2023/06/13 20:32:03
(EqErmnZj)
シングルマザー ダンプ運転手 元ヤンキー 綺麗系
まず私が体験した話を紹介するに至り、意図的に覆い隠している部分があります。それは、「時期」「地域」「その他、数値」です。
これは、これからお話しさせていただく内容に、もし、上記の3つを記載したならば、容易に特定が可能であるからです。
と同時に、ある程度の雰囲気がわかる程度の専門用語を使っていきます。その方が業界の特殊さを少し認識していただければ物語のスパイスになるのではないか?と思うからです。
以上の点、ご留意していただければ、物語の中で出てくる文言から、時期や地域を特定してやろう。と言う数奇な方が楽しめる内容かもしれません。
始まり
過去の話です。(当然ですw)
私、「買い物依存症」と言う状態だったと思います。特に医師の診断は受けてはおりません。あくまで自己診断です。
なぜ、買い物依存症だと思うのか。それは、私が給料が入る23日、24日頃から、ほぼ例外なく、Amazonや楽天、メルカリなどを吟味し、目的もないのに「欲しいものを探す」と言う習性があったからです。(目的もないのに買い物をしたい。つまり買い物することでストレスを発散させている。この方法は誰もがもち得る傾向だとは思いますが、私の場合は少し、度が過ぎていたかもしれません)
その時もこんな感じでした。(次の給料入ったら何を買おうかなー)と、手始めにアマゾンを開き、タイムセールなどのバーゲン品を漁り、適当にアマゾンサーフィンを繰り返していたところ・・・・。
2M430ハンディ機 (要4アマ免許)と言う・・・なんだかよくわかりませんが、カッコよくてタクティカルな感じのするトランシーバーが売っていたのです。(無線専門店の出品でした。)
(お。なんかかっこいいなこれ。無線・・・・なんか面白いかもしれないぞwwww)
男心として、そんな直感を得た私はその、広帯域受信のハンディ機と呼ばれるものを数万円、決して安い金額ではありませんが購入することにしたのです。
そして。購入してから(まだ商品が届いていない状態)で、自分が買った広帯域のハンディ機って言うのは、いったいなんぞや?おそらく、無線の機械なので誰かと通信したり、ラジオが聞けたりするのは分かってはいたが・・・。とそのアマチュア無線業界の事を調べる展開になっていったのです。
そうすると、調べれば調べるほど、(これ、もしかしたらこれこそキングオブホビーなんじゃないか!!!!!)と興奮するような内容だったのでした。
この段階で分かったこと。
とりあえず、この機械を運用するには、
・最低でも4アマ試験という国家試験を取らないといけない。
・国家試験に合格した後、従事者免許証というものを獲得し、のちに総務省に開局申請をだし、特定の呼び出し符号を得なければならない。
・この無線機は携帯電波の届かないところでも運用が可能であり、非常通信などにも使うことができる。。
・あくまでハンディ機の利用周波数は限定されているが、固定機やモービル機などの高出力のもの(準じた資格が必要)があれば、さらなる活用の場が広がる。
という程度のものでした。
なんだかわかりませんが、面白そうやんけ!!!!と思った私は、その段階から、YouTubeで無線系ユーチューバーが配信している動画を見まくり、4アマ試験に合格するために「かんまるくん」と呼ばれるテキストを購入し、法令、工学の2種を勉強することになっていったのでした・・・・・。
・・・・・と、少し話を巻き戻し、アマゾンで注文した無線機。これはアマゾンプライムに入っていたので翌日には到着しました。
とりあえず訳もわからず、機械をいじっていたら430MHzの前後をスキャンしていたら、誰かの話し声が聞こえるという事に気がついたのです。
(おおお!!!なんかわからんんけど、話し声が聞こえるぞ!!!)
と、興奮した私は、それらの会話をワッチ(聞く)することにしたのですが、どうも、何か変なのです。
私が今まで見てきたユーチューバーの運用方法では、最初、「ハローCQ CQ CQ こちらはJxxxxxxxx(呼び出し符号)です。ジュリエット・・・・・・ お聞きの局おりましたら・・・と、とても丁寧な声でまるでアナウンサーのような感じで発信しているのですが・・・。
私が初めてワッチした音声は、ダンプの運ちゃん同士の会話だったのです。
やれ、どこぞのラーメンがうまい。やれ、今回の競馬ではあれを買った。などなど。
その時は免許すら持っていない超初心者だったので、それらのダンプの運ちゃんの話を聞いてるだけでも楽しかったのですが、国家試験を受けて、従事者免許申請をし、開局申請をしている間に、気がつけば聞かなくなっていきました。
その理由は、ダンプの運ちゃんの会話は、あくまで「無線技術の自己訓練」には何の影響もないことが自然と理解できたからだと思います。
ですが・・・。その中に罠が潜んでいたのです。
免許をとり、無事に開局。私も自身のコールサインを受け取った後の話です。
なかなか自分からCQを出すことに躊躇し、いまだにワッチ専門局となっていた頃、相変わらずの日中から聞こえてくるダンプの運ちゃん同士の会話が耳に入ったのですが・・・。
その運ちゃんは、あくまでダンプの運ちゃんではあったのですが、おそらく、いや、確実に「真面目にアマチュア無線をしている人たち」だったのです。
アマチュア無線で決められている法令を遵守し、10分に1回のコースサインを発信し、アマチュア無線で使用する専門用語を使い、でも、仕事はダンプの運転をしているよ。っていう人たちのグループの会話をワッチしたのです。
(おおお。。運ちゃんだけど、真面目にアマチュア無線やってる人もいるんだーー~)と思ったと同時に、さらに驚いたのが、そのグループに女性がいたことなんですよね。
無線機という無骨な機械で、さらにアマチュアの周波数から女性の声が聞こえてくることなんてまずありません。(繁華街での特定省電力からはよく聞こえますが。)
(おお。。女性だ・・・・)と思った私は、より一層深く、その会話をワッチすることにし・・・・・・・
気がつけば、半年が経過していましたwwww
このグループは様々な意見もありますが、特定の43・・・・・・・MHzの周波数に出現するグループであり、だいたい、ルーティーンが決まっていたのです。
朝の7時前後から、「コールサイン おはよーございます。 今日もよろしくお願いします」「コールサイン。こちらこそ、よろしく」みたいな感じでスタートしていき、夕方の18時くらいになるまで、ひたすら、アマチュア無線のルールを遵守した状態で、ダンプの仕事で業務内容をほぼ、、、話さず(一才と言いたいところですが)そして夜になって周波数をオープンするという、そんな感じでした。
えーとみなさんのご意見を聞かせください。このナンネット、割と平均年齢は高いと思うのですが(何が言いたいかというと、アマチュア無線の話とか通用する人も多いとも思うのですが)こんな話の続編、聞きたいと思いますでしょうか?
というのも、「聞きたくねーよww」っていう返事が来ることは想定の範囲内として、実はアマチュア無線やってます。とか、アマチュア無線やってました。みたいな人もいれば面白いな。なんて思うからです。(ちなみに筆者は今でも初心者なので高度な技術はまだまだこれからです。)
では投稿して、みなさんの感触を確かめたいと思います。 どうぞ。