2024/01/06 14:05:40
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咲夢さん、こんにちは。
昨日は電話ありがとう。・・・ドキドキでした(笑)
声が聞けて嬉しかった(#^.^#)
本編です。
ゆっくりと歩きながら
『浜田君もそうだけど、城井さんだっけ彼女にも困りものだよな・・・俺には咲夢がいるって何度言っても駄目だし、仮に咲夢がいなくても、俺彼女みたいなタイプ苦手なんだよね(笑)』
手をギュッと握り合い、楽しそうに話しながら歩く二人を見て、すれ違いざまサラリーマンの呟きが聞こえてくる。
<おい、見ろよあの二人。仲良さそうだけど、どんな関係だと思う。>
<あんな綺麗な娘と手握り合って、羨ましいよな・・・親子じゃなさそうだし、兄妹にしては年が離れてそうだよな。。パパ活?まさか援交とかか。>
<援助交際?あんな清楚そうな娘そりゃないだろ。。パパ活か・・・でも女の子、お嬢様オーラ出してるし無いんじゃないか。>
<まあ、何にしても羨ましい限りだよ、あんな綺麗な娘と・・・>
それ以上は距離が離れてしまい、将の耳には届かなかった。
咲夢の方を見ると、頬を赤くして将の手を一層ギュッと握りしめてくる。
もしかしたら将の耳に届かなかった言葉も、咲夢の耳には届いていたのかもしれない。
駅に着き掲示板を見ると、直ぐに電車が来るようである。
『このまま乗っちゃうと、ちょっと早く着き過ぎちゃうよなぁ。どうする?下のカフェでお茶でもしてく?』
【林&鈴子+茉生&奏楽編(折角纏めて貰ったんでそのままで(笑))】
<茉生ちゃん、どこ行くんだろうねあの二人。>
駅のホームを歩きながら、少し離れた前を歩く林と鈴子の後姿を見つめながら、茉生に言葉をかける奏楽。
<う~ん、分からん(笑)でも尾けてれば、分かるって。>
<でもあの二人、仲は良さそうだけど、まだ男と女の関係にはなって無さそうだね。男の方何度か鈴子って人の手を握ろうとしては、諦めてる(笑)一気に握っちまえばいいのに・・・(茉生と俺も、外から見ればそんな風に見られてるのかな?茉生ちゃんも綺麗なんだよな。。)>
林と鈴子は後ろからそんな視線を投げられているとは想像もせず駅前にあるデパートに入っていく。
館内案内を見た鈴子
<正憲さん、文具売り場7階みたいですよ。行きましょう。>
林の手を取りエレベーターに向かう林と鈴子。
<(私ったらまたやっちゃったわ・・・でも、いつまで経っても正憲さん手を握ってくれなかったし、私だって手くらい握りたいわ。)>
<うん、ありがとうすず。行こうか。>
握られた手に視線を投げ
<(あぁ、俺の馬鹿・・・またすずから・・・)>
動き出した二人を見て茉生。
<なにぼっとしてるんだよ奏楽。行くぞ。>
<茉生ちゃん、エレベーターで近くにいたら尾けてるのばれちゃうよ、茉生ちゃんと鈴子って娘、同じ大学で知り合いなんでしょ。行き先は文具売り場って言ってたから大丈夫だよ。>
<そうだよな。奏楽、お前ってたまに頭いいな。>
<でしょ。もしかして惚れちゃった。(笑)>
<なわけないだろうが・・・あーしは奏楽と違って一筋なんだよ、馬鹿言ってたら殴るぞ。>
再び本編です。
カフェに入り席に腰を落ち着けた、将と咲夢。飲み物を前に
『あいつら今頃買い物してるのかな?咲夢、ボーリング初めてって言ったよね。楽しみ?』