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2022/07/16 15:31:57 (m9UOQMXj)
幼馴染の夏芽と貴方
高校生になっても2人で登下校し、休みの日は2人で遊んで…。

付き合うとかそういう話は未だないけど、どこかで結婚してずっと一緒にいるんだろうな…なんて思っていた貴方ですが、ある夜とあるサイトを見つけてしまい…。

そこのサイトには夏芽が義父から調教されている動画が大量に投稿されており…。


NTR、BSS的なイメになります。
流れは相互1、2レス程度幼馴染シーンを行い、その日の夜の新着動画内シーンに映るような形で多ラウンド的に行えたらと思っています。夏芽の調教に対するスタンスは嫌々です。

こちら返信遅めですのでご了承ください。


【好み/躾/尊厳破壊/言葉責め/露出/絶頂責め/小スカ(大スカも一応可)】
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592
投稿者:黒崎 夏芽 ◆0DUmICC/jQ
2024/11/20 23:29:29    (8j9qzMbq)
なんと…っ。

私のお仕事の上司も昔なったそうで、「人生で一番痛かった」と言っていました。

期間についてはどうかお気になさらず、ゆっくりと…。
何せ、私は数ヶ月も待たせてしまったので…!
593
投稿者:遠藤拓海 ◆QQVKL.Ef92
2024/12/02 00:34:53    (PobuRNoH)

「なぁ夏芽…お前がようやく帰ってきたことだし…美奈子と3人で旅行にでも行かないか?前々から行ってみたい温泉があるんだ…」


浴室で夏芽を抱いたあと、部屋に戻り朝方近くまで夏芽の身体を久しぶりに堪能して次郎は、煙草の煙を吐きながら夏芽に尋ねた。

拓海とのことがあったせいで、以前のように次郎を拒否することもなく、快楽を貪るような激しいセックスに次郎は満足気で、この機会に美奈子と夏芽との3Pに持ち込もうと思い立った。

美奈子の次郎に対する依存度は以前より増しており、次郎が強引に夏芽を巻き込んても、美奈子から口を挟むことはない…ただ夏芽が拒否ることがあり得たため、これまで実行には移さずにいたが、今の夏芽の心境を考えればスムーズに事は運ぶと考えてのこと…

「お前の気分転換にもいいと思うがな…どうだ?」


たいへんお待たせしてしまいすいませんでした。
再度病院で石が出たかを確認してきますが、おそらく大丈夫かと思います。
破砕をした翌日、排尿と共に異物が出た感触があったので…
でも、破砕は拷問のようでした…石がかなり下の方まで落ちてきていたので、下腹部に超音波をあてたので、下腹部にかなりの衝撃があり…地獄のようでした。
もう2度とやりたくないないものでした…







強引に美奈子とのセックスに夏芽をも巻き込む事も考えたが、
594
投稿者:黒崎 夏芽 ◆lNAsH6PeMw
2024/12/08 04:58:15    (4XuiKAfH)

「…旅行?…めんどいし、行かない。お母さんと行ってくれば…?」

浴場で何度も繋がり、上がってからも夏目の部屋でセックスを続けた。
明け方までセックスに明け暮れ、ようやくひと段落ついた頃。
絶頂後の余韻で息を荒げながらも、汗だくでベッドに横たわり、スマホをいじりながら夏芽は答えた。

全部どうでもいい。何もかも面倒。

そんなふうに感じていて、次郎の提案にも気だるげに答える。

否定的な態度だが、以前のような攻撃的なものではなく、興味がないといった感じだった。

「ケホッ…、タバコやめてよ…。部屋に匂いついちゃうじゃん…。お母さんにバレちゃうよ?」

夏芽と次郎の行為がバレた時、美奈子が傷つくことを恐れていた。
部屋にタバコの匂いがついていれば、美奈子に察されてしまうかもしれない。

それと単純に臭く、不快だった。

スマホから目を外し、目を細めて次郎を軽く睨みつけ、次郎は苦笑いしながらタバコの火を消した。

その時、手にしていたスマホが着信により振動し始めた…。

チラッと画面を見て、俯く夏芽。

さりげなく覗き込んだ次郎には『拓海❤︎』という文字が見えた。

「…やっぱり行く。学校行かないから暇だし…。それよりもう一回シよ…?…んっ、ちゅっ、ん…。」

(拓海…、今更話すことなんてない…。簡単にヤレる女って、どうせバカにしてたんでしょ…)

