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幼馴染妻

カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:幼馴染妻
投稿者: てんてん
「高村くんて、こんなに面白い人だったんだ?」
6年ぶりにに会った高校の同級生。
ほろ酔い加減の泉がそう尋ねる。
「そうだろう?こいつはこういうヤツなの、、、みんな分かってないんだって、、、」
かなり酔っている夫の相原コウタが相づちを打つ。
夫は小学校からの幼馴染で大学を卒業して一年ほどで結婚した。
子供はまだいない。
高村カイトは180を越える長身で引き締まった体型。
高校のときから大人びたイケメンで運動神経も良く学業も優秀だった。
ただ無口なタイプで人付き合いも広く無く一人でいることが多かった。
しかし何故か夫のコウタとはウマが合い数少ない心の許せる友人として二人はつるんでいた。
今日は会社帰りに街で偶然出くわしコウタが誘って家に連れて来た。
一流企業に入社したカイトは24のときオーストラリアに転勤になり二年前に本社へと戻って来た。
そんなこともあり連絡が途絶えていたが結婚式以来の再会で泉を含めた三人で飲もうとコウタが誘ったのだ。
「でもさ、、高村くん、、、凄くモテたよね、、、」
「そんなこと無いって、、、」
「知ってるんだから、、、いろんな女の子に告られてたよね、、、全部断って誰とも付き合わなかったみたいだけど、、、」
「泉、、、どうしてそんなこと知ってるんだ?」
「女子の情報網を甘くみないで欲しいな、、、だからコウタがヘンなことでもしたら、すぐにわたしの耳に入ってたんだからね、、、」
「怖え〜、良かった、悪いことしなくて、、、」
二人は中3のときから正式に付き合い始め高校に入ってからも幼馴染のカップルとして有名だった。
「そんなこと、当たり前でしょう、、、」
ジト目で泉が睨見つける。
「でもさ、、、あの頃、高村は大学生とかOLと付き合ってたんだぜ、、、」
「オイよせよ、、、泉ちゃんがいるのに、、、」
「いいじゃん、昔のことだし、、、」
「しょうが無いな、、、」
カイトが苦笑いを浮かべ頭を掻く。
「へえ〜、そうなんだ、、、高村くんは年上好みだったんだ?」
「そういうわけじゃないけど、、、」
「高村は初体験が中学で進んでたんだぜ、、、俺たちは高校に入ってからだったけど、、、」
「もう、やめてよ、、、」
「高村は知ってるって、、、それに高村は凄いんだぜ、、、」
「何が?」
「エッチが、、、アソコもデカくてOLも女子大生もメロメロで高村に夢中になって大変だったんだから、、、」
セックスが凄いって、、、
夢中になるって、、、
泉の顔が赤くなる。
「お前、酔い過ぎだって、、、泉ちゃんの前でそんなこと、、、だいたいな、大きければいいってものじゃないだよ、、、」
「ふ〜ん、、、でも女達が別れてくれないって困ってたじゃん、、、」
「人聞きの悪いこと言うなよ、、、ちゃんと円満に別れた、、、それにデカいとか下品なこと言うな、、、大切なのは愛情なんだよ、、、」
「おっ、言うね、、、高村くん、大人になりましたね、、、」
「それはそうですよ、、、」
「なんだかショック、、、」
「ほら、お前がヘンなこと言うから、、、」
「違うの、、、ほら高村くん、、、遥のことフッたじゃない、、、」
「ええっ、遥って、、、あの学校一の美人だった武田か?」
「わたし、遥と仲が良かったから、、、遥、本当に高村くんのことが好きで、色々相談されてたんだ、、、高村くん余り人とは話さないけど遥とはけっこう話してたし、イケるよって後押ししたんだ、、、」
「ゴメン、、、武田はいいヤツだけど、、、女としては見ることが出来なかったんだ、、、」
