将さん、こんばんは。
熱は解熱剤を飲んでいるので落ち着いてはいます。
ただ疲れのほうがキツいですよ。
明日、少し外出予定だったのですがキャンセルしようかと……。

プレゼントを贈りあったふたりは夜をどう過ごしたのでしょうね。

【本編です。】

「林さんとりんちゃん、先に◯◯駅に行きましたよ？」
ソワソワしながら将の近くに寄り添う。

「将さん、昨日、ハグしてませんよ？」
手を広げて甘えた顔で将を見上げると…、抱きしめられ顔を胸に埋める。

「将さんの匂い…、大好きです……。
将さん、ありがとうございます。
りんちゃんと咲夢のパジャマパーティーの夢叶えてもらえました。
……この姿、この格好したことないので恥ずかしいのですが……。」

https://item.rakuten.co.jp/fioo/10001531/?variantId=10355

「それに下のところが解れていて……。
カバンもリュックサックと言われましたけどこの格好で外出してもいいのでしょうか？」
鈴子から提案され着替えた服装に戸惑いながら何度も将に確認をする。

咲夢さん、こんばんは。

熱落ち着いてるんですね、良かった＾＾
お出かけはキャンセルしたんですか？？

ふたりがどうなったか？それはふたりが分かってます(笑)


本編です。

林と鈴子が駅に行くのを揃って玄関で見送ると、「林さんとりんちゃん、先に◯◯駅に行きましたよ。」と呟くと、恥ずかしそうにしながら見上げる咲夢。
『うん、俺たちも片付けして支度の時間考えたら、そんなに時間あるわけじゃないから、ゆっくりしてられないか・・・』
そう言いながらも、こちらを見上げている咲夢を抱きしめ、可愛いピンク色の唇に、軽く自らの唇を触れ、直ぐに離す。
『さあ、用意用意(笑)洗い物は俺やっちゃうから・・・咲夢は着替えとかしちゃいなよ。』

手早く洗い物と自分の支度を終え、リビングテーブルの上を片していると、「裾が解れていて……。この格好で外出してもいいのでしょうか？」と恥ずかしそうに咲夢がリビングに。手には小さめのリュックサックを下げている。
初めて見る、咲夢のサロペット姿に、目を輝かせて吃驚した表情の将。
『咲夢・・・素敵だよ。あの魚屋の息子が見たら、一層ご執心になりそうで、少し心配ではあるけど(笑)・・・』

時計を一瞥して、
『ゆっくり歩いて駅行って電車乗れば、いい時間かも・・・そろそろ出ようか。』

【茉生＆奏楽編】

少し前を歩く林と鈴子は、親し気に楽しそうに話している。
＜鈴っち、嬉しそうだな・・・もしかして付き合ってるのかな？あのふらりどう見える？奏楽。。＞
鈴子の格好に見とれて、茉生の言葉が耳に届いていない奏楽は小声で呟くように、
＜おぉ、あの健康的な脚。いいなぁ・・・（咲夢ちゃんも似合いそうだよな。）＞
奏楽のその様子になぜか立腹する茉生。前の二人が駅の階段を上り始めた時に、奏楽の手の甲を思い切り抓る。
＜なんで鈴っちに見とれてるんだよ、奏楽。お前が狙ってるのは咲夢っちだよな。＞
＜いっ、痛いって茉生ちゃん。。＞
手を見ると抓られた跡が赤くなっている。
＜（あれっ、あーしなんで・・・奏楽が誰に見とれようがあーしには関係ないはずなんだけど・・・）＞

【年末～正月にかけて編(笑)】

『さあ、終わった。。出かける用意始めようか。』
前々から大掃除を終えたら、初日の出を拝みがてら、初詣に行こうと約束していた将と咲夢。
『夕飯は途中で蕎麦屋にでも寄って年越しそばを食べて、一路初日の出スポットに(笑)。道とか混みそうではあるけど、まあしょうがないよね。』

【本編です。】

「咲夢は将さんにだけ素敵と思われたらいいのですが…。
浜田奏楽さんですか…、あの方にも困りものです…、早めに諦めてくれればいいのですが……。」
白いスニーカーを履き手を繋ぎエントランスへ。

「渡利さん、おはようございます。
いつも綺麗にしていただきありがとうございます。」
〈山神さん、おはようございます、いえいえ、こちらのマンションは皆さま方、
お綺麗に使っていらっしゃるので清掃員たちも気合が入ると申しております。〉
〈（へぇー、あの人、山神さんって言うのか…、と言うことは夫婦かー。）〉とたまたま偶然聞いていたあのコンビニ店員。
「それでは行ってまいります。」
駅へと向かい将と手を繋ぎ歩いていく。

【林＆鈴子＋茉生＆奏楽編です。
（纏めちゃいました。笑）】

〈正憲さん、◯◯駅の□□百貨店の文具売り場でいいですか？〉
〈場所はすずに任せるよ。〉

少し離れた場所で。
〈茉生ちゃん、鈴子って人名前呼びしてるな、恋人同士みたいだな。
しかしあの山神って親父も……痛って！！
茉生ちゃん、抓らないでよー。〉
〈林ってヤツと鈴っちは付き合ってそうだな。
だーかーらー、山神さんを親父って言わないでよ！〉
〈あんな親父のどこがいいんだか。
もしかして咲夢ちゃん、マイルドコントロールされてる？〉
〈それを言うならマインドコントロールね。
山神さんがそんな事するわけ無いじゃん。
あっ、降りるみたい、奏楽、降りるぞ。〉

【年末、年始編です。過ぎちゃったけど細かいことは気にしない。笑】

「夜ふかししたことありませんが起きてられるでしょうか？
心配ですが将さんと一緒ですし大丈夫ですね。」
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https://item.rakuten.co.jp/mycloset/100026/

（本当は晴れ着にしたかったのだけど訪問着は着付けできるけど振り袖は……。
それに長時間の外出になるし、折角クリスマスに頂いたチョーカーを着けられなくなってしまうから……。）
「お蕎麦はどこで食べましょう？
折角なら美味しいお蕎麦にしたいですね。」
トートバッグも持ち玄関へ。