寝そべったまま、のそのそベッドを這い、半勃起状態の次郎のペニスを咥えた。


【お疲れ様です。すみません、お返事いただいていることに気が付かず…。治療、たいへんお疲れ様でした…】
595
投稿者:遠藤拓海 ◆QQVKL.Ef92
2024/12/13 23:26:06    (YPfveMed)

レスが遅くなり申し訳ありませんでした。
あれから風邪を拗らせてしまい…

どうも悪いことばかり続いて滅入っておます。
運気こ落ちているのか、身体ご弱っているのか…


今の話でしご、少し立て直さなければならないかと感じています…ちょっと次郎がいい人っぽくなってしまい…

もしよければですが、気分転換に美奈子編などどうでしょう?
知人に美奈子を紹介され堕とすまでとか…

596
投稿者:黒崎 夏芽 ◆0DUmICC/jQ
2024/12/15 23:33:20    (Yd8pIP/R)

【お疲れ様です。
美奈子編大丈夫ですし、夏芽と別れた後、罪悪感を感じた美紀が慰めに来たり…とか、良さげなのを挟みましょうか。

お身体は大事にしつつ、ゆっくりやりましょう】
597
投稿者:遠藤拓海 ◆QQVKL.Ef92
2024/12/16 03:42:01    (WFzlVIWs)

ありがとうございます。
それでは美奈子編を…


「今日は、お時間を作って頂きありがとうございます…」

待ち合わせのホテルのロビーに姿を現した美奈子を次郎はニコニコと笑顔で迎えた。

「遅くなって申し訳ありません…」

頭を下げた美奈子に自分も今、来たところだからと言い、予約してあるレストランへと向かった。

「突然の誘い…ビックリされたでしょう…実は友人の会社で働く貴女をお見かけして、どうしても1度ゆっくりとお話したいと思い…」

席についた次郎は、食前酒を美奈子に勧めながら照れくさそうに言葉を発した。

仕事でたまたま顔を出した友人の会社…そこでパートの事務員として働く美奈子に次郎は目をつけた。
化粧っ気があまりなく地味で少し疲れた様子ではあったが、整った顔立ちが次郎の好みだった。何より事務服の下に隠れた身体つきは、次郎の興味を引いたのだ。
友人に色々と美奈子の事を聞いてみると、旦那を亡くし女手一つで娘を育てていると言う…仕事も事務員の他に深夜のアルバイトも掛け持ちしていて、生活は楽ではないらしいと…

友人の話は事実のようで、それなりに身なりを整えてはいるが、身につけている服は一昔前に流行ったもので、中途半端に伸びた髪を1つに纏めているがツヤもなく、娘を育てるために自分のことは後回し…決して楽な暮らしはしていないようだ。

食事をしながら次郎は自分ことや仕事のことなどを自己紹介がてら美奈子に話した。
仕事が忙しく縁もなく独身であることに加え、その仕事は至極順調であること強調した。
美奈子が会社の社長である友人の紹介て断りきれず次郎の誘いを受けたのだろうが、少なからず美奈子に打算的な考えがあるのは、仕事の順調さを聞く様子から伺えた。

と言ってもその事を責めるつもりはない…むしろしにとっては好都合といえた。
次郎自身わかっていることだが、決して女に好かれる容姿ではない…どちらかと言えば毛嫌いされるタイプ…自慢できることがあるとしたら、ある程度の自由になる金と絶倫と呼べる精力くらいだからだ。

美奈子ほどの女を金で買えるのだとしたらラッキー以外なにものでもない…


「今日はとても楽しい時間でした…もしよければこれからも時々、時間を作ってください…聞けば仕事もいくつか抱えておられるようで…その息抜きにでも…それと…これは娘さんに…さっきのデザートを土産に…」


次郎は本性を隠し「いい人」を演じた…













598
投稿者:黒崎 夏芽 ◆0DUmICC/jQ
2024/12/17 21:05:04    (tHS1f2RV)

