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堕ちる憧れ

投稿者:松井翔平 ◆vVgtI4rckc
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2025/07/06 17:34:04 (lr8T.XNS)
その人は、貴女が野球と出会うきっかけをくれた。
その人のプレイは、貴女に野球の魅力を教えてくれた。
その人の活躍は、貴女に体格が全てではないと証明してくれた。

貴女の憧れであり、目標でもあった。
しかし決して追いつくことができないだろう雲の上の存在のようにも感じていた。

そんな思春期時代、誰しも憧れの選手の一人や二人いるのは当然かもしれない。

県内唯一の女子野球チームに所属している貴女。
小学校時代は男子に混ざっても違和感がないほどにグラウンドを駆け回り、巧みなバットコントロールと繊細なボールさばきで、レギュラーすら勝ち取っていた。

現在所属しているチームでも変わらず努力を続けている。
しかし、両親共に小柄な貴女は女子だけのチームの中でも小柄、そして非力に見え、後れを取り始める。
自慢のバットコントロールも、徐々に球威に押され、はじき返すのが困難になっていくのを感じていた。
それでも続けられたのは、憧れの選手が自分と似たタイプだから。

昨今の日本人離れした体格の選手に囲まれながらも、シュアなバッティングで唯一無二の存在としてチームを牽引し、世界大会では最優秀選手に選ばれるほどの成績で、その名を世界に轟かせた。

好きな食べ物、好きな言葉、趣味、食事、座右の銘。

憧れのあの選手のことは何でも知っている。
そしてあの選手の言葉は、何よりも深く、重いものとして受け止める。

家族の助けより、コーチのアドバイスより、あの選手の何気ない一言の方がずっと重要。
憧れはいつか、崇拝に近いものへと変わっていった。

そんな選手がシーズン後の自主練の地として、地元へと帰ってくるという噂を耳にする。
偶然にも憧れの選手と出身が同じ貴女は、居ても立ってもいられず、SNSの目撃情報などを頼りに少し強引に押し掛ける形で訪ねていく。


失礼にも程がある、身勝手な行動。
しかし咎めるどころか、その向上心の高さを評価してくれ、いくつかの約束を守ることを前提に自主練中の指導を引き受けてくれることに。

その約束とは、
・自主練の邪魔が増えては困るからと、二人での自主練の事は友達はもちろん、家族にも絶対に言わない事。
・自分の指導、アドバイスを信じて疑わない事。

真っすぐ受け止めれば至極真っ当な約束。
しかし、男の視線は発育途中、その成熟しきっていない貴女の身体へと注がれていた。


【松井翔平 30歳 173cm 中肉中背よりも引き締まった体つき。
選手としては小柄ながらも、シュアなバッティング、繊細なグラブさばき、そして5年連続盗塁王を獲得する文字通り走攻守揃ったユーティリティープレイヤー。
世界大会ではキャプテンとしてチームを牽引、優勝こそ逃すも、彼の力は大きかったとメディアも絶賛。

その一方で、世界大会時分、性的な娯楽に緩い国での滞在が長くなると、日本では当然認められない年齢の女子で手籠めにする快感を覚えてしまう。
性的な知識も不十分な女子を辱め、そして快楽に流され変貌していく姿にこの上ない興奮を感じる変態へと変わってしまえば止まらない。
とはいえ、日本という国で堂々と動くことはできず悶々とした日々を過ごしていたところ…、飛んで火にいる夏の虫、とばかりに貴女と出会ってしまう。


貴女
「不自然」な指導にも自分で勝手に真っ当な解釈に切り替えて受け入れてしまう程に、男に憧れを抱いている。
それはもはや崇拝に近い。

野球の上達の為、に指導を教えを乞う、ことが目的だったはずが徐々に、褒められることが嬉しい、指示されることが嬉しい、悦んでくれることが嬉しいと方向性もズレ始める。
従順と言えるほどに変化していく少女。
自慰、淫語、奉仕、羞恥、露出、放尿…、強すぎる憧れは、貴女を盲目にし内に秘めたる雌を開花させていく。




