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雨宿り4

投稿者:まなみ ◆8wwUsyplVU
削除依頼
2021/07/07 17:48:35 (cJdnAsKN)
ゆうすけさん、お待たせしました。
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252
投稿者:ゆうすけ ◆Nvwi/zPrkY
2022/12/12 20:18:04    (E23nwKzm)
僕はいつもの様に仕事に向かい、高田君とコンビを組んで、新規開拓をしながら従来のお客さま巡りをしていた。

高田君は守るべき女(紀子)が出来たせいか、更に仕事にうちこみ、その姿勢は社内でも評判になり、やがてトップクラスの成績を残す様になり、お客さまからの指名を受けることも多くなり…
正に絶好調という感じだった。
そんな高田君を見て、僕もまなみと結ばれた日からのことを思い起こし、僕もあんな感じで頑張っていたなぁ…と高田君と自分を重ねて見ていた。

僕もそんな高田君に負けじと頑張っていた時に律子が家にしゅんくんと一緒に来たとまなみからラインが入った。

僕は(2人揃って来たってことは…結婚の話?
いやいや2人が結婚するのはもうわかっている話だから、一体何をしに来たのかな?
りっちゃんに会うのは随分久しぶりの様な気がする…りっちゃんには幸せになって欲しいな…)なんて思いながら仕事を終えて家に帰った。

玄関に入るとゆりなが「おかえりっー!パパ」と言って飛びついて来た。
「ただいま、ゆりな。」と応えゆりなを抱き上げ高い高いしてあやしていると…

「…おかえり…ゆうさん…」とはにかみながら律子が姿を見せて言った。
僕はりっちゃんの姿を見て、(りっちゃんは一体どこまで綺麗になるのだろう?
少し見ないうちにこんなに綺麗になって…
りっちゃんが綺麗になるのは限界がない感じがする…)と思いながら「ただいま、りっちゃん。」と笑顔で応えた。
すると律子の背後からしゅんくんが「お邪魔してます。裕介さん。」とゆういちを抱っこして顔を下げて言った。
「瞬一くんも久しぶりだね?元気そうで良かった。
いつも…子供たちの面倒みてくれてありがとう。」とお礼を言った。

僕はしゅんくんも…しばらく見ないうちに顔が変わった、凛々しくなったというか…律子の側にいる姿がすごく自然だ…あんな事件があってどうなるかと思ったが…
もう大丈夫。しゅんくんに任せたら、律子はきっと幸せになれる!そう2人並ぶ姿を見て僕はそう確信した。

すると律子が「ね、ゆうさん?あたし…瞬一と先に籍だけ入れることにしたんだ。それで…届けの保証人だけど…片方は星野の方のお義父にお願いしようと思う。もう片方なんだけど…」と言って僕とまなみの手を握って目を細めた。


なんだこの間は…何か深刻そうな顔してる…
まさか僕に頼むつもりなのか?いやいやそんなことはある訳ない…でも是非と律子に言われたら…なんてドキドキして話の続きを待っていると…

「宮島のおじさまにお願いしたいんだ…両親ともに亡くなったあたしにとって、父と言える人は…相応しい人はあの人しかいないから…」なんて言われて僕は納得した。

確かに星野のおじさんにお願いするのだからまなみのお義父さんじゃないと釣り合いが取れないし、義父が一番相応しい!
バカな事を思った僕が恥ずかしい!穴があったら入りたい気分だ。
と思って俯いていると
「りつのお願いなら、たぶん涙流して喜ぶと思う。ねっ?裕介?」とまなみにふられ
「たぶんじゃなくて、絶対泣いて喜ぶと思うよ?だって律子のこと娘の様に思っているんだから…」と動揺を隠す様に言った。
するとまなみが「そうだ、今度の連休、予定合わせて久しぶりにあっちいかない?直接会ってお願いしちゃいなよ、りつ?」と聞くと
「あ…あたしは…その方がありがたいけど…みんな、いいの?」と律子が珍しく遠慮がちに聞くので「もちろん良いよ?おめでたい話をお願いしに行くのだから喜んで行くよ?僕も久しぶりにお義父さんに会いたい。」と答えた。

しゅんくんも「僕もまなさんのお父さんに会ってお願いしたい。」とノリノリで言った。

こうして話はすんなり纏まり、僕たち夫妻と律子と瞬一くんと連休で行く予定を決めた。

ただ僕はなぜ律子があんなに躊躇って言ったのか疑問だった。



【まなみさん、お待たせ。
帰省してどんな事件起きるかな?
お義父さんびっくりするだろうなぁ~】







253
投稿者:まなみ ◆8wwUsyplVU
2022/12/26 20:26:27    (vtgzUaDH)
(そして帰省の当日。今回もまた車を選びました。
人数が多い事もあり大きめの車を借りて、運転はゆうすけさんとしゅんくん。
はしゃぐ子供達を相手にするのはまなみと律子。
子供らの騒ぎも一段落して、車内が落ち着き出します。律子は裕一を膝枕しながら流れる車窓の風景を頬杖ついて見ています。)

…りつ?もしかして、ホントにいいのかな?って思ってる…?
「…あたり。さすがまなだね?お見通しか…
あたしのわがままにみんな付き合ってくれて…しゅんいちもゆうさんも忙しいのに…
前にも言ったけど、あたし達は誓ってもうこれからずっと一緒に添い遂げるんだけど、それでも…それに…」
(言葉を濁らせた律子の手を、まなみは優しく笑みをこぼしながら握り締めます。目を細めてただ頷くだけ。律子はそれにすまなさそうに苦笑いして応えます。)

「みんなおつかれさま。よくきたね?
あなた?りっちゃん来たわよ?ちょっと見ない間にうんと綺麗になっちゃって!」
「おばさま、やめてください…恥ずかしい…」
(まなみの実家に着いてからの律子は、普段と変わらずにいました。落ち着いてリラックスした笑顔を見せてまなみの母と談笑しています。その様子をにこやかに見守るまなみの腕をひくのは…)

「お、おいまなみ…」
おとうさん!そんな隠れてないでいいのにぃ
「りっちゃん、何か話があるんだって?なんか聞いてるか?」
気になるんだったら、本人に聞いてみれば?
「ちょ、おいっ!」
「あ、おじさま。ご無沙汰してます。お元気そうで何よりです!」
(まなみの父も何となく察してはいます。ですがやはり気になってそわそわしていたようです。おまけにまた一段と綺麗になった律子に会って照れているようで…
そして、夕飯前のひと時…)

