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スーツアクターの憂鬱

投稿者:ユウリ ◆6ZDaSFYPE.
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2023/11/06 15:50:22 (kJwRr4f8)
私、アクション俳優になれるんだったら何でもします・・・。
戦隊ヒーローに憧れて、アクションクラブを受験した私・・・。
見事に失敗して失意の中で貴方に声を掛けられます。
貴方はスーツアクター派遣会社の人・・・。
それでも、アクション俳優の道を諦められない私は・・・。
そして、アニメヒロインや戦隊ヒロインのコスでドサ周りさせられた
上に、変態の大きなお友達に貸し出されたり、エロヒーローショーに
出演させららたりととんでも無い事に巻き込まれてしまう・・・。
そんなイメプレしませんか?
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34
投稿者:ユウリ ◆6ZDaSFYPE.
2023/11/15 07:50:09    (AED9/ACO)
近藤さん
「コーヒー貰ってこようかな・・沖田さん何か飲むなら一緒に取って来るよ」
そう言った時に彼の胸ポケットに入っていたスマホが着信音が鳴った。
ユウリ
「あ、私取りに行きます・・・お電話出てください・・・」
そう言って飲み物を取りに行くと申し出る。
近藤さん
「ごめん、じゃあホットコーヒーとミルク ポーション一個貰って来てくれるかな
砂糖はいらないからね。」
近藤さんはスマホのディスプレイを見ると電話に出た。
何か大事な話かも・・・そう思っての離席だった。
ホットコーヒーと紅茶を入れて席に戻ると・・・。
近藤さん
「しょうがないなぁ・・・わかったわかった。うんうん。じゃあ・・」
何かお仕事の連絡の様だ・・・。
ユウリ
「はい、お待たせしました・・・ご注文のホットコーヒーです」
ごく自然に、ウエイトレスの真似事をしていた。
近藤さん
「あ、ありがとう・・・そう、今みたいな対応・・・自然で良いよ・・・」
ユウリ
「え、そうですか・・・へへ・・・(笑)
そうだ、私自分の連絡先お伝えして無かったですよね・・・・
ついでに・・・LINE・・・交換してもらって良いですか?・・・」


33
投稿者:スカウトマン ◆jG7j9/TnTg
2023/11/14 23:01:47    (CMjkzUZh)
省吾
「コーヒー貰ってこようかな。。沖田さん何か飲むなら一緒に取って来るよ。」
そう言った時に胸ポケットに入っていたスマホが着信を告げる。
沖田さん
「あ、私取りに行きます・・・お電話出てください・・・」
そう言って飲み物を取りに行ってくれると沖田さん。
省吾
「ごめん、じゃあホットコーヒーとミルク ポーション一個貰って来てくれるかな、砂糖はいらないからね。」
そう沖田さんに返してスマホのディスプレイを見ると香織ねえさんの文字。
省吾
「もしもし、ピンクねえさん?どうしたの?」
香織
「出るまで時間かかったわねぇ。もしかして誰かと密会中でよろしくやってたのかしら笑」
省吾
「何言ってんの、もう?宮従えは辛いんだからね。用がないなら切るよもう。。」
ドリンクバーの方を見ると、機会に向かって飲み物を擁している沖田さんが見える。
香織
「ごめんごめん。日曜日しょうちゃんも来るんだよね。うっかりしちゃってたんだけど、日曜日事務所の入ってるビル業者が入って掃除なんだわ。別の場所用意したからビル前で待ち合わせて一緒に行きましょうって、しょうちゃんから沖田さんに連絡しといてよ。連絡先聞いたメモ無くしちゃってさ。頼んだわよ。」
省吾
「しょうがないなぁ・・・わかったわかった。うんうん。じゃあ。。」
そう言って、通話を切った時に飲み物を載せたトレイを持って沖田さんが戻って来る。