期待するイメージや要望をざっくり記載させていただきましたが、具体的な容姿、性格などはご提示いただけると嬉しいです。
基本的には置きレスになります。
出来る限り1日1レス程度は目指したいと思いますが、数日開く可能性もございます。
同様のペースで可能な方がいらしたら、お相手をお願いできればと思います。

勝手ながら名前は漢字フルネーム。
1000字以上程度の文章量がコンスタントに可能な方でお願いできればと思っております。

魅力に感じていただけましたら、ご相談からよろしくお願いいたします。】
 
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148
投稿者:佐倉 栞 ◆bw/2zoLEgk
2025/07/26 11:40:41    (1.KXKhIL)

「おはようございますっ!」

グラウンドに姿を見せた栞は、朝だと言うのに額からは玉のような汗をかき、息を乱していた。
松井選手のもとに走って来たことは一目瞭然…

「久しぶりなんで…早く来ちゃいました…今日は、お母さんにクラブチームでの練習だと言って家からユニホームを着てきました…」


栞は気づかなかったものの、ユニホーム姿を見て、一瞬残念そうな顔を見せた松井選手…目の前での着替えはもはや当たり前になっていて、履いていくとでんて栞が言った新しく買った下着を拝めるものと楽しみにしていたようだ。

遅かれ早かれ滝のある場所に行けば、汗だくになった身体を拭くためユニホームは脱ぐことになるのだが…


挨拶を済ませ今日の練習メニューの説明に入った。
病み上がりということで、暑い中での実技練習は取りやめとなり、ケア中心のメニューとなることと遅れを取り戻すためにケアには十分に時間をかけることを伝えられる。

「はいつ!わかりましたっ!」

栞に異存などあるはずもなく、松井選手の示した練習メニューにも黙って頷いた。


(わあ…キツいなぁ…たった1週間休んだだけなのに…)


川沿いの山道を滝のあるところまで体幹を鍛えるための歩き…久しぶりに身体を動かすためか、いつもより負担を感じ、改めて遅れを自覚する栞…



息を切らしながも、どうにか休まず滝のあるところに到着するも、汗のかいかたは半端なく、ユニホームは汗て重くなるほどだった。

「たった1週間休んだだけで…やっぱり毎日の積み重ねが大事ですね…ふぅ~あっつい〜」


到着と同時にユニホームを脱ぐのも恒例の事…栞は何の躊躇いもなくユニホームやアンダーシャツを脱ぎ捨てると、パンツ1枚になった。
ただ普段と違うのは、木綿の面積の大きいパンツではないことだ。


「昨夜…迷ったんですけど…コレにしました…ケアしやすいように股か大きく割れているのです…」


松井選手の前にパンツ1枚で立っ栞…直立姿勢だとよくは分からないが、股の前部分には亀裂がハッキリと見え、それを見つめる松井選手の目は妖しい光を帯びていた…



ありがとうございます。
気をつけますね。





147
投稿者:松井翔平 ◆vVgtI4rckc
2025/07/26 10:11:00    (n4pqfUSo)
「ふぅ…全くこの子は…。しかし…。」

体調不良の連絡を受けて数日後の事。
部活に良く許可が下りたことを伝える連絡だった。
もちろん、母親には部活、と言っているだけで、実際は松井の下へのケアに向かう口実。

当然のことながら部活を連日休んでいる…、もはやサボっていると言える状況が数日続いているとも言いかえることができる。
栞の変化、性長に関しては悉く都合の良い方に進んでいる。
しかしながら、良くも悪くも松井への依存度の上昇が、この非日常をどこかに露見させるのではないか、その心配を生んでもいた。

(1日…?いや、2日か…?
ろくに栞を堪能できないだけで、こうも長く感じるとはな…。
思った以上に俺も、栞への依存が出てきているのかもしれないな…、それはそれで気を付けたいが…。
時間も限られている…、のんびりしているわけにもいかない…な。)

手元にジャラジャラと、栞用に購入したアダルトグッズが散乱している。
取り急ぐのは、デザイン重視のローターとクリトリス吸引機。

清潔感のある白を基調としたデザイン。
完全防水の初心や向け、無線式。
男の親指の先程の大きさの楕円形状の5個入りローター。
個別に刺激のボリュームが変更可能な、機能性に優れたモノ。