「おじさま?実は折り入ってお願いがあるんです…
あたし、この人と一緒になる事にしました。
今回あたしのわがままで、式より先に籍を入れようかと思ってまして。
それで、保証人をお願いしたいと思います。
あたしにとってこの家は第二の実家。おじさま、おばさまは両親のように思ってます。だから…」
「やっぱりね?言った通りでしょ、あなた?
りっちゃん、この人ね?言われる前から名乗りでるくらいにヤル気まんまんなのよ?式にも父親がわりに出るんだって息巻いててねぇ?」
「お、おい!余計な事言うなよ!
ま、まあ…うちにとってもりっちゃんはまなみと同じく娘と同じだと思ってるからな。頼まれなくても喜んで引き受けるよ?
星野くん…か?2人の空気を感じると何も言う事はないよ。りっちゃんを…よろしく頼む。」
「はい、きまり!それじゃあご飯にしましょ?」
(その夜はおおいに盛り上がりました。お父さんは飲み口が増えた事を喜び、いつになく上機嫌です。
律子も楽しそうに笑い、その輪の中にいます。
まなみはその輪を楽しそうに見つめて、律子の心残りを察します。
やがて宴席はお開きになり、子供達とまなみの父は眠ってしまい…)

りつ、たのしかったねぇ?
「うん、こんなに笑ったの久しぶり。おじさまも相変わらずでよかったわ。」
そだねえ?はりきりすぎて見てるこっちが恥ずかしいくらい…
「ふふ…ね、まな、後で散歩行かない?ちょっと夜風にあたりたいな…」
それなら、今行っておいでよ?まな、まだお母さんの片付け手伝うし。
ゆうすけぇ?りっちゃんにつきあってあげて?
(それなら僕が…と動こうとするしゅんくんを制して、まなみはごめんね?と目配せします。
たぶん2人で一つに溶けて、ゆうすけさんへの気持ちも吹っ切った。そんな顔をしてますが、律子はそれを誰でもないゆうすけさん自身に伝えたかったのです。
まなみでなければわからないくらいの小さな気持ち。しゅんくんもここでその想いを察します。
大丈夫。そうわかってても家を出る2人の姿に手を伸ばそうとしてしまいます。)

…ごめん、これはまなのわがまま…
今までのりつの…卒業なんだ…これから、あなたをさらにまっすぐ見据えて貰うため…不安なら…まなが付き合うよ?
(その大きな背中にぽふっと抱きついて、まなみは静かに話します。この夜だけは何が起こっても赦そう…そんな気持ちも感じ取れる話し方…
しゅんくんは、前に回したまなみの手をそっと握ってくれました。)

ありがとう…

【このまますんなりは終わらせませんよ?
まだまだりっちゃんには、幸せな気持ちでたくさん泣いてもらうんですから。
もちろんこのまま…ね?…どっちも…】
254
投稿者:ゆうすけ、瞬一 ◆Nvwi/zPrkY
2022/12/28 23:23:16    (GQFp1qoB)
帰省当日、僕はまなみからの希望で大きめのワンボックスカーを借りて、しゅんくんと運転を代わりながらまなみの実家に向かった。

しゅんくんはバイクも乗っているだけあって、運転は上手で安心して任せられた。

久しぶりの帰省ということもあって、いつも以上にはしゃぐ子供たちの相手を律子とまなみがしていた。

やがて子供たちが落ち着き、はしゃぎ疲れた裕一が律子の膝枕で寝て、ゆりなも裕一にもたれて寝ていた。

するとまなが頬杖ついて車窓の外の景色を眺めていた律子に声をかけて、話をしていた。

話の内容は瞬一くんと話をしていた事もあって良く聞き取れなかったが、何かしら律子が悩んでいる様に僕には思えた。

そんな風に思いながら運転しているうちにまなの実家に着いて、荷物を持って呼び鈴を鳴らして、中に入ると「みんなお疲れさま、よく来たね?
あなた?りっちゃん来たわよ?ちょっと見ないうちにうんと綺麗になっちゃって!」「おばさま、やめて下さい…恥ずかしい…」って顔を赤くして照れながら言う律子がいつもより余計に可愛く見えた。

落ち着いてリラックスした笑顔で話をしている律子…すると「お、おいまなみ…」とお義父がまなみの腕を引いて声かけると「おとうさん!そんな隠れてないでいいのにぃ」「いやいや…そんなことより、りっちゃん、何か話があるんだって?まなみ何か聞いてるか?」と身体を隠す様にして聞くと「気になるんだったら、本人に聞いたら?」とまなみが言って押したので「ちょ、おいっ!」とお義父さんは言いながら姿を現し、「あ、おじさま。ご無沙汰してます。お元気そうで何よりです!」と言われて…

「あ、ありがとう。りっちゃんも元気そうで…よかった。」となんとなくりっちゃんが今回わざわざ訪ねて来た意味が察しているけど、りっちゃんから聞くまではそわそわした気分でいて
益々綺麗になったりっちゃんを目の当たりにして、照れてしまい変な感じで返事をしたみたいだった。

そして夕食前に律子が瞬一と一緒にお義父さんの前に行き、「おじさま?実は折り入ってお願いがあるんです…」と口火を切るとしゅんくんが隣に行き「あたし、この人と一緒になる事を決めました。
今回あたしの我儘で式より先に籍を入れようかと思ってまして、保証人をお願いしたいと思います。
あたしにとってこの家は第二の実家。おじさま、おばさまは両親の様に思っています。だから…」「どうか僕からもお願いいたします。」と律子と一緒に瞬一は頭を下げた。

「やっぱりね?あたしが言った通りでしょ、あなた?りっちゃん、この人ね?言われる前から名乗り出るくらいにヤル気満々なのよ?式にも父親代わりに出るだって息巻いて…」「母さん!余計なことは言わなくていい!
ま、まぁ…うちにとってりっちゃんはまなみと同じ娘の様に思っているから…頼まれなくても喜んで引き受けるよ?
星野君…か?…こう2人並んで纏う空気を感じると、何も言うことはない。
りっちゃんを宜しく頼む。」と笑顔でお義父さんが言った。

瞬君もその想いに応える様に大きく頷いた。

そんな様子を見て、僕が結婚の挨拶しに行った時を思い出す…お義父さんも娘の様に思っていた律子からこんな挨拶されるなんて…と僕まで胸の奥が熱くなるのを感じた。

「はい、決まり!それじゃあお食事にしましょう。」とお義母が言って、みんなで食事を始めた。
その夜は大いに盛り上がり、「星野君!本当、りっちゃんのこと、宜しく頼むよ!まぁ飲みなさい。」「はい!僕がこれから律子を幸せにします!」と話ながら乾杯をして飲み始め…
お義父さんは僕以外の飲み手が増えた事が嬉しい様子で、いつになく上機嫌でお酒のペースが自然とあがり、お義父さんは宴会がお開きになる頃には酔いつぶれ、子供たちと同じように寝てしまった。

