2017/09/19 22:58:58
(6/DiVRRE)
本文の続きです。
乳房愛撫に続いて、私はユキの下半身に顔を移動させてクンニする事にして、初めて間近で目にした彼女のヴァギナは大量の愛液でびしょ濡れになっていたものの、ピンク色の若々しさを感じさせる美しいモノで、とても男性経験があるとは思えないくらいで、まるで処女のそれのようだったのです。
妻の死後、ネットでは外国のサイトで若い女性の性器をよく見ていましたが、現実にこんなに綺麗なヴァギナを目にするのは若い頃に妻とセックスしていた時以来、本当に久しぶりの事で、私は強い興奮と大きな感動を覚えてユキの女性器をじっと見つめました。
「ああ・・・ 恥ずかしい・・・ そんなにじっと見ないで・・・」
私に自分の女の恥部を見られて、ユキは生娘のように恥ずかしそうにそう言ったのです。
その後、ユキは
「舐めて・・・ 好きなだけ舐めて・・・ あたしのオマンコ、滅茶苦茶、感じさせて・・・」
と言って、私にクンニを要求したのでした。
私はユキの下半身に顔を埋めると、舌と唇で彼女のヴァギナの至る箇所(ところ)を巧みに愛撫、刺激し始めたのです。
「あっ・・・ ああ・・・っ! は・・・ ああ・・・っ! イイ・・・ッ! ああ・・・っ! すごく、気持ちイイ・・・ッ!」
ユキは私のクンニで、快感に満ち溢れた声を発し続けたのでした。
「ああ・・・っ! イイ・・・ッ! イイわ・・・っ! あなたのクンニ、すごくイイ・・・ッ! オマンコ、滅茶苦茶、感じる・・・っ! ああ・・・っ! すごく上手よ・・・ 光彦さんよりあなたの方が上手いわ・・・」
私はユキに息子の光彦よりもクンニが上手だと言われ、すごく嬉しくなって、更に激しく愛する女性のヴァギナを愛撫し続けたのです。
「ああ・・・っ! お願い・・・ クリちゃん・・・ クリちゃん、もっと刺激して・・・っ! もっと、もっと感じさせて・・・っ!」
ユキの要求に従って、私はすでに通常の倍位の大きさに膨らんでいた彼女のクリトリスを舌で押し付け、巧みに愛撫、刺激しまくったのでした。
「ユキ・・・ 今度はおれのもしてくれ・・・」
私はクンニを終えると、ユキにフェラを要求して仰向けになり、今度は彼女が私のペニスを愛撫、刺激する事になったのです。
「ああ・・・ すごい・・・っ! すごいわ・・・っ! あなたのオチンチン・・・ すごく大っきくて太くって・・・ こんなに硬くなってる・・・」
両手で握った私のペニスを驚いたような目で凝視して、興奮した口調でそう言ったユキなのでした。
ユキは私のペニスの亀頭を舌でペロペロと舐め始め、唇で何度も吸い付いて愛撫した後、ペニスを口に含むと、舌と唇を巧みに駆使して激しく濃厚にフェラし続けたのです。
「おっ・・・ おお・・・っ! お・・・ おおっ! おっ・・・ おうっ! おお・・・っ! ユキぃ・・・っ! おお・・・っ! イイぞ・・・っ! イイぞ・・・っ! おお・・・っ! 上手いぞ・・・ ユキぃ・・・っ!」
私はユキのフェラでペニスに強烈な快感を覚えて、思わず、歓喜の声を上げてしまいました。
ユキのフェラはとても22歳の女性のものとは思えないほどの濃厚さで、かなりの高度なテクニックを身に付けていて、舌と唇の使い方はまるで風俗嬢のような巧みさだったのです。
あんなに気持ちの良いフェラを経験したのはいったいいつ以来の事か憶えていなかったくらいで、私はユキのフェラテクに大いに驚かされて、絶え間なく襲って来る快感に何度もイッてしまいそうになったのでした。
(まだ22歳なのに、いったいいつこれほどのテクニックを身に付けたんだろうか・・・? 光彦はこんな気持ちのイイ、フェラを経験してたのか・・・)
正直、私はまさかユキがあんなにフェラの上手い女性だとはその時まで夢にも思ってみた事がなく、心の中でそうつぶやいて、イッてしまわないように迫り来る快感に堪えながら、男として大きな悦びを感じていたのです。
