2018/03/28 22:54:35
(.NIGr0XC)
一週間後の日中
ざわざわざわざわ・・・・・・・・・・・・・・。
俺 「ふあああ・・・・・・・・っ・・・・・・・・・と」
こんな時簡にアクビが出るのは・・・・・昨夜少し夜更かしをしたからだ
ざわざわざわざわ・・・・・・・・・・・・・・。
俺 (遅いなあ)
多香子「ね、ねえ・・・・・・ちょっとッ」
俺 「はへ?」
多香子「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺 「う、うわあ」
いつのまにか。
街の雑踏から抜け出したーーーひときわ目をつく格好の、彼女は。
多香子「は、早く行きましょ」
すたすたすたこらさ。
俺 「ちょ、ちょっと待って待って」
足早に歩き出そうとしたのを制し、その場に留まらせる。
多香子「な、何よ」
俺 「・・・・・・・・・・・・・ちょっと観察」
多香子「ど、どこか中に入ってからでいいでしょ」
俺 「いいからいいから」
多香子「誰かに見つかったらどーするのよっ。近所のお母さんたちだって、このへんで買い物してるんだからッ」
俺 「こんな格好じゃ、誰もおもちゃ屋のおばちゃんだってわかんないって」
多香子「も、もういいでしょ、行くわよ」
俺 「そんなに慌てないでよ。せっかくのデートなのに」
多香子「ーーーは、恥ずかしいのよぉ」
周囲の視線から顔を隠すようにーーー肩を寄せ。
年甲斐の無い若々しいファッションで、子持ち熟母は羞恥に頬を染めていく。
俺 (サイズが合ってて良かったなあ)
そう思いながらプレゼントした服をしげしげと眺める。
多香子「っ・・・・・・・ああ、は、恥ずかしいわっ・・・・・・こんな格好・・・・・・」
鮮やかな色合いのブルゾンに、つるんとしたミニスカート。
何より目立つのはーーー短い裾から伸びるムチムチの脚を包んだ網タイツ。
たっぷりとした色気の詰まった人妻の脚を、パッケージングするように包み込み。
まるでそれは、ひとつの『売り物』のようにーーー
俺 「・・・・・・・・・・・・・・・いいなあ」
多香子「もう・・・・・・どこで買ったのよ、こんな服・・・・・・・」
俺 「ネット通販で」
多香子「だ、大丈夫なの、そんなことして」
俺 「うーん、たぶん」
多香子「じゃなくて、は、早く行きましょう。ほら、早く、人が見てるわ」
俺 「言った通りにしてきた?」
多香子「・・・・・・・・ッ・・・・・・・・・・・・・・・・」
未成年も多く行き交う街中で、こんな色気を振りまいていいのか。
というくらい、幼少からの友人の母は、目元を色っぽく染め上げ。
多香子「・・・・・・・・・・・・・・・・し、してきたわ」
俺 「・・・・・・・・・こ、興奮するなあ」
多香子「だ、だから、早く、早く行きましょ」
俺 「どこに行くか言って」
多香子「!!!!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺 「お、怒んないでよ」
多香子「も、もういいでしょ。お願いだから、外で恥をかかせないで」
俺 「中でならいいのかなあ」
多香子「い、いいから。中でなら、なんでもいいからっ」
俺 「よーし、聞いたぞーう」
多香子「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
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