その一方で「りつ、たのしかったねぇ?」「うん、こんなに笑ったの久しぶり。おじさまも相変わらずでよかったわ。」「そうだねぇ…」とまならが話をしてたら「ね、まな、後で散歩行かない?ちょっと夜風にあたりたいな…」と律子が誘うとまなはすぐに応じるだろうと思っていたところに「それなら、今行っておいでよ?まな、まだお母さんの片付け手伝うし。
ゆうすけぇ?りっちゃんに付き合ってあげて?」と声かけられて驚いた。

しゅんくんがそれなら僕が…と動こうとしたのがわかったがまなが制してしゅんくんに目配せをした。

僕は律子が僕に何か話があるんだと思って、「それじゃ…りっちゃん…僕が散歩につきあうよ?じゃあ行こうか?」と言って律子と一緒に家から出た。

「こうして、2人で歩くのもずいぶん久しぶりだね?
しかしりっちゃんは一体どこまで綺麗になるんだい?しゅんくんが少し羨ましいよ?」なんて少し自虐的なことを話ながら散歩していた。

僕の隣にいる綺麗な娘は、かつて愛していた娘…でも僕ではここまで律子を綺麗に出来ただろうか?
それはもう答えが出ている。
しゅんくんだから律子をここまで綺麗に出来たんだ。
少しだけ、男として悔しい思いはあるけれど、しゅんくんなら安心して律子を託していける…僕の出番はもうない。


その頃瞬一はまなの目配せで吹っ切れた思いを裕介さんに告げるその想いを察した。
大丈夫!そう思ったけど…2人が家を出て行く時、思わず手を伸ばそうとした時。

「ごめん…これはまなのわがまま…
今までのりつの…卒業なんだ…これから、あなたを更に真っ直ぐ見据えて貰うため…不安なら…まなが付き合うよ?」と僕の背中にぽふっと抱きついて静かに話すまなさん。

「そんな風に言われたら…何も僕には言えない…律子が戻ってくるのを待つよ。」と静かに言って前に回した手をそっと握ると「ありがとう…」と言われた。

まなさんのお母さんは片付けが終わり、お父さんの世話をやきに部屋から出て行き、部屋には僕とまなさんの2人きり。

「しかし…まなさん。律子と本当に魂の部分で半分?になっていたんだね?
何か不思議な感じ…りっちゃんを抱いた時にまなさんを感じたことがあったから…」ってその場の雰囲気に酔ったのかつい変な事を言ってしまった。

それは裕介さんがまなさんを抱いた時もきっと同じ想いをしたに違いないと思ったせいだった。



【まなみさん、お待たせ。
まさかこんな展開になるとは想像してなかった。
そうだね?りっちゃんにはもっと幸せに…
まなちゃんも、もっともっと幸せにしたいな~】



255
投稿者:律子・まなみ ◆pVvpmy/qE2
2022/12/29 20:50:11    (xpezuq9O)
ちょっと…みんあたしの事綺麗綺麗っていうけど…
あたし、そんな自覚ないよ?
(並んで歩く道すがら、あたしたちは何気ない話をします。最初は他愛もない会話でした。言ってしまえば簡単な事を口に出さずに、はにかんで笑いながら少しずつゆうさんの後をついていくように歩みが遅くなります。
目の前の背中を見つめながら、何度手を繋ごうかと差し出してはためらう手。やがて2人はあの公園の前を通ります。そして律子は歩みをとめ…)

…ゆうさん?なんだか、あっという間だよね?
ここであたしはまなと再会して大泣きして。
あなたはここでまなを救ってくれた…

…振り返らないで?そのままで…

あたしね?あなたの事、最初は気に入らなかった。
いくらまなが心を預けたからと言っても、あたしのまなを取られたくなかったから。
たとえ…それが報われない想いでもいい。あの子があたしの気持ちに応えてくれなくてもいいって…
でもね?そんなあたしを変えてくれたのはあなた。
他でもない、気に入らなかったはずのあなたなんだ…
(いつになく澄んでいる…自分でもわかるその声を、あたしは目の前の背中に届けます。振り向かないで…今振り向かれて優しい顔で見つめられたら…
いつの間にかゆうさんの手を両手で握り、あたしはその背中に身を預けます)

あなたは…
あたしの、黒い殻を破ってくれた。
あたしを、女にしてくれた。
あたしに、人を愛する勇気をくれた。
好きになった気持ちに溺れて狂って壊れた事もあった…でも…それも含めて、今のあたしになってるんだ…
そして…しゅんいちとまた出会えた…
(その名前を出したゆうさんの手があたしの手を強く握り返します。この人はいま、どんな気持ちなんだろう?あたしのこの想い…わかってくれるかな?
そう思いながら、あたしはその背中から離れます。
数歩距離を取り、初めてあたしにゆうさんは振り向き…)

ゆうさん、ありがとう。
あなたがいたから、あたしはここまで歩いてこれた。
好き、大好き、愛してる…それは今でも変わらないわ…
(何も言わずに黙ってあたしを見つめてくれるゆうさん。だめ…こみあげる気持ちが涙となってポロポロとこぼれ始めます。それでもあたしは笑ってその顔を見返して…)

もう…もう大丈夫だから…
あたし、竹田律子は…あなたのその背中を離れても…歩いていける。
だから…だから…
(言え!言うんだ!あたしの中の気持ちがフル動員であたし自身を奮い立たせます。もう少し…もう少しだけ甘えていたいかもしれない…でも…)

だから…今まで…あたしの…あた…あたしのこと…
ずっとずっと…支えてくれて…ありがとう…
あたしは…いま、この場で…あなたから…あなたから…卒業…します…
(笑おう。せめてこの気持ちの最期は笑おう。あたしは泣き笑いの笑顔でゆうさんを見つめます。
途端堰を切ったように目頭が熱くなり、涙が溢れ出します。その場に崩れ落ちようとした瞬間、あたしはゆうさんの胸の中に抱きとめられていました…)


…そっか。
しゅんくん、りつの中のまなを感じたんだ…
普通は信じられないだろうね?こんな事…
でも、確かにあの夜、まなたちは溶けて一つになって、そしてまたお互いに戻ったの。
(さっきまであれほど騒がしかった部屋には、まな達だけがいました。まなとしゅんくんは背中合わせにもたれかかり話をします。伸ばした足先をパタパタと振りながら、ちゃんとりつの中にまなはいる…それを嬉しく思いながら…)

まなね?りつをゆうすけに会わせる事ができたの、本当によかったって思ってるんだ。
決して皆が皆手放しで賛成してくれない関係。でも、それでよかったって…
だってそのおかげで、こうしていま、あの子はあなたを見つけて、そして…あなたの元に行くんだから…
(もうどこに行っても、何をしていてもりつを感じるから平気。大丈夫。そうわかっていても…)

