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人待ちです。

投稿者:咲夢 ◆T6n/s8MOs6
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2023/02/09 12:42:38 (ionPZeGr)
兄さま、気づいたらいいなぁ~。

レスがありましたら

相談してから
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406
投稿者:咲夢 ◆T6n/s8MOs6
2023/07/02 16:52:04    (rAb/8WC8)
将さん、こんばんは。
今日はジリジリと照りつけて暑かったですね。
この時間になっても温度が下がらない気がするのは咲夢の気のせいでしょうか?汗

【蛇足かも?笑汗】

パパラッチの侵入……、まさかな。
まさか〇〇園グループに世話になっている私たち家族の中に馬鹿な真似をするヤツはいないと信じたいが……。
庭師をしている好々爺は万が一を確かめに従業員休憩所に入る。
<念のためだ、まさかとは思うがお前等ではあるまいな?>
<何のことでしょう?>
長男は違う、次男は?

<先程の騒ぎのことでなにかありましたか?>
次男も違う……、では?

<お爺ちゃん、何かあったの?
叔父さん、騒ぎって何のことなの?>
孫娘も違った、安心したが……。

<お前は?>
ジロリと睨むとブルブルと震えだす孫娘の婿。

<も、も、申し訳ありません、こんなに騒ぎになるとは思っていませんでした!>
その場で土下座をする孫娘婿に頭を抱える。

<なぜだ!なぜその様な愚かなことをした!
私に何か不満があったのか!>
<お爺ちゃん、何のことなの?
騒ぎって?叔父さん?>

可愛い姪に経緯を説明するのは辛いが好々爺の親父が説明するには辛すぎる。
<………と言うわけだ。>
<辞職願、否、解雇をしてもらおう……。>
<〇〇(孫娘婿)何でよ、何が、何が不満だったの……?
お爺ちゃんが築き上げたモノを守るって、一緒に守るって言ってくれたじゃない……。>
<俺は………、何故、〇〇(孫娘)の婿になって5年にもなるのに
どのエリアも任せてもらえてないんだ!
いつまで経っても見習いさん、見習いさんって従業員の人でさえ俺の名前を知らない。>
<……私が愚かだったわ、お爺ちゃん、ごめんなさい。>
<何故、爺に謝る!謝るなら俺にじゃないか?!>
<貴方は今、従業員の人で“さえ”と言ったのよ。
私たちは時として意見を言い合い聞き助け合うからこそいい仕事が出来ているの。
〇〇園グループの従業員の方々も仲間なの、家族なの。
それを貴方に伝えられなかった事が愚かだと言ったのよ。>

イメージが膨らめば?汗
変な蛇足、を思いついちゃった咲夢でした。
ごめんなさい。

本編も続けたいと思います。汗

405
投稿者: ◆GNfDB.9c1s
2023/07/02 15:12:32    (YjtG/xBI)
咲夢さん、こんにちは。

昨夜は雨、大したことが無くて良かったです。

今日は朝から、ジリジリジメジメ、猛暑日になるとか言ってるんですが(泣)
朝からエアコン(冷房)フル回転です(笑)


本編です。

警察が来て確保されたパパラッチ。身体検査の結果、身分証明書及び同じ名刺十数枚が発見される。(身分証明書の名前と同一名であったため、本人のものと推察され、勤め先も把握される。)
<ふ~ん。(株)〇〇って言えば、大手の出版社じゃないの?そこの〇〇編集部ねえ。。〇〇さん、あんたなんで盗撮なんかしたの?それに話によると今朝からずっと付け狙ってたみたいだね。。>
<・・・>
不貞腐れ、沈黙を貫くパパラッチ。
<黙秘ってわけか。。それならそれでいいでしょ。。>

その時咲夢と鈴子が合流し、会議室に移動してスマホの内容確認が始まる。古い写真から見ていく咲夢と鈴子。
<やっぱり最初から私たちが狙いだったのね、あなた。>
呆れたように画面をフリックして、写真を送っていっていた鈴子だったが一瞬ある写真のところで手が止まり、隣の咲夢を見る。
<咲夢、貴女。。羨ましいわ私も・・・>
最後の言葉は、聴力がいい咲夢にも何とか聞き取れるくらいの小声。
手元のスマホの画面に8は、固く抱き合いキスを交わす将と咲夢の姿。