「じゃあ、今日は少し遅くなるから…、ご飯は拓海君と食べてちょうだい。」

「職場の方とご飯だったよね。お母さんゆっくり楽しんできてね」

最愛の娘を残し、1人待ち合わせ場所へと向かっていた
娘にはいつも仲良くしている幼馴染の男の子ががいて、安心して任せられる。

誰かと外食なんて久々。
最後の外食は夏芽の中学校卒業祝いで、それ以降贅沢はしていない。
自覚はないが、美奈子は美人の部類に入る方で、未亡人ということもあって言い寄られることはそれなりにあった。

しかし、亡き夫に操を立てたこと、夏芽はその父を強く慕っていたため、父は1人にしてあげたいことから、全て断り続けていた。

(ふう…、年柄にもなく、少し緊張しちゃうかも…。やっぱり断ればよかったかしら…)

今まで断り続けてきた美奈子が、勤め先の社長の友人からの誘いに何故応じたか。
それは…

(社長のご友人だし、やっぱりお金持ちなのかしら…。…やましい考え、こんなのは恥じるべきなのだけど…)

夏芽が中学生に上がった頃から、少しずつ借金ができ始めていた。
金額は大したことなく、一万円前後。
給料が入ったら返して、また借りてを繰り返し、その金額は少しずつ大きくなってきていた。
現在の借金額はサラ金から7万円ほど。
まだやり直せる金額ではあるが、こんなことを繰り返していたら、いずれ取り返しのつかないことになる。
先月の夏芽の高校入学にはお金がかかり、その時も借金をした。

まだなんとかなったが、将来夏芽が大学進学したいと言った時、「お金がないから」なんて言えるわけがない。

(親が子供の人生の邪魔をしてはいけない…。なんとかしないと…)

社長には何度か正社員登用の打診したが、この年齢からは難しい。パートやバイトを掛け持ちしてはいるが、どうしても足りない。

もし自分が体を壊したら、もし夏芽が病気になったら…、少しの不幸でも乗り切れず、パンクしそうな家計。

焦っていたからこそ、今回のお誘いに応じることにしたのだった。

「遅くなって申し訳ありません。お待たせさせてしまいましたか…?」

(少し…ええと、個性的な見た目の…。ううん、容姿で判断するのは失礼ね…)

見た目としては一般的には優れていない男性がそこにいた。
失礼な感想を抱きかけた自分を律しつつ、深々と頭を下げた。

美奈子は自分なりに精一杯のオシャレはしてみたものの、自分のものなど買う余裕はなく、洋服は昔の物。化粧道具だって、社会で生きていく中で、失礼にならない程度のものしかない。

みずぼらしい容姿をしているのは自分の方だ。

(すごく高そうなレストラン…。こんな格好で私なんかが入ってもいいのかしら…。)
予約をしてあるというお店はいわゆる高級レストランで、とても自分の分は払えないと遠慮したものの、次郎の強い押しで入店することになった。
食前酒に口をつけ、数年ぶりのアルコールは沁みるほど美味しかった。

「ええ…っ!そんな、その…フリーランスなのに、そんなにも…。すごいですね…っ」

(やっぱりお金持ち…。多分、私に好意があるから誘ってくださったのでしょうし、事情を話して…。でも、それじゃまるで乞食じゃない…。)

苦しい生活を送っており、夏芽だって賢い子であり、美奈子が黙っていても、きっと色々なことを我慢しているに違いない。
どうか、夏芽だけは楽に、自由に、やりたいことをやってほしい。
しかし、美奈子にだってプライドはある。そう簡単にそんなことは口にできなかった。

「うふふ、そうなんです。夏芽ちゃ…、いえ、娘がこの間高校生になって…」

「娘は運動が得意なんですけど、部活動とかには入っていなくて…。幼馴染の男の子と遊ぶのが好きなのだけど、本当は我慢してるんじゃないかって…。娘の写真?えっと、…、これが娘、夏芽です…。とっても可愛らしいでしょう?うふふっ」

最初は緊張して色々なことを考えていたものの、アルコールが入っていき、少しずつ上機嫌になっていった。
とりわけ、娘の話を振れば口数が多くなり、次郎からすれば扱いやすかっただろう。

