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2022/07/16 15:31:57 (m9UOQMXj)
幼馴染の夏芽と貴方
高校生になっても2人で登下校し、休みの日は2人で遊んで…。

付き合うとかそういう話は未だないけど、どこかで結婚してずっと一緒にいるんだろうな…なんて思っていた貴方ですが、ある夜とあるサイトを見つけてしまい…。

そこのサイトには夏芽が義父から調教されている動画が大量に投稿されており…。


NTR、BSS的なイメになります。
流れは相互1、2レス程度幼馴染シーンを行い、その日の夜の新着動画内シーンに映るような形で多ラウンド的に行えたらと思っています。夏芽の調教に対するスタンスは嫌々です。

こちら返信遅めですのでご了承ください。


【好み/躾/尊厳破壊/言葉責め/露出/絶頂責め/小スカ(大スカも一応可)】
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投稿者:黒崎 夏芽 ◆vy.SQ3GcuQ
2023/06/26 22:01:06    (/T2N6Io7)


「美紀さん、お疲れ様です。あの、先ほどの話なんですけど、お仕事お願いしてもいいですか?明日にでも契約書とか説明とか色々お願いしたいんですけど…、はいっ、じゃあ明日またお願いしますっ!」

拓海と相談した後、即座に美紀に掛け直してジムの仕事の話を受けることを伝えた。
地元からほとんど離れられず、車を所持している次郎などと会う可能性があることは気になるが…

(お金を貯めて引っ越すこともできるし…、それまでの間頑張ろう…っ)

ーーーーーーーーー

「拓海…?もう寝た…?」

レストランで二人で食事し、海辺を散歩したり、久々にクタクタになるまで遊んだ。

ラブホテルでの宿泊には不便なく、これからのことも考えるとできれば節約したいところであるため、再びラブホテルに泊まることにした。
明日には美紀に会いに移動するため、早めにベッドに潜った二人。

背を向けて寝ていた夏芽だが、少しして寝返り、拓海を見つめる。

「あのね、本当にありがとうね。酷い態度色々取ってたのに、私のこと見てくれていたんだね…。私仕事頑張るから、ずっと一緒にいようね…、好きだよ…」

返事がなく、寝ている拓海に小声で感謝を伝える。
聞かれていない時にするのもずるいと思うが、面と向かって言う勇気はまだなかった。
拓海の身体に潜り込み、抱きついて顔を埋めた。

(拓海の匂い…、やっぱり昔のお父さんみたいな感じする…、安心するなあ…)

幼い頃に亡くした父の香りはもう忘れてしまったが、優しい香りに何故か父を拓海に重ね、ゆっくり夢の世界に落ちていった。
463
投稿者:遠藤拓海 ◆Y2PumnYwuE
2023/06/28 03:41:01    (w2.EVcfd)

レストランでの食事を終えたあと、2人は港の突堤の先まで歩いた。
波が突堤に当たる音しかせず、目のまえには怖いくらい真っ黒な海が広がっていた。
空を見上げると拓海たちが暮らしていた街では見られない星空があった。

2人の会話は尽きることがない…あの事件以来失った2人の時間を取り戻そうとするかのように…


この街での最後の夜…奮発してシティホテルでもと思ったが、先のことを考えてラブホテルに泊まった。

美紀との話がまとまるまで歩き回った疲れに加えて久しぶりに2人で遊び回ったことで、早めにベッドへと潜りこんだ。

夏芽との3日めの夜…この2日間2人の間には何もない…拓海が求めれば夏芽は拒まず応じただろうが、義父からの調教、三宅からの凌辱…「妊娠してないだけ奇跡的…」と夏芽自身が言うほど酷い目にあったことを考えると無理強いはしたくはない。
2人が本当の意味で結ばれる時は自然な形で…と思う…

夏芽は背を向けたまま…拓海は何も言わずに目を閉じた。
今日の楽しかった場面を思い出しているうち眠りに落ちていた。



次の朝、この街に来た時と同じように始発に飛び乗り自分たちの街へと向かった…


ひとつ訂正をおねがいします。
持ちビルの上の階に空き部屋が…としましたが、佐竹が別に所有している貸し物件があって、それを借りることにしましょう。ジムと同じビルに部屋があると夏芽がジムでしていることを拓海が知ってしまうので…



464
投稿者:黒崎 夏芽 ◆vy.SQ3GcuQ
2023/06/29 20:49:50    (E.lldYvW)

それから5年ほどが経ち、ジムでの仕事もうまくいって、いよいよ拓海と結婚することになった。

「新郎は、健やかなる時も、病めるときも、新婦に愛を誓いますか?」

素敵な教会で神父の声が響く。

(お母さん、お父さん、泣いてる…。いよいよ拓海と結婚することができるんだ…)

純白のウェディングドレスに身を包み、みんなから祝福されて…、そして、私は拓海の足元に跪き…、

「誓いのキスさせてくださいっ、拓海様っ。私を奴隷にしてくださいっ!」

タキシードのチャックを下ろし、拓海のペニスを口いっぱいに頬張る。
いつのまにか首には首輪が巻かれていて、チェーンを拓海が握っていた。
冷たく見下ろす拓海の瞳と目が合うと、ジュンっと子宮が疼く。

(ああ…、やっと拓海に犯してもらえる…、たくさんいじめられて、孕ませてもらえるんだ…。それが私の幸せ…)