「ううん、、、彼女がいるのも知らないで、、、わたしがいけなかったの、、、凄く彼女、落ち込んで、、、わたしを責めたりはしなかったけど、、、彼女、本気だったから、見ていて辛かった、、、」
「本当にすまない、、、」
「もうよそうぜ、、、誰も悪く無いって、、、泉も高村も、、、俺はそう思う、、、」
「そうね、、、遥も二年前結婚したし、、、ゴメンなさい、、、わたしこんな話して、、、」
「そうか、、、武田も結婚したのか、、、」
「そうだよ、、、幸せにしてる、、、」
「良かったよ、、、」
「そうそう、、、ところで高村はどうなんだ?彼女いるんだろう?」
「うんうん、、、わたしもそれ聞きたい、、、」
「うん、付き合ってる子はいるよ、、、」
「どんな子だ?年は?」
「24だけど、、、会社の同僚なんだ、、、」
「五つ下か、、、いいね、、、」
「ね、、キレイな子?それとも可愛い系?」
「普通、、、かな?」
「写真見せろよ、あるんだろう?」
「見てもしょうが無くね?」
「わたしも見たい!」
「泉ちゃんまで、、、仕方ないな、、、」
スマホを取り出し写真を見せる。
「ええっ、、、何が普通だよ、、、メチャクチャ美人じゃん、、、」
「本当、、、手脚も長くてスタイルもいいし、、、モデルみたい、、、」
「いつからだよ?お前から告ったのか?」
「一年ぐらい前かな、、、彼女に告白されて付き合い始めた、、、」
「くそっ、、、お前ばかりどうしてモテるんだよ、、、悔しいぞ、、、」
「アナタにはわたしがいるでしょう?」
「うん、でも高村のヤツ、ズルイんだよ、、、やっつけてよ、あんなヤツ、、、」
豊かな胸にコウタが顔を埋める。
「よしよし、、、」
泉が優しく頭を撫でる。
「お前達、本当に仲がいいよな、、、俺の方が羨ましいよ、、、」
「バーカ、、、そう思うなら早く結婚しろ、、、」
「そうそう、、、」
三人に笑顔が戻り再び話が弾んだ。

それから2週間が過ぎた。
夫のコウタは二日前から一週間の出張で留守にしている。
泉は以前から勤めていた会社を結婚を機に契約社員に切り替えた。
週に3日ほど出社すれば良い。
いずれは子供もと考えているし家庭にできるだけ専念したい。
今日の土曜日は午前中に美容院に出かけミディアムボブの髪をシャンプーして貰った。
艷やかな黒髪が泉の自慢だ。
みんなは童顔で可愛らしい顔立ちだと言ってくれるけど、やっぱり遥のような美人顔が羨ましい。
それに大き過ぎる胸、、、
Gカップで羨ましがられるけど、ウエストもしっかりくびれてるのにぽっちゃりしてるように見られる。
肩もこるし、お尻も大きいし、、、
もう、、、
高村くんの彼女だって、、、
上品そうな美人で、、、
あれはきっとどこかのお嬢様だ、、、
スタイルもメッチャいいし、、、
若いし、、、
わたしが勝ってるのはオッパイぐらい、、、
なに考えてるんだろう、わたし、、、
お昼でも食べて帰ろう、、、
そう思ったときスマホが鳴った。
えっ、、、
すぐに出る。
「高村くん?」
「泉ちゃん、突然ゴメンな、、、コウタに連絡したら出張中だって聞いてさ、、、この間おじゃましたお礼に三人で食事でもと思ってたんだけど、、、」
「そんなこと気にしないでよ、、、」
「そうはいかないよ、、、ところで今どこ?家?」
「ううん、○○の美容院を出たところ、、、」
「えっ、、、俺、今そばにいるんだけど、、、すぐ行くから待っててよ、、、」
「うん、分かった、、、」
流れで簡単に受けちゃったけど、、、
別にいいよね、、、
夫も一緒だった同級生だし、、、
二人きりで逢っても、、、
10分もしないうちにカイトはやって来た。
スラリとした長身のイケメン。
マリンブルーのヘンリーネックシャツにベージュのストレッチチノパン。
やっぱりカッコいい、、、
半袖ということもあり以外に逞しい胸板と二の腕のが目に入る。
セクシーなオトコ、、、
少しドキドキする、、、
「ゴメン、いきなり、、、近くにいると聞いたら顔を見たくなっちゃって、、、」
