2015/09/04 00:23:11
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妻の快感に喘ぎながらも私に見られまいと必死に言う声に、私は玄関から動けず、立ち止まっていました。
健はなぜ、私に嘘を付いたのか。
始めはアイマスクで妻にバレないように見せていましたが、今は堂々と見せようとしている。
妻が乱れる姿を見せつけたいのか…
靴も脱がず立ち止まっていると
「早く来いよ、宏樹。お前と由紀ちゃんの為だ…見なきゃいけないんだよ」
その瞬間健の腰が激しさを増したのか「ィァアァァァッ…ダメッ…ダメッ…そんなに激しくしないでっ…イッちゃううう…」
と妻の声がより一層大きくなり、私は遂に靴を脱いで、部屋に入りました。
部屋に入った瞬間、異様な匂いに軽く目眩を覚えました。
二人が流した汗の匂い、妻の秘部から溢れた女の匂い、そして男の性の匂い。
数時間前にはなかった匂いが充満していました。
そして目に飛び込んで来たのは健がこちら側に仰向けになり、妻が跨がり腰を振っている姿でした。
「アンッ。アンッ…宏樹…お願い…見ないで…」
そう言いながら、私の方を見る妻は眉を潜め目に力はなく、上半身は汗で肌を艶やかに見せ、とてもやらしく見えました。
「ダメだよ。由紀ちゃん。宏樹に見られながらイクんだ…さっきまでと同じように激しくね…」
健はまた下から腰を激しく突き出し始めました。
「アァァァン…アァァァン…ダメッ…本当に…イッちゃう…イッちゃう…」
どれ程の快感が妻を支配しているのか私には想像も及びませんが、激しく突かれると、酔いしれるように目を閉じ顎を上げ、腰を前後に振る妻に私の股間は興奮でズボンを押し上げていました。
「ハァ…ハァ…まだイッたらダメだよ…さぁ、宏樹に何回イッたか教えてあげて…」
そんな事を何故言わせようとしているのか、健の考えが全く見えず、
「ほら、ほら…言わないとイカせてあげないよ…」
「アンッ…アンッ…嫌…そんな事…」
「じゃあ、抜いちゃうよ…」
健はずっとこんな調子で妻に言葉で責めていたのでしょう。
それを証明するように「イヤ…イヤ…」
抜かれるのが嫌なのか、私に言うのが嫌なのかそんな事を思っていると
「イヤ…抜かないで…ハァ…ハァ…何回イッたかなんて…ハァ…ハァ…数えられないくらい…アァァァン…」
私は妻の答えを聞いて驚きました。
見られる事さえ拒んでいた妻が、正直に答えた事、数え切れないくらいイッていた事にショックも受けました。
「フゥ…フゥ…よく言えたね…何回か俺が代わりに教えてあげるよ。次が13回目だよ…」
その瞬間、健は両手で妻の腰を抑え激しく突き上げました。
12回もイカされた妻の声は今まで聞いたことがない激しさで
「ヒャァァン…凄い…凄い…奥まで来てる…アンッ…アグゥン…イグっ…イクイクイクっ…アァァァン…」
妻の身体が弓なりに反り、激しく絶頂する姿を目の前で見てしまいました。
健はそのまま身体を起こし休みなく今度は正常位で突き始めました。
「ハァ…ハァ…由紀ちゃん…これで最後だよ。一緒にイッて終わろうね…」
結合部からヌチャヌチャとやらしい音が響き、何度も摩擦を受けた愛液は白濁し泡立ってもいました。
「うん…うん…イク…健さんと一緒にイク…」
妻は私の存在を忘れたかのように甘えるように言うと健の首に腕を巻き付け、頭を引き寄せると唇を重ねました。
ただ見ることしかできない私をよそに、健の腰はラスト二度と向かって腰を振り始めると、息苦しくなったのか、妻がキスを止め「アァァァン…凄い…おっきい…もうイキそう…」
と声を漏らすと
「ハァ…ハァ…俺も、もうすぐだよ…ほら、口に何が欲しいか言ってごらん…」
