2015/09/08 19:14:53
(WNee3ftG)
あの日もいつものように健と競馬場にいました。
ただいつもと違ったのは、昼過ぎ涼子から電話を受けた健が深刻そうな顔で「悪い、先に帰るわ…」
と、言って来た事です。
ただならぬ雰囲気に私は心配し
「涼子さん、具合でも悪いの?」
と、聞くと「いや、そうじゃないんだけど。とにかく帰るよ。俺の事は気にせず、楽しめよ…」
そう言って帰って行きました。
涼子の身に何があったのか、聞こうとしましたが、とてもそんな雰囲気ではなく、「何かあったら俺が協力出来ることは何でもするから言ってくれよ」
そう言うのが精一杯でした。
とても一人で競馬をする気分になれず、私も帰路に向かいました。
いつもより2時間以上も早く帰宅した私は、気分転換に妻を驚かせてやろう。と、玄関からではなくガレージ側から中に入り、ゆっくりと足音を立てないように2階のリビングでテレビを見ているであろう妻の元へと向かいました。
ですが、リビングはテレビも電気も付いておらず、買い物に出掛けたのかと、玄関を見に行っても妻の靴はあります。
もしかして、妻も具合が悪いのか?
それなら連絡があるはず。
ただ寝てるだけなら起こしたら悪い…
心配になりながらも足音を立てずに寝室へと階段を上って行きました。
何故玄関から家に入って、「ただいま」と言わなかったのか。
家に居るはずの妻がリビングに居ない時「おーい。由紀、どこだ?」と声を出して妻がどこにいるか確認しなかったのか。
私の中で寝室にいる妻がもしかしたら…という期待をしていたのも事実です。
ただ眠っているだけなのか、それとも…
靴下を擦るようにゆっくりと進んで行くと、寝室から確かに妻の声が聞こえて来ました。
それも会話している声ではなく、甘く悩ましい声。
私の心臓はあの日と同じように高鳴りました。
妻がオナニーをしている…そう思っただけで興奮し、さらに寝室へと近付きました。
「ンッ…アンッ…アンッ…ンッ…」
近付くに連れて徐々に大きくなる妻の声。
私は四つん這いになり、少し開いていたドアの隙間からベッドを覗き込みました。
タンスが死角になっているのが幸いし、私から妻の顔は見えませんが、逆に妻からも私が覗いてるのは見えません。
結婚前に一度だけ妻に「一人でしたことある?」と聞いたことがありましたが、その時は「そんなのしないよ」と答えていた妻が仰向けになり、胸を揉みながら、アソコに指を入れて喘いでる。
一体どんな事を想像しているのか、気になりながら見守っていると、急に立ち上がる妻。
私はバレたのかと一瞬身を引き、そぅっと覗くと、奥のクローゼットが開く音が聞こえ、再び仰向けになった妻が手にしていたのは私から見ても大きいとわかる真っ黒のバイブでした。
いつの間にあんな物を、いつから、どうやって買ったんだ。
ショックと共に色んな疑問が頭をよぎりました。
そんな私が覗いてるいるのも知らない妻は、ゆっくりとバイブを割れ目に宛がうと中に沈めていきました。
「アァァァン…くるぅ…おっきいの…」
私のより遥かに大きいであろうモノに喘ぐ妻。
それは健のような大きさでした。
そしてその直後、信じたくない言葉が妻の口から飛び出しました。