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佐久間スポーツジム

投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
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2025/07/07 00:51:58 (sEz/5txh)
「さてとそろそろ時間だ。行きましょうかお父さん。」
佐久間スポーツジム事務所の壁に掛かっている時計を一瞥して、亮平が父に声をかける。
「ジムでお父さんは止めろと、いつも言っているだろうが。」
「はいはい、会長。新規採用職員の面接に行きますよ。」
苦笑いを浮かべながら、父光一に再度声をかけデスクから立ち上がる亮平。

亮平が歩き出すと小走りに追ってきた光一が追い付き
「どうだこの〇〇って娘(こ)は。大学でスポーツ関連の講義取ってたみたいだし、何より可愛い顔してるじゃないか。」
と耳打ちをする。
「インストラクターに顔は関係ないでしょ会長。それになんでそんなこと言うんです?」
「いつまで経っても結婚しないから、母さんが心配してるんだよ。いい女(ひと)がいないなら、ジムで見つけたらどうかって。」
〇〇という娘は亮平から書類選考を任された父と母が、顔で選んだことを亮平は知らない。

「全く母さんったら・・・」
言いながら、付き合ってはいるがこの頃心の距離が遠く離れてしまった、船見を思い浮かべる亮平。
思い浮かべたその映像を頭の中から追い出すように、数度頭を振る亮平。
「くだらないこと言ってないで、面接に集中してくださいね会長。」
言い終えると面接会場にしてある、会議室の扉を開ける亮平
扉を開けると長机二つにパイプ椅子四つ、そのうち二つには男女が一人ずつ座っている。
それに相対するようにパイプ椅子が一つ置かれている。
長机側のパイプ椅子に腰を下ろす亮平と光一
「お待たせしました、入って貰って」
腰を下ろした亮平は最初から応接室内にいた男に声をかける。
「はい。」
そう言って男は、亮平と光一が入って来たのとは逆側のドアを開け
「お待たせしました〇〇さん、中にどうぞ。」
と、外にいる人物に声をかける。
男は人事課長の堂本。
因みにもう一人最初から室内にいた女性は、インストラクター長の黒木である。



ここは、〇〇県下に数軒のジムを構える佐久間スポーツジム
亮平が継ぐ前までは、一軒だけそれもマシンだけを置く小さなジムだったが、亮平が父の跡を継ぎ、なんとか事業を拡大することに成功して、業界でも中堅を位置する規模まで成長することができた。
今日は本店(一号店)の改装拡大に伴う人員採用の面接なのだった。

〇〇さんになってくれる方こんな感じの導入であそびませんか?
〇〇さんがスポーツジムの会員から痴漢行為をされたり、亮平とあんなことやこんなこと、光一からスケベな視線向けられたり、その他流れで色々と。

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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/08 23:55:35    (m/70obpM)
「じゃあ聞くが黒木、君は何故サウナ室の扉が開かなくなった原因を知ってる?菊池さん・目黒そして私もその原因が、ブラシの柄が引っかかっていたなんて一言も言っていないはずだが。。」
目黒そして菊池が、軽く頷くような仕草を見せる。
「どうして知ってるんだ?黒木!きみはさっき、ブラシの柄が引っかかってドアが開かなくなったと、はっきりと言ったよな。」
今度は菊池・黒木に加え堂本・大西も頷く。
「そ…それは……その…心の声:(し、しまった…私としたことが…どうしよう…)」
口ごもり言葉を繋ぐことができない黒木

事務所から話し声が聞こえてくると、亮平と何事か一言二言話して、目黒が社長室を出ていく。
「残念だよ黒木、理由はわからんが、こんなことするなんて…」
事務所から戻り、亮平の影のように傍に控える目黒。
「社長、購入して来た物、冷蔵庫に入れてあるとのことです。」
そう亮平に耳打ちする目黒、それに対して軽く頷いた亮平は
「黒木、君の処分は追って言い渡す。それまで出勤停止、自宅で謹慎していてくれたまえ。逃げようなんて思うなよ。逃げたら警察に届けるからな。以上だ、もう帰っていい。」

