2024/08/31 11:53:54
(Fbv1COpC)
あるプロジェクトが立ち上がり、急に遠方への転勤が決まって、3年前に別れた元妻に連絡して、最後に会ってきた。
離婚以来初めて顔を合わせた。
「やあ、元気だったかい?俺、遠くに引っ越すんだ。もう、戻ることはない。だから、最後にお前の顔を見たくてね。」
「そう・・・もう、会うこともないのね。会わないのと、会えないのでは、違うわね。」
元妻と別れたのは、元妻の弟、義弟が原因だった。
アパートの部屋から、金目の物や現金が無くなる事案が頻発したんだ。
夫婦がお互いを疑い出し、一度そうなったら、信じる間柄に戻れなくなってしまった。
離婚してから、実家に戻った元嫁が弟の部屋から失くしたものを数点発見、義弟が元嫁の実家に会づけて会った合いカギで侵入して、盗んでいた。
元義父母に土下座され、元妻からも復縁を求められたが、一度失った信頼関係が回復するとは思えなかったし、復縁の条件として義弟を空き巣で自首させろと言ったら諦めた。
その代わり、犯罪者の義弟の和解として500万円を出させた。
元妻と会ったら、元妻を抱いてた頃を思い出した。
自然に歩きだし、ラブホの門をくぐった。
懐かしい女体、間もなく三十路の女体は、別れた頃よりも熟れていた。
クンニしながら、この3年で何本のチンコ入れられてのかな、なんて考えた。
もう俺の女じゃないけど、愛しさが蘇った。
もう、これで最後なんだと思ったら、その抱き心地を記憶に刻もうと抱きしめた。
ブチューッとキス、それもベロチュー、ジュルジュル唾をまぶして激しくキスした。
もう、夫婦じゃなかったけど、生で入れた。
懐かしい締め付けだった。
今の店にいるパートのババアたちの腐れマンコとは違って、しっかり締まった。
おお~~久々の締りに声が出た。
元妻の喘ぎも色気が混じり、もう一度二人で暮らしたい感情が湧いた。
でも、もう遅すぎた。
俺は来週旅立つ…
最後の精液を元妻のお腹にぶっかけて、ラブホを出た。
恋人の頃によくデートした居酒屋で、別れの盃を交わした。
「お前と別れて、はじめてお前の大切さがわかったよ。もう会うこともない俺なんか忘れて、幸せになりなよ。今日は、どうもありがとう。」
「あなたと暮らした2年半は、私の宝物よ。私こそ、ありがとう。」
最後の最後、素直になれたような気がした。
居酒屋を出て別れた。
「じゃーな。達者でな。さよなら。」
「あなたも元気でね。さよなら。」
間もなく去り行く、二度と来ることのない街なみを歩いた。
いつか、懐かしく思い出す日が来ることを信じて、夜の街を歩いた。
元妻とは、恋人時代2年、夫婦で2年半、歴史を刻んだ街だった。
来週行く街は、ここよりも小さい都市だ。
約800km彼方のその街には、半年前に出張で訪れたのが、子の転勤のぷるるーぐだったんだろうが、都会と自然が融合した住みやすそうな街だった。
俺は、その街で新しい幸せを探すから、免許証入れに忍ばせた元妻とのツーショットを捨てた。
元妻のことは思い出にするために…