「お互いの性器(モノ)、舐め合いっこしましょう・・・」
私にフェラして行くうちに自らも快感が高まって来たユキはそう言うと、私の体に跨りシックスナインの体勢になって、私たち二人はお互いの性器を同時に愛撫、刺激し合ってより一層、快感を高め合ったのでした。
クンニ、フェラ、シックスナインでお互いの性器を存分に愛撫、刺激し合った後、いよいよ私とユキはペニスとヴァギナを結合させて、男と女として一つに繋がる事にしたのです。
「挿入(い)れて・・・っ! あたしの膣内(なか)にあなたを・・・ あなたの素敵なオチンチン、挿入(い)れて・・・っ!」
仰向けになったユキは両脚を左右に拡げ、官能に満ち溢れた目で私の顔を見つめて、もう待ち切れない様子でそう言って、ペニスの挿入を要求したのでした。
(いよいよこの素敵な女と・・・ ユキと男と女として結ばれる時が来た・・・)
強い興奮と大きな期待感の入り混じった気持ちでいた私は心の中でそうつぶやきながら、勃起しまくったペニスをユキの膣口に当てると、思いっ切り腰を突き出して、彼女の膣内(なか)に真っ直ぐに挿入(はい)って行ったのです。
「あっ・・・ あああ・・・ ああっ! ああんっ!」
「おっ・・・ おおお・・・ おおっ! おおうっ!」
次の瞬間、ユキと私はほとんど同時に歓喜の声を発していました。
遂に私とユキが夫の父と息子の妻、義父と嫁という禁断の壁を突き破って、男と女として結ばれた瞬間だったのです。
私は背徳感を覚えながらも、この素敵な女、ユキと男と女の関係になった、彼女を自分の女にしたという大きな悦びを感じて、本能の趣くままに激しく腰を振って、ユキの膣内を強烈に突きまくり始めたのでした。
「ああっ! あな、たあっ! 光男、さあんっ!」
「おおっ! ユ、キいっ!」
お互いに歓喜の叫び声を上げて、獣のように激しく愛し合う私とユキ。
激しく肉体をぶつけ合って行くうちに、私とユキはいつしかお互いの置かれている立場、義父と嫁という関係を完全に捨て去ってしまっていて、愛し合う男と女でしかなくなっていたのです。
ユキは私の激しい性運動に応えて、ヴァギナで私のペニスを食いちぎらんばかりに力強く締め付け、私はとてつもないほどの強大な快感を覚えて、何度もイッてしまいそうになったのでした。
ペニスにあれほどの物凄い快感を覚えたのはその時が生まれて初めてで、妻の美紀子や妻が亡くなった後に付き合っていた女性とのセックスでは一度も経験した事がなく、ユキのヴァギナの締め付けはまさに万力で締め上げるような強烈さだったのです。
「ああっ! あな、たあっ! ああっ! すごいっ! すごいわっ! ああっ! あなたのオチンチン、すごいっ! すごく硬いっ! 太いっ! 大っきいっ! 逞しいっ! ああっ! あたしのオマンコ、壊れちゃいそうっ! あたし、こんなの初めてっ! こんなに物凄いオチンチン、オマンコに挿入(い)れられたの初めてっ! ああっ! イイッ! イイッ! イイわっ! あなたのオチンチン、最高よっ! 光彦さんのオチンチンとは比べ物にならないくらい、イイッ! 世界一素敵なオチンチンだわっ! ああっ! あたしのオマンコ、物凄く感じるっ! オマンコ、こんなに感じるの初めてっ! ああっ! 素敵っ! 素敵よっ! あな、たあっ! あなたのオチンチン、すごくイイッ! ああっ! すごいっ! すご、イイッ!」
ユキは歓喜の声でそう言って、私と同じく、彼女も生まれて初めて経験する物凄い強大な快感を覚えている事を知った私は本当に嬉しくて堪らない気持ちになりました。
「おおっ! ユ、キいっ! おおっ! おれもっ! おれもこんなの初めてだっ! おれのチンボ、こんなに感じるの初めてだっ! おおっ! ユキのオマンコ、すごくイイッ! 締め付けがすごくキツいっ! 美紀子のオマンコとは比べ物にならないっ! こんなに物凄いオマンコ、初めてだっ! ユキのオマンコ、世界一素敵だっ! 最高の名器だっ! おおっ! ユ、キいっ!」