32
投稿者:ユウリ ◆6ZDaSFYPE.
2023/11/14 19:54:04    (ZrZ0DRuh)
ドリンクバーからそれぞれ飲み物を取って席に戻る・・・。
近藤さん
「ごめん、話ってなんだっけ?」
優しい微笑みを私に向けられたところで店員が食事を運んでくる。
近藤さん
「冷めちゃうとあれだから、食べちゃおう、話は食べながらで・・・」
熱々のマルゲリータピザを一切れ持ち上げ、二つ折りにしようと悪戦苦闘。
「チーズが・・・折角のチーズが落ちるぅ」などと騒ぎながらもなんとか最初の一口を口に。
そんな近藤さんを見ながら微笑ましく感じる。
私はそんな恥ずかしい所は見せられないと、フォークを使いながら、落ち始めるチーズを上に乗せ
最初の一口を口に運んで食べ始めた。
食事を進めながら・・・
近藤さん
「良かったぁ、やっと笑ってくれた。沖田さんは笑ってた方が、一層素敵だからね。さっきも言ったけど
面接官って何気ない時の表情とか見てる場合もあるから、笑顔笑顔・・・で、話なんだっけ?」
ユウリ
「はい・・実は当日、動きやすい服装と言われたのですが、どんなモノが良いでと思いますか?
それと着て行ってしまっていいのか、それとも着替えとして持って行ったほいが良いのかお聞きしたくて」
近藤さん
「当日の服装かぁ・・・動きやすい服って言われたんだよね・・スポーツウェアとかでいいんじゃないかな。
なければTシャツとかノースリーブとかでもいいかも。この前着てたようなデニムとかは、ゴワゴワして動きにくそうだよね。
着ていくか持って行くかは、沖田さんの好きでいいんじゃないかな、勿論更衣室位あるだろうし。」
ユウリ
「そ、そうですよね・・・更衣室くらい有りますよね・・・やはり、着替えを持っていきます・・・
ありがとうございます・・・」
近藤さんは自分の分を食べ終え、飲物を取りに行くのか席を立つ。
近藤さん
「コーヒー貰ってこようかな・・・沖田さん何か飲むなら一緒に取って来るよ」
そう言った時に近藤さんの胸ポケットに入っていたスマホが着信を告げる。
ユウリ
「あ、私取りに行きます・・・お電話出てください・・・」
そう言って私が取りに行くことにした。
(近藤さん・・・会社からかな?・・・)
31
投稿者:スカウトマン ◆jG7j9/TnTg
2023/11/14 17:46:34    (1sKzdwfG)
ドリンクバーに行きそれぞれ飲み物を取って席に戻り
省吾
「ごめん、話ってなんだっけ?」
と言いかけたところに店員が食事を運んでくる。
省吾
「冷めちゃうとあれだから、食べちゃおう、話は食べながらで。。」
熱々のマルゲリータピザを一切れ持ち上げ、二つ折りにしようと悪戦苦闘。「チーズが・・・折角のチーズが落ちるぅ」などと騒ぎながらもなんとか最初の一口を口に。

沖田さんは器用にフォークを使いながら、落ち始めるチーズを上に乗せ、最初の一口を口に運んでいる。食事を勧めながら、
省吾
「良かったぁ、やっと笑ってくれた。沖田さんは笑ってた方が、一層素敵だからね。さっきも言ったけど、面接官って何気ない時の表情とか見てる場合もあるから、笑顔笑顔。。で、話なんだっけ?」

沖田さん
「当日、動きやすい服装と言われたのですが、どんなモノが良いでと思いますか?それと着て行ってしまっていいのか、それとも着替えとして持って行ったほいが良いのかお聞きしたくて。」
省吾
「当日の服装かぁ・・・動きやすい服って言われたんだよね。。スポーツウェアとかでいいんじゃないかな。なければTシャツとかノースリーブとかでもいいかも。。この前着てたようなデニムとかは、ゴワゴワして動きにくそうだよね。着ていくか持って行くかは、沖田さんの好きでいいんじゃないかな、勿論更衣室位あるだろうし。」

