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スーツアクターの憂鬱

投稿者:ユウリ ◆6ZDaSFYPE.
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2023/11/06 15:50:22 (kJwRr4f8)
私、アクション俳優になれるんだったら何でもします・・・。
戦隊ヒーローに憧れて、アクションクラブを受験した私・・・。
見事に失敗して失意の中で貴方に声を掛けられます。
貴方はスーツアクター派遣会社の人・・・。
それでも、アクション俳優の道を諦められない私は・・・。
そして、アニメヒロインや戦隊ヒロインのコスでドサ周りさせられた
上に、変態の大きなお友達に貸し出されたり、エロヒーローショーに
出演させららたりととんでも無い事に巻き込まれてしまう・・・。
そんなイメプレしませんか?
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54
投稿者:ユウリ ◆6ZDaSFYPE.
2023/11/21 19:37:43    (Iw7awAma)
私は磔台の前で、胸までつく開脚前屈を見せる・・・。
省吾さん
「凄いよ、沖田さん・・・努力してるんだね。」
香織さん
「あら、まあまあやるじゃない。次は膝立ちからの後屈と立位の後屈ね。
立位の後屈は床に倒れると危ないから、ベットに倒れ込む形でやってみせてくれる」

香織さんから次の課題を言い渡され立ち上がるが、レオタードが自分のお尻と股間に
食い込んでいるのに気が付き、見られたかもと思い頬を染めながらもレオタードの食い込みを直す。
省吾さんは頑張ってと言うように、握りこぶしを作り応援してくれてる。

省吾さん
「ピンクねえさん、どう彼女?(小声)」
香織さん
「そうねぇ・・・しょうちゃん好みであることは確かだと思うけど・・・アクション俳優として
大成するかは、彼女のこれからの努力次第だと思うけど・・・しょうちゃん貴方彼女のアクション俳優での
大成なんて望んじゃいないでしょ笑。士方ACプロダクションにとっても、しょうちゃん貴方にとっても
都合のいいように育ててあげるから、私に任せておきなさい。
本人自ら何でもさせて下さいって言ってるんだから、どんなことでも耐えられるでしょ。(小声)」

省吾さんと香織さんがそんな会話している事など夢にも思わない私は、言われるままに身体を動かす。
その姿はいやらしさを感じさせ無いモノだったが、動きが激しくなるにつれてレオタードは容赦なく食い込み
ほんのり上気する身体の各部には汗をかき始める・・・。
元々は女優が裸の前提の部屋は、着衣のままでは少し暑い・・・。
予想外の発汗に私も気が付き出すが、香織さんの指示は終わらない・・・。
ちょっと見るなんて生優しいものでは無くなっていた。
省吾さんに見られてる・・・そんな気持ちも恥ずかしさが増すばかり・・・。
知らぬ間に、省吾さんに見せる様なポージングが多くなって行く・・・。
それも、股を大きく開いたり・・・まるで、殿方にセックスアピールするみたいに。
でも、私は真剣にポージングのリクエストに応える・・・。
この状況でも疑いは無かったのだ。
53
投稿者:スカウトマン ◆jG7j9/TnTg
2023/11/21 18:47:34    (t4QeIAI.)
磔台の前で、胸までつく開脚前屈を見せる沖田さん。
省吾
「凄いよ、沖田さん。。努力してるんだね。」
香織
「あら、まあまあやるじゃない。次は膝立ちからの後屈と立位の後屈ね。立位の後屈は床に倒れると危ないから、ベットに倒れ込む形でやってみせてくれる。」

香織から次の課題を言い渡された咲夢さんは立ち上がるが、レオタードが自分の尻と股間に食い込んでいるのに気が付き、見られたかもと思い頬を染めながらもレオタードの食い込みを直す。
省吾は沖田さんも見ながら、頑張ってと言うように、握りこぶしを作り沖田さんに見せる。