「ううん、いいの、、、ヒマだったし、、、」
「良かった、、、それに彼女のことで相談したいことがあるんだ、ダメかな?」
「いいの?わたしなんかで?」
「女性の意見が聞きたいんだけど、、、」
「うん、それだったら、わたしに任せて、、、」
泉はライトグレーのピンタックブラウスにネイビーのフレアスカートの出で立ち。
豊かな乳房がブラウスを突き上げる。

つづく

 
2026/04/29 16:37:25(uuyzDOOG)
17
投稿者: てんてん
「もう、、、そんなこと言われたら本気にしちゃうからね、、、」
おどけたように聞いてくる。
こんなに可愛い人だったんだ、、、
「本気にして下さい、、、」
「彼女に怒られちゃうよ?」
「いません、、、別れました、、、」
泉への未練などまるで無かった。
彼女への思いは跡形もなく消えていた。
そう、、、あのオンナは今、砂田とセックスしてる。
そういうオンナだ、、、それだけだ、、、
「そうなんだ、、、でもわたしも人妻だよ、、、」
「そうですね、、、でも美術館ぐらい、いいんじゃないですか?」
「そうね、、、でもいい年をした二人が美術館通い、、、なんだか枯れてない?」
「高校の時もそうだったから、、、今日も天気だねとか、、、そんな話しかしなかったじゃないですか、、、」
「本当にそう、、、良く覚えてるね、、、」
「飛澤さんは特別な人にしか心を開かないんだと思ってました、、、」
「子供だったの、、、恋する乙女だったんだよ、、、」
「えっ、、、誰に?」
「それは、、、教えない、、、」
「まあ、そうですよね、、、」
「フフッ、、、そうね、高村くんが結婚するとき教えてあげる、、、」
「分かりました、、、愉しみにしておきますね、、、」
「うん、、、それからもう、お互いに敬語はやめない?二人きりのときは、、、ね、そうしよう?」
いたずらっ子のように微笑む智恵がとても魅力的に見えた。
「はい、努力します、、、」
美術館を見て回った後、二人は食事をした。
その後、二人は隣接する公園を散歩した。
話は弾み敬語交じりの会話も次第にほぐれていく。
ベンチに並んで腰を下ろし乾いたのどを自販機で買った飲み物で潤した。
周りに人はいなく二人きり。
「高村くん、、、聞いてくれる?」
智恵の声がしんみりしている。
「俺で良ければ、、、」
「うん、、、高村くんに聞いて欲しい、、、」
智恵は意を決して話し始めた。
「わたし、、、夫とうまくいってないんだ、、、」
結婚して三年経った夫はひと回り年上。
名家の家柄で取引先の部長だった夫が智恵を見初め半ば強引に縁談を持ちかけた。
相手の家柄もあり両親は両手を上げて賛成。
周りの勧めもあり相手も年は離れているが見た目も
悪く無く誠実で優しい人柄だったから求婚を受け入れることにした。
初めの一年は良かった。
夫も義理の両親も智恵のことを大切にしてくれた。
しかし二年目の途中から風向きが変わった。
しきりに後継ぎを催促されるようになった。
夫が40を過ぎたこともあるのだろう、智恵に接する態度があからさまに変わっていった。
「いくら美人で仕事が出来ても子供が出来ないんじゃね、、、第一うちに嫁に来たのに仕事をしているのがいけないんじゃ無いの?」
義母に至っては露骨にそんなことまで言われるようになった。
仕事を続けることは元々結婚する条件として智恵が前もって伝えていたことで義両親も受け入れてくれたはずだ。
まだ結婚して二年も経っていないのに、、、
夫は智恵を庇うどころか一緒になって冷たい目を向けるようになった。
そして半年前からはほとんど夫婦らしい会話も無くなり、まるで家庭内別居のような状態になっている。
「そんな、、、だってまだ結婚して三年しか経ってないんでしょう?これからだっていくらでも、、、」
「ううん、、、もうむこうはわたしには子供が出来ないと決めつけているの、、、今日だって本当はゴルフじゃなくて他のオンナに逢ってる、、、そして義父も義母もそれを認めてる、、、」
