目を開けた瞬間、眩しい蛍光灯の光が視界を埋めた。警視庁の休憩室。ベッドのようなソファに横たわったまま、私はゆっくりと体を起こした。頭が重い。まるで二日酔いの後のような、ぼんやりとした違和感。昨夜の任務から……どれくらい経ったのだろう?「……ん……ここは……」周りを見回す。制服姿の同僚たちが、慌ただしく行き来している。体を動かしてみる。地雷系のフリル服はもう脱ぎ、いつもの黒いスーツに着替えていた。でも……いつ着替えた?記憶が、ぼんやりとしている。渋谷の路地裏で男に声をかけられ、ホテルへ連れ込まれ……そこから先が、霧のように曖昧。応援が来て、無事に逮捕できたはず。でも、詳細が思い出せない。(……薬のせい? 不感症の薬……効果が強すぎたのかな)立ち上がろうとすると、ふと首筋に違和感。鏡を覗き込む。チョーカーは外れているのに、首に薄い赤い線が残っている。擦ってみるが、消えない。(……任務中の擦れ傷? 気にしすぎか)体全体が、妙にだるい。特に下腹部が、ずくずくと疼くような……。いや、気のせいだ。任務の疲労だろう。作戦会議室へ向かう。ドアを開けると、ノダ警部と数名の同僚がすでに集まっていた。テーブルにはファイルが広がり、ホワイトボードに次ののターゲットの構造図が描かれている。「おはよう、玲華。よく休めたか?」ノダの声はいつも通り、淡々としている。でも、なぜか視線が少し長く、私の顔を——いや、首筋を——捉えている気がした。「おはようございます。……ええ、なんとか。任務の結果は?」私は席に座り、ファイルをめくりながら尋ねた。記憶が曖昧なので、確認が必要だ。ノダが頷き、ホワイトボードを指差す。 「成功だ。君の囮が功を奏して、組織の末端を3名逮捕。家出少女を狙った人身売買のルートも一部解明できた。ただ……幹部は逃げられた。次の作戦で追うことになる」同僚の一人が、コーヒーを差し出しながら言った。「玲華さん、今回は危なかったみたいですね。応援が少し遅れて……でも、無事でよかった」「遅れた……?そうだったっけ……」私は首を傾げた。確かに、ホテルで何か待たされた気がする。でも、詳細が思い出せない。ノダが静かにフォローする。「薬の影響だろ。不感症の薬、初めて使ったんだっけ?副作用で記憶が少し飛ぶこともあると、技術班が言ってたよ。気にしなくていい。ピルも飲んだんだろ? 万一の保険で」ピル……。ポケットを探ると、空の袋が出てきた。確かに飲んだ記憶がある。でも、いつ? なぜ?「……ええ、そうですね。記憶が少し曖昧ですが……任務は成功したなら、それでいいです」ノダの目が、わずかに細くなる。満足げな……そんな表情。「次はもっと慎重にいくぞ。君の体調も、ちゃんと管理しないとな」会議は淡々と進んだ。組織の次の動き、潜入の戦略、応援のタイミング。私はメモを取りながら、頭の霧を払おうとした。でも、時折、下腹部が熱く疼くような感覚がよぎる。(……気のせい。プロだから、集中しなきゃ)会議の終わりに、ノダが私を呼び止めた。「玲華、どうだ?何か……変わったところはないか?」私は笑って首を振った。「いえ、大丈夫です。次の任務、よろしくお願いします」ノダの唇が、薄く笑みの形を作る。「そうだな。また、君の“優秀さ”に期待してるよ」部屋を出る背中を、ノダの視線が追っている気がした。【ノダさんのストーリーの流れを聞いたので、とりあえず捜査の流れを進めてください。敏感な身体に仕上げた後に、マゾに堕とした女を人身売買を行なってるらしい組織の存在がわかる。その人身売買組織にマゾ奴隷として潜入捜査として入り、幹部に辿り着くまで潜入を長期継続するという流れはどうですか?ノダさんの企みを知らない同僚か先輩など味方もほしいですね。その人と潜入するということです。(潜入時の役柄は、私
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