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弟の彼女

投稿者:みすと ◆7nhvdN3STA
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2020/05/17 05:21:52 (yuibqOs8)
俺(30)独身 の過去話。

数年前、俺は仕事に明け暮れる毎日で女っ気ゼロ。
理由は女に興味が無くなったというか、当時付き合ってた彼女が自分の弟と浮気して(笑)
あー、女も所詮こういうもんなのか、と。

で別れて一年くらい経ったころ。
その馬鹿な弟は中学の頃俺も一緒によくつるんでたサキと付き合ってた。
俺はよく2人に呼び出されては酒飲んだり飯食いに行ったり買い物行ったり、、、
弟にとっては気心の知れた俺がいる方が楽だった、というかちょっと見下してたんだと思う。
じゃなきゃ兄貴の彼女とやらないだろ?まぁ一個しか違わないけど。

ある日の夜、その日も弟に呼ばれて3人で居酒屋で飲んでた。
話題は俺の彼女問題。

サキ「ねぇ京平(俺)は彼女作らないの?」
俺「え、作らん(笑)」
サキ「なんでよ?なんかあるん?」
俺「めんどいやん。」
弟「お前ホモやもんな(笑)」
俺「うるさい」

そんな感じでグダグダ喋ってて。
弟がだいぶ酔っててフラフラになりながらトイレに行ってる間にサキに問い詰められて、つい一年前のことを話した。

サキは激怒して
サキ「絶対許されへん!なんなん!?このことアイツは知ってるん?」
俺「知らんよ。言ってもしゃーないやん」
サキ「しゃーなくないし!戻ってきたらボコったるわ!」
俺「えぇって、余計惨めになるだけやし。俺も当時初めての彼女やったからうまいこと付き合われへんかったんやと思う。」
サキ「だからって浮気は・・・その女も許されへんわ。」
俺「まぁとにかくもう過ぎたことやし、もうえぇねん。」

そんな会話をしてる時に弟が戻ってきた。
弟は気分が悪いから帰ると言う。
俺と弟は一人暮らし、サキは実家暮らしで地元で飲んでいたため家はすぐそこ。

サキ「じゃあ歩いて帰れば?ウチもうちょい飲みたい気分やし。」
弟「え?どうしたん?なんか怒ってる?」
サキ「べつに。」
明らかに機嫌が悪いサキにキレながら弟は帰った。
それからすぐに俺も帰ろうとしたがサキに
「アンタはまだ行く所がある。」
と言われ俺のチャリにニケツでそこ右、そこ左と指示されるままこぎだした。

サキ「はい止まって、到着。」
着いたのはラブホ。
俺「え?(笑)まだ飲む言うてたやん。」
サキ「ここでも飲めるやん。まぁえぇから。」

何がまぁいいのか、悪い冗談かよく分からないまま階段を上がり部屋に入った。
地元のさびれたラブホ。入るのは初めてだった。
サキは「ふぃー!」とベッドにダイブすると慣れた様子で部屋の照明をいじったりテレビでAVをつけたりしていた。

サキ「京平もなんか飲む?」
俺「じゃあチューハイ」
サキは電話でいっぱい酒を頼んでカンパーイと言ってグビグビ飲んでた。
キョロキョロする俺を見て
サキ「もしかしてラブホ初めて?」
俺「うん。こんなとこなんや。サキは慣れてんな(笑)」
サキ「ウチも何回か来たくらいやで。」
俺「弟と?」
サキ「まぁ色んな人と^ ^」
俺「ヤリマンか(笑)でもラブホってもうちょい綺麗なとこやと思ってたわ。」
サキ「あー、それは安いラブホやから。もうちょい向こうまで行ったとこのラブホは綺麗やで。でもヤレたらどこでもよくない?」
俺「やらんけどな!(笑)」
サキ「え?やらんの?」
俺「いややらんやろ!(笑)あなた弟の彼女ですやん!」
サキ「その弟は京の彼女とやったのに?」

俺は黙ってしまった。思い出したくもない、蓋をしていた気持ち。
ズキっと心が痛む感じ。

「あんたはもっとズルくなって汚れたほうがいい。」
そう言ってサキは服を脱ぎだした。
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111
投稿者:みすと ◆7nhvdN3STA
2020/06/16 00:56:54    (G6AaQavv)
コメントありがとうございます^ ^



