2008/08/27 07:36:22
(sFC//bk8)
脳の話からさらにずーっと昔に戻って、お魚さんが上陸して四つ足の方々に
進化したあとの命運について触れときますね。最初の上陸が4億3000万
よりもうちょい古いかってことですが、哺乳類に直結してくる話になると、
3億年前前後ってことになります。
はっきり子宮らしき場所で赤ちゃんを育み始めるのは2億年前ぐらいから
(らしい)ですが、ご先祖さまたちは既にその1億年近くも前から爬虫類と
別れていたらしいんです。鳥は恐竜たちの直接の子孫ですから、哺乳類とは
そもそもの出自が違うんですね。双方、恒温動物(=温血動物)だけれど、
夫々別個に開発したシステムだってことになります。恐竜たちが滅びたのは
6千500万年前ですが、すでに一部の恐竜が恒温動物になってたって説も
あります。ご先祖が3億年近くも前に枝分かれしていた話で納得しちゃった
のは、フランス料理に出るカエルが鶏のササミに煮ていることでした:
ジルが彼の方へと横向けにひざまずいた時、その姿を盗み見た彼は思わず
「見事な」と言ってしまう。ジルはブラウスを脱ぎ、ブラのホックを外す。
ブラがずるずると落ちるにまかされたため、丸い豊かな胸が重力で美しくも
完璧な曲面を描き出した。トムも早く家へ連れ帰りたくなってきたか、車が
僅かに速くなったのをジルは感じ取った。いい考えね、と彼女は思った。
車から家へと彼らは歩き、キスのため夜の涼風の中で何度か立ち止まる。
乳首に舌がくると、夜風が一層涼しく思われる。彼の両脚の間でジルが動く
とキュロットとパンストのナイロンに当る彼の筋肉が力強く感じられ、それ
がまた喜ばしかった。彼の太股の男っぽい固さに挑むかのように、コックが
盛り上がってきたので、ジルはトムを引き寄せた。彼の堅い身体の肌触りの
よさがとても楽しかった。それ以上ここで暴走しないように、とジルは抱擁
を解いて、彼を引っ張るようにドアに向かった。
自分の裸姿の厚かましさにジルはぞくぞくした。夜気に冷えたところで、
ドアを入ってすぐの彼の抱擁は暖かく、それだけに欲求と興奮が高まった。
入り口にある小さな二人掛けに抱き上げて彼はジルを坐らせた。キスしつつ
胸を愛撫してから、舌が乳首の周りをめぐる。それと同時に手を尻の丸みに
宛がって、腰を自分の胸にぐっと強く引き寄せた。彼が唇と舌で彼女の胸の
ぐるりを辿ると、ジルはじれったくて小さい円を辿ってあわせようとした。
このやり取りに二人とも緊張しつつも夢中になっていた。