<〇〇(パパラッチ)さん、今日は警察署にお泊り頂くことになりますよ。。>
そう言われ一、足先に警察署に連行されるパパラッチ。
<あと、山神さん、野乃崎さんに林さん、橘さんご協力ありがとうございました。今回は災難でしたが残りのご旅行も、楽しんでください。>
<無いとは思いますが、何か聞きたいことが出てきた場合には、山神さん、野乃崎さんも連絡先であるこちらに電話させていただきます。では、本官たちはこれで。。ご協力ありがとうございました。>
そう言い残し、引き上げていく警察官一行。

支配人と将達だけになったところで、市8敗人が
<山神様、返す返す申し訳ございません。>
と低頭してくる。
『いえ今回の件、悪いのはあのパパラッチですから、支配人が気に病む必要はありませんよ。唯一落ち度があったとすれば、侵入を許したことでしょうが、なにかのっぴきらない用事が発生していた時に侵入したのかもしれないし、しょうがないですよ。。』
そう言った後、気分を変えるように極めて明るく
『さあ、みんなそろそろ晩御飯だ。。ですよね支配人。(笑)』

救われたように支配人が
<はい。そろそろ準備が整うお時間かと。。お部屋でお待ちいただければ、お運びいたします。その時お布団も敷かせていただきますので。>
その支配人の言葉を聞き終え
『ってことみたいだから、部屋行って待ってよう。林続き飲もうぜ。』


404
投稿者:咲夢 ◆T6n/s8MOs6
2023/07/01 22:16:28    (zbpiOHN1)
再びこんばんは~。
咲夢は部屋に籠もって涼しくしてます。
大雨に警戒ですね。

【本編です。】

「では、りんちゃんと一緒に起こしにいきますね。」
林も居るベッドルームに一人で入るのは気が引ける。
鈴子に向かい一緒に林も起こそうと提案し温泉へ。


将と林、そして支配人及び警備員がパパラッチを取り囲む頃、ホテルに警察が到着し
出入り口の従業員に案内され離れの塀の外、将たちが取り囲むパパラッチの元へ。
そして取り押さえる警察官たち。

「あのよくない臭いの人に浴衣姿を見せるのは気分がよくありません。」
<湯上がりだけど仕方ないわよね…、もう一度洋服着てロビーに急ぎましょう。>
軽く身支度を整えロビーへと行くと朝から尾けていたパパラッチと対面する。

<あの……、ロビーだと周りの人たちの視線が……。>
<そうですね、失礼いたしました。
会議室へ移動しましょう、この人数でも問題なく入れます。>

<(警察官の私が言うのも何だがふたりとも盗撮したくなるような美人だな……。)
案内よろしくお願いします。>

皆で会議室へと行くと。
咲夢と鈴子で撮影された映像を見ていくと朝の出発駅から車内、大〇〇と美術館、確認するような誰も居ない露天風呂の写真。
そして散策の将と咲夢のキスの写真。

キスの写真には咲夢より鈴子の方が顔を赤くしている、それを心配し林もが。


露天風呂に入っている咲夢と鈴子の写真もあったがその写真は顔が認識出来るかくらいの写真。
そして肌は…、背中側の肩が映されていた。
「コレは証拠になるので削除は出来ないのですよね?」
<えぇ、申し訳ないですが……。>
<仕方ないわよ、咲夢。
顔も判別出来ないし肌も肩くらいだもの。>

そうは言っても鈴子は今にも泣き出しそうな目をして林を見ないでいる。
「(りんちゃん……、お好きな人の前に他の方に肌を見せてしまったのが悔しいのですね……。
将さんを好きでいる今ならりんちゃんの気持ちよく解ります。)」
403
投稿者: ◆GNfDB.9c1s
2023/07/01 21:27:02    (Tf3NkpWN)
咲夢さん、こんばんは。
リアル将の方は、夜になり昨日一昨日に比べて、多少は過ごしやすい。^^
おかげでサーキュレーターだけで済んでます。
今日の夜、大雨にならなければいいんですけど。