サキはハッとした顔で俺を見る。
俺は苦笑い(笑)
「どうしよう(>_<)」みたいな泣きそうな顔をするサキの頭をポンポンとなぜる。

父「やっぱりなんかあるんか」
俺「・・・」
父「お前も頑固なやつやのー(笑)もうバレてんから言うてまえや。」
おとんが呆れ気味に笑う。

俺「ユウの前では言いたない」
ユウ「は?なんで言いたないねん(笑)」
俺「・・・」
ユウ「はい、まただんまりー。」
ユウが小馬鹿にしたように笑う。

母「ユウに聞かれたらまずい話なん?それともユウには関係ないこと?」
ユウ「関係ないわけないやん!どーせしょうもない理由やから恥ずかしくて言われへんだけやろ!?情けな(笑)」
サキ「アンタ守るためやし!!」
サキがブチ切れながら言う。
俺「おーい(笑)」
サキはまたハッとした顔で俺を見る。
俺「もうコントやん(笑)」

サキの天然に、場の空気は張り詰めているのか和んでいるのかよく分からない空気になる。

母「守るってどういうこと?」
母がサキに聞く。
こちらを見るサキに「もういいよ」という感じで微笑む。

サキ「京平くんの前の彼女とユウが浮気したらしくて・・・それが原因で別れて・・・」
ユウ「え・・・」
ユウが呆然とする。
続けるサキ。
サキ「それ聞いてたらなんか・・・可哀想っていうか、仕返ししたい気持ちになってしまって・・・私から誘いました・・・」
父「・・・そうなんか?ユウ。」
ユウ「知らんし!」
サキ「バレてんねんで!?正直に言いーや!」
ユウ「は!?知らんわ!てかなんでお前が仕返ししたいとかなんねん!」
サキ「だって考えてみてよ!?終電逃したら迎えに来てもらったり、京の前で散々イチャついたり・・・自分の彼女と浮気した奴とその彼女のそんなとこ見たいと思う!?どんな気持ちでいつも会ってくれてたと思う!?でも京は嫌な顔したことないやん!!・・・アンタが京おるときに限ってイチャついてきたん、見せびらかしてたんかと思ったらムカついてきたの!!同じ気持ち味合わせたいって!!」
サキが泣きながら訴える。

俺はサキの手を握り落ち着かせようとする。

父「ユウ、どないやねん?」
ユウ「・・・」
父「黙ってたら分からん。それとも黙ってるってことはホンマってことか?」
ユウ「・・・」
おとんの手がグッと握られ立ち上がろうとした時、
おかんが止める。
母「アカンよ?」
おとんは手をプルプルとさせながら座り、
父「バレへんと思ったんか?ワシ聞いたよな?お前の話聞いたとき、ホンマか?それだけか?って。」
ユウ「・・・」
父「自分のことは棚に上げて話したんか?」
ユウ「・・・」
父「・・・出て行け。二度とお前の顔は見たない」


110
投稿者:take   take_engine640
2020/06/16 00:09:20    (5Xf3GoSd)
おお!急展開。いい方向に行けばありがたいなあ。お母さんにはサキさんの印象アップかな。
109
投稿者:みすと ◆7nhvdN3STA
2020/06/15 18:03:21    (SD/GSYlm)
コメントありがとうございます^ ^




サキが泣き止むまでベッドで腕枕をして、どうしたもんかと考える。
めんどくさいことになった。
とりあえずサキを落ち着かせる。

俺「ちょっと寝よ^ ^」
サキ「大丈夫なん?」
俺「なるようになるて^ ^向こうの出かた次第やし。」
サキ「なんか余裕やね^ ^」
俺「今はちょっとでもお前と一緒におりたい」

そう言うと落ち着いたのかサキが俺の腕で眠りについた。


どれくらい経ったか、いつの間にか俺も寝落ちしていた。
横では足を絡ませて腕の上でサキが眠っている。

ケータイを見ると夕方、2時間ほど眠っていた。
「あー、コイツが横おったら落ち着くなぁ・・・」
と幸せを感じていたのも束の間。
ケータイが鳴る。父親から電話。
俺は嫌な予感がした。