そしてクリトリス吸引機。
所謂「ウーマナイザー」を準備しようかと考えたが、
さすがに初見では刺激が強すぎるかと考え、シンプルな先端が吸盤のように張り付く形状且つ、手元がスポイト上のモノをチョイス。

スポイトをきゅっと押しつぶし、クリトリスにあてがいながらゆっくりと離すと、吐き出した空気を取り戻そうと吸引。その力でクリトリスに張り付いてくれるという物。
長さおよそ7,8cm。
ローターのように電動ではないものの、装着した状態で下着を履いてもほとんど目立たないサイズ感は優秀と言えそうだ。

もちろん、ウーマナイザーそのものも購入済み。
それ以外にも、あらゆる形状のバイブ、ディルドなども当然購入済み。
必要に応じて使用していけばいいという判断。

全てを野球道具とは別にバッグに詰めながら、通話を着る手前の栞の言葉を思い出す。

『アレ…忘れないでくださいね!アレですよ…アレ…家で反復練習の時に使うローション…』

「よっぽど気に入ったみたいだな…、俺の精液が…。
頼まれたんじゃ仕方ない…、準備してあげないとな…。」

通話時はほとんど半裸が恒例となっているのは男も同じ。
画角を調整して、全裸は隠していた物の反り返るモノは、通話を終える前から健在。
何度も確認した、反復練習…もとい、栞のオナニー動画を見ながら、強く竿を握りしめる。


「く…ふ…は…。
さすが、そんじょそこらのAVとはわけが違う。

その小ぶりな胸も、敏感な乳首も…ぐっしょぐしょのぱんつも…全部…ほんと、最高だよ…栞…。」

浮かび上がる血管。分厚く張った亀頭。
抉れるように括れたカリ首。

とろとろと鈴口からは先走りが溢れ、竿を握りしめる手を濡らす。

「は、く…っと…、大事なことを忘れていた…。
これなら漏れなく回収できるだろう…。」

快感に押されて果てそうになってしまっていることにハッとしながら、慌てて避妊具を取り出すと、必要最低限で覆いかぶせる。

「まさかゴムをつけてオナニーする日が来るとは…な…。
く…ふ…あ…。」

完全に被ったのを確認すれば、再び太い竿を扱き、反対の手は睾丸を優しく揉むように刺激する。
固さが増し、亀頭は腫れたように膨らみ、そして…。

「くっぅぅぅ…。」

呻き声に似た声と共に、避妊具の中へと解き放たれる白濁液。
これで良し…、と悪魔的な笑みを浮かべるとその口を縛り、透明な瓶の中に入れて蓋をしめる。
数日ぶりの栞との再会を楽しみにしながら、眠りにつく。






【こんにちは。
私もこの数日、とてもではないですが辛かったです。
それくらい栞さんが日常になっていたみたいで。

体調、回復されたようでよかったです。
といっても、連日のこの暑さ。
病み上がりで熱中症、なんかもかなり怖いので本当に無理なさらずで大丈夫ですので。

露出デートのシーン、承知しました。
良いと思います、やってみたけどちょっとな…みたいな瞬間は今後もあると思うので。
より濡れる、興奮できるシーンを中心に楽しんでいきましょう。】
146
投稿者:佐倉 栞 ◆bw/2zoLEgk
2025/07/26 09:21:16    (NZB7ixx5)

「もしもし…松井さん?やっとお母さんから許しがで出ました…明日からまたよろしくお願いします!」


ご褒美の買い物に出かけた日の夜、栞は急な発熱により寝込んでしまった。
高熱は翌日の夜には、ある程度収まったが、学校も水曜日まで休み、木曜日からは普通に授業は受けたものの部活は大事をとって休むよう言われ、必然的に松井選手との練習も出来なくなっていた。


「ウチのお母さん…心配性なんですよね…もう大丈夫だからって言ったのに…こんなに休んだら取り戻すのが大変なのに…だから明日からは、遅れを取り戻すように頑張りますね…あと…ケア用の道具も楽しみなんですよねぇ…」