本編です。

『明日の朝?いいよ少し早起きして行こうか。。って、起きられないかもだから、起こしてくれたら嬉しいな(笑)』
咲夢とりんちゃんが二人でお風呂に入るというので、咲夢がお菓子とビールを渡してくれる。
『林、残念だったな。混浴はお預けだとよ(笑)まあ、夕飯来るまで、向こうで飲もうや。』
そう言うと持って、咲夢が渡してくれたお菓子とビールを持って、奥にあるリビングテーブルに。

『まあ、そんなに残念がらずに飲もうや(笑)』
<山神、お前ってやつはまだ言うか..本当に殴るぞ。>
笑みを浮かべながら、拳を握り将の前に突き出す林。
『林君、暴力はいかんよ暴力は。(笑)まあ、飲もうか。』
瓶ビールの王冠を栓抜きで抜き、林に差し出す将。
<おぅ、悪いな。>
林のコップに注ぎ、林から注がれ
『じゃあ、乾杯。』
<乾杯。>

そう言いあって、互いに一口飲んだところで、バルコニーから咲夢の良くない匂いがまたします、見てきてもらえませんかとの声が。
バルコニーに背を向けて近づいた将は
『良くない匂い?まさかあいつか?分かった、支配人にも電話して一緒に見てくるよ。できるだけ崖から離れてて。』
『林、聞いた通りだ。フロントに電話して支配人に繋いでくれ。』

小走りに奥に戻り、林が渡してくれた内線の受話器を受け取り、話し始める。
『あっ、支配人ですか、山神です。離れに良からぬ人間が入り込んでるみたいなので、今から一緒に確認してもらえますか。えぇえぇ、離れへ出入りする出入り口は、誰かに見張って貰っといてください、』
『私どもも今から塀の外出ますので、支配人も出入り口で・・・えぇ、崖側から風呂覗いてるみたいで。。もしかしたら、驚異の朝からずっと尾けてた奴かも。』


【パパラッチ編】

<なんだよくそっ・・・奥に行ったのか、頭の先しか見えねえじゃねえか。。いくら咲夢ってやつの勘が鋭いって言っても、流石にここにいるの、気が付いたわけじゃなかろうし。>

露天風呂の方ばかりに注意が行っていたパパラッチは、離れへの出入り口が慌しくなったことに気が付いていない。


【再び本編です。】

支配人及び将&林が、逃げ場がない場所で盗撮することに夢中になっていたパパラッチを捕まえるのに、造作は無いことだった。

支配人が呼んだ警察立会いの下、ホテルのロビーでパパラッチの身体検査及びスマホの内容確認が行われる。

風呂から上がった、咲夢とりんちゃんも合流し、内容確認が始まる。




402
投稿者:咲夢 ◆T6n/s8MOs6
2023/07/01 18:55:22    (zbpiOHN1)
将さん、こんばんは。
夜に差し掛かってるのにまだ暑いです。
お風呂入ってからエアコン点けようと思います。

【本編です。】

「咲夢も将さんを愛してます。」
固く抱きしめられ、腕を背中に回すと同じ様に抱き着く。
名残惜しそうに身体を離し、再び手を繋ぎ歩き部屋に戻っていくと
林と鈴子も手を繋ぎ戻ってきたところだった。
<咲夢、そちら側にも花咲いていたかしら?>
「えぇ、咲いていたわ、明日の早朝、今度は反対側も歩いてみたいわ。」
<正憲さん、咲夢たちの方に明日も散策しませんか?>
<すずちゃんが行きたいなら僕は反対しないよ。>
「将さん、勿論一緒に?」

