2026/09/01 12:42:13
(QyZ1tG/F)
久遠は床に崩れ落ちたまま、肩を大きく上下させて荒い息を吐く麗奈を見下ろした。
精液と唾液、そして涙でドロドロに汚れた顔。酸欠と過剰な快楽によって意識が混濁し、焦点の合わない瞳はただ虚空を彷徨っている。
「……いつまでそうしている。起きろ」
冷ややかな声とともに、久遠は麗奈の乱れた濡れ髪を掴み上げ、強引に上半身を起こさせた。
力が入らず、ぐったりと揺れる体躯。かつて清楚、上品。可憐と持て囃されたその美貌は、今や見る影もなく凌辱の痕跡に塗れていた。
久遠は傍らに用意していた細い麻縄を手にとると、麗奈の背後に回る。
「夫の作った借金のために、お前のその上質な体と教養がどこまで役に立つか……」
麻縄の冷たい感触が肌を滑る。
逃げ出そうとする力すら残っていない腕を強引に背中へと回し、手首を後ろで交差させ、肘を寄せるようにして組ませた。無理に骨を軋ませるほどではなく、肩甲骨がわずかに内側へ沈む程度。そこへ縄を二本、三本と重ねて巻き付け、結び目をひとつひとつ丁寧に作っていく。
逃げ場のないように包み込みながら、指を一本、縄と肌の間に滑らせて隙間を確かめた。血の巡りが滞っていないこと、指先の色が変わっていないことを確認しながら、縄は着実に麗奈の自由を奪っていった。
久遠は麗奈の浅い呼吸にじっと耳を澄ませていた。
激しいイラマチオの後で乱れた胸の上下。その拍動と息遣いを観察しながら、手慣れた手つきで縄を繰り出していく。
麗奈が息を吐き出し、肋骨が収縮して胸が落ち込んだその一瞬の隙を、久遠は見逃さない。
血流を止めるような無理をせず、息を吐ききったタイミングで隙間なく固縛していく。次に麗奈が空気を吸い込もうと胸を膨らませた瞬間、麻縄が身体を締め上げた。
麗奈は息を吐く恐怖と、吸った時の圧迫感に苛まれた。
久遠は冷酷な笑みを浮かべ、麗奈が息を吐き出す瞬間に合わせて次の縄目を交差させ、寸分の弛みもなく固縛を重ねていく。胸の間を縦に割り、首元から肩、背中へと複雑な菱形が組み上げられていく。
完成したのは、寸分の狂いもない綺麗な『亀甲縛り』
「ほう、スタイルが良いメスだけあって見事なものだな」
交差する縄目の圧迫によって豊かな胸は力強く押し上げられ、固く勃った乳頭が痛烈に露わになる。良家で培われたしなやかな背筋は強制的に反らされ、無防備に突き出された下腹部からは、いまだに濃密な愛液が太ももを伝って床へと滴り落ちていた。
吸おうとしても、完全には膨らめない。肋骨がわずかに広がろうとして、縄に止められる。呼吸のたびにその締め付けをはっきりと感じる。呼吸そのものが、縄の存在を教え込むようになる。
麗奈の肩が小さく上下する。吐く息が熱を帯び、吸う息が短くなる。それでも血流は止まっていない。指先の色もちゃんと残っている。呼吸のリズムだけが、縄に合わせて変えられていく。