次の5回頑張ったら…と約束したケア用の道具…栞か体調を崩したことで、ご褒美ではなく回復祝いだと松井選手が用意してくれたとの事で、そのことは松井選手からLINEで知らされていたのだ。
実のところは、栞のためというより松井選手か早く使いたいがための方便ではあったが、そうとも知らずに栞はプレゼントを楽しみにしていたのだった。

「えっと…ローター?とクリトリス吸引器?でしたっけ?どんな感じだろうって、すごく楽しみにしてるんです…あっ…それから…この間買ってもらったケア用のパンツも履いていきますね…どれにしようか…今迷ってるんてすけど…」


練習を休んだ事で遅れを取り戻そうとやる気満々の栞…間を開けたことが逆に松井選手にとって好都合だった。


「それじゃあ明日…できるだけ早くグラウンドに行きますね…お休みなさい…」


喋るだけ喋り電話を切ろうとした栞だったが、思い出したように電話口に向かい大きな声を出した。

「ま、松井さんっ!アレ…忘れないでくださいね!アレですよ…アレ…家で反復練習の時に使うローション…この前買い物の帰りに頼んだじゃないですか…覚えます?えっ?あっ…そうですか…よきった…それじゃあ…はい…また明日…」




おはようございます。
2日開いただけでホントに1週間ぶりのような感覚です。
この2日間、たっぷりと寝ましたから、もう大丈夫かと…

それと露出デートは、ちょっと端折っちゃいました…勝手にすいません。
自分から言い出した露出デートですが、上手く対応できそうになくて…

また改めてよろしくお願いします。



145
投稿者:松井翔平 ◆vVgtI4rckc
2025/07/24 08:41:30    (wSKL7mJ2)
【おはようございます。

どうかお気になさらず。
ほとんど欠けることなく連日お付き合い頂いていますから。

相談のみをしばらく続けるでもかまいませんし。
お身体、お大事になさってください。】
144
投稿者:佐倉 栞 ◆bw/2zoLEgk
2025/07/24 08:33:48    (JSmZRalD)

おはようございます。

どうも体調が良くありません。
何日かお休みさせてください。

その間に色々とアイデアを考えておくので…

143
投稿者:松井翔平 ◆vVgtI4rckc
2025/07/23 23:31:47    (aMDs46ZT)
【承知しました。
顔伏せに関しては、どちらかというと、どこまで行っても栞に危険な思いはさせない。
的な、さらなる安心感、信用を勝ち取る為の布石のような意味合いも含んでいました。
言われてみれば、テーブルが存在している時点で、丸見えになった下着と当人の顔を同時に確認するのは物理的に不可能ですね…失礼いたしました。】

「慌てなくていい…今日は一日一緒なんだ…。じっくりで良いじゃないか…。」

とん、と肩に手を置き、若干焦りや必死さも見える栞の心を落ち着かせるように言う。
それはもちろん落ち着かせるのが目的、というよりは、勢いで走ってしまわないようにするため、あくまで理性的に、冷静な頭の中で、指導、躾を実践していくことを求めているからに他ならない。

「慌てず…どんなことを考えているのか…どんな気持ちなのか…そしてどうなっていきたいのか…。

ゆっくり話して聞かせてくれ…。」

勢いのまま興奮を感じさせるわけではなく、じっくりと本音の部分を言葉にさせることで、自己暗示のようなモノにも陥らせる。
松井に言われるがまま、されるがままに続けるだけではなく、
自分で言葉にすることでより、自分の感情、本音を明確にして、より深いところまで堕としていく。

そのタイミングを知ってか知らずか、下から栞を覗き込む男の行動が少し大胆になる。
ポケットからスマホを取り出すと、ゆっくり周囲の風景でも撮影しているかのように身体を回転させ始める。

男の様子を注意深く見ていればわかる、完全に栞のスカートの中を盗撮する為の布石。
数秒後には体をこちらに回転させながら、偶然を装いカメラのレンズをこっちに向けるはず。

(どうする、栞…。
このままだと男の記憶の中で弄ばれるだけじゃなく、物理的に持ち帰られることになるぞ…?
あんな厭らしい男のすることだ…、まだまだ幼い君でも、その動画が何に使われるのか…、想像できないわけじゃ…ないだろう…?