省吾
「ピンクねえさん、どう彼女?(小声)」
香織
「そうねぇ・・・しょうちゃん好みであることは確かだと思うけど・・・アクション俳優として大成するかは、彼女のこれからの努力次第だと思うけど。。しょうちゃん貴方彼女のアクション俳優での大成なんて望んじゃいないでしょ笑。士方ACプロダクションにとっても、しょうちゃん貴方にとっても、都合のいいように育ててあげるから、私に任せておきなさい。。本人自ら何でもさせて下さいって言ってるんだから、どんなことでも耐えられるでしょ。(小声)」

52
投稿者:ユウリ ◆6ZDaSFYPE.
2023/11/21 06:56:06    (1RYjgJ5R)
香織さん
「じゃあ沖田さん、どれくらい動けるか見せてもらおうかしら。
用意してもらえる?しょうちゃん、目瞑ってなさいよ」
省吾さん
「分かってるよ」
省吾さんが壁の方に向いたのを確認し私は、恥ずかしがりながらも覚悟を決めた。
そして、服を脱ぎ始める・・・。
私には気が付かなかったが、省吾さんは自分の身体で隠しながらスマホのカメラ機能を起動して
フロントカメラに切り替えて、角度を調整するとブラジャー姿になった私が画面に映る。
省吾の方を見て苦笑いする香織さんは小声で、
香織さん
「しょうちゃん、沖田さん貴方に気があるのよ。それなのにそんなことして笑」
省吾さん
「いいから・・・気が付かれちゃうだろ・・・」
画面の中で私は、ブラジャー姿で立ち上がり、ミニを下着と一緒に脱ぎ足元まで落とす。
大事なところはソファなどに隠されているが盗撮されてしまう。
香織さん
「あら沖田さん、レオタード持ってきたの?それにしてもおっぱい張りがあって羨ましいわぁ。
私も若い頃はそんなだったけど、少し垂れて来ちゃって・・・大きさはどれくらい?」
恥ずかしがらせるためなのか、わざと声をかける香織さん。
それでなくとも、緊張している私だがこれも試験なの?と思ったが答える。
沖田さん
「バストは88でBカップです・・・」
着替えを続けて二人の前へ・・・
沖田さん
「お待たせしました・・・」
スマホを消し、振り返った省吾さんの目の前には
ピンク色のレオタード姿の私がたたずんでいた。
香織さん
「終わった?じゃあ先ずは、その磔台?の前で開脚前屈してみてくれる?
どれくらいまで体倒せるの?ペタリと胸までつくくらい倒せる?」
省吾さんから身体が若干硬いかもと聞いていたくせに、わざと聞く香織さん。
ユウリ
「はい・・・」
今日の為に、柔軟やストレッチを頑張った甲斐があり私は開脚前屈は、胸がつくほど
倒すことが出来た・・・。
下着のラインが出ない様に、ショーツは履いていなかった為、股間に
食い込み、マン筋をクッキリと浮き出させてしまっていたが私は気付かない。
省吾さんの視線を気にしている余裕など無かったのだ。
51
投稿者:スカウトマン ◆jG7j9/TnTg
2023/11/20 21:16:53    (coiIWrKC)
香織
「じゃあ沖田さん、どれくらい動けるか見せてもらおうかしら。用意してもらえる?しょうちゃん、目瞑ってなさいよ。」
省吾
「分かってるよ。」
省吾が壁の方に向いたのを確認した沖田さんは、恥ずかしがりながらも覚悟を決めたのか、服を脱ぎ始める。自分の身体で隠しながらスマホのカメラ機能を起動して、フロントカメラに切り替える省吾。角度を調整するとブラジャー姿になった沖田さんが画面に。
省吾の方を見て苦笑いする香織小声で、
香織
「しょうちゃん、沖田さん貴方に気があるのよ。それなのにそんなことして笑」
省吾
「いいから・・・気が付かれちゃうだろ・・・」
画面の中の沖田さんは、ブラジャー姿で立ち上がり、ミニを下着と一緒にミニを脱ぎ足元まで落とす。大事なところはソファなどに隠されている。
香織
「あら沖田さん、レオタード持ってきたの?それにしてもおっぱい張りがあって羨ましいわぁ。私も若い頃はそんなだったけど、少し垂れて来ちゃって・・・大きさはどれくらい?」
恥ずかしがらせるためなのか、わざと声をかける香織
沖田さん
「〇〇〇・・・」
着替えを続け
沖田さん
「お待たせしました・・・」
スマホを消し、振り返った省吾の目の前には、ピンク色のレオタード姿の沖田さん。」