「うんっ…アンッ…健さんのザーメン…ザーメンが欲しいの…」
健がイク度に言わせたであろう言葉を何の躊躇もなく答える妻。
この時、もう取り返しがつかないと思いました。
「ハァ…ハァ…ちゃんとザーメンって言えるようになったね…ザーメンは何杯目?」
「アンッ…アンッ…4杯目…アンッ…もう…イッちゃう…」
4回…健のタフさと一度でここまで妻を変えてしまった事に驚きました。
「ハァ…ハァ…イクよ…出すよ…」
「ハァ…ハァ…来てっ…アァァァン…アァァァン…イックぅぅ…イクイク…イクイク…」
健は自分のモノを引き抜くと口を開けている妻の中に入れました。
ゆっくりと腰を動かし余韻に浸る健、妻は健を見ながら口に広がった精液を飲み干し、口から抜いていきました。
流石に健のモノは萎んでいました。
「ハァ…ハァ…とっても楽しかったよ由紀ちゃん」
そう言うと唇に軽くキスをし、
「ハァ…ハァ…私も…でも身体が…」
妻はそのまま仰向けになりました。
二人の様子をじっと見ていた私を見た健は「宏樹…ほら、何ボーッ立ってるんだよ。元気になってるんだろ?今なら由紀ちゃんの身体は敏感になってるからイカせられるぜ」
その時、健は私に見せつける為なんかではなく、最初からこうするつもりで嘘を付いたと思いました。
「あ、あぁ…由紀、大丈夫か?」
正直今すぐ私のモノを妻の中に入れたいと思っていた時でした。
疲れているとはいえ、自分の妻に確認する私は本当に情けない男だと思いました。
「う、うん…宏樹のオチンチン欲しいよ…入れて…」
私の方を見ながら言う妻は私の知っている妻のように見え、一気にズボンとパンツを脱ぐと勃起したモノを妻の秘部にあてがおうと近付きました。
妻の秘部はグショグショに濡れ、シーツもお漏らしをしたように濡れていました。
ゆっくり割れ目にあてがい、ゆっくりと腰を沈めていくと「アンッ…宏樹のが…入ってくる…ねぇ…激しく突いて…」
妻の甘える声…それは健ではなく私に向けられている。
これで妻をイカせられれば…
チラッと健を見ると既にパンツとズボンを履き立って見ていました。
「いいか宏樹、思いっきりだ。声を掛けながら思いっきり振るんだ」
目一杯振っているつもりでしたが健から言われさらに激しく振り、ツンと尖った乳首に吸い付きました。
「アンッ…アンッ…宏樹…気持ちいいよ…いつもより激しい…」
そう言う妻の言葉は嘘とは思えませんでしたが、どこか余裕のある喘ぎ、私にはやはり健のように大きな喘ぎを上げさせる事は出来ませんでした。
「ハァ…ハァ…俺のでも…気持ちいい…?」
健のような言葉で責める事も出来ず、それでも健のモノが入っていたせいか、いつもより締め付けも弱く普段より持続力があった事は確かでした。
「うん…うん…アンッ…アンッ…気持ちいいよ…ズンズン来てる…アァッ…イキそうだよ…」
私よりも先に絶頂を告げる妻は初めてでした。
そして、さっきよりも締め付けが強くなり、「ハァ…ハァ…俺も…イキそう…ねぇ…口に出してもいい…?」
私も健と同じように妻の口に出し飲んでもらおうと言いました。
「アッ…アッ…アンッ…いいよ…宏樹のザーメン飲ませて…ねぇ…宏樹…」
「んっ?」
「こんなやらしい私の事嫌いになった?健さんに抱かれてる私を見てイヤになった?」
喘ぎながら不安そうに聞いてくる妻に「嫌いになんかならないよ…俺は由紀を愛してるから…由紀こそ俺の事…」
健が見ている事も忘れお互いの愛を確かめ合う私と妻。
「私も…宏樹の事…愛してる…アンッ…もうダメッ…イッちゃう…」
キュウッと私のモノを搾るように締め付けてくる妻のアソコに私も我慢出来ず、これが本当にイク時の感覚なのだと感じながら、慌てて引き抜き妻の口に発射しました。