どうするんだい…?)

恐らく男の行動の変化には松井が先に気づいただろう。
しかし、栞もその不自然さには勘づくはず、それに応じて行動がどう切り替わるのか、楽しみながら見つめて。
142
投稿者:佐倉 栞 ◆bw/2zoLEgk
2025/07/23 23:12:09    (XVA5xx/g)

レスの前に…テラス席の床か透明よりも店自体が斜面の途中にあって、テラス席は道路より高い位置にあって、道を歩く人の目線の高さがちょうど座っている人の膝辺り…そんな感じではどうでしょう?テーブルに邪魔されて座っている人の顔は下の道からは見えない…わざわざ顔を隠す必要もないと思うので…
とりあえず、そんな感じで進めますね。



(よかったぁ…褒めてもらえた…よぉ〜し…)

自分で思いついた「見られる」事でのメンタル強化のための練習…松井選手の反応は、肯定的で嬉しい気持ちになった。

一通り食事を済ませ、食後のドリンクがテーブルに運ばれてくると、スタートの合図のように松井選手に軽く背中を押された。

少し身を乗り出すように道路の方に目を向けると、さっきから行ったり来たりを繰り返ししていた男の人がまだそこに居た。

栞は、会話に夢中になっているふりをしてギュッと閉じていた膝を少し緩めた。
途端に刺さるような視線を感じ、道路の男の人が見ていることがハッキリと分かった。

(も、もっと広げなきゃ…もっと見せて頑張って松井差褒めて貰うんだ…)


栞は更に脚を左右に広げた…短いスカートはただでさえ太ももの付け根辺りまでズリ上がっていたが、脚を左右に広げたことで もうスカートとしての役目を果たしてはいない。

(すごくドキドキする…私〜パンツ見られてるんだ…)

突き刺さるような視線をビリビリと感じ身体が火照り出すのを感じた…





141
投稿者:松井翔平 ◆vVgtI4rckc
2025/07/23 21:21:13    (aMDs46ZT)
「へぇ…。」

川沿いを歩く男の如何にも、という視線に気づいてもなお、思考をフル回転させ閃いたように口を開く栞。
そしてそこに躾の実りを感じた。
怪訝な表情を浮かべ、気づいた瞬間は軽蔑的な眼差しを向けていたことからも、羞恥心が狂っているわけではないこともわかる。

(そうだよ…、表立って見られたがっている君が見たいわけじゃないんだよ…。)

心中の全てを察することはできない。
しかし、松井自身も前のめりに不特定多数の視線にさらされたい欲求を抱いてほしいとまでは思っていなかった。

あくまで松井の躾の結果であり、全てが松井の手の内でなければ躾とは呼べない。
勝手にただ「視線」に反応して欲情する変態、では意味がないのだ。

そう、自分が興奮することではなく、
松井の為に頑張っている事、松井が悦ぶから、松井が褒めてくれるから、そしてご褒美をもらうために…そう言う思考になることが重要なのだ。

数秒前に打った布石がこうも効果を見せるとは、松井自身も少し驚いてしまったがもちろんそんな様子を露とも感じさせず。

「自分で考えられるようになってくれて嬉しいよ。
良いんじゃないか…?やってごらん…?」

店員に声を掛け、フェンス沿いのカウンター席の希望を伝えると、二人で席までやってくる。
何食わぬ顔でゆっくりと腰を掛けながら、松井はそう答えた。
その動きを察したかのように、テラス下の男の足は露骨にゆっくりになり、川の方を気にする素振りを見せながら、何度も何度もその辺りを往復し始める。

「ただし、一つだけ約束してくれるかい…?脚を開くときは、顔を伏せること。
あくまでメンタル強化、ケアの為のチャレンジだ。

その気持ちは尊重したい。
でもね?俺は大事な教え子を晒し者にする気はない。
だからその約束だけは、守ってくれ…。」

強くそう言い放つ口元は少し緩んでいた。
柄にもない、と、自分で思ってしまったのかもしれない。

栞が自らの露出行為にどんな反応を見せるのか、どんな顔をするのか、それは非常に興味がある。
しかし、ここまで大事に躾けてきたペットを…玩具を…雌を、簡単にそこらの変態の慰み者にするのは癪という物。

