2023/03/12 23:34:45
(nkxbJzup)
「それでは、美術委員の代表として、美術委員長を決めてもらえますかねぇ。基本的には、その美術委員長が私との連絡役となり、他の委員へは委員長から連絡してもらうといった感じですかね。まぁ、たいした仕事はありませんが。私としてはどなたでもかまわないので、みなさんで適宜決めてもらってかまいませんからぁ。」と権蔵が、莉奈を含めた美術委員を見渡しながら説明すると、引いてる美術委員たちをニヤニヤしながら眺めて委員長決めを待っていた。
「私のいる前では決めづらいかもしれないので、美術準備室で待っていますよぉ。委員長が決まったらその方のみ準備室に来てもらって、他の方は今日は帰ってもらってかまいませんよぉ」と異臭を部屋に残しながら準備室へ移動する権蔵であった。そして、権蔵は委員長を、それが誰になるのかは想像していたが、待つことにした。
そして、5分後
委員長が準備室にやってくると、やっぱりというようににたぁと笑いながら
「貴女が委員長になってくれたのですねぇ。他の人がなるより嬉しいので、ありがとうございまぁす。これから本当によろしくおねがいしますねぇ」とこんなに人を不快にさせる挨拶はないと思えるくらい汚い声と醜い笑顔で挨拶する権蔵。
「では、来月の文化祭に向けて準備をしていくことがメインとなりますので、よろしくお願いしますよぉ。今年の文化祭では、みなさんに美術に興味をもってもらうために、デッサン会を開催することに決まりましたからぁ。このデッサン会にすることは教員たちの間で決めたのですが、デッサン会の詳細は私が決めて良いことになってますから、先にお伝えしておきますねぇ」と、実際は、権蔵がデッサン会を提案し、他の教員は権蔵のやることに興味も何もなかったため、そのままなし崩し的に決まったのだが、そこはあえて伏せて説明する権蔵。
デッサン会にしたのは、権蔵のやりたいことがあったから他ならなかった・・・