おじさんはギョッとした顔をした私を見て、すかさず店内に招き入れました。
「オイルマッサージだから紙ショーツ一枚になってもらうけど大丈夫?」と笑顔で。
やたらとフレンドリーに接してきました。
困惑しながらも、予約してしまったし仕方がありません。
ニヤニヤした顔に嫌悪感がありましたが、どうせ顔を見ないし、知らない土地だしいいやと割り切りました。
着替えをしようとしたら、またニヤニヤしながら「お尻大きそうだから、こっちの普通のショーツ入るかな?Tバックの方なら大丈夫だと思うよ」と。
「なんて失礼な人だろう」「普通はTバックの方が小さいんじゃない?」と疑問に思いながら着替えました。
どちらも履いてみたところ、案の定Tバックの方が小さい。
そして、当たり前だけどお尻が丸出しです。
普通のショーツは普通に入ったのでそれを装着しました。
嘘をつかれたような気がして、ますます嫌悪感。
あとで知りましたが、ネットのお店情報に「このお店の施術者は男性です」と記載されていました。
すっかり見落としていました。
さて、ショーツ一枚になり、指示通りうつ伏せに。
バスタオルを一枚かけただけの状態です。
おじさんが部屋に入ってきて、まずは足からマッサージです。
数分経ちましたが、なんだか違和感が。
わかりました。
全然気持ちよくない。
全くツボに入らず、ただ撫でて押すだけ。
素人よりひどいかも。
いつもマッサージは気持ちよくて寝てしまいますが、全く気持ちよくなくて、一切眠れませんでした。
でも、そのままマッサージは続きます。
タメ口の雑談が煩わしくて、会話はほぼ切っていました。
「早く終わればいい」
「こんなアパートの一室におじさんと二人なんて無理」
とにかく目を瞑り時間が経つのを祈りました。
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