俺「もしもし」
父「わしや。」
俺「なに?」
父「今から家来れるか?」
俺「・・・行けるけど」
父「ほなすぐ来い。一緒におる子も連れて。・・・意味分かるな?」

そう言って電話を切った。

多分弟が父親に話したのか?でもどう言ったんや?
とにかくめんどいことになった。
「はぁぁぁ・・・」と大きい溜め息をつく。

サキ「お父さん?」
俺「あ、起きた?ごめん、そう、おとん」
サキ「怒ってたね」
俺「まぁ・・・なんかアイツから聞いたんちゃう?」
サキ「親に告げ口とか最低」
俺はサキを見て
俺「一緒に地獄に落ちてくれる?(笑)」
サキは擦り寄り
サキ「京がおったらウチは天国やねんけど^ ^どこでも着いて行くよ(笑)」と言った。

用意して2人で家を出る。
俺の実家に着いたのはもうあたりは薄暗くなった頃だった。
玄関を入りリビングへ。
テーブルには父と母、そしてダイニングの方にユウが座っていた。

サキ「お邪魔します」
母が会釈する。
父「おぉ、そこ座れ」
俺とサキが父と母の向かいに座る。

父「ユウから聞いてな・・・その子はユウの彼女やな?」
俺「うん」
父「単刀直入に聞くけど、その子と・・・寝たいうんはホンマか?」
俺「ホンマ」

それを聞いた途端オトンは立ち上がり俺の顔をぶん殴った。
母「お父さん!手は出せへんて約束でしょう!?」
弟も唖然としていた。
父「こんな人の道を外れた奴、誰かが叩き直さなアカンやろ!?」
サキが俺の横に駆け寄る。
俺「大丈夫。」

俺はもう一度ちゃんと座り直した。
父もまだ鼻息は荒いが母に促され座る。

父「お前何考えとんねん。自分が何したか分かってるんか?」
俺「分かってる。順番が違うことも」
父「ほななんでや?お前はそんな奴ちゃうかったやろ?」
俺「・・・」
シーンと静まり返る。
父「なんか言わんかい!」
俺「・・・流れで。」
父「流れて・・・」
父が呆れた顔をする。

ユウ「童貞捨てたかったんちゃう?(笑)」
ユウがあざけ笑いながら言う。
ユウ「童貞は何考えてるか分からんからな(笑)誰でも良かったんやろ!」
父「・・・そうなんか?」
俺「そう」

サキがえっ!?という感じで俺を見る。
俺はサキに「黙っとけ」的な感じで目配せする。

父「でもそれやったらこの子じゃなくても良かったんちゃうんか?お前ずっと女作ろうとしてへんかったやろ?それやのに急に童貞捨てたいって・・・そんなんおかしいやんけ。」
おとんが疑う。俺はとにかく黙る。

父「・・・なんかおかしい。お前なんか隠してへんか?」
俺「なんも隠してない」
父「いやそれやったらおかしいんやて!やりたいだけやったらこの子じゃなくてもいいやろ。むしろこの子とやったら一番話がややこしくなることなんてすぐ分かるやんけ?」
俺「・・・」
母「なんか言われへんことなん?」
母が口を開く。
それでも黙る俺。

父「きみは?」
困り果てた父がサキに話をふる。
父「きみは何か知らんのか?」
サキ「・・・私は・・・口止めされてるので・・・」
クスッと母が笑う。
母「あなた嘘つかれへん子やね(笑)それやったら何か隠してるって言ってるようなもんよ?^ ^」

108
投稿者:ハア   h-1230 Mail
2020/06/15 17:14:49    (DTLJ4VTp)
凄く楽しみに待ってます
107
投稿者:みすと ◆7nhvdN3STA
2020/06/15 11:07:59    (SD/GSYlm)
みなさんコメントありがとうございます^ ^

エロくもない話でダラダラ引っ張るのもどうかと思うのでサッサと書きたかったんですが、投稿禁止ワードが含まれていると警告が出てしまい・・・
どれが禁止ワードなのかわからず手直しに時間がかかってしまいました。
すいません。

