2024/11/06 04:10:56
(RqzCoYnL)
(泊まりになるかもしれないって美紀さんから連絡あったけど…何かトラブルてもあったのかなぁ…)
夏芽を拉致した次郎からの指示で美紀は仕方なく拓海に連絡を入れていた。
もしかしたら今日は帰れないかもと…
トラブル…もしかしたらこの前見たアレ関連かもしれないと拓海は思った。
どう考えても普通のスポーツジムではあり得ない事態…ロビーに裸の女性がリードで繋がれ犬のような真似をしているなんて…
チラリと見えた女性の横顔…一瞬夏芽に見えた女性が、まさかとは思うが本当に夏芽だったとしたなら…
そう考えれば美紀の歯切れの悪い様子も合点がいく…
でもどうして夏芽があんなことを…どう考えても夏芽があんなことをするはずがない…拓海の頭は混乱した。
(でも…あれはすごかったよな…あの裸の女の人は、あれからどうなったんだろう…人前で犯されたりとか…いやいや…それはないか…でも…)
色々な不安や疑問を抱きつつも、あの後のことを妄想するうち拓海のペニスは自然と膨らみはじめた。
若い健康な男としては当然の反応だった。
(ヤバっ…立ってきちゃった…)
以前は毎日のようにしていたが、今は夏芽と暮らし始めすることはなくなったオナニー…よくネットでオナネタを探した…その時に偶然見つけた「夏芽の部屋」…
義父の次郎に調教を受ける夏芽の恥態に罪悪感を感じながらも狂ったようにペニスを扱いた。
変な妄想で収まらなくなった欲求に拓海はパソコンを開き「夏芽の部屋」にアップされた動画を映し出した。
愛する夏芽が辱められる様子をネタにするなど、もし夏芽に知られたとしたら取り返しがつかない事態も予想される…だがその背徳感は拓海を興奮させた。
とはいえ罪悪感が大きく、誰もいないひとりの部屋ではあったが、ヘッドホンをして声が部屋に漏れることを避けた。
そんな時、夏芽はまだ部屋には戻れずマンションのエントランスに居た…次郎から聞かされた事実に頭と心の整理がつかないでいた。
だが何時までそうしているわけにもいかず部屋に向かう夏芽…鍵を開け部屋に入るとパソコンの前に座る拓海に声をかけた。
「…拓海…」
その夏芽の声はヘッドホンをする拓海には届かない…何度も呼びかけるうちに拓海はようやく人の気配に気づき、振り返ると慌てた様子てパソコンを閉じた。
「な、夏芽!?ど、どうしたの?も、もう帰ってきたんだ?み、美紀さんこら帰れないかもって連絡あったけど…」
拓海の異様なまでの慌てよう…何が不審なものを感じとった夏芽は「何見てたの?」と拓海に近づいた。
「な、何でもないよっ!ふ、普通に動画を見てただけで…な、夏芽が急に帰ってきたからビックリして…」
パソコンに手を伸ばした夏芽を遮るようにした時、ヘッドホンが抜け部屋にジュボジュボという音が響いた…