でも…まな、少し不安かな…?
りつがあなたと一緒にどこまでも遠くに行く事が。
まなたちはへんてこな家族。その輪にあなたも入って…でも、あなたは、そんなまなたちを少しだけ、一歩引いたとこで優しく見てるような気がするんだ…
(籍を入れるとりつが話してくれた時から感じていた漠然と感じていた不安。後で思い返す時、この時のまなは臆する事なく、湧き出る言葉をストレートに彼に伝えていました)

ゆうすけはね?あなたになら…りつを託せられるって…想ってるよ?それはあの2人の間には、まなとは違う濃くて深い繋がりがあるから。話さなくても気持ちが繋がるってのかなぁ?
でも、まなは…あなたにならりつを…っていう気持ちにいま一歩…辿り着けないんだ…
(天井の照明を見つめながら、まなは気持ちのモヤモヤを話します。ギクっというかドキッとして、ゆうすけとは違う頼りがいのある背中が揺れます。
それは…あまりにも間違った…まなは岩にあたる水の流れのようにスルスルと、その背中からしゅんくんの方に回り込みます。なぜか俯くしゅんくんを、下から覗き込んで…)

責めてないよ?
これは…まなのわがまま…かな?
まなも、りつとしゅんくんが一緒になる事、ホントに嬉しい。それは変わらないよ。でもね?
まなの大事な大事なりつをあげるんだから…しゅんくんも…あと一歩。まなに…近づいて欲しい…な?
まなの中のりつの事も…あなたには、知っておいて欲しい…って…思うんだ?
(まなはそのおっきな身体を精一杯抱きしめます。
責めてないよ?寧ろ祝福してる!その気持ちを伝えるようにぎゅっと力を込めて…)

【家族という輪の中で、近づきすぎたゆうすけさんから離れていくりっちゃんと、自分たちの距離と同じ所を廻って欲しくてしゅんくんの手を引き寄せるまなちゃん。4人、同じ距離で暖かい絆の周りを回りたい。2人とも言葉はなくとも思う事は同じです。
まなちゃんもりっちゃんも、お好きなように応えてあげてください】

256
投稿者:ゆうすけ、瞬一 ◆7l8oGPbarM
2023/01/06 07:13:35    (MvUoWGQm)
僕は律子と並んで「ちょっとみんな、あたしの事綺麗綺麗っていうけど、あたしそんな自覚ないよ?」「それはそうだろうね?でも実際はりっちゃんを見る度に綺麗になっているよ?」と他愛もない話をしているうちに律子が僕の後ろを歩く様になった。

やがてあの公園入口にさしかかり、律子が歩みを止めて「ゆうさん?なんだか、あっと言う間だね?ここであたしはまなと再会して大泣きして。
ここであなたはまなを救ってくれた…」と言われて振り向こうとしたら「…振り向かないで?そのままで…」と言われてそのまま立ち止まると「あたしね?最初はあなたの事気に入らなかった。
いくらまなが心を預けたからと言っても、あたしのまなを取られたくなかったから。
たとえ…それが報われない想いでもいい。あの娘があたしの気持ちに応えくれなくていいって…
でもね?そんなあたしを変えてくれたのは他でもないあなた。気に入らなかったはずのあなただったんだ…」といつになく透き通る声で語る律子。
僕もまた律子と最初に会った時の事を思い出しその後、まなみと律子の身に起こった悲惨な事件を知る事になる。
僕がまなみにした事は本来なら許さない犯罪。でもまなみは僕の事を許すどころか愛してくれた。
そんなまなみを僕も心から愛して、守って行く覚悟を決めた…
それなのに、同じ境遇だった律子を立ち直らすつもりが、僕は律子をまなみと同じように愛してしまった。

まなみの親友と知っておきながら、律子の気持ちに甘えてしまった…律子もまなみも幸せにしてやる!と思い上がっていた。

律子は僕の手を両手で握り僕の背中に身体を預け「あなたは…
あたしの黒い殻を破ってくれた。
あたしを、女にしてくれた。
あたしに、人を愛する勇気をくれた。
好きになった気持ちに溺れて狂って壊れた事もあった…でも…それを含めて、今のあたしになっているんだ…
そして、瞬一とまた出会えた…」と瞬一の名が出たとたん、僕はびくっと思わず握られた手を強く握り返してしまった。

すると律子が背中から離れ、数歩下がって初めて僕に振り向き
「ゆうさん、ありがとう。
あなたがいたから、あたしはここまで歩いてこれた。
好き、大好き、愛してる…それは今でも変わらないわ…」と言う律子。

僕は色々言いたかった!でも…これからは律子が選んだ瞬一とこの先一緒に歩んで行く。
それがわかっているので、僕は何も言わす、律子を優しく見つめていた。
途端涙がぽろぽろと零れるが律子は笑顔で
「もう…もう大丈夫だから…
あたし、竹田律子は…あなたのその背中から離れても…歩いていける。だから…だから…」と一旦律子は言葉に詰まり、それでも「だから…今まで…あたしを…ずっとずっと…支えてくれて…ありがとう…あたしは…いま、この場で…あなたから…あなたから…卒業…します…」と泣き笑いの笑顔で…今まで見たどの笑顔の中でも最高の笑顔で見つめて言うと、涙が溢れ出て崩れ落ちそうになった律子を僕は胸の中で抱きとめた。

「りっちゃん…卒業おめでとう。
これからは…しゅんくんがいるから大丈夫。
淋しい気持ちはあるけど…
これからは家族として、もし何か有れば、助けるからな!」と言って律子を労る様に髪を撫で…唇にキスしたかったが、堪えておでこに軽くキスをした。
そのまましばらく律子が泣き止むまで抱きしめていた。



257
投稿者:ゆうすけ、瞬一 ◆Nvwi/zPrkY
2023/01/07 18:02:44    (8fHlq3eD)
「…そっか。
しゅんくん、りつの中にまなを感じたんだ…
普通は信じられないだろうね?…」
「こればかりは体験しないと理解できないよ?僕だって聞いていても、半信半疑だったから…でも確かにまなさんを感じた。
律子の身体つきも変化して…不思議な体験だった。」とまなさんと背中合わせにもたれながらまなさんは足をぱたぱたさせながら嬉しそうに僕はそんなに嬉しい出来事だったんだ…と思いながら話をしていると…
「まなね?りつを裕介に会わせる事が出来たの、本当によかったと思ってるんだ。
決して皆が手放しで賛成してくれない関係。
でもそれでよかったって思っているんだ…
だってそのおかげで、こうしていま、あの娘はあなたを見つけて、そして…あなたの元に行くんだから…」と言った後、「でも…まな、少し不安かな…?
りつがあなたと一緒にどこまでも遠くに行く事が。
まなたちはヘンテコな家族。その輪の中にあなたが入って…でも、あなたは、そんなまなたちを少しだけ、一歩引いたとこで優しく見てる気がするんだ…」とまなさんにストレートに言われて、ギクッとした。
3人の関係は確かに歪な関係…普通じゃ理解できない、でも僕は律子が好きという事もあって納得する部分もあり、でも納得できない部分もあって、一歩引いたとこに身を置いていた事を否定できなかった。