香織
「終わった?じゃあ先ずは、その磔台?の前で開脚前屈してみてくれる?どれくらいまで体倒せるの?ペタリと胸までつくくらい倒せる?」
省吾から身体が若干硬いかもと聞いていたくせに、わざと聞く香織。

50
投稿者:ユウリ ◆6ZDaSFYPE.
2023/11/20 06:29:08    (eXznoO30)
私の返答を聞いて、面接が始まる。
想像とは全く違い、別のプレッシャーが掛かっていた。
香織さん
「本人が大丈夫だって言ってるんだからこの話はもうお終い。いいわね、しょうちゃん。」
私が下を向いているのをいいことに、言いながら省吾さんに対してウインクしてアイコンタクトする香織さん。
省吾さん
「本人がいいって言うなら、俺がとやかく言う話じゃないし・・・沖田さん頑張って・・・」

香織さん
「じゃあ、始めましょうか・・・まずは面接から・・・って言っても今までで大分お話しできたけど・・・」
私の提出した履歴書を見ながら・・・
香織さん
「沖田ユウリさん、20歳なのね・・・あらこの住所って、しょうちゃんの会社の近くじゃないの?」
沖田さん
「は、はい・・・偶然なんです・・・」
(省吾さんの事務所落ちたからなんて言えないよ・・・)
香織さん
「沖田さんが、スーツアクター俳優目指すようになった理由は?
沖田さん
「いえ、本当はアクション俳優に成りたいんです・・・でも、戦隊モノは憧れです・・・
特にここで撮られた滑空戦隊 カックウレンジャーは父からのファンです」

その後数問の質問、受け答えをしたのち
香織さん
「じゃあ沖田さん、どれくらい動けるか見せてもらえるかな?着替えるのよね、用意して貰っていいかしら
しょうちゃんは目瞑っててるのよ」
省吾さん
「分かったよ後ろ向いてる・・・」
そう言って体勢を壁側に向ける省吾さん・・・・
香織さん
「着替え終わったら教えて・・・」
私は意中の人の前で、着替える事に羞恥心を覚える。
だけど、ある意味、本番に強い私は着替を始める・・・。
省吾さんが目を瞑ってくれているし、あとは香織さん・・・
同性だと、自分を納得させていた。
しかし、何だか視線を感じた・・・気のせい?・・・。
ユウリ
「お待たせしました・・・」
私はピンクのレオタード姿で二人の前へ・・・。
49
投稿者:スカウトマン ◆jG7j9/TnTg
2023/11/19 21:52:19    (HADw9sex)
沖田さん
「だ、大丈夫です・・・もう、心は決まっています・・・何でもさせて下さい・・・」
若干下を向きながら、震える声で言う沖田さん。
香織
「本人が大丈夫だって言ってるんだからこの話はもうお終い。いいわね、しょうちゃん。」
沖田さんが下を向いているのをいいことに、言いながら省吾に対してウインクする香織。
省吾
「本人がいいって言うなら、俺がとやかく言う話じゃないし・・・沖田さん頑張って。。」

香織
「じゃあ、始めましょうか。。まずは面接から・・・って言っても今までで大分お話しできたけど・・・」
沖田さんから提出して貰った履歴書を見ながら
香織
「沖田ユウリさん、〇歳なのね(何歳にしましょう?)あらこの住所って、しょうちゃんの会社の近くじゃないの?」
沖田さん
「〇〇〇・・・」
香織
「沖田さんが、スーツアクター俳優目指すようになった理由は?
沖田さん
「〇〇〇・・・」