私はそう言うと、更に力強く腰を振って、ペニスでユキの膣内を突き破ってしまわんばかりに強烈に突きまくり、激しさが増した私の性運動に反応して、彼女のヴァギナの締め付けもますますキツくなって行ったのです。
「ああっ! お願いっ! もっとっ! もっと激しく突いてっ! オマンコ、壊れるほど滅茶苦茶に突きまくってっ!」
「おおっ! ユキももっとっ! もっともっと強く締め付けてくれっ! おれのチンボ、食いちぎるほど締め付けてくれっ!」
そう言って、もっと強烈な性運動を要求し合ったユキと私で、私たち二人はもはやすっかり性欲の塊、セックスに飢えた獣、性獣と化していて、お互いに本能の趣くままにより強大な快感を味わう事を欲して情欲の限りを貪り、尽き果ててしまうまで激しく濃厚に愛し合ったのです。
不謹慎極まりない人間だと思われてしまうかもしれませんが、ユキとの激しい濃厚なセックスにのめり込んで、強大な快感の虜になっていたその時の私は亡くなった妻の美紀子の事も、ユキの夫だった息子の光彦の事も、ユキと光彦の間に生まれた息子で私にとっては孫の光太郎の事も、どうでもいいという気持ちでいたのでした。
ただ、今、自分と男と女として体を一つに繋げて愛し合っているこの若くて美しい魅力的な女、ユキさえいれば、もう他には何もいらない、自分の何もかも全てを捨てても構わないと思っていた私だったのです。
私が突きまくってユキが締め付けるという激しい性運動が私たち二人の間で、いったいどれくらい繰り返された事でしょうか。
そうして激しく濃厚にセックスして行くうちに、愛し合う男女が最後に経験する最高の瞬間、イク時が到来した事をお互いに体で感じ合った私とユキなのでした。
「ああっ! あな、たあっ! ああっ! あたしっ! もうっ! もうっ! ああっ! あたしっ! ユキっ! ああっ! イ、クうっ!」
「おおっ! ユ、キいっ! おおっ! おれもっ! おれもっ! おおっ! おうっ! おおうっ! おうっ! おおっ! ユ、キいっ!」
遂にその時が来た事を感じ合ったユキと私がお互いの体を強く抱き締め合い、歓喜の叫び声を上げた次の瞬間、私は全身にそれまでの45年間の人生において一度も経験した事がなかったとてつもないほどの強大な快感を覚えて、私たち二人は同時にイッてしまったのです。
イッてしまった後、私は腰を前方へ押し出すようにしてユキの体を軽く突きながら、ペニスに溜まりに溜まっていた大量の精液を膣内で噴出したのでした。
ユキは両脚を私の腰にしっかりと絡み付かせて、絶対に離さないと言わんばかりに自分の方に強く引き付け、ヴァギナでペニスを締め付けながら、私の膣内射精(なかだし)に応じたのです。
「ああ・・・ 熱い・・・ 熱いわ・・・ あなたの、すごく熱い・・・ ああ・・・ いっぱい射精(で)てる・・・ あたしの膣内(なか)にあなたがいっぱい・・・」
私の目の前でユキは快感に満ち足りた表情を見せて、イク寸前に発した叫び声とは打って変わった静かで安堵感がありながらも、女としての色っぽさが漂う悦びの声でそう言ったのでした。
「おお・・・ ユキぃ・・・ ユキの膣内(なか)もすごく熱い・・・ オマンコ、おれのチンボを締め付けてくれてて、すごく気持ちイイ・・・ こんなに気持ちのイイ膣内射精(なかだし)、初めてだ・・・」
愛する女性の熱い吐息を感じながら、悦びに満ち足りていた私はそう言って、ユキへ自分の正直な気持ちを伝えたのです。
「ああ・・・ あたしもこんなに気持ちのイイ膣内射精(なかだし)、初めてよ・・・ あなたの、すごく熱くて濃くて、すごい量だわ・・・ あたし、オマンコの中にこんなにたくさん射精(だ)された事、今まで一度もなかった・・・ あなた、ほんとにすごい・・・ ああ・・・ お願い・・・ 全部、射精(だ)して・・・ あたしの膣内(なか)にあなたを全部、射精(だ)して・・・ 赤ちゃん、妊娠(で)きてもいいから・・・ あなたの子どもを妊娠したら、あたし、産むわ・・・」