独占欲、支配欲が垣間見えた瞬間だったかもしれない。
軽食程度のお昼を口に運びながら、何事もない、他愛ない会話を続ける。

一通り食べ終わり、食後のドリンクを注文し、届いた頃。
松井が何かを言うわけでもなく、「そろそろ」という空気が栞の身体を撫でるように包み込んだような気がした。
とん…、と、合図…あるいは栞に勇気を与えるように男の大きな手が、そっとその小さな背中を後押すように触れて。
140
投稿者:佐倉 栞 ◆bw/2zoLEgk
2025/07/23 20:57:33    (/1ID2Qvt)

「えっ?あっ…は、はい…あ、あそこの席…ですか?い、いいですね…川かよく見えるし…」


ハッとしたように慌てて返事をした栞…先ほどの松井選手の言葉を思い返していた。

(そうだよね…リスクがあるからって逃げるのはダメ…だよね…リスクが大きければ大きいほど上手くいった時の喜びも大きいってことだよね…ダメだな…私…もっと頑張らなきゃ…)


数歩先の松井選手を追いかけるようにフェンス際のテーブルへと並んで腰を下ろした。
この席なら眼科に川の流れを見ながらの食事が楽しめそうだ。

ただ気になるのは、川の手前の道を行き来する人の存在…ごく普通の通行人かとも思ったが、よく観察してみると同じ男性が行っては戻りを繰り返し、テラス席のほうをチラちらと見ていることに気づいた。

その視線の先が自分に向けられていることにすぐに気づいた。
今日の栞は、いつもとは違いミニのワンピース…イスに座ったことで裾はズリ上がり太ももの付け根付近まで露わになっている…上を見る男性だちはそれを目当てにしている覗き魔だと…

それに気づいた栞は、ギュッと膝を揃えた。

(スカートの中…覗こうとしてるんだ…)

覗きという卑劣な行為をしようとする男性に軽蔑の目を向けた栞だったが、その男性たちの目を見て思い出した事があった。
その目は、車の中で松井選手にケアを受けていた時の隣に止まったトラックから覗いていた運転手の目と同じだということを…


トラックの運転手に見られていると分かった時の言いようのないドキドキした気持ち…見られていると分かった時により松井選手の指を感じとった感覚…そして見られていることに気づいても隠さなかった事を松井選手から褒められたこと…

(もし…ここで車の中みたいに「見られる」ことの練習をしたいって言ったら松井さんは褒めてくれるのかな?褒めてくれるなら嬉しいし…それにあの時のドキドキした気持ち…もう一度感じられるのかな?)


この席なら特別脚を広げなくてもスカートの中を覗かせることができる…ほんの少し閉じた膝を緩めるたけで…
わざとじゃなく、覗かれていることに気づいていない風を装えば…


少し考えた末に思い切って栞は口を開いた。

「あ、あの…松井さん…下を歩いている人たちって…こっちをチラチラと見てますよね?あれって私のスカートの中を覗こうとしてるんですよね?ふと思ったんですけど…あの人たちを利用して「見られる」ことの練習ができないかなぁって…見知らぬ人にスカートの中を見せるなんてリスクがあるのはわかっています…けど…さっき松井さんに言われたことがが気になって…リスクを恐れてたらダメだと思えて…だからやってみようかなと思うんですけど…どう思いますか?」



139
投稿者:松井翔平 ◆vVgtI4rckc
2025/07/23 20:08:56    (aMDs46ZT)
大人玩具の説明について、男は何一つ偽った情報を伝えてはいない。
専門的な分野で開発されている…、これは紛れもない事実。
唯一オブラートに包んだ表現があったとすれば、「ケアに使う道具」という表現くらいだろうか。

とはいえ、栞にとってのケア=性感帯へのアプローチ、という認識が固まっていれば、もはやその微妙な言い回しも真実に近いものとなる。
そして、その説明を聞いていた栞の返答、「早く欲しい」は、それらを完全に自分にとって必要な物として認識している裏付けとも言える。