その後は一度も黒木の方を見ようともせずに、大西に
「大西君、大変なところ見せてしまって申し訳ない。これに懲りずにうちに就職してくれるかい?」
「そ…それは勿論……こちらこそよろしくお願いします。」
そう言って頭を下げる大西。
「ありがとう大西君。それと勝ちゃん今日は大活躍ありがとう。後でサウナ室の扉変えたいと思うんだが、勝ちゃんそんなことはできる?」
「今後同じようなことが起きないようにか…亮ちゃん行動が早いな。勿論できるとも、任せてくれよ。」
「そうかじゃあお願いするよ。詳しいことはいつものように、堂本課長から連絡するから。」
そう言ってから菊池の耳に口を寄せるようにして小声で
「彼女のおっぱいの感触どうだった?どさくさに紛れて楽しんでたみたいじゃないか(笑)」
「そ…そんなこと…分かった連絡待ってるよ。それと堂本さんもう部長なんだろ、いい加減間違えるなよ。(笑)」

「そうか、そうだな。失礼だよな(笑)。堂本か…いや堂本部長、手間をかけるが、明日から黒木がきちんと家にいるか電話で確認してくれるかな。明日か明後日にでも会長と今回の件話すからそんなに長くはかからないと思うから。」
「分かりました。所在確認ということは固定電話の方が宜しいですよね。」
「確認手法は、堂本か…いや堂本部長に任せるよ。彼女だって買い物とかには行くだろうからね。」
「はい了解しました。それと呼び方あまり無理なさらないで下さい。私も部長とか呼ばれると、まだまだ恥ずかしくて(笑)」
「分かったありがとう。でも確かに失礼だから、今後気をつけるよ。じゃあみんな今日のところはこれだ解散ってことで。そうだ悪いけど目黒はちょっと付き合ってくれ。」

解散を言い渡した亮平が室内を見渡すと、黒木の姿はもう無かった。
皆三々五々社長室を出て行き、室内には亮平と目黒が残される。
「社長、食べ物井ノ上さんの部屋に持って行きますか?」
「分かってたか目黒(笑)」
「〇〇さん達が買ってきたもので、社長が簡単に調理して持って行くのはいかがですか?もしくは井ノ上さんの部屋のキッチンで調理するとか。その方が心に響くのではないかと。」
「な、何を言ってる目黒、お…俺はそんなじゃ……」
「社長分かってます。分かってますから…」

数分?数十分?後、井ノ上さんの部屋の、扉の前に立つ亮平と目黒。
「さ、社長インターホン押してください。社長。。」
目黒に促され、逡巡しながらもインターホンのボタンを押す亮平。
ピンポーン、ピンポーン……部屋の中でベルの音が鳴っているのが漏れ聞こえてくる。
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/09 13:56:27    (FyIBUtUI)
大西(心の声(オバさんもアホだな、若い娘に醜い嫉妬や陰湿な嫌がらせしなきゃ美魔女カリスマインストラクターで雑誌にでも取り上げられただろうに。
が、俺としてはマダム御用達のインストラクターになれそうだから有難いが。))

大西「黒木インスト……、黒木さんの所業を表沙汰にせず納めるには人事異動しかありませんよね。
私としてもスキルアップ目的の転職ですし…、前ジムの奥様方に所属が決まればお知らせするとお伝えしてきましたので
何かとお役に立てると思います、私としては個人レッスンよりグループレッスンが有り難いです。」

菊池「(小声)亮ちゃん、あの娘(胡々希)一人か二人くらいの経験と見た、大きさと感触申し分ないんだけど
まだ熟れてないって感じだぞ、亮ちゃんが目をつけてるなら手出しはしないけど(挿れ)極まる顔拝んでみたいよ。)」
目黒「(小声(菊池さん、社長の想い人です、辞めて下さい。))」
菊池「(小声(井ノ上さんだっけ?Tシャツ越しのあの娘のおっぱい見た時、生唾飲んだの気づいてないと思ってる?))」