「そんなのおかしい、、、酷すぎる、、、」
「でも、五木田家にとってはそれが当たり前なことなの、、、」
「そんな、、、」
「わたしも悪かったんだわ、、、愛していない人と、周りにいくら勧められたからといって結婚したんだから、、、それでも幸せになれるんだろうと簡単に考えてた、、、だからバチが当たったんだね、、、」

つづく
26/05/16 22:34 (sYRktmPp)
18
投稿者: てんてん
智恵は涙を浮かべていた。
「でも仕事を辞めなくて本当に良かった、、、別れてもやっていけるし、、、それに高村くんにもこうして会えた、、、」
「俺、なんでもしますから、、、飛澤さんのこと、俺じゃだめかも知れないけど支えさせて下さい、、、」
「ありがとう、、、でも高村くんには迷惑かけられない、、、」
「そんなこと言わないで下さい、、、」
「じゃあ、、、少しだけ泣いていい?」
「もちろんです、、、」
智恵はカイトの胸に頭を預けてきた。
声をこらえて泣き始める。
カイトは優しく智恵を抱き締め背中を撫でた。
ずっと辛かったんだな、、、
それを表に出すこと無く仕事に打ち込んできた智恵を思うとカイトも胸が苦しい。
泣き止んだ智恵が涙を拭い顔をあげる。
「ゴメンね、、、わたしの方が年上なのに、、、」
「そんなこと関係無いでしょう?」
智恵を見つめ強い口調で言う。
「うん、、、そうだね、、、うん、高村くんのおかげでスッキリした、、、」
「俺なんて何にも、、、」
「ううん、、、高村くんだからいいの、、、あ~あ、今更だけど結婚、断われば良かっなぁ、、、そうしたら、、、」
「そうしたら?」
「なんでもない、、、よし、元気が出てきたぞ、、、明日からも頑張る、、、」
から元気に見えなくも無い。
「本当に、、、俺になんでも相談して下さいね、、、」
「うん、そうする、、、ありがとう、、、」
「絶対ですよ?」
「うん、、、明日もあるし、そろそろ帰ろうか?」
なんだか話を逸らそうとしているような気がする。
何もかも自分ひとりで背負い込むつもりなのか?
そんなの嫌だ、、、
智恵を守ってやりたい、、、
「飛澤さん、、、」
思わず抱き締める。
「えっ、、、高村くん?」
驚いた表情を浮かべるが、すぐに今度は智恵が優しく背中を撫でてくれる。
「ありがとうね、、、高村くん、本当にありがとう、、、」
智恵のぬくもりを感じる。
このまま智恵を自分のものにしたい、、、
俺は何を、、、考えてるんだ、、、
智恵の弱みにつけ込んで、、、
慌ててカラダを離す。
「俺、、、ごめんなさい、、、」
「ううん、、、ねえ、また歩いて帰ろうか?」
「そう、ですね、、、」
二人は駅まで並んで歩いた。

つづく
26/05/17 09:12 (KJ0GC0HY)
19
投稿者: てんてん
それから智恵との連絡が途絶えてしまった。
メールをしても返事は無く、電話も繋がらない。
嫌われたのかな、、、
そんな思いが去来する。
いきなり会いに行こうかなとも考えたが智恵の立場を思うとそれも出来ない。
智恵に逢いたい、、、
そう思いながらもカイトは仕事に没頭するしか無かった。
そんなある日、泉から電話があった。
あれから何度もメールがあったが全てスルーしてきた。
カイトにとってはもう終わったこと、、、
しかしハッキリとケリをつけなければならない。
カイトは電話に出た。
「ねえ、どうしたの?返事も全然くれないで、、、そんなに忙しいの?」
イラついている声だった。
「そうだな、、、でもそれだけじゃない、、、」
「分かってる、、、あの日のドタキャン、怒ってるんでしょう?」
「いいや、、、怒ってないよ、、、」
「ウソ、、、でもあれはどうしても仕方なかったの、、、ねえ、わたしカイトに逢いたいよ、、、」
「仕方なかったって、、、何が?」
「それは、、、家庭の事情で、、、」