そしてさらに続いた言葉に、驚きと共に口元が緩んだのは間違いない。
まさか自分で期限を決めて、欲してくるとは夢にも思わず、ぐっと一気に股間が起き上がりそうな感覚さえ覚えた。

「わかった。
その、次のステップを見据えた積極的な考え方、俺は凄く好きだ。

ただ今の話を聞いていて思ったことが一つだけあるんだよ。」

大凡の栞の言動は肯定し、自ら求めるいわゆるご褒美提案にも二つ返事。
しかし、要所であくまで指導であること、指導している側の威厳、のようなものを見せておく必要も同時に感じながら、言葉を続ける。

「お母さんの前はもしかしたらバレると怖いからやりません…。
っていうのは…どうなんだろうね…。

もちろん、お母さんの前でもできるようになれ、って言ってるわけじゃないよ?
やる前からリスクばかり気にして、チャレンジしないのは…どうなのかな?ってこと。

怪我するのが怖いからスライディングやめよう。
手が痺れたら嫌だから、打ちやすいコースだけ打とう。

栞はそんな、逃げ越しを見せるような子じゃないって…俺は思ってたんだけどな…。
何となく、覚えておいてくれると…嬉しいね。」

返事を求めたわけではない。
じゃあやります、と言わせたいわけではなかった。
潜在意識の中に、今の台詞が少しでも残ればいい、くらいの感覚。
もしこの先、栞にとってリスクが大きい行為に行き当たった時、背中を押す台詞になれば…と。

少し残念そうな口調で呟く。
しかし、解放感のあるテラス、そのカフェの様相にはしゃぐ栞にはそれ以上何も言わず笑みを浮かべ。


「悪くないだろう…?

この透明のパネル、結構大きいだろう…?
本来は上から下を覗く為のモノなんだが…。
この上に突っ立っていたら…、下から見るとどうなると思う…?」

すっと栞の肩を抱き、耳元で小さくつぶやくように笑みを浮かべて話す。
木造のテラスの床に不規則に、1メートル四方のガラス床が備えられている。
写真映え、話題性を狙った趣向らしいが、実際は下から覗かれるリスクばかりが目立ち、事スカートを着用した女性客には敬遠されている。
当然、テーブル席などはガラス床を回避して設置こそされている物の、完全に逆効果。
今では知る人ぞ知る、露出狂と覗き魔のホットスポットのようになっていた。

その証拠に川沿いには、目的もわからず散歩…しているような男たちがちらほら。
時折視線がテラス上にいる栞の方に向けられているような気にもなる。

そんな場所に栞を連れてきたのは、ドライブ中の出来事から。
偶然とはいえ、他人にスカートの中を覗かれた時の緊張と興奮を再び意識させる為。
しかし今度は偶然覗かれるのではなく、覗かれる可能性を理解した上で自ら赴くのだ。

意味深な言葉を投げかけて栞の反応を伺いながらも、男はテラスの端のフェンスを指さし、

「食事はあそこの席でしようと思っていてね。
フェンスにテーブルが取り付けられていて、川を眺めながら食事ができるカウンターテーブルみたいな感じになっているんだ。
どうかな?」

木造のテラスのフェンス、当然適度に隙間が見受けられる。
すぐ下には川沿いを歩く人たちが多数。

そんなところに腰を掛けての食事。
年頃の少女、長くない丈のワンピース姿。
否が応でも男の視線を集めそうだ。

松井の言葉で、今の栞はどの程度の想像を、緊張を、興奮を抱くのか。
あるいは避けるように一般テーブル席を望むのか…。
確認の意味も込めていた。




【中途半端な描写ですいませんでした。
分かりにくかったですね。

展望台とかでたまにある、数か所だけガラス張りになっているようなところをイメージしてもらえればと思います。
そこに立って食事も魅力的ですが、あまりに露骨なのもあれなので、ある程度食事を済ませた後、あえてそこを歩いてみたり、しゃがみこんでみる…くらいで考えていました。

その他の内容についても、イメージしづらければいつでもおっしゃってください。】
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