2025/03/09 11:15:47
(Td31YeZu)
(ほぉ~まだ俺を睨みつけるとか…思っていた以上に強情だな…これは仕置が必要だな…確かこの間の薬がポケットに残っていたはず…)
ノックに対して中からめあの怒鳴り声が聞こえた…ノックはサリーナがしたものだご、おそらくアレクたと思ったのだろう…
サリーナだと分かり駆け寄り抱きしめながら詫びるメイサだったが、背後にいたアレクに気づき表情を強張らせた。
連続イきに音を上げ、決定的な写真まて撮られたにも関わらず完全に屈服してはいないことが容易に分かる…その態度がアレクをより楽しませる材料となるとはメイサは思いも寄らないでいた。
サリーナがいるため顔を強張らせながらも笑顔を作り3人を迎い入れるメイサ…
アレクとサリーナが並んで座りメイサとソファーを挟んで向き合う…アレクたちの後ろにはルシアが…
「お母様…改めてお礼を…ありがとうございます…お母様が味方になってくれたら百人力です…」
昨夜の経緯を何も知らないサリーナは満面の笑みを浮べる…
なかなか会う時間が取れなかったサリーナは久しぶりの母親に話し続ける…
「私がお茶を入れてきます…」
サリーナは自分が部屋まで送り届けるとルシアを退かせアレクは立ちあがった…「あっ…お茶なら私が…」慌てて立ち上がろうとするサリーナを留めるアレク…
「いえ…メイサ様とはお久しぶりでしょう?ここは私が…」
手際よくお茶を用意したアレクはカップを並べる…サリーナのお茶には先日グラベルとの酒宴の際にサリーナに飲ませた睡眠導入剤を入れた。
サリーナが眠る隣でメイサを犯すつもりだ。
薬で眠らされたと知らぬメイサは、いつサリーナが目を覚ますのではないかとヒヤヒヤすることだろう…アレクとのことをサリーナには知られたくないメイサにとって声も出せないこの状況はある意味危機的とも言える…メイサに血のスイッチが入るとアレクは目論んだのだ。
(指輪でメイサに眠ったふりをさせて、その前でサリーナを抱くのも面白そうだが…それは後のお楽しみとして…今はサリーナを人質にしてメイサを追い込むほうが…クククッもう2度とあんな目を俺に向けなくさせてやるからな…)
「あれは綺麗でしたね…漆黒の夜空に花火が上がり、湖にはそれが映り…」
話はいつしか療養先での思い出話となりもりあがるが、次第に薬が効き始めたのか、サリーナは時折あくびをしだす…
「おや…サリーナ様は眠ってしまわれたようですね…よほどお疲れになっているのでしょう…メイサ様とは色々とやりたかったことがあったのですが…仕方ありませんねぇ…これから私がサリーナ様をお部屋までお連れします…」
本来ならば顔も見たくない相手が居なくなることを喜ぶはずだが、愛する娘と憎むべき男を2人きりにはできない…ましてやアレクがメイサの部屋を訪れた理由は「性欲を満たす」こと…
2人きりにすればアレクがサリーナに手を出すことも十分に有り得、メイサは慌ててアレクを引き止めた。
「なるほど…このまま帰しては私がサリーナ様に手を出すとお考えなのですね…ふふふっ…それならそんな気にならないようメイサ様がお相手くださると?」
サリーナを抱き抱えようとした手を止めニヤリと意味有りげな笑みを浮べた。
「では…お願いしましょうか…昨夜の口淫は格別でしたから…」
アレクはドカリとソファーに座ると背もたれに身を倒した。
アレクの言葉と態度から言わんごすることを理解したメイサだが、唇を噛み締めるどけでなかなか動こうとはしない…そんなメイサを見てアレクは無言のまま立ち上がりサリーナを抱き抱えようとする…
「や、やります…やるからサリーナには手を出さないで…」
メイサは慌てアレクの足元にひざまずいた…