「ごまかさなくていい、、、全部知ってるんだ、、、」
「全部って、、、カイト、誤解してるよ、、、」
「誤解じゃない、、、泉は俺との約束を断って他の男とセックスした、、、」
「ど、どうして、、、」
「終わりにしよう、、、もう泉とは逢わない、、、」
「そんなの嫌!彼とは別れる、、、気の迷いだったの、、、カイトが一番好きなの、、、」
「もう遅いよ、、、」
「寂しかったの、、、カイトが忙しくて逢えなくて、、、そんなとき彼に強引に迫られて、、、」
泣き声だった。
しかし胸には響かない。
泉は初めからその気で人妻合コンに参加して、俺に抱かれた後も砂田に抱かれ続けた。
「ウソをついても分かってるんだ、、、ヤル気満々で人妻合コンに行ったんだろう?」
「違うよ、、、分かってない!他の男にも求められるのが嬉しかっただけ、、、好きとかなんてない、、、ねえ、これから逢おう、セックスしよう、、、セックスしたら分かって貰える、、、わたしが愛しているのはカイトだけだって、、、」
メチャクチャだ、、、
こんなオンナじゃ無かった、、、
「お前は好きでもない男とセックスするんだな?」
「それは、、、」
「もう泉が好きじゃないんだ、、、」
「えっ、、、」
「他に好きな人ができた、、、」
「ウソ、、だよね?」
「ウソじゃない、、、俺はその人を幸せにしたい、、、だから泉とは二度と逢わない、、、」
「嫌だ、、、わたしのことずっと好きだったって言ってたクセに、、、そんなの絶対にいや、、、」
「自分のしたことをよく考えろ、、、」
「そんな、、、彼のセックスに溺れただけなの、、、気持ち良かっただけ、、、心は本当にカイトだけ、、、赦して、お願い、、、」
「赦すとかじゃないんだ、、、もう泉が信じられない、、、もうこれ以上嫌いになりたくない、、、」
「あっ、ああああ、、、、ごめんなさい、カイト、、、」
「さようなら、泉、、、」
「嫌だよ、カイト!」
電話を切った。
すぐにまたかかってきたがブロックする。
やり切れない虚しさだけが心に残った。

つづく
26/05/17 12:49 (kDGGhrkg)
20
投稿者: てんてん
一ヶ月後、プロジェクトも無事成功をおさめカイトは打ち上げに出席していた。
ホテルの大広間を貸し切った立食形式のパーティー。
着飾った女性たちを含め大勢の人達が参加している。
カイトは普段通りのスーツ姿だが185の長身と手脚の長いスラリとしたモデル体型が人目を引く。
まだ独身ながら係長に昇進することも知れ渡っており、そのうえ整ったその甘いマスクにつられるよう
に女性たちが入れ替わり立ち替わり声をかけてくる。
会話を交わしながらもカイトは会場を見渡し智恵を探していた。
ひょっとしたら来ているかも、、、
そんな期待も虚しくまだ見つけることが出来ない。
女性の何人かはパーティーの後、二人で飲みませんかと誘ってきたが、丁重に断り続けていた。
夜風にあたりたくなり、ひとり会場をあとにして中庭に出た。
少し飲み過ぎたかな、、、そう思っていると後から声をかけられた。
「高村くん、、、」
もしかして、、、
振り向くとワインレッドのドレスに身を包んだ女性がいた。
それは智恵ではなかった。
「係長昇進おめでとう、、、」
「いえまだ正式では無いですから、、、」
「わたしが言うの、、、だから間違いないわ、、、」
西山ヒカル
六つ年上の35歳。
元重役秘書。
今はその年の離れた重役の後妻におさまっている。
「いいんですか?そんなことを言って、、、」
「フフッ、それなら内緒にしておいて、、、」
秘書だった頃から何故かカイトには良く話しかけてくれていた。
そして今、酔っているせいなのか、いつもより声が甘く蕩けている。
智恵とはタイプの違う華やかな人目を引く美人。
ドレスアップされた胸元ははち切れんばかりの豊満なバストがせめぎ合い深い谷間を覗かせる。
スタイルもバツグンだ。
