イメプレ
1:佐久間スポーツジム
投稿者:
亮平
◆GLvqrwKyXs
2025/07/07 00:51:58(sEz/5txh)
社長室
目黒から受話器を受け取り、堂本との会話を始める亮平
「そんなことが…黒木、堂本部長の名前騙って……なんで寮に入れたのか疑問だったんだけど、それで合点がいったよ。教えてくれてありがとう。じゃあ繋いで。」
堂本の「お繋ぎします。」の声の後、
「大変お待たせしました、佐久間です。はい…はい…
黒木は一身上の都合で急に退職いたしまして、私が代りに…はい…はい…
黒木がそんなものまで依頼していたのですか…
急な退職だったもので弊社内で引継ぎが不十分で申し訳ございません…
新素材の裁断は終わってしまっているということですね、はい…はい…
わかりました、では完成形にして新素材の物は私に納入してください。。
他のウェアは総務部部長で堂本という者が居りますので、そちらに。
えっ伝票ですか?伝票も新素材と他で分けていただいて同じように。
はい…はい……では、宜しくお願いします。」
電話を終えた亮平は、菊池・目黒と共に一度エレベーターで一回まで降りて
「勝ちゃん今日はありがとうな。また今度飲みに行こうや、横山さんと北斗にも声かけといてくれ。」
菊池「ああ期待してる。費用は勿論社長様持ちだよな。じゃあまた今度。」
菊池は一階でエレベーターを降り、亮平と目黒はそのまま寮がある五階まで昇る。
昇っていくエレベーターの中
「目黒、お前も一緒に行くんだからな(笑)それにしても黒木の奴、色々とやらかしてくれたもんだ……黒木がここから消えて、目黒お前のトラウマも完全に克服されるといいんだけど…」
目黒「時間が解決してくれると思います。恥ずかしい話ですが、井ノ上さんや米倉さんの裸体見て、本当に久しぶりに疼いてしまいましたし…」
「米倉さんか…彼女も綺麗でナイスボディだよな…そうか米倉さんにもね(笑)彼女レズビアンだそうだから、ハードルはかなり高いぞ(笑)」
エレベーターが止まり、五階で降りると胡々希の部屋の方に向かう二人。
部屋のインターホンを押すと、応答があった後玄関のかぎが開けられる。
迎えに出てきた米倉に先導されるまま、リビングに向かうと、ソファに胡々希が座っている。
「井ノ上さん、黒木は懲戒解雇で決着しました。本人はまだ知りませんが、会社としての決定事項ですので、もう覆ることはありません。そのうえで改めてお聞きします。井ノ上さん、佐久間スポーツジムに就職できますか?…(独り言のように:ちょっとちがうかな。)就職して貰えますか?」
目黒「井ノ上さん、貴女がサウナに閉じ込められて倒れた時、真っ先に発見して助けたのは社長ですし、水を飲めなかった貴女に口移しで給水したのも社長です。
言い方は変ですが社長は貴方の命の恩人……私からもお願いします。職種は違うとはいえ、同じ会社で働きましょう。社員全員貴女が就職してくれることを待ってると思います。黒木のような者はもういないと断言できます。」
「目黒、強制するような言い方は駄目だよ。でもありがとう…」
25/08/16 16:30
(68dS8PNf)
目黒「私には丁度いいかもわかりません、時間を掛けて接し心を開いて貰えたらと……。
昨日のバスルームで観た感じ米倉さん、かなり井ノ上さんに気を遣いながら
その…、疼きを治めさそうとしていましたし彼女(米倉)もトラウマを抱えてるのではないかと…。
五階に着きましたね、黒木を解放する前に井ノ上さんに話をするんですね。」
インターホンを押すと米倉が、そしてリビングへ。
黒木が解雇されればサウナ室の後の事を知る者はここに居る自分を含め四人だけ。
「お茶入れます、まだ揃っていないのでペットボトルのルイボスティーですが……。」
クッションから立ち上がり四本持ち、リビングダイニングの用意してくれていた小さなテーブルに置くと薦める。
亮平の言葉、目黒の説明と亮平が目黒にありがとう。と。
「(心の声:サウナ室の件の口移し?あれは社長だったんだ。)」
口元に手をやり唇を隠す胡々希。
水を飲ます為の行為だったけど舌も唇も…、知ってしまってる。
あんなに唇を密着した事は誰ともない胡々希は益々考え込む。
「(心の声:社長のありがとうの意味は何だろう?
あの恥ずかしい姿を見られてしまった二人と働けるだろうか……。)」
沈思黙考していると米倉由紀が胡々希の肩にそっと手を置き。
米倉「社会を知り会社を経営している立場の者として言うわね。
井ノ上さん、貴女は昨日の出来事で二人に醜態を晒しておいて一緒に働けるかと思っていると思うの。」
下を向き頷く胡々希。
米倉「それでもこうして二人が井ノ上さんの所に来てくれ社長自ら“就職して貰えますか?”と言ってくれている。
目黒さんの言う通り恩人に恩返しもしないまま去ってしまうの?
