2019/06/29 10:00:18
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『さぁ~。』と言って立ち上がった由希子さんを見て、僕も床からベッドの方へと座り直しをします。
僕の目の前では、向こうをむいてガードルを脱ぎ始める、彼女のストリップショーが始まっていました。
何を思うのか、彼女は上を向いたまま、肌色のガードルが肩から降ろされて行くのです。初めて目にする背中、そこには同色のブラジャーが付けられています。
僅かに腰を屈ませ、ガードルは更に降ろされました。腰からお尻、そのお尻にも同色のパンティーが履かれています。
スリムな彼女にフィットしてないようで、パンティーには若干の弛みが出来てしまっています。そして、最後にガードルは足から抜き取られるのです。
身長のある由希子さんの身体。姿勢もスタイルも良いのに、どこかアンバランスさを感じるのは年を重ねた熟女ならではなのでしょうか。
振り返った彼女。やはり見てしまうのは、その胸。ブラジャーに包まれた胸は、予想通りの大きさを誇っているようです。あのAV女優の物とはやはり違います。
由希子さんがベッドに座りました。僕もドキドキが止まりません。『なんか恥ずかしいねぇ?』と言う下着姿の彼女を直視してあげられないのです。
『やめてぇ~?浮田さんが緊張なんかしないでよぉ~。』と言われてしまいました。彼女の中では、僕はそんなキャラではないようです。
そして、由希子を見れば、僕に向かって両手を広げてくれています。僕も両手を前に出し、抱き合う姿勢を探すのです。
『こう?』、『こっち?』とお互いが手を動かしているうちにバカらしくなり、いつしか身体を寄せて抱き締め合っていました。
『あぁ~…。』という由希子さんのタメ息が、僕の耳元でします。そして、『あぁ~、気持ちいい。』と言ってくれるのです。
彼女の匂い、彼女の体温がダイレクトに感じられて来ます。しかし、由希子さんの方にもまだ遠慮があるのでしょう。
彼女の身体が引けていて、乳房は僕の身体にまでは到達をしていません。
そんな彼女は、『誘っちゃったの分かる~?』と聞いて来ます。それが送ってきたLINEのことだと、すぐに分かりました。
『一人でお酒飲んでたら、無性に男の人に抱かれたくなっちゃったわぁ。そしたら、あなたの顔しか浮かばなくなって…。』と言われます。
そして、『ありがとうねぇ。こんなおばさん相手にしてくれて。ほんとは嫌じゃない~?』と聞かれ、『浜野さん好きだし。』とだけ答えました。
その言葉を聞いた彼女は、『物好き~。私の裸見て、ガッカリしても知らんよ~。』と言うと、一度僕から離れます。
そして、『なら、してみようか?』と言って、今度は由希子さんの方から身体を寄せて来ました。僕の胸には、彼女の乳房がしっかりと押し付けられます。
唇は重なり、彼女の舌は僕の上唇を舐めます。『可愛い。可愛い。』と言いながら、その舌は僕の唇を舐め続けるのです。
そんな彼女に押され、僕はベッドへと倒されました。由希子さんの大きな身体が僕の唇を求めて、這い上がって来ます。
キスをしている彼女の顔は薄く微笑んでいました。しかし、その舌はもう激しく動き始めています。
それは、僕が初めて見る由希子さんの顔でした。無理もありません。これがセックスを楽しむ、58歳の女性の顔なのでしょう。