ヒカルはカイトに身を寄せてきた。
「ねえ、、、これから二人だけでお祝いしようか?」
「えっ、、、」
「あの人、これからスポンサー達と飲みに行くの、、、遅くなるから先に帰ってろって言われちゃった、、、」
カイトの胸を指先で触れながら上目遣いで見つめてくる。
色気がハンパない、、、
「意外と逞しいんだよね、、、わたし高村くんのこと前から狙っていたんだ、、、夫は好きだけど年だから夜の方がね、、、」
今にも胸元から溢れそうな巨乳が迫ってくる。
仕事に追われ溜まりに溜まった欲望がズボンの中で猛り勃つ。
そしてその上からヒカルがやんわりと握ってくる。
「うっ、、くっ、、、」
「フフッ、、、高村くんってスゴそう、、、これで思いきりイカせて欲しいわ、、、」
「まずいですよ、それは、、、」
「あら、どうして?内緒にすればいいじゃない、、、二人きりになって何もかも忘れてケダモノみたいに激しくセックスしたいわ、、、わたしね、、、カラダだけじゃなくてアッチもスゴイんだよ、、、」
アッチって、、、どっち、、、じゃなくて、、、
もう理性が飛びそうだ、、、
「わたしもう濡れてるの、、、ねえ、今夜だけでもいいから、、、でも高村くんとだったら、、、これからもずっと逢っても構わないわ、、、」
妖しい瞳、、、
濡れた唇、、、
半分顔を出してるオッパイ、、、
ああっ、唇の中で舌が、、、
「高村くん、、、キスして、、、ああっ、ここで高村くんのシャブってあげる、、、」
もうたまらん、、、
いやダメだ、、、
俺には智恵が、、、
「高村くん、、、どこ?いるの?」
二人がハッとする。
ヒカルが慌てて離れ居住まいを正す。
「もう、いいところだったのに、、、高村くん、残念だけどまた今度ね、、、」
そう言い残してヒカルは行ってしまった。
そして入れ違いにやってきたのは、、、
「智恵、、、飛澤さん、、、」
久しぶりに逢う智恵だった。
「高村くん、、、」
互いに見つめ合い沈黙が流れる。
それを破ったのは智恵だった。
「今の人、、、たしか西山専務の奥様だよね?」
「うん、、、そうだよ、、、」
「ふ〜ん、、、あんなキレイな人と二人で何してたの?」
「何もしてないって、、、」
「わたし、、、本当は二人のこと、もっと前に気づいてたんだよ、、、あやしい雰囲気だったから、わざと声をかけたの、、、」
「あやしいと言われても、、、」
「ねえ、何があったのか、ちゃんと教えて、、、」
カイトは事情を話した。
「そういうことか、、、高村くんのこと誘ってきたんだ、、、」
「まあ、悪い冗談だと思うけど、、、この件はどうか御内密にお願いします、、、」
「分かってるわよ、そんなこと、、、」
何故かにわかに智恵の機嫌が悪い。
「いや、、、でも声をかけてくれて助かったよ、、、」
「本当にそう思ってる?」
ジト目で睨んでくる。
「本当に思ってるって、、、」
「フン、なによ鼻の下伸ばしちゃって、、、」
慌てて鼻の下を隠す。
「ほら、やっぱり、、、」
「あのさ、、、俺も男だからドキリとはしたけど、、、飛澤さんのことが頭に浮かんで、、、こんなのダメだって、、、」
「えっ?」
ヤバ、、、言っちゃった、、、
「いや、、、その、、、ヘンな意味じゃなくて、、、」
「そっか、浮かんだのか、、、うん、そっか、、、ムフフ、、、」
全然聞いてないよ、、、
でも機嫌が直ったみたいだし、、、まあいいか、、、
「ところで飛澤さん、、、どうして連絡してくれなかったんですか?」
スーツ姿の智恵の両腕を掴む。
「ごめんなさい、、、いろいろあって、、、」
智恵がシュンとする。
「ズルいですよ、、、全部ひとりで背負い込んで、、、」
「ゴメンね心配かけて、、、でも話はついたから、、、」
「えっ、、、」
思わず掴んでいた手に力が入り親指が乳房に触れてしまう。
「あっ、ゴメン、、、」
慌てて手を離す。
「ううん、大丈夫、、、」
恥ずかしそうにしているが怒ってはいないようだ。