俯き恥じる目黒に亮平が肩に手を置く。
菊池「社長!申し訳ない、扉の件了解しました。(心の声(ヤバっ、目黒さん、攻め過ぎたら亮ちゃんが怒ってるよ。
まぁ、右腕だしそうだろうな、しかし亮ちゃん、面倒見いいよな。))
扉を内側から押して開くようにするよ。」


インターホンの音、何回か鳴ってる気が…、そう言えば〇〇さんが社長か目黒さんが来ると…。
パジャマ…、上に薄手のパーカーを着てドアを開けると亮平と目黒が立っている。
「すみません、少し眠っていた様で遅れました。
食料、ありがとうございます、あとは自分で………。」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/09 23:00:05    (YkPJu7du)
何度かインターホンを鳴らすが、なかなか出てこない胡々希。
「寝ちまったかな…まさか倒れてるなんてこと‥‥‥」
心配そうに隣にいる目黒に話す亮平。
目黒「まさかとは思いますが…社長、合鍵は堂本部長管理ですか?」
「いや、堂本君が俺に預かって欲しいってことで、とりあえず俺のデスクの引き出しに入れてあるけど…」
目黒「そうですか。じゃあちょっと取ってきます。本当に中で倒れてたら大変ですから。(心の声:堂本部長も気が付いてるのか、社長の井ノ上さんに対する気持ち…)では行ってきますので、社長はここで待っててください。」

そう言って目黒が踵を変えようとした瞬間、ガチャっと錠が開き扉が開かれて、胡々希が姿を現し、
「すみませんありがとうございます、あとは自分で………」
と言うが、その直後亮平の胸にフラッと倒れ込む。
亮平はその胡々希の身体を受け止めて
「おい、井ノ上君、大丈夫か?井ノ上君……」
亮平に伝わる胡々希の胸の感触、
「(心の声:勝ちゃんが言った通り、熟れてないなこれは、大きさも揉み心地も良さそうだな…いかんそんな場合じゃない。)目黒、井ノ上さんをベットに運ぶから手伝ってくれ。」
目黒「はい分かりました。井ノ上さんちょっと失礼しますよ。」
亮平と胡々希の横をすり抜け、部屋に上がり持っていた袋を床に置いてベットまでの動線をすばやく確認する目黒。
その間に胡々希を横抱き(お姫様抱っこ)に抱きあげて、部屋に上がる亮平。
目を下げると、薄いパーカーとパジャマの襟元の中に、胸の谷間が見える。

目黒「社長気をつけてください。こっちです。」
今まで胡々希が寝ていたベットを軽く整えてからその傍に立ち、目黒が声をかける。
そのベットに胡々希を横たえて、掛け布団を身体の上にかける亮平。
備え付けてある椅子を引き寄せてそこに座り、
「井ノ上さん、大丈夫?井ノ上さん……」
そう胡々希の声をかけてから、
「目黒、買い物袋の中からゼリーとスポドリだけここにおいて、饂飩は冷蔵庫に入れてきてくれる。あとこういう時は饂飩も温かい方がいいだろうから、俺のマンションの部屋に行って、饂飩温めるための鍋と、冷蔵庫の中から消化に良さそうな物適当に見繕って持って来てよ。あと麺つゆの瓶と丼も。」
そう言うと目黒に自分の部屋の鍵を渡す
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/10 12:33:14    (YkV1m9Ao)
お姫様抱っこ、大学のサークルの男友達にもゲームの一貫でされたが
何だか不安定に感じていたものとは違い、亮平のは安心出来るのは何故だろうか?