部屋に入ると備え付けの冷蔵庫からお菓子と飲み物を取り出すと。
「りんちゃん、お食事の前にお風呂に入りませんか?
と、言う事で将さんと林さんはリビングへ、これを持って行ってください。」
グラスとお菓子と瓶ビールを将に渡すと鈴子とふたり、露天風呂の脱衣場へ。

<ふたりだけだから湯浴みなししない?>
「いいですよ、脱ぐ前に衝立と障子を閉めましょうね。」
<えぇ、影でも(身体)見せるのは恥ずかしいかね。>
ふたりで手分けして衝立と障子を用意し、鈴子が態と。

<正憲さん、山神さん、覗いちゃダメですからね。>
「りんちゃん!将さんはその様な事しません!」
<咲夢、正憲さんだってしないわよ!ねっ?>
クスクスと笑い合う咲夢と鈴子。
リビングでは……?

露天風呂の脱衣場は表から見えないようになっているが露天風呂は庭をのぞいている。
交互にかけ湯をし露天風呂に浸かると。
<あ~、気持ちいい!こうやって咲夢と旅行に来て山神さんに感謝ね。>
「ふふふっ、ダブルデートの初めがお泊りになるとは思いませんでしたが
咲夢の夢の一部も叶いましたから嬉しいです。」


【パパラッチ編です。】

<さっきはヤバかったな、次は温泉か……。
今度は間違わないよう夜景モードにしてっと……。
バッチリって訳じゃないがふたりが見えるな……。
っか、縁に座ってくれねーかな?>

【本編とパパラッチ編です。】

風向きが変わった気がし風が少し強くなったように感じたのと同時によくない臭いがする。
「りんちゃん、湯ぶねから出ないで、出来るだけお湯の中に沈んでね。」

そう言うと窓と障子を開け将を呼ぶ。
「将さん、将さん……。」

将が側に来ると
「りんちゃんが居るのでなるべくこちらを見ないで下さい。
先程、散策した崖の方からよくない臭いがしてきます。
林さんと確認してきてもらえませんか?
お庭から外部通路へは内鍵から開くそうなのでお願いします。」


<ん?なんだ?またあの咲夢って娘が気づいたか?
まさかな、ここから離れてるから大丈夫だろう。>
そのままスマホカメラで撮影している。


ここでパパラッチ退散&撮影された映像確認ですね。笑
401
投稿者: ◆GNfDB.9c1s
2023/07/01 16:12:33    (Tf3NkpWN)
再びこんにちは。

今は薄日も挿してますが、雨雲レーダー見ると、西の方から雨雲迫ってて、今夜から明日にかけて、どうなることやら。。


本編です。

『ハコネバラか。部屋戻ったらスマホで調べてみようよ。』
そう言いながら、顔を近づけると目を瞑る咲夢だったが、急に眼を開きあたりを見回す。
『どうしたの?こっちに来ようとする人間は、フロントでシャットアウトしてるって支配人言ってたし、俺たち以外誰もいないよ。。』
そうですよねと言いながら、再度目を瞑る咲夢。
将は咲夢の顔に顔を近づける。ぷにっとした若干湿った肉の感触が、将の唇に伝わる。

そのまま舌を差し入れようと考えた将は、以前母に言われた<<リップの乱れくらい、あなたが気が付かなきゃ・・・>>という言葉を思い出す。
『(そうか、ここでリップ剥がれてるの、りんちゃんに見抜かれたら、咲夢困っちゃうよな・・・)』
そう思いなおし、軽く唇を合わせただけで離し、固く抱きしめ、
『愛してる・・・咲夢。。』
暫くそのままでいた後、漸く身体を離す。

決定的瞬間をパパラッチに撮影されてしまったことに、気が付いていない二人。

『あいつら(林とりんちゃん)も今頃、上手くやってるかな。』
笑いながらそう話すと、
『暗くなってきたからそろそろ戻ろうか。』
と、咲夢を誘ってもと来た道を戻り始める。


