2021/08/02 08:02:58
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「子供ができたら男なんかもう要らねんだと」
奈美が呆れ顔でそう言うのさ。
お腹の子の父親はどうすんのかと娘に聞いたらそう言ったらしいんだわ。ちょっと心がズキズキしたけど、もう転がってしまったことだから今さら遅いわ。このまま成り行きに任して行くしかない。
俺の子を俺の娘が産んでくれる。
初めはよ、物凄い罪悪感があったけど今は喜びしかないの。はやく赤ん坊の顔が見たくて仕方ないわ。
娘も同じ事を言っててよ、いつだったかヤり終わった時に「おまえ父さんの子を妊娠してホントに後悔ないの?」そう聞いたら俺の物を後始末してくれながら見上げてよ「こーんなに娘とヤりまくっでぇから今さらナニ言ってんのさ」そう言って笑ったのさ。
そしてまだ生の青臭いような精液臭のする口を寄せて俺にキスをしたあと
「なんも……嬉しくてうれしくて、幸せだわ」
そう言ってくれたのさ。
娘が言うにはよ、ずっと俺の子を産みたいと思ってたんだと。
「中学の頃からだ……妊娠するなら父さんがいいってよ……」
なんちゅう告白だったかよ、言ってくれたらなんぼでもしてやったのによ、
あの頃はもうただただ可愛がってたからな、ナミ奈美の中学の頃に瓜二つでなあ……
朱塗りの剥げ落ちた村の社の裏壁に両手をついた奈美の後ろから入れて散々に突きまくってできた娘だもの、惚れた女が俺の子を産んでくれてよ、その子がおっきくなって今また俺の子を妊娠してくれてる。
2倍?いやいや2乗の喜びだわ。
「名前、考えてくれた?決めた?」って聞くからよ男の子なら、女の子ならと3つずつ紙に書いてみせるとソファーに寄りかかってそのメモ紙をしばらく見てからよ、「これの中ならどれでもいいの?」って聞くの。
俺がいいと答えると男女1つずつ選んでくれたんだ。
「父さんは生まれる前にどっちか先に知りたい?」俺の横に座ってきて聞くの。
娘の腰を抱き寄せてお腹をさすりながら「いや、楽しみは赤ん坊の顔を見るまでとっとくわ」と言うと「そっか、わがった」そう言って娘が俺の肩に頭をのせたとき風呂の戸の開く音がしてよ娘がパッと立ち上がって正面のソファーに戻ったの。そして俺の顔を見ながらいたずらっぽくクスクスと笑うのさ。
このままずっと幸せが続けばいい……
そう願うばかりだ。
今日は村の社に手を合わせにいってくるかな。