まなさんは続けて「裕介はね?あなたならりつを託せれるって想っているよ?それはあの2人の間には、まなとは違う濃くて深い繋がりがあるから。話さなくても気持ちが繋がっているのかなぁ?
でも、まなは…あなたならりつを…っていう気持ちにいま一歩…辿り着けないんだ…」と天井を見上げながら僕にもやもやした気持ちを打ち明けたまなさん。

その言葉を聞いて僕は裕介さんに負けたとは思わないが、僕が思っていた以上に律子と裕介が繋がっていた事を思い知らされた様な気がして…その上、まなさんからりつを託せれる相手じゃあないって言われた様な気がして、大きく身体が揺らいでしまった。

裕介さんはともかく、律子と半分心を分けあったまなさんに言われたのがショックで俯いていると、まなさんが僕の背中からするするっと前に回り、俯いた僕を下から覗きこんで…

「責めてないよ?
これは…まなのわがまま…かな?
まなも、りつとしゅんくんが一緒になる事、ホントに嬉しい。それは変わらないよ。でもね?まなの大事な大事なりつをあげるんだから…
しゅんくんも…あと一歩。まなに近づいて欲しい…な?
まなの中のりつの事も…あなたには…知っておいて欲しい…って…思うんだ…」って言っておっきな僕の身体をちっちゃなまなさんが精一杯抱きしめて来た。
その温もりが祝福している気持ちが伝わって来たけど…

僕はそう言われてどう対処すれば良いか悩んでしまった…しかも抱きしめてくれているので、まなさんのおっきな胸が僕の胸に押し潰されていて、律子では感じる事の出来ない感触…

律子の中のまなさんを抱いたけど、本物?の感触は全然違った。

しかもとても可愛い笑顔で僕を見つめている…「まなさん…まなの中のりつも知って欲しいって…良いの?
何か裕介さんに申し訳ない…」と言っておきながら、そういえば裕介さんと律子は僕の知らないうちに深く繋がっていたんだ…と思って…

気がつくとまなさんを優しく抱きしめキスをして、律子の中のまなを抱いた時の様に優しく身体を愛撫しだし、まなのワンピースのボタンを外し手に余るくらいの胸を優しく時折強く揉み始めた。

ゴムも無い事も忘れ、まなの首筋にキスをして耳朶を軽く噛んだりしながらまなを寝かして上に乗って胸を優しく揉みながら乳首を舌で転がらしたりしていた。


【まなみさん、お待たせ。
今年も宜しくお願いします。
何度か書き込みしかけたけど、後少しというところで消えたので分けて書き込みしました。】



258
投稿者:まなみ・律子 ◆hluclZYKho
2023/01/07 20:38:28    (bfB/kLlD)
え…えんりょ…しなくて…んふにゅぅ…いい…よ…
んにゃっ…ふみぃ…
いくら…かっこよかったり…きれいなことば…ならべて…みても…ふみこんで…心に触れるに…は…こうするのが…いち…いちばん…なんだか…らぁ…
っ!んはにゅっ!ふむっ!んむうううっ!
(まるで本能がそうさせるように、まなはしゅんくんに身体を許しました。遠慮がちにキスをして、ワンピの中の胸に手を入れてきたしゅんくん。
まなは「ないしょ…だよ?」と口元に指を添えると、自分からボタンをさらに外します。
彼の目にはまながどう映っていたかはわかりません。灯りを消して、ゆうすけより大きな手が胸を包むと、頭の芯がトロンとするのを感じました。
そのまま寝かされて気遣う様に優しく覆い被されて、身体中でまなの全身を愛撫してくれるような心地よい温かさ…
まなはお腹の底から湧き出る喘ぎを口を塞いで抑えるのに精一杯でした。)

はふぅ…んみっ…んにゃぁぁ…
さすがりつが選んだ人だね…?優しくて優しくて…
まな、蕩けそう…
ゆっくり…ゆっくりでいいよ?
ゆっくりと…まなの中に手を入れて…この身体の中のりつにも会ってあげて?
(身体が火照ります。熱を帯びた手でしゅんくんの頬に触れて、するりとその身体から抜け出します。起き上がる時、くちゅん…と溢れる感触に震え…
まなはしゅんくんの手を取ると、両親の寝室から一番離れた奥の部屋に彼を誘います。
しゅんくんはまなの顔をみてびっくりしたようでした。鏡を見なくてもわかる…母でも妻でもない女の顔…16でゆうすけに会い愛してきましたが、たぶん見せた事ない顔…まなの中のりつがそうさせているようでした。)

…お父さんもお母さんも…子供たちも寝ちゃった…
ここなら…気付かれる心配…ないよ?

…抱いて?

そして…まなの心を…触って?
(とまりません。とめてくれません。おかしなのは分かってます。しちゃいけない事だとも。でもそれを言うなら、今までのまなたちの関係を否定する事になるでしょう。
まなが家族だと認めた人。同じ距離で4人同じ所を廻って欲しいから…だから…心を触れてほしい…
しゅんくんは、まなの柔らかさが気に入ってくれたのか、包む様に抱きしめながら再び覆い被さります。りつですらすっぽり入るその身体。当然まなもその中です。)

んっ!んにゃああっ!ふみっ!ああああっ!
しゅんくん!きもちいいっ!きもちいいよっ!
んみゃああああっ!そんなっ!そんなおっぱいの…乳首の触り方…まな…まなぁっ!ふみゅっ!んにゃああああっ!
(喘ぎに興奮してくれているのか、まなの鳴き声をもっと聞かせて?というように強く揉まれたり、コリコリ乳首を摘まれます。まなも遠慮なく鳴き声をあげ、彼の中でごぽっ…ごぽっ…と音を立ててお汁を下着の中にこぼし、触られてもいないのにぐちゅぐちゅに濡らし始めていました…)