瞼が下がる中、そんな事を考えていると目黒の声が奥から聞こえるとゆっくり、優しく運ばれていると思えば優しくベットの上に寝かされる。
浅く息をしていると社長の声が聞こえ目黒に指示をし足音と共にドアが閉まる音。
「はい…、少しフラ付いてしまいましたが大丈夫です。(心の声(そう言えば…、スパでお水…、))」

一瞬で顔が紅くなりタオルケットを鼻まで隠してしまう。
口移しで水を飲まさせて貰った事を思い出してしまった。
唇の感触、飲ませる為に舌が口の中に入って…、舌先同士が触れたのも。
飲ませる為に唇と唇が密着し深いキスになってしまった。
勿論、水を飲ませる為の行為だが経験の少ない胡々希からしたらほぼ初めての経験。
「ご迷惑ばかりお掛けしてしまってすみません、体調が治りましたら頑張りますので……。」


渡辺照アパートでは両親が実家に連れ戻そうと訪ねてきていた。
渡辺「そ、卒業式までは居させてくれよ!」
渡辺父「今から就職活動しても遅いくらいなんだぞ、急いで戻らないと駄目だ!」
渡辺母「ママの知り合いの人の会社の社長が面接してくれるって言ってるのよ。
それに井ノ上さんとの念書…、地元に戻らないとアンタ、逮捕されても仕方ないのよ。」
渡辺父「井ノ上さんには感謝しかないんだぞ!接見禁止だけで済ませてもらえたんだ。」
渡辺「謝れば、胡々希に謝れば卒業式までは……。」

スマホを手にすると胡々希に掛ける。


亮平と二人だけの部屋、胡々希のスマホが鳴る。
「社長、すみません、誰からか見てもらえませんか?」

胡々希がそう言った時、丁度、目黒が麺汁や丼を持ち戻ってきたところだった。


黒木は自宅謹慎を自宅謹慎を言い渡され米倉由紀に連絡を入れる。
黒木「米倉さん、私、黒木、この間の話、今夜お願い出来ないかしら?」
米倉「黒木さん、いつもお世話になっています。はい、以前言われていたので予定は空けてありますが
どこで施術をすれば宜しいんでしょうか?」

NEW一号店の寮の一室ですると教えられ荷物を纏める。
米倉「寮ならビニールシート用意しないといけないわね。
少し大荷物になるけどタクシーで伺いますので相手側と連絡をして頂ければと思います。」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/10 23:13:21    (YB3L1sPw)
「入社まではまだ少し時間があるから、体調戻すことに専念して。入社したら頑張ってくれ(笑)」
その後少し体調が戻ってきた様子の胡々希と、他愛のない雑談をしていると、胡々希のスマホが着信を知らせ、誰からの着信か見て欲しいと。
サイドテーブルに置いてあったスマホを手に取ると、渡辺照の文字。
「渡辺君からだよ。どうする?彼、念書の意味分かってるのかね。」
吐き捨てるように言って、画面を胡々希に向ける亮平。
「出しゃばるようだけど、もう一度私から言ってあげようか?」

目黒「社長、鍋とか持ってきました…電話渡辺君ですか…彼、念書を随分軽く考えてるようですね…念書の日付より後の着信ですから、念書とこの携帯の着信履歴見せれば、悪質なストーカーとしても警察に訴えられると思いますが。」
そうこうしているうちに、着信メロディーが鳴りやむ。
「しつこいな彼も。警察への訴えとかをどうするかの最終判断は井ノ上さんに任せるけど、私としては、一度警察に話しておいた方が、いいと思うよ。」

渡辺輝アパート
照がスマホでコールするのを見て、スマホを取り上げて、切断ボタンをタップする。
渡辺輝「あっ、何すんだよ親父…返せよ返せったら。」
渡辺父「照!馬鹿、何をしてる!警察に訴えられたら、ストーカーとして登録されちまうぞ。大学は単位OKなんだろ。訴えられる前に戻るからな。」