「話がついたって本当に?」
「うん、、、今度二人で逢ったときにちゃんと話すね、、、」
今すぐ聞きたい、、、でも智恵がそう言うなら、、、
「ねえ、、、そろそろ会場に戻らないとまずいかもよ、、、」
「うん、そうだな、、、」
そして智恵が耳元に口を寄せてくる。
「さっきの奥さんに負けてないから、、、わたしのオッパイ、、、」
「そう、、、えっ、、、ええっ、、、」
動揺するカイトを連れ会場に戻った。

つづく

26/05/17 21:24 (OaEeckHc)
21
投稿者: てんてん
智恵に聞いた話は意外な顛末だった。
夫の逢っていた相手が身籠ったのだ。
義両親はその事実を歓び、事を荒立てることなく出来るだけ穏便にことを進めることにした。
智恵に多額の慰謝料を渡し自ら身を引いてもらう。
まさに名家の名を傷つけることを恐れた姑息なやり口だった。
しかし智恵はそれを受け入れることにした。
それなりのゴタゴタを覚悟していた智恵にしてみればすんなり離婚出来るだけで十分だった。
愛情や信頼もまるで無い、あの家から解放される、、、
それだけで良かった。
「でも、、、少し複雑な気分かな、、、」
美術館へと向かう道を並んで歩いていた。
「そうでしょうね、、、」
「結果的に、あの家の思った通りになったのがね、、、」
しかし智恵の横顔はやはり美しく清々しかった。
「でも自由になれた、、、こうしてまた高村くんに逢えた、、、」
今はとりあえず実家で暮らしながら新たな住まいを探しているようだ。
「でも、、、また美術館なんですね、、、」
「あら、嫌だった?」
「いいえ、、、そんな、飛澤さんと逢えるならどこでも、、、」
「今日はどうしてもまた高村くんとこの道を歩きたかったんだ、、、」
この日は美術館でグッズも買った。
お揃いのキーボールダー。
二人で選んだ。
帰り道も並んで歩く。
「本当にあの頃を思い出すわ、、、」
「この道を、、、好きだった人と歩きたかったんですよね?」
「そうだよ、、、こうしていろんな事を話しながらね、、、」
まだ想い続けているのだろうか?
それとも単なる淡い思い出なんだろうか?
ふと手が触れ合う。
そしてそのまま智恵がその手を握ってくる。
「こうして手を繋いで歩くのが夢だったんだ、、、」
前を向いたまま智恵は言った。
思わず胸が締め付けられる。
「俺は、、、代役ですか?」
智恵は応えることなく話を続けた。
「彼は年下だったの、、、でもわたしよりずっと大人で、、、こうして手を繋いでいたら、、、キスされちゃうのかなって想像してた、、、」
彼女はまだその男のことを、、、
だが譲る気は無い、、、
もう誰にも渡さない。
立ち止まり両肩を掴む。
智恵が驚いたように見上げてくる。
躊躇することなく唇を奪う。
フレンチキス
切れ長の瞳が見開かれれる。
唇を離し抱き締める。
「高村くん、、、人が見てるよ、、、」
横を人が通り過ぎていく。
そんなことどうでもいい。
「代役でも、、、俺は飛澤さんが好きです、、、」
熱く見つめる。
もう逃げない。
「そうじゃ無い、、、違うんだよ、、、代役なんかじゃない、、、高村くんが好きだったの、、、」
「えっ?」
「ウソじゃない、本当だよ、、、」
腕の中で智恵が告げる。
「ずっと、、ずっと好きだった、、、」
歓びが込み上げる。
頬を染めた智恵が見上げてくる。
カイトが顎クイをする。
「また、、、スルの?」
「スル、、、」
瞳が閉じられる。
再び唇を重ねる。
智恵の両腕が背中に回される。
ためらいがちだった智恵の舌が絡みついてくる。
情熱的に口づけを交わす。
二人は熱く見つめ合い手を繋いで歩き出す。
その手は恋人繋ぎ。

つづく







26/05/21 09:31 (FWUgwu/W)
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