…ぐすっ…すんっ…ひくっ…くすん…
(あたしはゆうさんの中に包まれて、激しく泣きました。言った。言えた。言ってしまった。
彼は何も言わずにキスをして抱きしめてくれて…
ようやく涙も収まり、あたしは顔を上げます。そこには変わらず笑みを浮かべる優しい顔。そしてそれを照らす月明かり。まるでそれはあたしの宣言を見守って、証明してくれたようでした。
…この東屋。ここであなたたちは…そしていまあたしは…あたしは目を伏せ、奥底に意識を沈めます。
そこにいるのはあたしの中のあたしだけのまな。
「…いいよ?…」
一言だけ呟き、あたしの背中を押してまた意識を浮かべていきました。
あたしは目を伏せたまま彼の頬を両手で手繰り寄せると、そのまま唇を重ねます。感謝と愛情を伝える様に舌を絡めて…ゆうさんの手があたしの頭を支えます。あたしはそのまま彼の背中に手をまわし…その背中を確かめる様に何度も撫で…
やがて2人の舌の間に糸を引きながら唇が離れます。
たぶん…今のあたしは…これから最愛の人に見せていくであろう、妻として…そして母としての顔をむけているんだと確信していました。
「…また、知らない律子が見られた…」
そんな彼の一言がそれを物語っていました。)

…そうだね?見せて行くよ?これからいくらだって…
でも…それはゆうさんにじゃないんだ…これからのあたしは、すべてしゅんいちの為に…
絡まってどうしようもなくなったあたしの心の糸玉を解いて、ちゃんと巻き直してくれたあの人のため…
でも…抜け出せなかった16の頃の泥沼から引き上げてくれたゆうさんにも…今だけ…お裾分けしてあげる…
(あたしは彼の膝の上に座ると、もう一度キスをします。あたしの中のまなに誘われる様に、今だけゆうさんの妻の顔で…
ゆうさんはさっきのお返しとばかりに、あたしの身体を優しく撫で回してくれました。ピクピクと身体が震えて、ゆっくりと気持ちよさが波の様に広がります。
人間、過ちはある…あの時のゆうさんがまなを犯したのは確かにしてはいけない事。でもその過ちのおかげで今がある…数々の人達の気持ちを和らげ、繋ぎ、紡いだ糸はここから始まった…でもあたしは…
気がつくと胸元がはだけ、火照った肌が月明かりに照らされます。今度はあたしがゆうさんを見下ろして優しく笑い…)

あなたとまなは…土砂降りの雨の夜の中交じり合って、始まったんだよね?
あなたとあたしは…月明かりが眩しい静かな夜の中…もう一度交じり合って…終わりにするよ?

…抱いて?…

ここで…あの頃のまなみたいに抱いて…
あなたをあたしの中に刻みつけて、あたしはここからまた歩いていくからね?

【こちらこそまたよろしくお願いします。
前回から、俯瞰的な表現でなくて、それぞれの内面からの言葉で描写しています。
それと、踏み込むまなちゃんと離れるりっちゃん。それぞれ対照的な内心を出してみました…
どう…かなぁ?】
259
投稿者:ゆうすけ、瞬一 ◆Nvwi/zPrkY
2023/01/10 21:35:02    (.baZuQbF)
僕がまなさんに躊躇いがちに抱きしめキスをしてワンピースのボタンを外すと…

「え…遠慮しなくて…いいよ…いくら…かっこうよかったり…きれいな言葉…並べて…みても…ふみこんで…心に触れるに…は…こうするのが…いち…いちばん…なんだから…」とまなさんが甘い喘ぎ声をもらしながら…僕が知っているまなさんから想像も出来ない言葉に驚いていると更にまなさんが「ナイショ…だよ?」と口元に指を当てて自らワンピのボタンをさらに外してきて僕は大胆なまなさんの行動に戸惑いながらも、
優しく身体を愛撫する様に寝かして胸を優しく揉み、乳首を舌で転がらしたりしていると…

「さすがりつが選んだ人だね…優しくて優しくて…まな…蕩けそう…ゆっくりゆっくりでいいよ?
ゆっくりと…まなの中に手を入れて…この身体の中のりつにも会ってあげて?」と熱が帯びた手で僕の頬に触れるとするりと僕の身体から抜け出ると起き上がり、僕の手を取ると一番奥の部屋に向かった。

まなさんはワンピの胸元は戻していたけど、ボタンは留めていなかったので、歩いているとチラチラと色白のおっきな乳房が見えてドキドキしてると、不意に僕を見たまなさんの表情に僕はハッと息を飲んだ。
そのまなさんの顔は今まで僕が見たことの無い顔…母でも妻でもない1人の女の顔。
今まで可愛い笑顔の似合う娘って印象だったのに今のまなさんの顔は律子みたいに綺麗で可憐な顔…というのか色っぽく艶っぽい女の顔…

部屋に着くと「…お父さんもお母さんも…子供たちも…寝ちゃった…
ここなら…気づかれる…心配ないよ?

…抱いて?

そして…まなの心を…触って?」と更に色っぽく艶めいた顔で僕を誘うまなさん。

こんな子供もいる人妻…ましてや自分の婚約者の親友相手にこんな事をしては絶対にいけない事は良くわかっている。

だけど…まなさんにも心から僕と律子を祝福して欲しい!その為の手段としてするしかない!

いや…それは只の言い訳にしか過ぎない…牡としての本能というべきなのか、僕は今のまなさんが欲しい!全てが欲しい!と思ってまなさんを包みこむ様に抱きしめた。

やっぱりこの柔らかさが良い…比べる訳じゃないけど、律子じゃこういかない、抱き心地の身体っていえば良いのか?この肌触り、感触、全てが心地良い…

僕はそう思いながら律子にする様に身体を覆い被せながらワンピの胸元を広げて、優しく乳房を大きなで包む様に揉みながら、硬く尖った乳首を指先で優しく摘まんだりしてると、まなさんが「しゅんくん!気持ちいいっ!気持ちいいよ!そんなっ!そんなおっぱいの…乳首の触り方…まな…まなぁっ!」と喘ぎ声をあげながら身悶えるまなさんがとても魅力的に見えて、もっともっとまなさんを感じさせたい、もっと甘い喘ぎ声を聞きたい!