その後数問の質問、受け答えをしたのち
香織
「じゃあ沖田さん、どれくらい動けるか見せてもらえるかな?着替えるのよね、用意して貰っていいかしら。。しょうちゃんは目瞑っててるのよ。」
省吾
「分かったよ後ろ向いてる。。」
そう言って体を壁側に向ける省吾、
「着替え終わったら教えて。。」

48
投稿者:ユウリ ◆6ZDaSFYPE.
2023/11/19 17:55:56    (RaTHoJqu)
私の返答でどうにかここで、面接を行う事になった。
香織さん
「ありがとう、沖田さん・・・じゃあ早速そこの応接セットに・・・」
省吾さん
「ちょっと待ってよ、ピンクねえさん・・・面接だけならいいとしても、沖田さんの動き見たいんでしょ?
それはどうするの?沖田さんはどこで着替えるのさ・・・俺がいるんだよ・・・扉明けて外に出てるわけにもいかないんでしょ」
ユウリ
(え!・・・そうだよね・・・ちょっと・・・困る・・・)
室内を見回したかおりさんは、X字架の前に若干のスペースがあることに気が付いたみたいで・・・
香織さん
「ほらそのX型の奴、磔台?の前にスペースあるし、着替えはそうねぇ・・・そこの暗いガラスボックスはどう?」
香織さんが立って行き、ガラスボックスに付いていた扉を開けると、明りが煌々と点く・・・
ユウリ
(ええ・・・お風呂・・・こんな所に・・・)
香織さん
「あら、お風呂だったのね。まとまりがなくて本当に不思議な部屋ねぇ」
省吾さん
「詳しくは知らないけど、アダルトビデオのスタジオなんてこんなものじゃないの」
香織さん
「しょうちゃんも男なのねぇ、そんなの見るんだ笑」
私は想像しちゃって、真っ赤になってうつむいてしまう・・・。
省吾さん
「話はそこじゃないでしょ、どこで着替えてもらうの?トイレもお風呂も
ガラス張りで、衝立なんかもないんだよ」
省吾さんの抗議に香織さんは私を見てから・・・
香織さん
「そおねえ。沖田さんが着替えてる間は、しょうちゃん貴方目を瞑ってなさいな。
それで大丈夫かしら?沖田さん・・・」
気持ちは決めていた・・・どんな所でだって最善を尽くすと・・・
しかし、ガラス張りやマジクミラーでどこから視線が注がれるか判らない・・・。
その上、愛しい人に見られるかも知れないと思うと気持ちが乱れてしまう。
だけど・・・省吾さんは目を瞑ってくれる・・・はず・・・
私は省吾さんを信頼して大丈夫と自分を慰めながら・・・。
ユウリ
「だ、大丈夫です・・・もう、心は決まっています・・・
何でもさせて下さい・・・」
47
投稿者:スカウトマン ◆jG7j9/TnTg
2023/11/19 16:20:33    (/1dDAhi3)
省吾
「俺は付き添いできただけだからいいけど、沖田さんがなんて言うか?どうする沖田さん・・・」
という問いかけに対し、驚愕から完全に立ち直れないものの気丈に
沖田さん
「だ、大丈夫です・・・始めましょう・・・」
香織
「ありがとう、沖田さん。。じゃあ早速そこの応接セットに・・・」
省吾
「ちょっと待ってよ、ピンクねえさん。。面接だけならいいとしても、沖田さんの動き見たいんでしょ?それはどうするの?沖田さんはどこで着替えるのさ。。俺がいるんだよ。。扉明けて外に出てるわけにもいかないんでしょ。」
室内を見回した香織。X字架の前に弱化のスペースがあることに気が付き
香織
「ほらそのX型の奴、磔台?の前にスペースあるし、着替えはそうねぇ・・・そこの暗いガラスボックスはどう?」
香織が立って行き、ガラスボックスに付いていた扉を開けると、明りが煌々と点く・・・