少しサイズが大きい制服に身を包んだ高校入学式の夏芽の写真を見た次郎の口元の笑みに美奈子は気が付かなかった。

「いえ、こちらこそ本当にありがとうございました。お会計までしていただいて…。は、はいっ、私なんかでよろしければぜひ…。まあっ、こんな…、本当にお気遣いありがとうございます…っ」

(この方、すごく優しい方なのね…。夏芽ちゃんへのお土産にバナナスイーツ…。私の娘の好みを調べてくれたのかしら…)

美奈子が夏芽の話ばかりするため、職場の人間は夏芽の好みも知っている。
そういう下準備の良さも、美奈子から見れば好印象で、誠実な男に見えた。
599
投稿者:遠藤拓海 ◆QQVKL.Ef92
2024/12/17 23:48:52    (4xZEL1o4)

「今日は、遅くまで申し訳ありませんでした…お話するのが楽しくて…つい時間を忘れてしまいました…またお誘いしてもいいでしょうか?」


タクシーで美奈子をアパートの前まで送り届けた次郎は、タクシーを降りた美奈子に声をかけた。

「本当ですか…是非…それでは…おやすみなさい…」


また誘ってもいいかと尋ねた次郎に対して美奈子は「はい…」と答え、次郎は嬉しそうな笑顔を向けた。


(ふふふっ…思っていた以上にいい女だったな…会社ではよく分からなかったが…あの身体…堪らねぇな…裸にひん剥いてオレので犯しまくったら…どんな声で鳴くのか…それにあの夏芽とか言う娘…あと何年かすれば母親以上に…これは絶対なんとかしないとな…)

次郎はタクシーに揺られながらニンマリと口角を上げ、美奈子を思い浮かべた。

顔は次郎好みで間違いなく美人だ。加えてワンピースの胸元を押し上げる豊かな乳房…おそらく次郎の手に余るほどだろう…尻もたれてはおらずムッチリとしたもの…しかもここ何年かは誰も触れてもいない…そんな美奈子を抱くことを想像すると自然と下半身に血が集まる…

(はっきりとは口には出さなかったが…生活はやはり苦しそうだな…頃合いを見て援助話でも持ちかけてみるか…娘の将来とかの話に持っていけば、意外と簡単に堕ちるかもしれんな…クククッ…)


次郎は、思惑を微塵も顔には出さず、いい人を演じつつ美奈子を何度か食事やドライブに誘った。
次郎の演技のためか、少しずつ気を許し始めた美奈子は、将来の不安なども口にするようなっていた。
ボチボチ頃合いかと考えていた時、美奈子がハンカチを取り出したとき1通のハガキがバッグから落ちた…MJファイナンス…サラ金からの督促状だった。
美奈子は慌ててソレを拾い上げた。


「美奈子さん…こんなことを聞くのは失礼だとは思うが…ソレは督促状…ですよね?女手一つで娘さんを育て、そのために仕事を掛け持ち…薄々は察していましたが…もしよければ…私に援助をさせてもらえないかな?あっ…誤解をされては困りますが…決して足元を見るとかではありません…純粋に貴女が心配なのです…いつか身体を壊すのではないかと…」

この機会にとばかりに次郎は言葉巧みに美奈子を思いやるふりをする。

「正直言って…私は美奈子さん…貴女が好きです…できることなら一緒になって欲しいと思っています…もし一緒になってもらえれば…もう貴女に苦労はさせません…夏芽ちゃんの将来も私が守ります…考えてみてはくれませんか?」


美奈子ひとりならば、金のために自らを犠牲にすることもないだろうが、娘のためとなれば…

「返事は今すくでなくて構いません…もし受けてもらえるならば…美奈子さんから連絡をください…お嫌ならば返事はいりませんから…」













600
投稿者:黒崎 夏芽 ◆0DUmICC/jQ
2024/12/18 20:59:25    (XSs8KN00)