そう思いおっぱいを強く揉んだり、コリコリと硬く尖った乳首を指先で摘まんだりして、僕の胸の中にいるまなみを責めてやると、その責めに応える様に遠慮なく喘ぎ声をあげるまなみ。

「まなさん…いや、まなみってこんなに感じ易い娘だったんだね?
もっともっと感じさせたい!」と言いながらワンピのボタンを全部外し、あの日の公園の時の様にするするとクロッチ部分が色が変わるくらい濡れたショーツを脱がし、優しく指先でクリを撫でながら割れ目部分に指を焦らす様に這わした。
まなみのお尻の辺りにズボン越しからでも解るくらい硬く大きくなったおちんちんが当たり、身体を動かす度に擦れていた。

僕はクリを撫でながらもう片方の手でまなみの髪を撫で「まなみってこんなに可愛い顔してるんだね?」と言ってキスをして舌をゆっくり絡めた。
これからまなみと溶け合う為、まなの中のりつとも溶け合う為に焦ることなくゆっくりじっくりとクリを弄りながら髪を撫でていた手を下げて乳首とクリを同時に弄ってやると再び猫の鳴き声の様な喘ぎ声をあげて、割れ目からお汁が溢れ出て…

指先でお汁を掬いながら太いをゆっくりと割れ目の中に入れて沈めて行く…
ヌチャヌチャといやらしい音が辺りに響き、僕は再びまなみとキスをして舌を絡み合って、舌を離すと糸を引き、まなみの瞳が潤んでいて

耳元で「入れるよ?」と言いながらクリをおっきなおちんちんで押し潰す様に擦りつけて、ゆっくりじっくりとまなみのおまんこの中に入れて行った。








260
投稿者:ゆうすけ、瞬一 ◆Nvwi/zPrkY
2023/01/11 22:27:41    (kcaspdh8)
律子が僕の胸の中で泣き止むまで抱きしめているとようやく涙が止まったみたいで顔をあげると、僕は優しく微笑みかけた。

すると律子が目を伏せた…少しすると律子が目を伏せたまま僕の頬を両手で手探り寄せると唇を重ねて舌を絡めてきた。

これまでの感謝と愛情がひしひしと伝わってきて僕は律子の頭を支えお返しとばかりに舌を絡めていると律子が僕の背中を何度も撫でていた

そっと糸を引きながら唇を離すと、そこには今まで見たことの無い顔をした律子がいた。

「また、知らない律子が見えた。」と呟くと
「…そうだね?見せていくよ?これからいくらだって…
でも…それはゆうさんにじゃないんだ…これからのあたしは、全て瞬一の為に…絡まってどうしようもなくなったあたしの心の糸玉を解いて、ちゃんと巻き直ししてくれたあの人の為…
でも…抜け出せなかった16の頃の泥沼から引き上げてくれたゆうさんにも…いまだけお裾分けしてあげる…」と言って律子が僕の膝の上に乗ってキスしてきた。

僕は律子にそう宣言されて、寂しくもあったけど、本当に強くなった、儚げな部分が消え失せとても魅力的な娘になった…

しゅんくんには悪いけど、律子が言っていた様にお裾分けして貰おうかな?
そう思って律子にキスを返して、そっと抱きしめた。

その時、一瞬律子の顔からまなみの顔に変わった様な気がして、もう一度見ると律子の顔だった…

僕はふわふわした気持ちのまま律子のシャツの上から優しく愛撫する様に身体を撫でながら触っていると律子の身体が気持ち良さそうに震えているのがわかり、僕はゆっくり胸を揉みながらシャツのボタンを外し、胸元をはだけさせ…
月明かりに照らされ、妖艶な雰囲気を律子は纏っていた。
すると律子が僕を見おろして優しく微笑み
「あなたとまなは…土砂降りの雨の夜の中交じり合って、始まったんだよね?
あなたとあたしは…月明かりが眩しい静かな夜の中…もう一度交じり合って…終わりにするよ?

抱いて?

ここで…あの頃のまなみたいに抱いて…
あなたをあたしの中に刻みつけて、あたしはここからまた歩いて行くからね?」と言われて…

僕はこれで本当に律子を抱けるのは正真正銘これで最後だ、それから僕という存在を律子が言った様に刻み込むしか方法は無い。

と思ったものの…あの頃のまなみたいに…と言われて僕は躊躇してしまった。

今更だけど、律子に対しても僕は酷いことをしてしまった…いくらまながゆりなを宿してエッチ出来なかったと言っても律子の気持ちを利用してまなの代わりに、まなにしたくても出来なかったことをしてしまった。

それなのに、今回、また同じような事をして良いのか?いくらこれで最後と言っても…

と葛藤しながら律子を見つめると…何故か律子の中からあの頃のまなみが微笑んでいる様な気がして…僕は…

律子をきつく抱きしめ「律子はいつもそうだったね?
僕が辛い時、苦しい時、悩んでいた時にはいつも助けてくれた…
僕もこれからは…これで律子から卒業しないとね?」と言って律子に覆い被さり、あの日と同じように律子をベンチに押し倒して…

そして、あの頃より大きくなった律子のおっぱいをブラを荒々しくずらして揉みながら唇を奪い舌を荒々しく絡め舌を吸いながら乳首を指先でコリコリと摘まみながら転がし、律子の甘い喘ぎ声が僕の欲情に火を点けた。

そうあの日のまなみを抱く様に荒々しさの中に熱い思いを込めて律子の身体を抱いた。




【まなみさん、お待たせ、
今回の書き分けも良いですね?
僕はまなみさん程の書き分けが出来ないので、羨ましいです。

りっちゃんにどこまでして良いのか、悩んでこんな感じにしました。】




261
投稿者:律子・まなみ ◆pVvpmy/qE2
2023/01/12 20:06:23    (yH2lvv7p)
っ!あっ…あはぁっ…んくっ…くひっ…ふあぁぁ…
…あ、やだ…そんな…っ…
(ゆうさんの優しくも荒々しい愛撫に、あたしは甘い声をあげました。はだけた胸がプルンと揺れています。
時に甘く、時に強く…あたしは感じて喘いで頭が蕩けているうちに、裸にされていました。ベンチだから隠れて見えないとはいえ…)

…い…いや…

(それは拒絶ではありません。むしろまなのように犯されたい…前に岡女の制服でされた時はトモさんの代わりでした。あそこまで激しく、まるでタガが外れた様にこの人に責め立てられた事はありません。でも、まなとの始まりの夜はもうどうなってもいいとさえ思うほどに、あれよりもっと激しく本能のままされたと、以前まなは言っていました。
初めて会った女の子を犯し、あろうことか処女を奪いボロボロになるまで中を満たして…
ゆうさんはいつもあたしを守ってくれた。
でも…
でも最後なら…一度だけ怖いくらいに…
あたしは無意識に後退りし、シャツで前を隠します。あの時、それがまなじゃなくてあたしならこうした…その姿と紅潮した肌、熱く甘い吐息が、ゆうさんの欲情に火をつけてしまいました。)

っ!!あっ!やっ!ふあああっ!
(あたしの最後の望み…この人に、ゆうさんに、まなより激しく深く犯されて愛されてみたかった…
その意思を欲しがる瞳で読まれたか、まるであの時のゆうさんに戻った様に身体をベンチに叩きつけられます。)