香織
「あら、お風呂だったのね。まとまりがなくて本当に不思議な部屋ねぇ。」
省吾
「詳しくは知らないけど、アダルトビデオのスタジオなんてこんなものじゃないの。」
香織
「しょうちゃんも男なのねぇ、そんなの見るんだ笑。」
省吾
「話はそこじゃないでしょ、どこで着替えてもらうの?トイレもお風呂もガラス張りで、衝立なんかもないんだよ。」
香織は沖田さんを見てから
香織
「そおねえ。沖田さんが着替えてる間は、しょうちゃん貴方目を瞑ってなさいな。それで大丈夫かしら沖田さん。」


46
投稿者:ユウリ ◆6ZDaSFYPE.
2023/11/18 22:27:15    (b95ofSH9)
二人は士方ACプロダクションのビル前に行くと、士方専務が外に出て待っている。
時計を確認すると約束の5分前・・・。
省吾さん
「専務おはようございます。お待たせしてしまいましたか?」
ユウリ
「おはようございます!沖田ユウリです、よろしくお願いします!」
とほぼ同時に声をかけると、士方専務は手を左右に振りながら
香織さん
「近藤さんに、貴女が沖田ユウリさんね。おはようございます。
近藤さんは知ってますけど(意味深な笑みを浮かべる)、私が士方ACプロダクションで専務をやっている
士方香織と言います、今日はよろしくお願いしますね」
ユウリ
(綺麗な人・・・何だか省吾さんと仲がいいみたいだけど・・・)
彼女はビルを振り返りながら・・・
香織さん
「わざわざ待ってたわけじゃなくて、もうビル掃除始めるからって早めに追い出されちゃったのよね・・・
今日の面接は近くにある貸しスタジオってところ使ってやりますから・・・ここから直ぐですから・・・
近藤さんに沖田さん、付いてきてくださる」
そう言って歩き出す香織さん、路地を二・三本通り過ぎ一本の路地に曲がると四・五棟目のビルに入っていき、受付に。
香織さん
「電話でスタジオ予約した士方と言いますが」
受付
「土方さんね、窺ってますよ。スタジオは202になります。
ここ始めてみたいですが、なんて作品の撮影なんですか?女優さんは後ろの豊満美女??新人さんですか(小声で)」
香織さん
「撮影??何仰ってるか分かりませんが・・・」
受付
「守秘義務って奴ですか(笑)まあいいや・・・とりあえず注意事項だけお伝えしますね。
当スタジオは十分いくらの料金体系で、スタジオの扉を閉めた瞬間にカウンターが作動し
開けた瞬間にカウンターは止まります。一度開けるとその瞬間に時間貸し契約終了になりますので・・・
契約終了になった時点で、係員が掃除に伺います。部屋内にある備品は自由に使っていただいて結構ですが
壊したり不衛生な使い方は厳禁です。もし壊したりした場合には、実費を請求させていただきます。
以上です。何かご質問はございますか?」
そう言って部屋の鍵を香織さんに渡す係員。
香織さん
「大丈夫です。ではお借りします。行きましょう近藤さん沖田さん。」
エレベーターに乗り込むと・・・
香織さん
「撮影とか何言ってるのかしら?あの方。」
省吾さん
「さあ・・・」
その疑問はスタジオの扉を開けた瞬間に分かった。
それは私の想像を絶するモノだったのだ・・・。
省吾さん
「こ・・・これは・・・なんてところ借りたのピンクねえさん。
(あまりに吃驚して、口調がいつも通りに)」
室内には大きなベット、壁にはそれぞれの端から鎖がぶら下がったX字架
壁にかかったいくつもの鞭やおもちゃ、ガラス張りのトイレ、真っ暗なこれも
ガラス張りの小さな部屋、応接セットに、会社の重役が使うような椅子と机などが置かれている。
香織さん
「だって緊急で手配しなきゃいけなかったから・・・私もこんなところとは知らなかったのよ・・・
ごめんなさいね沖田さん。こんなところ借りちゃって・・・でも他に場所もないし、外でってわけにも
いかないだろうし、でも応接セットもあるからここででも大丈夫よね。ねっ、しょうちゃん。。」
省吾さん