再び寮胡々希の部屋
「切れたか…今後煩わせられないように、着信拒否とかにしといたほうがいいかもね。それより井ノ上さん、多少は元気出てきた?饂飩食べられるかな?キッチン少し借りるね。」
そう言うとキッチンに移り、手早く鍋に水を張りコンロにかける亮平。
「蒲鉾それに卵か。饂飩軽く煮込んで卵でとじるか。葱とか薬味は付いてきたのを使うとして…少し大声寝室の胡々希に聞こえるように(井ノ上さん卵アレルギーとかないよね。)」

黒木自宅
米倉との電話を終えた黒木
黒木「米倉さんに分かったとは言ったものの、私は自宅謹慎の身、私が連絡したところで小娘警戒するだろうし、さてどうしたものかしらね。」



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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/10 23:52:38    (YkV1m9Ao)
「そうですね、相談という形で警察署に行った方がいいかもしれませんね…。
ただその前に社長に渡辺君に話してもらうの大変心苦しいのですがもう一度チャンスを……、甘いですかね……。」
目黒「(心の声(社長の為にならない奴は排除したい!警察沙汰にして逆恨みされるのも困るしここは…。))
井ノ上さん、電話を借りても宜しいですか?私が折り返し電話をしその後に社長にとと思うんですが……。」
頷く胡々希を見ると目黒が渡辺照へコールする。

数回のコール後、渡辺父が出る。
目黒「私、井ノ上胡々希の代理で電話をしている佐久間スポーツクラブの目黒と申します。
ご子息が井ノ上さんと念書を交わしたのはご存じでしょうか?」
渡辺父「存じ上げております、大変申し訳なく思っております。
明日か明後日には地元に連れ戻そうと……。」
電話の向こうから胡々希を呼ぶ声が聞こえる。

目黒「社長、お願いします。」
胡々希が不安げに二人を見ている。

電話が終わり亮平が温かい饂飩を作ってくれるという。
「すみません、社長、お手間をおかけしてしまって…、卵アレルギーありません。」
ベットサイドにあるチェストのスポーツドリンクに手を伸ばすと目黒が蓋を開けてくれる。

目黒「どうぞ、ゆっくり飲んで下さい。」
「ありがとうございます。」
受け取り飲むとお手洗いに立ち上がろうとすると目黒が手を貸してくれる。

「目黒さん、もう大丈夫です。」
有り難いですが…、と困り笑顔で伝えるも心配だからと起き上がるまで手を離してくれない。


黒木は米倉に電話をし「堂本に頼まれた医者。」と名乗る様に言われる。
が、米倉も馬鹿ではない、何故その様な事を言わなくてはならないのかキツめの口調で問い詰めると。
黒木は手違いで胡々希を怒らせてしまった、自分の名前を出せば胡々希は断ると…。

米倉は前金も貰った事だしと渋々ながらもOKをする。


お手洗いを済ませると饂飩が出来上がっている。
クゥ~っとお腹の鳴る音がすると恥ずかしそうに二人の前に座る胡々希。
「美味しそうです。」
目黒「美味しいですよ、以前、私も作っていただいたことがあります。」
「そうなんですね。」

二人を前にして食べるのは少し恥ずかしいけど折角なのでと。
「頂きます。」

饂飩を食べながら大学で学んだ事を話す胡々希。
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/11 14:16:28    (9N5iYgfH)
「もう一度チャンスを上げるか……井ノ上さん優しいんだね。(小声:そういうところも惹かれるけど。)」
そう言ってから、目黒から胡々希のスマホを受け取る亮平
「渡辺照君のお父さまですか?
お電話代わりました、私、佐久間スポーツジムで社長を務めております佐久間と申します。
ここからの話は渡辺君にも聞いておいてもらいたいので、お父さま、この通話をスピーカーモードに切り替えていただけますか。」

