2019/06/28 11:10:52
(ZQGqXVdo)
『お店でゆっくりしてていい?』、由希子さんにそう告げ、僕は誰もいないお店へと降ります。朝の主婦は忙しく、家の中では僕もくつろげないからです。
お店に置かれた3個の丸いイスを並べ、そこに寝転がり、雑誌を読み始めます。家の中では、由希子さんが家事を始めたようです。
『こんな暗いところで何してるの~?目が悪くなるよ?』と彼女の声が飛び、定休日のはずのお店に照明がつきました。
閉められたカーテンの隙間からの光で雑誌を読んでいた僕を見て、明かりをつけてくれたのです。
そしてそれから2時間以上、僕は放置されてしまうのです。由希子さんも分かっているのです。大事なお店で放っておいても、僕がたいくつなどしないことを。
11時になり、『お昼食べて帰る?なにか買ってくるから。』と言われ、もうこんな時間なのだと気づかされます。少し仮眠もしてましたから。
『食べたいものある?』と聞かれ、『マック。』と答えました。なんでもよかったんです。
『パン食べるの?お昼に?』と彼女は不思議そうな顔をしていましたが、僕の注文を聞き、彼女は車でマクドナルドへと向かうのです。
誰もいない家。出ていった由希子さんが帰ってくるには、最低でも30分は掛かると思われます。お昼のマックとなると、それ以上でしょう。
そんな心が、僕を誰も居ない家の中へと向かわせてしまうのです。
居間から見えるのは、由希子さんの使っているキッチンと他の部屋へと向かう薄暗い廊下。化粧台の置かれた着替え部屋があり、トイレ、お風呂がありました。
その奥には2階への階段と、もう1つ部屋があるようです。僕は、その扉を開きます。
窓のカーテンが開けられていて、とても明るく感じます。大きなベッドがあり、そこに誰かが眠っているのがわかると、『すいません。』と扉を閉めました。
初めて見た由希子さんの旦那さん。やはり存在していたのです。一瞬だけ見たのですが、目を開いていて、僕にはその目を向けることはありませんでした。
やはり、障害を持っているものと思います。
階段上がり、2階へ向かいます。薄暗い廊下の奥には、そう大きくない部屋が2つあるようです。
その一部屋には生活観があり、ベッドも置かれていることから、ここが由希子さんの寝室だと理解します。
古い大きめのタンスがあって、もちろんその引き出しは引かれます。クリーニング屋らしく、服やシャツはきれいにたとまれていました。
そして、初めて見る由希子さんの下着。年齢的に白やベージュの地味な色が並んでいます。それでも、彼女がつけていると言うだけで、多少の興奮はあります。
そして、ベッドの隅に無造作に置かれているシャツと下着を見つけます。ブラジャーとパンティーです。不信に思いました。洗濯機は回り終えていたからです。
そこで気がつきました。シャツと短パン姿だった由希子さんが、出掛けるときにはワンピースに着替えていたのを。
これは、その時に一緒に脱がれたものとしか考えられません。15分ほど前まで、彼女の身体に身に付けられていたものなのです。
僕は、脱ぎ捨てられたままの白いパンティーを手に取っていました。予想通りその中央は汚れていて、そこに彼女のアソコがあったことを示しています。
その乾いた汚れを溶かすように、僕の舌と唇は僅かに濡らせていくのです。『変態だな。』、自分でそう思いながらも、その行為はやめませんでした。