【パパラッチ編】

<なんなんだよ、あの勘の鋭さは。。>
すんでのところで気が付かれずに済んだパパラッチ。
再度恐る恐るカメラを向けると、今度こそキスを交わそうとしているところ。

<おぉ。。橘鈴子じゃないところが残念だが、まぁいいか。。>
そう思いながら、連射でシャッターを切ると、急いで写真を確認し始めるパパラッチ。暗がりだったせいか、肉眼でははっきりと見えていたのだが、写真になると影になっていて上手く識別できない。
<くそっ。夜景モードで撮れば良かったか。。>
パパラッチがそう思っていると、二人が視界から消える。


400
投稿者:咲夢 ◆T6n/s8MOs6
2023/07/01 14:48:44    (zbpiOHN1)
将さん、こんにちは。
蒸しますね~。
線状降水帯も出来てしまいそうですし災害が心配です。
咲夢の住まいら辺はそこまで雨酷くありませんが将さんのお住まい辺り
崩れやすそうなのでお気をつけ下さい。

【本編です。】

「散策終わったらりんちゃんとふたりで夕食前に露天風呂に入って浴衣になります。
そうだ、将さんも林さんとおふたりで入られたら如何ですか?」
誂うように言った後、散策へと。
林と鈴子と別れバルコニー側から崖の方に歩いていくと散りそうな花、
これから満開をむかえる花と様々に咲いている。
「キレイですね……、シャクナゲは散ってるところもありますが
牡丹は満開ですし薔薇はこれからですね……、この種類見たことありません。」

近くにある植物タグを見て読み上げる。
「ハコネバラだそうです。
あとでどの様な植物なのか調べたいです。」

ふと将を見上げると顔が近づいてくる、そのまま目を綴るが……。
パチッと目を開き辺りを見渡す咲夢。
「……??誰かに見られてる気がしたのですが……。
この中に咲夢たちしか居ませんものね。」

そう言うともう一度将を見て目を綴る。

【パパラッチ編です。】

おっ、敷地内デートか?
橘鈴子と林じゃないがあの咲夢って娘も中々だからな。
スマホカメラで将と咲夢のキスシーンを押さえようとしたが咲夢が辺り見渡すと
カメラを引っ込め、勘のいいのは咲夢って娘か…、参ったな。
露天との距離はあるから大丈夫か……。
橘鈴子と林がふたりで露天に入ってくれりゃ~最高なんだが…。

もう一度、カメラを差し入れると今度こそふたりのキスシーンが……。

399
投稿者: ◆GNfDB.9c1s
2023/07/01 14:06:26    (Tf3NkpWN)
咲夢さん、こんにちは。

雨大丈夫ですか?
山口の方では被害が出てるようで・・・


本編です。

クローゼットを開けながら
『こっちにも女性用の浴衣、何種類か置いてあるけど?同じ種類なのかな?』
入れ物ごと、和室に持って行くと、一目見た鈴子が
<同じ種類ですね、ベットルームと和室にそれぞれ、人数分用意されてるみたいですね。>と。
『女性用の浴衣って、華やかでいいよね。林もそう思うだろ。。』
<えっ。あっ、ああ。。そうだな。>
なぜか顔を赤くしながら答える林。

『なんだよ、気のない返事して。。さてはお前、りんちゃんの浴衣姿銅像してたろ(笑)』
<山神お前なぁ。さっきから揶揄うようなことばかり言って、終いには怒るぞ(笑)>
『わりぃわりぃ・・・(笑)じゃあ、散歩行こうか。咲夢もりんちゃんも用意はいい?』
胡麻化すように将が言うと、笑いながらドアを出て一行。

『鍵は・・・塀の鍵かかってるし、他の客の出入りは無いって、支配人が言ってたから、かけないでも大丈夫かな?』
そのころ逆サイドでは、パパラッチが自撮り棒を使って、塀内部の盗撮をしていたころなのだが、四人には考えも及ばないこと。
『じゃあ、分かれて思い思いに過ごそうか?早々に部屋戻ってもいいし、そこは好きにするってことで。』
そう言った後
『ちゃんと、りんちゃんの事エスコートしろよ。』
そう林に耳打ちすると
『じゃあ、咲夢行こうか。バルコニーの方角行くと崖になってるって、支配人が言ってたな。そっち行ってみよう。』
咲夢の手を取り、歩き出す将。