スマホの向こう側で、
「スピーカーモードってどうやるんだ?」
「そこを押して。」
「これでいいのか」
等のやり取りがスマホを通じて聞こえた後、
「すいません、お待たせしました。」との渡辺父の声
「ありがとうございます…渡辺照君聞いてるね、君からは何も話さなくて大丈夫だ……
本来であれば、先程の君からの電話は、先日念書で取り交わした内容の違反になる。
私たちが着信履歴及び念書を持って、警察に行けば、君は無事ストーカーとして認定されるだろう。
その先には、君が先日井ノ上さんに対してしでかした行為に対する罰も、待っているだろう。
しかし井ノ上さんは、今回の電話は不問にしてくれるとのことだからそれに感謝して、今後一切井ノ上さんに連絡を取ろうとしないようにね。
今度またあった場合には、躊躇なく警察に届けるからその積りでいてくれたまえ。以上だ。
それとお父さま、お母さま、息子さんを犯罪者にしたくなければ、厳重に息子さんを見張っておいてください。ではこれで失礼します。」
渡辺照「こらおっさん!何でお前が胡々希ちゃんの電話で話してるんだ、このやろう!胡々希ちゃんを出せ。」
渡辺父「こら照、止めろ馬鹿もんが!」
渡辺母「照、お願いだから止めて頂戴」
電話の向こうでの言い合いの途中に通話を着る亮平

「やれやれ……この分だとまだ何度かは、かけて来そうな勢いだな。」
そう呟き、スマホを胡々希に返しながら、
「今度井ノ上さんが許せないと思う行為を渡辺君がしでかしたら、躊躇なく警察に行こう。その時は私と目黒も同行するから…何かあったら遠慮せずに言ってくれ……おっとやばい、鍋かけっぱなしだ。今から卵とじうどん作るから。」
そう言ってキッチンに行くと、程なくして胡々希と目黒もダイニングに。
食事をしながら、大学時代に学んだことなど色々と語ってくれる胡々希。
「そうか、トレーナー資格も持ってるんだね。それはこれから、パーソナルトレーニングに力を入れようとしているうちにとって、願ったりかなったりだ(笑)」
胡々希が食事を終えると、
「じゃあ、私たちはこれで失礼するよ。」
そう言って井ノ上さんの部屋の玄関を出ると、隣の目黒に対して
「目黒、これから俺の部屋で一杯どうだい?」
お猪口を持ってるような指を傾ける仕草をする亮平。
「目黒、帰っても一人だろ。」

寮の部屋でそんなことがあって数十分後、堂本の自宅の電話が鳴る。
堂本妻が電話にでて、受話器を押さえながら
堂本妻「あなた、ジムに入社予定の井ノ上さんって方から、あなたにですって、可愛い声してる女性ね(笑)」
電話がかかっていることなどお構いなしに騒いでいる、子供たち。
堂本「はい電話代わりました。ああ井ノ上さんどうしました?えっ、医者から電話が……私に言われてですって…私はそんな事一言も…ええ…ええ…では失礼します。」
子供たちの声で電話の声がかき消されて、会話が噛み合っていなかった気もする堂本だったが、それ以上気にすることもなく、十分もたたないうちに電話のことは頭の中から消えていた」




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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/11 15:36:14    (1gnvA/Ll)
「渡辺君とは大学も違いますし渡辺君のご両親ならスマホ取り上げて私の連絡先消すと思いますし
きっと今頃、荷物も纏めていると思います、それに…、お父様に鉄拳くらってるかも知れません。」
胡々希の予想通り照は父に拳骨を食らわされ「社会人になるのに情けない。」
母には「大物家電は家には要らないから大家さんに言って処分して貰うようにしましたから。」
渡辺「それじゃ、卒業式が…。」
渡辺父「卒業式は家庭の事情により欠席と伝える、証書は後日、郵送してもらえる!
母さん、身の回りの物を揃ったか?」
渡辺母「えぇ、着替え一式、箱詰めにしましたよ。
パソコンなんかは照、アンタが自分で運ぶのよね?」
渡辺「……どうしても戻らないと?」
渡辺父「まだ言うか!犯罪者になりたいのか!
明日、母さんの知り合いの会社の社長と会う手はずとなっている。
新卒で就職浪人する気か?地元で馬鹿にされるぞ!一応、地元では知らない人の居ない会社だ、ありがたく思え!」
渡辺母「お父さん、新幹線の席確保出来ました。」
渡辺「イヤだ、いやだ…、俺はこの県で就職して胡々希と結婚して……。」
渡辺父「行くぞ!」