あぐっ!かはっ…ごほごほっ!ゆうさ…そんな…そんなに…ひああああああっ!やっ!やだああっ!
そこっそこおっ!ビリビリきちゃうよっ!
ギュッてしないで!摘まないで!
や…やだやだやだっ!いやいやいやいやあっ!
イ…イクイクイクイク!イクッ!イッちゃうっ!
ひぐうううううっ!あひっ!あああああああああっ!
(乱暴にされながらもどこか安心していられるのは、全幅の信頼を彼に寄せているから。頭の上で両手を掴み上げられ、乳首を吸われて噛まれて、そしてクリを…あまりの刺激にあたしはもうそれだけでイッてしまい、腰を突き上げて潮を吹いてしまいました。噴き上げるたびに腰を高く突き上げ、どんどん頭の中を白く染め上げられていきます。)

んひ…ふあああ…なんなの…弾けるみたいに…イッて…るぅ…
ゆうさ…ゆう…すけ…もっと…もっともっと…いじめてよ…今だけ…あたしはあなたの奥さん…
今までの…まなとの時間…そっくりあたしとの…時間だったんだよ?
あたしに…何をしたかった?どうして欲しかった?
して?もう戻れないくらいに…染めちゃっていいから…
(ゆうさんのためと言いながら、彼はまなをとるとわかっていながら吐き出せなかった切ない欲望を、最後だからこそ遠慮なく吐露します。どんどんいやらしい顔になるのが自分でもわかる…
あたしは足を開き、潮とお汁にまみれたおまんこをくぱぁ…と広げてみせます。ヒクヒクと蠢き、コプ…ごぽっ…とお汁を噴き出させながら…)

ゆうすけが…女にしてくれた…あたしのおまんこ…こんなにいやらしくなったよ?
イッちゃってアタマおかしくなったかな?あたし…
…遠慮してるでしょ?まなの目を盗んでしてた時のこと思い出して…実はあたし…ものすごく興奮してたんだ…まなには悪いし、こんなこと言えないけど…あの頃のあたしは、ホントに頭おかしくされて、あなたしか見ていなかった…
ちょうど…今みたいに…あひっ!んんんんんんっ!
(あたしはゆうさんの手をとり、おまんこに彼の指を入れます。くちゅ…と音が鳴った途端叫ぶ様に声がでます。腕ごと引っ張りもっと中に入れると、ゾクゾクが子宮から脳を貫き、ガクガクと震えどぼどぼお汁を溢してしまいます。
ゆうさんはあたしをそのまま胸にだき、知り尽くされた胎内の弱い所を的確に責め始めます。
あたしはただその背中にしがみつき、甘い叫び声をあげるしかできなくなりました…)

あっ!あんあんっ!ひぅっ…あひぃぃっ!
あ・あ・あ・あ・ああああああっ!
やだ!そこやだ!ダメダメダメダメダメ!
なんでそんなとこまで知ってるの?ひっかかないで!やだだめっ!また!またイカされ…ちゃううううっ!
(何度も激しくイカされて、崩れ落ちるあたしを抱き止めると、そのままキスされます。舌を絡めて唾液を飲まされ、あたしはそれをコクコク…と喉を鳴らし飲み…まるで媚薬みたいに身体を熱くさせます。犯されたい!もっと…もっと!終わりと言ったけど、まなを捨ててこれを始まりにしてもいい!
後々自分で思い返して身震いするほどのストレートなこの場だけの感情。それをオブラートに包まず声に出します)

…ねぇゆうすけ…まなより激しく犯して…
…まなの事忘れて…あたしだけのゆうすけになって?



んぎっ!あぎゅっ…あ…あが…かはああああっ!
んみゅおおおおおおおおおおおっ!
いき…できな…いよ…くるし…くるしいいいっ!
(お尻に入れられた事はあっても、しゅんくんはまなを気遣って半分にしてくれました。
この夜の上気にあてられたか、まなはいれるよ?と言う目に対して瞳を潤ませてうなづきました。
そしてめり込ませながら胎内を割り入るおちんちん。暴力的な快感が全身を走り回って、まなに雷を浴びせます。身体の中全てを根こそぎ書き換えられる様な有無を言わさない捻じ込み方…りつはこれを…あの身体で…)

しゅんくんっ!まって!まって!まっ…
みゅおぐっ!んみゅ…おああああっ!
(いとも簡単にまなの中のりつが顔を出します。優しく包む様な豊満な身体でありながら凛とした気配を纏い…まなとりつが混ざり合った瞳で手を伸ばししゅんくんの首に抱きつきます。
ただ抱きしめて欲しかっただけ…なのですが、しゅんくんはまなを抱き上げると、そのまま…)

ぐぢゅ…ぐぽおおおおっ!

んあおっ…あ…みゅおっ…おぐああああっ!
ふか…いよ…しゅん…いち…しきゅ…まで…
ああああっ!でるっ!でちゃうでちゃうっ!
おあっ!んみゅうううううううっ!
(まるでりつとまなを同時に抱く様…両側からそれぞれが喘ぎ、膣壁から圧迫されて潰された膀胱は、もはやその中を留めておけませんでした。)

ぶしっ!じょぼぼぼぼぼ…
ふにゃああ…でる…とまんないよ!
あたま…バチバチいってる!りつが喜んでる!
外にでたいって叫んでる!
もっと!もっとして!今だけゆうすけのこと忘れる!まなは…しゅんいちだけの女になるよ!
(その一言で何かが弾けたか、しゅんくんはまなを寝かせると、ゆっくり大きくピストンし始めます。
ずぬうううう…ぐちゅんっ!
耳まで犯す卑猥な音を部屋中に響かせ、負けないくらい甲高い鳴き声を撒き散らして、まなは身体中をしゅんいちに染められていきます。
舌を突き出して喘いでいるとその口を塞がれて…まなは彼の口の中で舌を動かしていき、どんどんしゅんいちという人をうけいれていきます。
いつの間にか、捕食される様に覆い被され、まなは手だけがその体の外でピクピク…と震わせていました。その中で猫の鳴き声がくぐもって聞こえていたことでしょう。まなは、もうみゃあみゃあ鳴く事しかできず、おしっこだかお潮だかわからないものを彼のおなかに吹き付けて何度も激しいイキ波に飲まれていきます。)

〈もっと!もっともっと踏み込んできて!まなの心をもっと覗いて!それで…りつに会って…?〉
(そんな心の声すら読まれて、しゅんくんはまなの腰を掴んで一気に打ちつけます。その衝撃はまなを串刺しにしてつきぬけてしまい、イカされ尽くして意識が朦朧となっていきました…)

も…だめ…しゅんいち…しゅん…い…ち…
(意識の底に落ちていくまな。そこではりつが優しく抱きしめてくれました。そしてりつはまなの心の中をまさぐるしゅんいちの手を引き、ひっぱりこみました)

【りっちゃんもまなちゃんも抑えが効かなくなってしまいます。だってそういう夜だから…
ゆうさんは…もっと欲望のままにりっちゃんを自分のものにして?
しゅんくん…もっとまなちゃんの心の中、かき回して覗いて?】

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