それを見ていた林は
<すずちゃん、、手握っていい?>
鈴子が頬を少し染めて小さくうなずくと、おずおずと手を伸ばし鈴子の手を握る林。そのまま将咲夢とは別方向に、歩みを進める。


崖まで来たとき咲夢が、露天風呂四人で入っても?と
『咲夢が林と入るの嫌じゃなかったら、いい思い出になると思うし折角だから入ろうよ。。』
ちょうど真っ赤な夕日が、崖の先に見える山の陰に、姿を隠し始めている。隣の咲夢を見ると、咲夢の顔が夕日で赤く染まっている。
『(林たちは逆方向行ったはずだし・・・)』
咲夢の方を向き、顎を上向かせて、顔を近づけていく将。


398
投稿者:咲夢 ◆T6n/s8MOs6
2023/06/30 20:33:21    (owPe4o28)
将さん、こんばんは。
夜になっても蒸してますね。
エアコン点けちゃいました。

【本編です。】

「咲夢も将さんとお庭を散策したいです。
広そうですものね。」
ニコニコとしながら和室に荷物を置くと押し入れを開けると布団のセットと浴衣が置いてある。

「将さんたちの浴衣、ベッドサイドに置いてありませんか?
女性用の浴衣……、3種類ほどありますね。」

<えっと……、私は湯浴み着てるなら大丈夫ですよ?
水着と一緒でしょうから……、その前に咲夢の言う通り散策しましょう。>
そう言うと二手に分かれ広い庭を散策する。

「将さん、4人で本当に入ってもいいのですか?」

397
投稿者: ◆GNfDB.9c1s
2023/06/30 18:41:27    (pLu/SsoA)
咲夢さん、こんにちは。

雨・・・気温下げるくらい降ってもらえるといいんですけど。。でも洪水は勘弁願いたい(笑)むし
今日もムシムシしてます。エアコン点けちゃおうかな?どうしようかな・・・


本編です。

咲夢とりんちゃんの話を聞いて将。
『じゃあ、咲夢たちが和室だね。。林、ってことで俺たちはベットだ。』
そう言いながらカートの荷解きをして、咲夢とりんちゃんそれぞれに渡す。続けて
『さっきの支配人の話じゃ、夕食も部屋に運んでくれるみたいだし、夕食来るまで林の中散歩でもして、軽く汗かいた後に、部屋の露天風呂入ろうか。』
と、誰とは無しに話す。

『りんちゃん、林が湯浴み着着て混浴したいみたいだけど、どうする(笑)』
<こ・・・こら山神・・・・お・・・お前なんてことを。。>
また茹蛸のように真っ赤になり、しどろもどろになる林。
その様子を見て笑いながら、自分の荷物を、ベットルームの片方のベットの上に放り投げる将。


【パパラッチ編】

謝礼を掴ませた従業員の案内で、従業員出入り口まで来るパパラッチ。
案内した従業員は、周りを見渡しそそくさと業務に戻る。
パパラッチの目の前には、高さ3メートルほどの木製の塀が。
<この先が離れってことか。。塀の中への出入り口はどこだ?>
塀に沿って歩き始めるパパラッチだったが、巧妙に隠されている鍵穴は見つからないし、見つかったところで鍵が無ければ、開けることもできなかった。

<どんだけ広いんだよ、この離れとやらは。。>
少し歩いた先で、目を前方に向けると塀が切れているようである。走って先まで行くパパラッチだったが、そこについて愕然とする。
<崖・・・か。。これ以上は行けないし・・・中がどうなってるかだけでも・・・>
持っていた自撮り棒の先に、角度を調整してスマホを取り付け、片手を伸ばしてもう片手で、手元のシャッターを押す。

スマホを操作し撮った写真を見ると、少し奥まったところにバルコニーみたいなものが写っており、一枚にはうっすらと湯気みたいなものも・・・
<これって露天風呂か??>


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