胡々希部屋。
「おかしいな?米倉さんと言う方が堂本部長からって…、堂本部長は一言もと言ってたけど……、最後の方は聞き取れなかったし……。
堂本部長のご好意だったら申し訳ないし……。」
電話を切った後、どうしたものかも思案してるとまた米倉由紀からインターホンが押されると前金を貰ってると言われ…。

米倉「私も困ってしまうので怪しいと思ったら追い出していただいても…。(心の声(可愛い声だわ、でもこれ以上、疑われるなら引くしかないわよね……。))」
「では、今ロックを解除しますのでそのままエレベーターに乗り五階で止まるので出て左側の方一番奥が私の部屋です。」
米倉「では、伺います。」
インターホンが切れると黒木が姿を見せる。

米倉「黒木さんも居らしたんですね。」
黒木「やっぱり直接、謝罪しようと思って……、でも先に貴女が部屋に入ってこのビタミン剤を飲ませてくれない?
暫くしたら私も部屋に入るので……。」
米倉「ビタミン剤をですか?暫くしたら?」

二人がエレベーターに乗り(五階到着時、映像はどうしましょう?笑)胡々希の部屋の前に着くと米倉だけ先に部屋に入り
黒木は陰に身を潜めロックがかからないようにロック位置に何かを噛ませた。

「井ノ上胡々希と申します、堂本部長からと言うことで…。」
米倉「えっ、は、はい……。(心の声(スタイルいい!めちゃくちゃタイプだわ!))
そうですわ、早速こちらのカプセル、ビタミン剤なんですがお飲み下さい。」

部屋に通されると鞄からビタミン剤を出し飲ませると施術前の質問に入っていく。
脱水で倒れた、少し前に虚血性貧血で一日入院した。
米倉「少しプライベートなお話だと恋人と別れたと耳にしました。」
「色々ありまして……。(心の声(何で米倉さん、知ってるのかなぁ?))
あれ?……何だか身体がポカポカしてきました。」
米倉「私、マッサージも出来るのでポカポカしてきたと言うことは
代謝が上がってるのかも知れませんね、ベットをお借りしても?」
「構いませんが……。」
米倉「折角ですし、オイルマッサージなど如何ですか?」
「オイルマッサージって肌に直接ですよね…。」
米倉「女性同士ですしいいじゃありませんか、それに…貴女も何でしょ?」
「貴女も?それはどう言った意味でしょうか?」
米倉「そうよね、そう、恥ずかしいわよね、でも女同士、脱いじゃって
ベットにビニールシート敷くから。」
「では折角ですし…、ただ私、オイルマッサージって受けた事なくて……。」
米倉「大丈夫よ、任せて。」
「やっぱり恥ずかしいので水着でいいですか?」
米倉「えぇ、ビキニがあればそっちの方がいいのだけれど。」
「あります、着替えています。」

浴室に行く胡々希、ドアの隙間から覗いていた黒木が部屋に入りキッチン隅に隠れた。

ビキニに着替え、部屋に戻ってきた胡々希がベットに横になると米倉がアイマスクを着けさせる。
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/11 17:29:00    (9N5iYgfH)
マンションのリビングに入った亮平と目黒。
「目黒、適当にソファに座ってて。今酒用意するから。とりあえずビールでいいよな。」
キッチンに入り、ソファの横に立っている目黒に声をかける亮平。
目黒「社長、私がやりますよ。社長こそ座っててください。」
キッチンに来そうな目黒を制するように、
「こっちは俺に任せて、いいから座ってろ。これは社長命令だからな(笑)」
缶ビール二本とグラス二個、それと手早く設えた肴をトレイに乗せて、リビングに行く亮平。
缶ビールのタブを開けて、目黒が持ったグラスに注ぐ。
自分のグラスにも目黒がビールを注いでくれて、
「じゃあ、今日は本当にお疲れ様。乾杯。」
目黒「すいません、ではごちそうになります。乾杯。」
そう言ってグラスを合わせて、ビールを口に流し込む二人。