「お母さん、また外食ー?」

「うん…、私ばっかりごめんね、夏芽ちゃん…。」

「いいって、お母さん息抜き必要だしー…、それに拓海と遊べるから別にいいよ。本当に気にしないでっ!」

あれから、何度かお誘いを受け、応じ続けた。
何度か付き合ううちに、彼の人となりがわかってきた。

財力があり、性根や性格は優しく清らかなもの。しかし、容姿が少し人よりも劣っており、そのせいで毛嫌いされやすい…。彼はそう自分でも言っていた。悪い人ではなく、むしろ…。

(でも、私は…。子持ちのうえ、借金まである…。好意を持ってもらえるのは嬉しいけれど、迷惑しかかけられない…。それに、あの人にも…)

左手の薬指を見て、永遠を誓った相手を思い出す。夏芽がお腹にいた頃、彼女の将来を2人で想像しあったものだ。
「美奈子に似て、きっと美人だから女優!可愛い系かもしれんし、アイドルだってあり得るぞ!いや、君は頭が良いから、女医なんて可能性も…。」
産まれもしていないのに、そんなことばかり言って、一番夏芽の将来を楽しみにしていた旦那は…。

(拓海くんとのデートだって、きっと嫉妬してただろうな…ふふっ。)

亡くなった旦那を忘れたことなんかない。
夏芽を命に換えても守ると誓い合ったが、しかしもう美奈子だけでは無理…。赤字が書いた封筒が証明している。
夏芽に見られないようにするだけでも神経を使い、神経がすり減り、過労もあってストレスが溜まる。

そんな美奈子の最近の楽しみはもっぱら…

「今日もありがとうございます、お誘いいただいて…。夏芽のことも相談に乗ってもらって…。」

(パート仲間相手だとすぐ噂になっちゃうし、少し遠い方には気楽に話せていいわね…。次郎さん、頭が良いから的確にアドバイスくださるし…)

ドライブに誘われ、車内で夏芽の最近の話や、学力の話などをしていた時、カバンから一つの封筒が落ちた。
夏芽に決して見られないようにしていた、例の督促状…。鞄に隠していたのを忘れていて、慌てて拾い上げたのだが…

「ち、ちが…っ!!…いえ、もう、今更ですよね…。はい、お恥ずかしながら、借金があります…。額は9万円ほど…。返してはいるのですが、少しずつ利息がついて、どうにも…。切り詰めてはいるつもりですが、娘には辛い思いをしてほしくなくて、見栄を張ってしまって…。旦那がいたら、もっと上手く…、本当にダメな母親ですよね…。」

口にしていて、自分が情けなかった。
しかし、見られた以上、白状するしかない。

「い、いえ、そんなの悪いですっ!それじゃ、お金のためにお会いしてたみたいですし…、それにそのようにしていただく価値など…、え…?」

(一緒になりたい…って、私…と?こんなハッキリ言われるなんて…)

ドキン…、胸が高鳴るのを感じた。
同時に亡き夫に負い目を感じ、無意識に左手の薬指を押さえてしまった。この人は夏芽のこともきちんと考えてくれている…、それが本当に嬉しかった。コブ付きだと邪険にせず、真剣な目をしていた。

「その言葉、本当に嬉しいです…。まさか、この歳になってこんな気持ちになるなんて…。でも、少しだけお時間をください…。」

それから数日、ずうっとこのことを考えていた。
パート中もずっと、ミスも増えてしまい、「美奈子さんらしくない、体調でも悪いのだろうか」と周りが心配したほど。

そして、あの日から1週間ほど経過した頃、次郎の携帯に着信があった。

「こんにちは、お仕事してるだろうに、こんな時間にごめんなさい…。私としては、次郎さんのような素敵な方と一緒になれるなら、身に余る二度目の幸せというものです…。しかし、知っての通り、私には娘がいます。夏芽と会ってもらい、夏芽が次郎さんを気に入って、許可してくだされば…、その時、私は喜んで妻になりたく思います…。偉そうに、条件をつけるようにしてごめんなさい…。」