続きは書けるときに書いていきます。
もう少しで終わりますので引き続きよろしくお願いします。
106
投稿者:959
2020/06/14 21:53:34    (1Y47sak8)
みすとさん
男ですな!
弟の所業に触れず自ら全責任を負う事はなかなか出来ることではないと思います
前に自分にもそんなことが有ったなぁと書かせて貰いましたが、私はその流れの後に起きたことで未だに私は女性不振から抜け出せずにいます
お二人には幸せになって欲しいと心から願ってます

続きは現在まで書かれるんでしょうか?
とても興味深く読ませて貰ってますので是非続けてください!!
105
投稿者:(無名)
2020/06/14 21:11:23    (daM0/ZLK)
弟よ!因果応報って言葉送ってやる。お前がした事が自分に帰ってきただけだ!2人は悪くない
104
投稿者:みすと ◆7nhvdN3STA
2020/06/14 20:13:42    (hkBS71i8)
みなさん、コメントありがとうございます^ ^

今回ちょっとドロドロ回です(笑)






俺の全てを認め、受け入れてくれる大好きな人。
サキのお陰で自分にも自身が持てた。
この人の為にちゃんと正直になろう、そう思った。

2人でシャワーを浴び、俺だけ先に部屋に戻る。
ふとケータイを見るとメールと電話が一件。
弟からだった。
「今から行っていい?」というメール、来たのは15分前。
今はヤバいと思い慌てて電話する。

弟「もしもし」
俺「あ、なに?」
弟「家おる?」
俺「おるけど・・・」
弟「ちょ、話あんねん。今もう向かってるから鍵あけといて」
俺「いや今は・・・」
プーップー・・・
言うだけ言って電話を切られた。
自分のことだけで俺の事情など考えない、いつものアイツのやり方。

サキが髪を拭きながら部屋に入ってくる。
サキ「電話?だれから?」
俺「弟・・・」
サキ「え・・・なんて?」
俺「今もうこっちに向かってるらしい」
サキ「ヤバいやん(笑)ウチ帰ろか?」
俺はしばらく考えて

俺「今日もう言おか」
サキ「え!?マジで?」
俺「どーせすぐに言わなアカンことやし、早いほうがいいやろ?」
サキ「ちょ(笑)男らしいんですけど^ ^」
俺「多分今やったら俺なんでもできるで(笑)」
サキ「なんで?」
俺「お前がおるから^ ^」
サキは顔を真っ赤にして笑う。

サキ「神様、京に賢者タイムを与えてくれてありがとう。」
俺「おい(笑)」

それから弟が来るまでの少しの間、2人で話し合った。そして、
1、話は俺がする
2、サキは黙って見守る
3、まだエッチしたことは言わない
4、弟が俺の彼女と寝たことは俺も知らないし、その話もしない
と決まった。
サキは3番までは納得したが、4番は猛反対した。
俺はとにかくそのことは無しで話したいと押し通し、サキも渋々オッケーした。

ガチャっ!
玄関のドアノブが回る音がする。
俺は一人で玄関まで行き鍵を開けた。

ユウ(弟)「開けとけ言うたやろ」
俺「なぁ、俺も話あんねん」
俺はそう言いながらドアから中に入れないように体で塞いだ。
ユウ「は?なに?中入れてーや」
俺「入ってもいいけど、先に話聞いてな?」
ユウ「わーかったって!なんやねん」
弟が俺を押して強引に玄関に入ってくる。

足元にはサキのサンダルがある。
俺はそれで気づくかと思ったが、弟は全く気にせず靴を脱ぎ、
ユウ「どーせお前の話なんてしょーもないことやろ?」
と言いながら廊下を歩いた。
ドアを開け部屋に入るとベッドにサキが座っている。
それを見て弟はキョトンとした顔で