「俺は付き添いできただけだからいいけど、沖田さんがなんて言うか?どうする沖田さん・・・」
省吾さんは私の方に向き直り問いかけてきた。
しかし、私にはそれらが一緒にある意味が判らなかった・・・。
それに、それらの玩具は俗に言う大人のおもちゃというモノ・・・。
また、艶かしいベットやトイレ、磔台・・・俗に言うAV撮影用のセット?・・・。
で、でも・・・香織さんが言う様に、応接セット使うだけなら・・・。
こんなこと位で、大切なチャンスを失いたく無い・・・。
その事だけが私の肩を押す・・・。
ユウリ
「だ、大丈夫です・・・始めましょう・・・」
45
投稿者:スカウトマン ◆jG7j9/TnTg
2023/11/18 20:18:37    (V5GRI1n/)
士方ACプロダクションのビル前に行くと、士方専務が外に出て待っている。時計を確認すると約束の5分前。
省吾
「専務おはようございます。お待たせしてしまいましたか?」
沖田さん
「おはようございます!沖田ユウリです、よろしくお願いします!」
とほぼ同時に声をかけると、士方専務は手を左右に振りながら
香織
「近藤さんに、貴女が沖田ユウリさんね。おはようございます。近藤さんは知ってますけど(意味深な笑みを浮かべる)、私が士方ACプロダクションで専務をやっている、士方香織と言います。今日はよろしくお願いしますね。」
ビルを振り返りながら
香織
「わざわざ待ってたわけじゃなくて、もうビル掃除始めるからって早めに追い出されちゃったのよね・・・今日の面接は近くにある貸しスタジオってところ使ってやりますから・・・ここから直ぐですから、近藤さんに沖田さん、付いてきてくださる。」
そう言って歩き出す香織、路地を二・三本通り過ぎ一本の路地に曲がると四・五棟目のビルに入っていき、受付に。
香織
「電話でスタジオ予約した士方と言いますが。」
受付
「土方さんね、窺ってますよ。スタジオは202になります。ここ始めてみたいですが、なんて作品の撮影なんですか?女優さんは後ろの豊満美女??新人さんですか(小声で)」
香織
「撮影??何仰ってるか分かりませんが。。」
受付
「守秘義務って奴ですか(笑)まあいいや。。とりあえず注意事項だけお伝えしますね。当スタジオは十分いくらの料金体系で、スタジオの扉を閉めた瞬間にカウンターが作動し、開けた瞬間にカウンターは止まります。一度開けるとその瞬間に時間貸し契約終了になりますので・・・契約終了になった時点で、係員が掃除に伺います。部屋内にある備品は自由に使っていただいて結構ですが、壊したり不衛生な使い方は厳禁です。もし壊したりした場合には、実費を請求させていただきます。以上です。何かご質問はございますか?」
そう言って部屋の鍵を香織に渡す係員。
香織
「大丈夫です。ではお借りします。行きましょう近藤さん沖田さん。」
エレベーターに乗り込むと
香織
「撮影とか何言ってるのかしら?あの方。」
省吾
「さあ・・・」

その疑問はスタジオの扉を開けた瞬間に分かった。
省吾
「こ・・・これは・・・なんてところ借りたのピンクねえさん。(あまりに吃驚して、口調がいつも通りに)」
室内には大きなベット、壁にはそれぞれの端から鎖がぶら下がったX字架、壁にかかったいくつもの鞭やおもちゃ、ガラス張りのトイレ、真っ暗なこれもガラス張りの小さな部屋、応接セットに、会社の重役が使うような椅子と机などが置かれている。
香織
「だって緊急で手配しなきゃいけなかったから・・・私もこんなところとは知らなかったのよ・・・ごめんなさいね沖田さん。こんなところ借りちゃって・・・でも他に場所もないし、外でってわけにもいかないだろうし、でも応接セットもあるからここででも大丈夫よね。ねっ、しょうちゃん。。」
省吾
「俺は付き添いできただけだからいいけど、沖田さんがなんて言うか?どうする沖田さん・・・」
沖田さんの方に向き直り問いかける。

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