その電話の数日後、美奈子は自宅に次郎を招待した。

「次郎さん、わざわざ呼びつけてしまい、ごめんなさい…。夏芽ちゃん、この人が紹介したい人なの…」

「ど、どうも…っ、初めまして…っ。娘の夏芽ですっ、高校一年生で…、あっ、えっと、母がいつもお世話になってます…っ!」

美奈子の横で、ぎこちない表情で、ぺこりと頭を下げる夏芽。
フォーマルな場であるためか、制服を着ていて、初々しい。手足は少し日に焼けていて、ポニーテールも相まって、活発な印象。
瑞々しい肌、美奈子ほどではないが発展途上の身体から青春の香りがしている。

緊張した様子は次郎にも伝わっていて、半歩下がって美奈子の後ろに隠れていて、母を信頼しているのが見て取れる。

(や、やば…。お母さんの「会って欲しい人」って、どういうことかなんとかなく想像してたけど…。お母さん、趣味悪い…?ってか、外見より中身派的な…?)

夏芽は母の男の趣味に若干引いていたが、当の美奈子は…

「さあさ、次郎さん、どうぞ上がってください…。ご飯も用意してますから…っ、今日は私がご馳走させていただきますので…っ」

頬を少し赤らめ、幸せそうに口角を上げていた。
601
投稿者:遠藤拓海 ◆QQVKL.Ef92
2024/12/19 03:42:56    (qHgJh9Da)

「そういえば…お前が話していた子持ちの女…どうなった?」

「んっ?あぁ…万事思い通りだ…明日、女の娘にも会うことになってる…まぁ娘がOKすれば…とか言ってるが、決まったようなもんだな…」

「そうか…今度オレにも紹介しろよ…お前がここまで時間をかけたんだ…さぞいい女なんだろうな…」

「ああ…楽しみにしてろよ…」


美奈子の家に行くことになっている前日の夜、次郎は佐竹とクラブにいた。
学生時代からの悪友…今ではスポーツジムの経営をし、真っ当にやってはいるが、若い頃には次郎とムチャをした仲…

「その女…美奈子って言ってたか…その娘も可愛いらしいじゃないか…美奈子だけでなく、その娘も狙ってるんだろ?お前はこの歳になっても変わらないなぁ…」

「お前にはだけは言われたくないな…インストラクターの女を愛人にしてるやつに…」


「お二人て何をお話されてるの?また悪巧みですか?」

「あぁ…ママ…悪巧みなんて人聞きの悪い…今度黒崎が結婚するみたいでな…その話さ…」

「えつ?黒崎さんが結婚?それはおめでとうございます。何かお祝いをしなくちゃ…何がいいですか?」

次郎と佐竹の話してに割り込んできたのは、このクラブのママ…詩乃だ。
詩乃にとって次郎と佐竹は常連客…定期的に店に訪れそれなりの金を落としてくれる。

「そうだな…それじゃあ…カンナちゃんを今晩頼むよ…ちょっと溜まってるからな…」

「結婚するのにですか?黒崎さんったら…わかりました…」


_______


「今日は、お招き頂いて…えっと…キミが夏芽ちゃんだね…お母さんから話は聞いてるよ…黒崎です…」


朝方までクラブに勤めるカンナとホテルで過ごした次郎だったが、普段、美奈子に見せる「いい人」の顔で美奈子の後ろに隠れるように立つ夏芽に声をかけた。


(ほぉ~実物はなかなかのもんだな…)

制服姿がよく似合い、美奈子より少し小柄ではあるが、可愛らしい…将来はかなりいい女になりそうだと心の中で舌なめずりをする…


美奈子が用意した食事をしながら3人は色々と話をした…夏芽の学校のことなどを…


「美奈子さんが夏芽ちゃんを大事にしているのと同じように…夏芽ちゃんもお母さんのことを大切に思っているんだね…それがよく伝わってくるよ…そんな夏芽ちゃんからお母さんを取るようて申し訳ないが…お母さんと結婚をしたいと思っているんだ…」

次郎は単刀直入に夏芽に美奈子との結婚の話を向けた。
夏芽とて大凡の見当はついていたようで「はい…母をよろしくお願いします…」と答えた。

夏芽が自分を見て、少し引いたことには気づいていた…自分の外見は十分に承知しているなんでこんな男にお母さんが…そう思ったに違いない。
それでも母親が望むなら…と考え答えたのだろう…

母親想いの夏芽の気持ちを利用して…すでに次郎は頭の中でそんなことを考えていた…









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