自分の分を食べ終え、
「コーヒー貰ってこようかな。。沖田さん何か飲むなら一緒に取って来るよ。」
そう言った時に胸ポケットに入っていたスマホが着信を告げる。

30
投稿者:ユウリ ◆6ZDaSFYPE.
2023/11/14 05:00:20    (0o2zFgTE)
ユウリ
「手・・・ですか・・・どうして・・・」
近藤さん
「いいから、早く」
訳が分からないまま、伸ばすと両手の親指と人差し指の間を少し強めに押された。
ユウリ
「い・・・痛い・・いきなり何するんですか!」
驚いて手を引っ込める・・・。
初めてお父さん以外の男性に手を握られた。
近藤さん
「ごめんごめん・・・かなり緊張してるみたいだったから・・・今の場所ぐりぐり押すと
緊張解れるみたいだから、覚えとくといいよ。
日曜日の面接だけじゃなく、その後受けるであろう各種オーディションの時にも、役立つだろうからね
落ち着いたら、ドリンクバー取りに行こうか」
ユウリ
「い、いいえ・・・びっくりしちゃっただけです・・・
ありがとうございます、覚えておきます。
はい、行きましょう・・・」
近藤さんに着いて、ドリンクバーに行く。
グラスを取ってくれて、クラッシュアイスを入れる。
近藤さんはコーク、私はオレンジジュースを入れて席に戻る。
近藤さんは全ての行動に、気を遣ってくれているのが判る。
私の中で、近藤さんの存在は大切な人へと変わろうとしていた。
29
投稿者:スカウトマン ◆jG7j9/TnTg
2023/11/13 22:04:09    (XDmtQyZc)
ァミレスのボックスシートでメニューを広げる二人だったが
ユウリ
「すみません・・・結局押しかけた上に、一方的に言っちゃって・・・その上、こんな所まで付き合わせてしまって・・・本当にごめんなさい。」
とまたも謝って来る沖田さん。
省吾
「付き合わせてって誘ったの俺だよ、勘違いしないで。」
ただ、俯くだけの沖田さん。
「まさか今から緊張しちゃってる?そんな事じゃ日曜日、本領発揮できないでしょ。両手を掌見せて、こっちに伸ばして」
沖田さん
「手・・・ですか・・・どうして・・・」
省吾
「いいから、早く」
訳が分からないまま、伸ばしてきた沖田さんの両手の。親指と人差し指の間を少し強めに押す俺。
沖田さん
「い・・・痛い。。いきなり何するんですか!」
手を引っ込める沖田さん。
省吾
「ごめんごめん。。かなり緊張してるみたいだったから・・・今の場所ぐりぐり押すと緊張解れるみたいだから、覚えとくといいよ。日曜日の面接だけじゃなく、その後受けるであろう各種オーディションの時にも、役立つだろうからね。」
「落ち着いたら、ドリンクバー取りに行こうか。」


28
投稿者:ユウリ ◆6ZDaSFYPE.
2023/11/13 19:40:24    (vxR65p/Q)
俯きながらも微かに首を縦に振った私に
近藤さん
「本当にいいの?勇気出して誘ってみて良かった。沖田さん何食べたい?
中華?洋食?って言ってもこじゃれたレストランとか知らないから
町中華とか町の定食屋さんだけど・・・」
店に向かいながら話してくれるが、私は俯いてばかり。
本当に近藤さんは優しい・・・私は視線すら合わせられない。
近藤さん
「沖田さん、俯いてばかりいると折角の美貌が台無しだよ。
面接の時俯いてたら、自信が無いのかな?本気でアクション俳優に
なりたくないのかな?って思われちゃうよ。面接官の立場で言えば
同じくらいの度量がある人が二人いた場合、そう言う細かな所作で
決めちゃう場合もあるってこと覚えておいた方がいいよ」
ユウリ
「そうなんですね・・・判りました・・・気を付けます・・・」
しばらく二人で歩いて、ファミレスに到着して、一番奥のボックスシート席に
通されメニューを広げる二人・・・。
近藤さん
「沖田さん何にする?」
ユウリ
「すみません・・・結局押しかけた上に、一方的に言っちゃって・・・
その上、こんな所まで付き合わせてしまって・・・本当にごめんなさい」
近藤さん
「ストーップ!ちょっと待って・・・まずは注文だよ・・・また、黙っちゃうから
とりあえず、軽いモノ頼んじゃおう・・・。
ピザとドリンクバーにするよ・・・良いね・・・」
ユウリ
「はい・・・いつもごめんなさい・・・」
私はおっちょこちゃいな自分をまた責める・・・。