ユウ「・・・は?なんでここおるん?」

サキは黙っている。

俺「とりあえず座って話きいて」
ユウ「このまま言ったらいいやん」
弟は立ったまま嫌な顔をしていた。
俺は床にあぐらをかいて座り、

俺「俺サキのこと好きやねん。だから付き合いたい。別れてくれへん?」
ユウ「はぁ!?・・・なに突然(笑)」
俺「言葉のまんま」
ユウ「意味分からん」
俺「分かるやろ(笑)」
ユウ「なに笑ってんねん!」
そう言って弟は俺を蹴飛ばした。

サキ「ちょ!やめてよ!」
ユウ「お前もお前じゃ!ずっとメールも電話も無視しやがって!そんでコイツと会ってたんか!?」
サキ「ウチが誰と会おうとアンタに関係ないやろ!」
ユウ「なんで関係ないねん!俺お前の彼氏やぞ!」
サキ「笑わせんといてよ(笑)自分は彼女おるって京に自慢したいだけやろ!?」

そんな感じで言い合いになった。
俺「サキ」
俺がサキに目で訴える。
サキはまだまだ言い足りなそうだったが黙ってベッドに再び座った。

俺「もうちょっと落ち着いて話そ」
ユウ「はっ!なにがやねん!お前最低やな!」
俺「・・・」
ユウ「なにが好きやから別れてー、やねん!コソコソ2人で会ってるくせに!」
俺「・・・せやな、それは卑怯やったと思う。でも好きになってもうてん、だから別れてほしい」
ユウ「やかましいわ!」
再び弟が俺を蹴飛ばす。

サキ「暴力やめてよ!!」
ユウ「お前も俺よりコイツのほうがいいんか!?」
サキ「そうや!」
ユウ「はっ!ビッチが。男やったら誰でもえぇんやなぁ!こんな童貞でも!」
サキ「・・・京は童貞じゃない」

俺はドキッとした。

ユウ「そんなんなんで分かんねん!初めての女にもやる前にフラれてんぞ?(笑)童貞やんけ(笑)それともあれか?風俗でやったから童貞ちゃうとか言ってんか?(笑)」
サキ「分かるし。・・・だってウチがやってんから!」
俺「おい!」
思わず声を出す。

ユウ「お前何言ってんの?頭おかしいん?(笑)」
サキは唇を噛みしめ弟を睨みつける。
サキ「ホンマやし!」
ユウ「はいはい(笑)もーえぇって。コイツにそんな根性あるわけないやろ(笑)」
サキ「バカにすんな!証拠だってあるし!」
そう言ってサキはケータイを取り出しポイッと弟に投げた。

画面を見て弟の顔色が変わる。
ユウ「・・・なんやねんこれ!」
そう言って俺にケータイを投げつけた。
落ちたケータイの画面には初めてサキとエッチした時のラブホでの写メがうつっていた。

ユウ「なんなん?お前ら。マジでやってるん?」
サキ「やってるよ?何回も何回もエッチしたもん!」
ユウ「キモ!最低やな!」
サキ「お前が言うな!!」

またヒートアップする2人に俺が割って入る。

俺「俺が悪いねん!サキは同情してくれただけや!」
ユウ「何が同情じゃ!」

そう言ってまた俺を蹴飛ばす。

ユウ「別れてくれやと?はっ!(笑)じゃあ別れへん(笑)」
サキ「はぁ?」
ユウ「そんな簡単に付き合えると思うなよ!?絶対別れへんからな!」

そう言って弟は部屋を出て行った。

腹を蹴られてうずくまる俺のところにサキが駆け寄る。
サキ「大丈夫!?」
俺「・・・1も2も3も破ってるんすけど(笑)」
サキ「だってぇ・・・悔しくて・・・京言い返さんし・・・」
ポロポロと泣き出すサキ

俺「ごめんな、ありがとう^ ^」
サキ「怖かったよぉ・・・」
俺はサキの頭をポンポンとなぜた。

続きます!
103
投稿者:(無名)
2020/06/14 13:49:03    (zI9mD8qL)
最後どんな展開になるのか楽しみと不安で…( >Д<;)
102
投稿者:(無名)
2020/06/14 06:53:04    (mjnLm6qA)
本能解放!
最高でしたでしょうね。
幸せな関係と瞬間で羨ましいです。
続きを期待しています。
その後の私生活での幸せ話も期待しちゃう。ww
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