは………。 よく見ると封筒を持つ指に力が込められ、小さく顎が持ち上がることがあることにも気付いた。もう何が女性の身に起きているかは明らかである。 そしてただならぬ息づかいをするサラリーマンに明美も気付き、明美は咄嗟に体の向きを男性から背けるようにずらした。 何が明美をそうさせたのか少年……卓も気付き、相手を見極めたうえで明美の体の向きを元に戻させる。そうしておきながらスカートを最小限に持ち上げ、ハゲ頭サラリーマンにしか見えないように明美の下着を露わにした。 これといって派手さのないシンプルなショーツだが、機能一辺倒というよりも、やや面積の少ないどちらかと言えばお洒落を重視した下着だった。 そのショーツが潜り込んだ手の形に浮き上がり、規則的に前後にと動いている。あの動きが意味するのは……。明美はサラリーマンから顔を背向け、下ろした髪の毛で顔を覆い隠しているが、抜き差しする手首の動き、僅かに聞こえる水音から指を挿入しているらしいのはハゲ頭サラリーマンにも認識出来るものだった。 明美は自らの息で髪の毛の一部をを繰り返し浮かせ、脱力してしまっている。ハゲ頭サラリーマンは明美に体を寄せて他の乗客の目を遮ると、卓は下着を下げて見せ、明美の陰毛と手の動きを晒して見せてやった。 分筆液で濡れて光る指を惜しげもなく動かし、声を我慢するだけの明美の白い下半身の痴態をハゲ頭サラリーマンは、ただニヤけて見詰め続けるのだった。 信じられない、こんな仕打ちをされるなんて……。 今すぐにでも、この場から逃げ出したい……。 でも、それは叶わない。死ぬほど恥ずかしい……。 もう、やめて……お願い、やめて……… 念仏のように心の内で呟き続ける明美は、羞恥心に焼かれながら逃れようのない快楽の最中を彷徨い続けた。いつの間に途中の駅に停車した車両の扉が開き、押されるようにホームに押し出されていた。 手を握られる感触にそれが誰の手であるか、明美は確認するまでもなく分かっていた。 ここは1度も下りたことのない、少し寂しさの漂う開発の遅れた町の駅だとぼんやりする頭で明美は気付く。 …………あのままだとあのおじさんに、最寄り駅がバレるでしょ?それでどうする?次の電車に乗って帰ってもいいし、それとももっとしたい? その言葉の響きにすぐには言葉を返せず、逡巡する明美を見て卓は出を引いて人気の無くなった駅のホームの先にある、古ぼけたトイレに入った。 狭い個室の鍵を締め、卓は聞いた。 ………すぐに始める?それとも段階を踏む? 拒絶を示さない明美の態度を見た卓はショーツを優しく片足づつ抜き取った。 明美が初めてまじまじと見た少年のペニスは、申し分のない形とサイズを見せつけ、反り返っていた。 それはまったく中性的な少年に似合わぬ男根だと、明美は思わざるを得なかった。
26/06/12 23:18
(HixNIWzt)
投稿者:
ふう
淡くピンク色をした肌色の少年のそれは傘の手前で緩く反り返り、明美は思わず生唾を飲み下していた。もう3ヶ月近く前、明美はこれを体内に飲み込まされて堪らない思いをさせられたことは、まだ記憶に新しい。
下半身から視線を少年の顔まで上げたところで、まだあどけない顔をした彼を見て明美は道徳心が揺らいでしまう。自分は誰を相手にしようとしているかの現実を、今更ながら突きつけられている気がしたのだ。 犯罪じみたことを……いや、これは犯罪ではないのか……。私は熱に浮かされて、とんでもないことをしてきたのかもしれない。そう気付かされ、明美は自分が怖くなったのだ。 急に夢から覚めたように、明美は少年に告げた。 ……やっぱりもう、こんなことは、やめにしましょう…… そして、聞くまいとしてきた疑念を、彼に浴びせかけた。 ………そもそも貴方の歳は幾つなの? ………貴方から見たら私は、貴方のお母さんとそんなに変わらない年齢じゃないの? ………ねっ、もうやめましょう、こんなこと…… 明美は個室の鍵を解除しようと彼に背中を向け、手をかけたその時だった。スカートの裾を持ち上げたかと思えば声を出す間もなく下着を太腿まで下げられ、彼の方へ腰を引き寄せられたのだ。 明美があっ……と思ったときには、膣口にめり込む苦痛に喉から「うっ!」っと、絞り出すような声を出していた。 女の子のように華奢に見えて、当然だが彼はやはり男の子だった。奥へとめり込んでいくペニスの苦痛に呻きながら、明美は必死に少年が掴む腰の手を振り落とそうとした。 左側の手を振り払い、右側を振り落とす頃にはもう左側の腰を掴み直され、明美の体内に侵入を果たした彼のものが、自由に出入りを繰り返していく。 ………お願い抜いて、こんなことはやめさいっ… ………早く抜いて、ねぇやめてっ… ………やめてよ……お願い……だか……ら……… そこまでを言ったところで、明美は急に口を噤んでしまうのだった。 ……あっ駄目、それ以上は突かないで。 ……動かないで、我慢できなくなる………、 少年の容赦のないピストン運動が繰り広げられ、開発の進んだ明美の膣が女の欲求を目覚めさせ始めた。混み合った電車内ではありえない彼の運動量に抗う術はなく、壁に両手をつけた明美はただの女の顔をしていた。 声を殺す代わりに激しい息を吐き、もう夫では味わえなくなった勢いのある快感に崩れ落ちそうになる。 ……すごい……こんなの……凄い… ……もう、あたし……もう……… しゃがみ込みそうな明美の腰をがっしりと掴む彼の手がそれを阻み、乱暴ではなく、しかしながら力強い勢いが容赦なく続く。 壁に爪を突き立てても意味はなく、頭を激しく振っても何も変わりはしない。只々あまりにも深く濃密な快感が押し寄せるだけ。受け止めきれない悦びに喘ぎ、やっと吸い込んだ空気を勢いよく吐き出すだけ。 疲れを知らない彼の腰に体を揺らされ続け、制御をつけられなくなった明美の体が硬直する。大きく開けた口を震わせながら、明美は至福の中に いた。もう、立ってなどいられはしない………。 便座に座り、股を広げただらしのない格好をした明美の両膝を彼が持ち上げる。ちょうどその時、カツッ…カツッ…カツッ…。っとコンクリートの上を鳴らしてトイレに駆け込んできた足音が、隣の個室に入ってきた。 布ずれの音の後によほど我慢していたのか、勢いよく放尿をする音が聞こえてきた。緊張をした顔を明美は少年に向けると、彼は声を出さず口の動きで「いくよ」と告げてから明美のそこにあてがった。 首を振って拒絶を示す明美を無視して、彼は埋没させていく。口を抑えた明美の顎が跳ね上がる。 中腰のきつい格好にもかかわらず勢いのあるピストン運動をする少年に、明美は両手で口を覆いながら首を振る。 表情をなくしては顔を弛緩させ、次の瞬間には口を開けて破顔する明美。根元まで埋めさせた少年のものが奥まで届き、重厚な波を引き起こす。 少年の両手首を掴んでやめてと声を出さず懇願する明美に構わず、打ち込まれる逞しいペニス。 隣の個室からヒールの足音が出ていき、遠ざかると明美は断末魔のような獣じみた声を絞り出す。 それは我を失ったときの、女の本気の喘ぎ声にほかならない。 明美の両手は無意識に少年のお尻を抱え込む……。 今だけは、少年を独り占めにしたかったから…。
26/06/13 05:16
(75EPKlRF)
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