それに貴女が就職辞退したら黒木の思い通りじゃない、悔しくないの?」
あの姿を見ても尚、一緒に働こうと言ってくれる人達、恩人、恩返し、黒木のした事への負けん気の強さが出て。
「社長、目黒さん……、さくま、(深呼吸)佐久間スポーツジムで働かせて下さい。
折角、学んだ事を活かしたいんです。」
俯いていた顔を上げ亮平と目黒にそう告げる。
米倉「良かったわ〜、まだ本格的ではないけど私のエステ店もジムと業務提携したら
貴女にキチンとしたエステしてあげられるもの。」
「業務提携ですか?社長、社員割引はありますか?」
思い悩み元気になかった胡々希の本領発揮と言った所だろうか茶目っ気たっぷりに亮平に聞くと四人で笑い出す。
数日後、新素材のウェアと水着、そして特殊ライトと請求書が亮平の元へ届く。
目黒「それが例の新素材のウェアと水着ですね。
スパで井ノ上さんに着てもらうんですか?
特別会員向けのウェアと水着は全部白なんですね……。」
共謀笑いを亮平に向け楽しみですね。と呟き。
目黒「……あっ、誤解しないで下さい、私はあくまで社長のサポーターですから、念の為に……。」
25/08/16 19:12
(nf.Xr6g.)
時は少し戻り、黒木の懲戒解雇が決定されたその日、寮の胡々希の部屋
胡々希の返答を聞き
「うちで働いてくれるんだね、良かった…ありがとう。…
米倉さんのエステ店との業務提携に関しては、まだ口約束の段階で、細かいことは何も決まっちゃいないけど、社員に対する福利厚生の一環として考えてみるよ。いいですよね、米倉さん。」
米倉「さぁ~どうでしょう…うちも商売ですから何か見返りがないと(笑)」
「そういう諸々のことも含めて、後で話を詰めましょう。うちの交渉窓口は目黒にしますのでよろしくお願いします。頼んだぞ目黒。」
目黒の肩を叩き、米倉と胡々希には分からないようにウインクする亮平。
亮平のウインクの意味を悟った目黒は、
目黒「ちょ…ちょっと社長……分かりました、頑張ります。」
米倉「佐久間スポーツジムさんの担当は目黒さんですか。うちは私が担当しますのでよろしくお願いします。」
そう言うと手を目黒に差し出し握手を求める米倉。
目黒はその手を握り返す。握り返すその手には少し力が籠っていた。
雰囲気が明るくなった室内だが、亮平の次の言葉で空気が緊張する。
「後は黒木をどうするかですが……
このまま解放して、ジムへの出入りはできなくしても、近くであの件を言いふらされたりしたら、井ノ上さんはもとより、会社としての佐久間ジムも大迷惑です……どうしたものか。」
考え込む一同。胡々希の顔は緊張に満ちている。
その静寂を破ったのは米倉だった。
米倉「先程話した、黒木が実家にいる親から結婚しろと言われて、逃げ続けてるって話覚えてます?
あの話を使って脅し入れときますか?
井ノ上さんか佐久間ジムに対する悪い噂耳にしたら、その時点で問答無用で実家の親に連絡すると。
彼女まだまだ自由でいたいはずですから、一定の歯止めにはなるかと。
幸いなことに、以前黒木から実家に招待されたときに、黒木の両親と意気投合して、携帯の番号聞いてますし(笑)」
「そうですね、そうしましょうか。じゃあ黒木のところに行くか、目黒。すいませんけど、米倉さんも一緒に来てください。」
その後、亮平から懲戒解雇処分になったと伝えられた黒木。
最初の内は色々と抵抗していたが、実家に連絡するという脅しを受けるに至りおとなしくなり、社員証や入場パスその他会社の備品を亮平に返すと拘束を解かれて、力なくビルから出て行った。その後、黒木の姿を見かける者はいなかった。
黒木の懲戒解雇について、翌日亮平から全社員に対して説明された。
懲戒解雇の理由は会長に説明した通り、社員一人を命の危険に晒したとだけ。
それから数日社員間で色々な憶測が飛び交ったが、それも時間と共に忘れられていった。
新素材でできたウェアと水着が届き、新一号店も完成し少し経過したころ、胡々希と大西君の入社日を迎える。
緊張した面持ちのスーツ姿の二人。
簡単な入社式は滞りなく進み亮平の挨拶で式次第のすべてを終える。
堂本「大西君、井ノ上さん早速だけど、上の階に職員用更衣室があって、それぞれ二人のロッカーを用意してあります。中に職員用のウェアを用意してありますので着替えて、ここに戻ってきてください。先日の器械説明会の時には案内しなかった所も含めて改めて社内を案内します。大西君には私が、井ノ上さんには〇〇さんが、更衣室まで付き添います。」
25/08/17 00:16
(h47Pvsn2)
入社式を終え、社員証を受け取ると着替えの為、職員用更衣室へ。
◯◯さんにロッカーを教えられアンダーウェア以外の洗濯は専門のクリーニング店でクリーニングされると教えられる。