ユキはそう言って、妊娠する事を承知の上で、私の精液の全てを自分の膣内(なか)に射精(だ)すように要求したのでした。
私には妊娠しても“いい”と言ったユキが本心では私の子どもの妊娠を望んでいるのが男の本能ですぐにわかったのですが、それは私の方も望んでいた事だったのです。
お互いに同じ願望を抱いている事がわかった私は本当に嬉しくなり、
「射精(だ)してやる・・・ おれの精液を全部・・・ おれの全てをユキの膣内(なか)に射精(だ)してやるからな・・・」
と言って、自分の精液の全てを射精(だ)し尽くすまでユキの膣内(なか)で射精し続けたのでした。
「ああ・・・ ああ・・・ ああ・・・ ああ・・・ あっ・・・ ああ・・・ あ・・・ うん・・・」
「おお・・・ おお・・・ おお・・・ おお・・・ おっ・・・ おお・・・ お・・・ おう・・・」
ユキと私はお互いに本能の趣くままに、口から吐息のような静かで穏やかな歓喜の声を漏らしながら、男女がイッた後の行為を続け、やがて膣内射精(なかだし)が終了したのです。
膣内射精(なかだし)が終わった後、私とユキはすぐには離れず、しばらくの間はペニスとヴァギナを結合させたままで抱き合って、お互いに「はー・・・ はー・・・」と荒い息を吐いていました。
お互いの口から発していた荒い吐息が収まると、私とユキは無言で、自分と初めて愛し合った相手の顔をじっと見つめ合っていたのです。
私を見つめていたユキの目は悦びに満ち溢れていて、私には彼女の顔がこの世の女性とは思えないほどに美しく輝いて見えていました。
「ユキぃ・・・」
「あなたぁ・・・」
暫しの沈黙の後、私たち二人はお互いを呼び合ったのです。
「良かったよ・・・ ユキ、本当に素敵だ・・・ 最高だよ・・・」
「あなたもすごく素敵よ・・・ あたし、今、本当に幸せ・・・」
そう言い合った私とユキで、その時の私にはもはや自分たち二人が義理の親子、義父と嫁である事が嘘のように思えて来て、新婚初夜で夫婦の契りを交わした男女のような気がしたくらいなのでした。
「これから、あたしの事、ずっと愛して・・・ あたしもあなたの事、一生、愛して行くわ・・・ 内縁でもいいから、あたしをあなたの妻にして・・・ 光太郎の事も、これからはあの子のおじいちゃんじゃなく、パパになって・・・ あたし、もうあなたがいなければ、生きて行けない・・・ あたし、あなたと夫婦として一生、愛し合って行きたいの・・・」
ユキは真剣な眼差しで私の顔を見つめて、そう言ったのです。
「おれもユキとずっと愛し合って行きたい・・・ おれにはもうユキがいない人生なんて考えられない・・・ 光太郎はもうおれの孫じゃなく、息子だ・・・ これからは光太郎の父親としてユキと二人であの子を育てて行こう・・・ ユキはもうおれの妻だ・・・ これから二人で夫婦として生きて行こう・・・」
私がそう言うと、ユキは満面に笑みを浮かべて幸せ一杯の表情を見せて、私に抱き付いて来たのでした。
「ああ・・・ 嬉しい・・・ 嬉しいわ・・・ あなたぁ・・・ ああ・・・ あたし、もうあなたの妻なのね・・・ あたしたち、夫婦になったのね・・・ ああ・・・ あたし、すごく幸せ・・・ あなたの事、一生、離さない・・・ 絶対に離さない・・・ 死んでも離さないわ・・・ ああ・・・ 愛してる・・・ 愛してるわ・・・ あなたぁ・・・」
ユキが嬉しそうにそう言った後、私も彼女の体をしっかりと抱き締めて、
「おお・・・ ユキぃ・・・ 愛してる・・・ 愛してるよ・・・ ユキぃ・・・ おれも・・・ おれもユキを絶対に離さない・・・ 死んでも離すもんか・・・ これからずっとユキと愛し合って行きたい・・・ おお・・・ ユキぃ・・・」
と言ったのです。