27
投稿者:スカウトマン ◆jG7j9/TnTg
2023/11/13 18:40:57    (oVilRcJk)
俯きながらも微かに首を縦に振ってくれた沖田さん。
省吾
「本当にいいの?勇気出して誘ってみて良かった。沖田さん何食べたい?中華?洋食?って言ってもこじゃれたレストランとか知らないから、町中華とか町の定食屋さんだけど・・・」

店に向かいながら話すが沖田さんは俯いてばかり。
省吾
「沖田さん、俯いてばかりいると折角の美貌が台無しだよ。面接の時俯いてたら、自信が無いのかな?本気でアクション俳優になりたくないのかな?って思われちゃうよ。面接官の立場で言えば、同じくらいの度量がある人が二人いた場合、そう言う細かな所作で決めちゃう場合もあるってこと覚えておいた方がいいよ。」

店(何のお店かはお任せしていいですか。)に到着して、席に通されメニューを広げる。
省吾
「沖田さん何にする?」

26
投稿者:ユウリ ◆6ZDaSFYPE.
2023/11/12 21:20:38    (sET2gRnZ)
近藤さん
「そう、日曜日、10時からね。今のところ大丈夫だと思うけど」
そう言いながら私が差し出したハンカチを受け取ってくれた。
わざわざいいのに・・・そんな表情だが、改めて私を見た時に、薄着であることに気が付き
日が落ちてきて少し肌寒さを感じ出していた。
近藤さん
「沖田さん、涼しくない?これ羽織りなよ。」
自分が着ていたジャケットを脱ぎ、私の肩に掛けてくれた。
ユウリ
「え?!・・・す、すいません・・・」
近藤さん
「さっきの答えもしてないし、これからよければ夕飯付き合ってくれない。
それともよく知らない男と食事なんか嫌?」
ユウリ
「え、ええ・・・とんでも無いです・・・で、でも・・・」
そう言いながらも、初めて男の人のジャケットを・・・
何の香りだろう・・・これが男の人の匂い?・・・
いや、そんな事より近藤さんが寒いんじゃ・・・。
私はどうしたら良いか判らず、俯いてしまった・・・。
お言葉に甘える・・・いや・・・そんなはしたない・・・
でも、近藤さんに風邪をひかせてしまったら・・・。
私は頷いて、同意の意思を表す事しか出来なかった。

25
投稿者:スカウトマン ◆jG7j9/TnTg
2023/11/12 20:55:25    (EMjJEtgh)
仕事を終え、ビルを出ると出たところで声を掛けられ、振り向くと沖田さんが。
沖田さん
「あ、近藤さん・・・お電話したんですけど・・・やはりお会いして
ご報告した方が良いと思って・・・少しお時間良いですか?」

省吾
「あっ沖田さん・・・電話貰ったの?」
スマホを取り出し操作する。
「本当だ・・・ごめん、なんで気が付かなか・・・別の電話してた時に貰ったんだね・・・ごめんごめん。で、守備はどうだった?」
沖田さん
「はい、次の日曜日、10時からと言う事になりました・・・それで・・・近藤さん・・・いかがかなと思いまして・・・。そ、それに・・・はい、ハンカチーフ・・・ありがとうございました。それと・・・ちょっとお聞きしても良いですか?当日、動きやすい服装と言われたのですが、どんなモノが良いでしょう?それに、着替えとして持って行ったほいが良いでしょうか?あ!ごめんなさい・・・また・・・私ったら・・・」

省吾
「そう、日曜日、10時からね。今のところ大丈夫だと思うけど。」
そう言いながら沖田さんが差し出したハンカチを受け取り、
「わざわざいいのに・・・」
そう言って改めて沖田さんを見た時に、沖田さんが薄着であることに気が付く。日が落ちてきて少し涼しくなってきている。
「沖田さん、涼しくない?これ羽織りなよ。」
自分が着ていたジャケットを脱ぎ、沖田さんの肩に掛け、
「さっきの答えもしてないし、これからよければ夕飯付き合ってくれない。それともよく知らない男と食事なんか嫌?」

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