ビールを飲み終え、ウイスキーに移ろうという頃、思い出したように、
「そうだ、こっちのパソコンからも、見えるようにしとかないとだな。」
書斎として使っている部屋から、ノートPCを持ってくると、起動して作業を始める亮平。
目黒「社長、仕事ですか?簡単な物なら私が……」
「仕事…仕事じゃあないよなこれは(笑)
目黒お前以前に社長室で見たよな、井ノ上さんの部屋のカメラ映像。
あれをこっちのパソコンでも見られるようにしてる(笑)。」
そう言いながら作業を進めている亮平。
作業が終わり表示された浴室のウインドウには、何故かビキニに着替えている胡々希。
「なんで彼女ビキニなんかに?ほかのウインドウに何か映ってるか?」
設定し終えたウインドウを次々に開いていく亮平。
寝室には見たことのないグラマラスな女性が何かの用意をしており、キッチンには蹲る女性が映っているが暗くて定かには見えない。
目黒「誰ですかねこの人は…随分グラマーですが……行って確かめますか?忘れ物したと言えば、井ノ上さん開けてくれるかと。」
「いやちょっと待って。少し様子を見よう。」

寝室のウインドウを最大化すると、盗聴器もONにして音声も流し始める亮平。
画面には女性尾に促されて、ベットに俯せになる胡々希。
米倉「じゃあ施術始めていきますね。オイル熱かったら言ってくださいね。」
オイルを数滴胡々希の背中に垂らすと、首から肩・腕・肩甲骨へと塗り広げていく女性。
女性の手が動くたびに、それに連動して胡々希の肉も艶めかしく動く。
脇腹で動いていた手が、ビキニトップスのホックを外すと、潰れた横乳が露わになる。
その映像を見ながら生唾を飲み込む亮平と目黒。



71
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/11 18:04:20    (1gnvA/Ll)
キッチンに潜んでいる黒木が自分の鞄から真新しいのか箱に入った何かを三つほど取り出す。
亮平、目黒からは黒木の後ろ姿、しかし手には拘束具とカメラ、袋の中身は二人が想像しているものでか違いないだろう。

「オイル、丁度いい温度です気持ちもいいです……。保温器に入れてるんですか?」
米倉「えぇ、そうなのよ、お客様に気分良く施術してもらうために…。」
「(心の声(お客様?米倉さん、お医者さんじゃないの?))ん〜、気持ちいいです……。」
米倉「下半身に移りますね〜。」

上半身と同じ様にしていく米倉。
米倉「下、中に手を入れますね。」
「あっ……、はい……。」
米倉「うわぁー、スベスベー、最近、施術したお客様の中でも断トツですよ。
んー、井ノ上さん、申し訳ないんだけど施術し難いので下脱がせてもいいかしら?」

胡々希の返事を待たずスルスルと下ろし太ももで止まる。
米倉「プリんってしてて触り心地いいわー、別れる時、井ノ上さんの恋人ゴネなかった?」
「……まぁ、それなりに…、だけどここの社長と秘書の方に手伝ってもらって別れられました。」
米倉「男性に頼んでですか?」
「はい、そうですけど?」
米倉「(心の声(この娘、レズビアンってたわよね…、何かおかしいわ。))
ビキニ脱いじゃいましょう?仰向けになるし施術し難いので。」
「……そうですね、二人だけですもんね、鍵もかかってますし……。」
米倉「アイマスクはしておいてね、恥ずかしいでしょうし。」

全裸の胡々希が仰向けになり……。
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