私たち二人はお互いの顔を見つめ合うと、ユキの唇に私の唇を重ね合わせ、激しく濃厚にキスしたのでした。
45歳で初めて経験した男女にとっての最高の悦び。
自分にとって最高の女性、ユキと結ばれた事。
私は言葉では表わせない大きな悦びを全身で感じていて、最高の幸福感に浸っていたのです。
「赤ちゃん、妊娠(で)きたかしら・・・?」
ユキは私の顔を見つめて、そう言いました。
「おれの子どもが欲しいのか・・・?」
そう訊いた私にユキは顔を軽く縦に振って、頷いたのです。
「おれも子どもが欲しい・・・ おれとユキの子どもが・・・ おれたち二人の愛の結晶が・・・」
私はユキの顔を真剣に見つめて、自分の気持ちを告げました。
「あたし、あなたの子どもを妊娠して産みたい・・・ あなたとあたしが愛し合った証としてあたしたち二人の間に子どもが誕生してほしい・・・ あたし、妊娠したら、絶対に産むわ・・・ 愛する男性<ひと>の子どもなんだから・・・」
ユキも私の顔を真剣な眼差しで見つめて、そう言ったのです。
「ユキぃ・・・」
「あなたぁ・・・」
お互いを呼び合ったその時の私とユキはもはや夫婦同然の間柄、いや、事実上の夫婦になっていたのでした。
こうして、私とユキが初めて男と女として体を交えて、愛し合ったあの日の晩は私たちにとって夫婦の契りを交わした二人だけの秘密の結婚式であり、新婚初夜だったのです。
初めて結ばれたあの日から私とユキの愛と性生活の日々、内縁の夫婦としての暮らしが始まったのでした。
早いものであれから10年の歳月が流れて、私は55歳に、ユキは32歳になり、現在はあの当時の居住地とは別の地域に住んでいて、二人の息子と共に家族四人で元気に暮らしている毎日です。
私たちが内縁の夫婦になった年の翌年、9年前にユキは私の子どもを妊娠して、私たち家族は遠方の地に引越して、その次の年、8年前に私たち二人の間に息子が誕生しました。
息子の名前は光二郎で、私の亡くなった息子の光彦とユキの間に生まれた光太郎とは兄弟であると共に、年上の甥と年下の叔父という複雑な関係なのですが、まだ小学生の二人はその事を知りません。
かつてお互いの間柄、義父と嫁という越えてはいけない壁を乗り越えて、男と女として愛し合って結ばれた私とユキ。
私もユキも光彦に対して申し訳ないという気持ちを今日までずっと抱いていて、毎年、命日には必ず墓参に赴いています。
それで、私とユキが光彦や私の妻の美紀子に許してもらえるかどうかはわかりませんが・・・
光太郎と光二郎に対しても後ろめたい気持ちを抱いている私とユキで、いつかは息子たちへ真実を話さなければなりません。
息子たちが自分たちの出生の秘密を知った時、はたして私たち二人の事を許してくれるかどうか・・・?
それでも、私とユキは今では精神的にも肉体的にも離れられない間柄の男女になっていて、堅い愛の絆で結ばれている事実上の夫婦で、お互いのいない人生なんて考えられないのです。
確かに不義の関係で結ばれた私とユキですが、私たち二人が愛し合っている事だけは息子たちにわかってほしいと願っています。
同じ義理の間柄で血縁関係がない男女でも、兄と妹、姉と弟は婚姻が可能なのに、父と娘、母と息子の場合、どうして許されないのか・・・?
現行の法律、義理の親子の婚姻禁止の条項さえなければ、私とユキは再婚同士の夫婦として堂々としていられて、今のようにお互いに心の中で罪悪感を覚え葛藤を抱えながら、道ならぬ関係による忍ぶ愛を貫く事もないのに・・・
自業自得だと言われてしまえば、それまでで、自分でもわかっているつもりですが、私はユキと愛し合うようになってから現行の法律をどれほど恨んだ事でしょうか・・・
しかし、それを覚悟の上でユキと内縁の夫婦として生きて行く事にした私で、自分の選んだ道に後悔はありません。
たとえ今後、世間から後ろ指を指されるような事になったとしても、ユキとずっと愛し合って行きたいと思っているの私なのです。