2020/06/16 00:56:54
(G6AaQavv)
コメントありがとうございます^ ^
サキはハッとした顔で俺を見る。
俺は苦笑い(笑)
「どうしよう(>_<)」みたいな泣きそうな顔をするサキの頭をポンポンとなぜる。
父「やっぱりなんかあるんか」
俺「・・・」
父「お前も頑固なやつやのー(笑)もうバレてんから言うてまえや。」
おとんが呆れ気味に笑う。
俺「ユウの前では言いたない」
ユウ「は?なんで言いたないねん(笑)」
俺「・・・」
ユウ「はい、まただんまりー。」
ユウが小馬鹿にしたように笑う。
母「ユウに聞かれたらまずい話なん?それともユウには関係ないこと?」
ユウ「関係ないわけないやん!どーせしょうもない理由やから恥ずかしくて言われへんだけやろ!?情けな(笑)」
サキ「アンタ守るためやし!!」
サキがブチ切れながら言う。
俺「おーい(笑)」
サキはまたハッとした顔で俺を見る。
俺「もうコントやん(笑)」
サキの天然に、場の空気は張り詰めているのか和んでいるのかよく分からない空気になる。
母「守るってどういうこと?」
母がサキに聞く。
こちらを見るサキに「もういいよ」という感じで微笑む。
サキ「京平くんの前の彼女とユウが浮気したらしくて・・・それが原因で別れて・・・」
ユウ「え・・・」
ユウが呆然とする。
続けるサキ。
サキ「それ聞いてたらなんか・・・可哀想っていうか、仕返ししたい気持ちになってしまって・・・私から誘いました・・・」
父「・・・そうなんか?ユウ。」
ユウ「知らんし!」
サキ「バレてんねんで!?正直に言いーや!」
ユウ「は!?知らんわ!てかなんでお前が仕返ししたいとかなんねん!」
サキ「だって考えてみてよ!?終電逃したら迎えに来てもらったり、京の前で散々イチャついたり・・・自分の彼女と浮気した奴とその彼女のそんなとこ見たいと思う!?どんな気持ちでいつも会ってくれてたと思う!?でも京は嫌な顔したことないやん!!・・・アンタが京おるときに限ってイチャついてきたん、見せびらかしてたんかと思ったらムカついてきたの!!同じ気持ち味合わせたいって!!」
サキが泣きながら訴える。
俺はサキの手を握り落ち着かせようとする。
父「ユウ、どないやねん?」
ユウ「・・・」
父「黙ってたら分からん。それとも黙ってるってことはホンマってことか?」
ユウ「・・・」
おとんの手がグッと握られ立ち上がろうとした時、
おかんが止める。
母「アカンよ?」
おとんは手をプルプルとさせながら座り、
父「バレへんと思ったんか?ワシ聞いたよな?お前の話聞いたとき、ホンマか?それだけか?って。」
ユウ「・・・」
父「自分のことは棚に上げて話したんか?」
ユウ「・・・」
父「・・・出て行け。二度とお前の顔は見たない」