2025/11/26 21:45:11
(qifDp/uh)
淳君のセックスとは全く違う、時間をかけたセックスを終えて、時計を見ると10時を指していた。
「ビールを買ってくるわ…」妻は2階の食堂横の自動販売機に向かった。
が、なかなか帰って来ない。心配になって、館内を探した。
食堂は既に暗くなっていて、入口の自動販売機は売り切れの表示だらけになっていた。
「外に買いに行ったのかな?」
廊下を歩いていたらかすかに妻の声が聞こえた。
あれ?何処だ?少し戻ると201の客室があった。妻の声はここから聞こえる。
鍵かかかっていない外扉を開けたら、玄関で妻と男性が話をしていた。
「飲んでいけばいいのに」
「いえいえ、部屋で主人が待ってますので…、あ、あなた」
「あ、ご主人、ちょうどいいやご主人もいらっしゃったし、どうぞどうぞ中でやりましょう。つまみも沢山ありますし…」
妻と私は数人に引っ張られて部屋の中に引きずり込まれた感じだ。
「さあ、場所空けて…」
そこから酒盛りが始まった。
「明日は船が出ないからねぇ、皆やけ酒なんっすよ」
彼らは都内から来ている。みんな教師らしい。伊佐美だけじゃなく、焼酎や日本酒のなかなか手に入らない銘酒がテーブルの上に並ぶ…。
妻は焼酎をオンザロックで貰って一気飲みしている。元来酒に強いから心配はしていない。飲み過ぎると潰れるよりも吐くのだ。
私も楽しい話に乗せられてついつい杯が進んだ。
だけど、それほど飲み過ぎている訳でもないのに急に睡魔が襲ってくる。
意識が完全に潰れる前に体の力が抜けた。
「ああ、旦那さん、潰れちゃったね」
5人組の仲間が僕を引きずって、部屋の隅に敷かれた布団に寝かせてくれた。
体は動かないけど、薄眼は空けられる・・・。
妻をみると浴衣がはだけて綺麗な胸が出ている。股間は男たちの手で弄られている。
皆、混浴露天風呂の話をしている。
「大丈夫。大丈夫。旦那さん暫く起きないから…ここに置いて行こう」
会話がとぎれとぎれ聞こえる。
妻と男性たちは部屋から消えていた。
「ほら、寝てるよ。起きていないよ」
「ほら、奥さん、続きしようよ」
「でも、主人が起きたら‥‥」
「多分朝まで起きないよ…」
「あん‥‥」
何か凄く辛い夢をみていた。
薄暗い朝の景色。ズキズキする頭を押さえて部屋の中を見渡してみる。
昨夜の5人組の部屋だ。あちこちで男たちの鼾が聞こえる。
妻はどこにいるのだろうか?
部屋の奥の窓側に布団が丸く膨らんでいる。
良く見ると小刻みに布団が動く。
近づくと妻の推し殺した喘ぎ声が聞こえる。
「奥さん。奥さん。僕も中出ししていいの?」
「出して」
僕はぼーっとその景色を見ていた。
すると横に一番元気な男が座った。
「旦那さん、起きたね。奥さん、ずっと俺たちの相手をしているよ。口もまんこも使わしてもらった」
こいつは何を言っているんだろう。
「おい、終わったか?旦那さん起きたよ」
妻に入れいていた男が離れて後ずさった。
横を見ると、一番元気な男がマラを勃起させて足を投げ出している。
「奥さん、ほら、勃ってるよ」
妻は一度僕と目が合った。卑猥で綺麗な目だ。
そして、起き上がって彼の勃起したマラに指を添えて腰を沈めた。
マラを嵌めて上下するまんこからは、何度も出された男たちの精液が溢れ出す。
目が覚めた男たちが妻に群がる。目の前で、妻が廻されている。
しばらくして、朝の食事を用意が出来たと部屋の電話が鳴って、朝の乱交は終わった。
浴衣を正して、妻と二人、朝食のテーブルに着いた。妻の浴衣は皴が多、乱れている。所々男の精液で濡れている。朝食は給仕が付かない。自分達でご飯をよそって、食べ終えたら部屋に戻る。
妻も私も言葉を発する事が無かった。
部屋風呂に入って、着替えて、車に乗って、我が家を目指した。
「記念写真撮れなかったわね」
「嵌め取り?撮りたかった?」
「馬鹿…」