◯◯「ロッカーは社員証で開く様になってるって社長が言ってたわ。
着替え終わったら二階のジムまで来てくださいとの事です。
私は事務所に戻るのでここで失礼します。」
「◯◯さん、ありがとうございます。(心の声:ウェアは黒とベージュ系だけど水着は白だけなんだ。
器械の説明って言ってたから黒のジャンプスーツにしよう。
脱ぎ着しやすい様に前チャックなんだね。
かなりピッタリしてるな…、そうだよね、会員さんに体の線見せないとだもんね。
アンダーウェア(下着)、面積少なめのフィットする物にした方がいいかも。)」
着替え終わると二階のジムへ。
器械の置かれている場所やガラス張りの部屋が3箇所。
大きめのヨガスタジオにプライベートレッスンの二つ小部屋だろうと予測出来る部屋。
「お待たせしました。」
大西「おっ、専用のウェアに着替えると一際、佐久間スポーツジムのインストラクターと見えますね。(心の声:かなりピッタリで井ノ上さん、乳デケェー、腰細ぇー、プリケツだし唆るじゃん。)」
目黒「大西さん、井ノ上さんに一号店ではトレーナーとして働いて貰うことが決まってます。
他号店ジムに人手不足で行く際にはインストラクターとしてですね、社長。」
大西「今日は会員さん、いらっしゃるんですか?
僕の担当する会員さんは…?以前所属していたジムの会員さん達にSNSで案内したので…(心の声:人数増えたと思うけど)」
堂本「そうそう、大西さんのお陰で会員様、増加しましたよ。」
「大西さんの追っかけですね。」
クスッと笑う胡々希。
25/08/17 05:12
(Az9ggCVP)
ウェアに着替え終わった大西丈一郎と井ノ上胡々希が、堂本部長に連れられて亮平の元に。
堂本「社長、これから二人を先日案内しきれていない場所を案内してきます。」
「宜しく、堂本部長。。あっ、今時間あるから堂本部長の仕事ぶり見学させてもらうために、俺も付いていこうか。目黒も行くぞ。」
目黒「分かりました。(心の声:井ノ上さんのウェア姿じっくり観察したいんだろうな。)」
堂本「社長に見られるんですか、緊張するな。」
「まあ、気にしないで。いないものとして扱ってくれていいから(笑)」
堂本「そうですか……じゃあ行きましょうか、大西君・井ノ上さん。」
先ずエレベーターに乗り一階まで降りて、一階から説明を始める堂本。
「(心の声:前から思ってはいたが、スポーツウェアって体にぴったりフィットしててなんて言うか、そそられるよな。他の職員の同じような姿見てもなんとも感じないのに…やっぱり俺井ノ上さんを好きなんだな。。)」
そんなことを考えていると横から目黒が小声で
目黒「社長、このまえは気が付かなかったけど、井ノ上さんのお尻ってプリッとしてて桃みたいですね。若いってこともあるんでしょうけど垂れてもいないし…」
「(小声)目黒お前不謹慎だぞ(笑)」
口ではそう言いながらもなぜか満更でもない様子の亮平
目黒「(小声)すいません(笑)」
社内案内の行進は、二階三階へと進んでいく。
三階に来て初めて、胡々希の後ろから離れる亮平。
説明の列から離れると一人、サウナに向かいサウナ室の扉表面をしげしげと確認した後、扉を押したり引いたりしている。
プールの見学を終えた堂本が追い付き、亮平に
堂本「社長が菊池さんに依頼した通り、両開きに変えて外側は棒などが引っかからないようにしてあります。女子サウナ室も同様になっています。そして今まで決まっていなかったモップ等の置き場も少し離れたところに設置しました。」
堂本はそう言うとそちらの方向に進む。
堂本「こちらが掃除道具置き場になっています。」
そこには数本のモップ・ブラシ等が浮いた状態で収納されて、転倒防止の横棒も設置されている。
「対策はきちんとされてるってことだね。。今後とも何か危険と思われる場所があったら躊躇なく、改造工事してくれよ。」
一行と別れて一足先に社長室の戻った亮平は、菊池電気商会へ電話をかける。
「あ、勝ちゃん、亮平だけど…」
「おお、亮ちゃん、どうした?」
「いや、サウナ室のドア工事急がせて悪かったなと思って…それに掃除道具置き場まで作って貰って…これで無事明日リニューアルオープンできるよ。」
「それは良かった。じゃあ今夜いつもの四人で前祝と行くか(笑)。横山さんと北斗には俺から連絡しとく。」
「わかった。いつものとこでいいよな。〇時に。」
「OK、横山さんと北斗新一号店の全貌見たら驚くぞ(笑)」
「だといいんだけど(笑)じゃ〇時にな。」
25/08/17 16:45
(h47Pvsn2)
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