拓海のペニスをしゃぶり、ドレスの裾を捲り上げて尻を差し出す。
みんなの前で犯されることに悦び、陰唇からとめどなく愛液が垂れ落ちる。

「夏芽ぇ…、お前は誰のものだ?ああ?」

挿入された瞬間、お義父さんの声が響く。
私を犯していたのはお義父さんで、気がつけば私の部屋にいた。首に太い指が伸び、ぎゅっと締め付け、呼吸を制限される。

「美奈子と一緒に犯してやるからな…っ、家族で仲良く…な?」

~~~~~~

「嫌…っ、嫌…ぁっ!!はぁっ、はあ…っ、夢…か…っ」

次郎に中出しされた瞬間、目が覚める。
全身汗だくで、肌着が身体に張り付いていた。

(最悪な夢見ちゃった…。何よ、拓海様の奴隷って…、そんなこと望んでなんかないのに…。)

横では拓海が寝息を立てていて、起床予定時間よりもだいぶ早く目が覚めていた。
汗をかいたため、シャワーで流そうかと布団をめくると…

(ひゃ…っ!?まさか、お漏らししちゃった…?いや、これもしかして…?)

ぐっしょり濡れた股に同じく濡れたシーツ…、一見漏らしたかのように見えるが、濃厚な雌の匂いがして、汗でも尿でもない液体の正体がわかる。

(最悪すぎる…。少しエッチなことしてないだけで、なんでこんなことに…。やっぱり私変態なのかな…。)

拓海から連れ出される前はほとんど毎日犯されていたか自慰をしていたため、欲求不満になっていた。
拓海と一緒に寝ているということもあって、それは顕著になり、洪水を起こす有様にすらなっていた。

(拓海に「エッチしよ」なんて言えないよ…。大事にしてくれているし、変態なんて思われたら生きていけない…。自分で鎮めるしかないな…、ちょっとだけ…、ほんのちょっと…)

夢の中で犯されたせいで、中途半端に身体が昂り、シャワーで流しても愛液が止まらなかった。
一回イって落ち着かせるしかないと考え、シャワーを股に当て、乳首を指で抓る。

「ぁっ、ぁ…んっ、拓海…ぃっ、拓海ぃ…っ!」

壁一枚の先に好きな人がいるという状況に露出したときのような高揚感を覚え、あっという間に絶頂に至る。

「ぁんっ、ぁ…っ、あっ、イくっ、イっちゃう…っ!」

ビクンビクンッと身体が震え、立っていられなくなってその場にへたり込む。
絶頂したものの、M性を開発された夏芽はただの自慰ではどこか満足できず、逆にモヤモヤしたような感覚を覚えた。

「はぁ…、何やってるんだろ、私…。朝から馬鹿みたい…」

自己嫌悪に陥り、自分自身に苛立ちを覚え、汗と愛液を流した。

【はい、了解いたしました!】
465
投稿者:遠藤拓海 ◆Y2PumnYwuE
2023/07/02 04:37:05    (EeRLIyy0)

(あれ?な、夏芽がいない…)

アラームの音に目を覚ました拓海は、隣で寝ているはずの夏芽の姿がないことに慌てた。
あたりを見渡すと浴室からシャワーの音が聞こえた。

(なんだ…シャワー浴びてるのか…)

拓海は安堵のため息をついた。
夏芽が悪夢を見たのと同じように拓海も嫌な夢を見ていた。
夏芽が義父の腕に掴まり拓海から去っていく…いくら走って追っかけても夏芽との距離は縮まらない…そんな夢だった。

「そんなことある訳ないよな…」

そう自分に言い聞かせるようつぶやいた。

夏芽と入れ代わりシャワーを浴びると2人は駅へと向かった。
美紀とは、ジムをオープンさせる街の駅前で落ち合う段取りだ。

たったの3日間の海の見える街での生活…仕事と住む所を探すことに必死で最後の夜だけが2人の楽しい思い出になった。


……………


「夏芽ちゃ~ん!」

駅の改札を出ると美紀が2人を見つけ手を振った。

「あ、あの…は、はじめまして…遠藤拓海です。今回は色々お世話をかけてしまって…」

夏芽から美紀を紹介されると拓海は今回のことに頭を下げた。

「ここじゃあ…なんだから、ジムのほうへ行こうか…そこで話をしましょう…」



466
投稿者:黒崎 夏芽 ◆vy.SQ3GcuQ
2023/07/02 21:38:28    (x12oJWOG)

(結局二、三回シちゃったけど、なんか満足できなくて悶々とする…。こんなにエッチな女なんかじゃなかったはずだけど…)

シャワーから上がり、バスタオルで身体を拭きながら大きくため息を吐く。
自慰をしても不満足感が強く、無駄に昂るだけ。

「えっ、あっ、拓海起きてたんだ。えーっと、じゃあシャワーどうぞ…。」

悪夢のことだったり、つい先ほどまでしていた拓海のことを想いながらの自慰のせいで、まともに顔を見れず、少し慌てながらぎこちなく挨拶した。

(なんだかんだ言って、ここまで来て良かったな…。ゆっくりできなかったけど、拓海とお泊まりだってできたし…。)

そして、二人で手を繋ぎ、駅へと向かった。


ーーーーーーーーーー

「美紀さんっ!!お久しぶりです、今回はごめんなさい…、色々迷惑かけちゃいましたよね…。あっ、こっちが拓海です、例の私の恋人です…っ、えへへ…」

美紀との待ち合わせ場所に着くと、小走りで駆け寄った。
そして、拓海と同じく頭を下げ、拓海のことを紹介したが、『恋人』という言葉を使ったことで関係を再度実感し、口角が上がって照れ笑いしてしまう。
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投稿者:遠藤拓海 ◆Y2PumnYwuE
2023/07/02 22:26:30    (BJK965zX)

「ジムは、ここから歩いて10分くらいなの…」

夏芽を真ん中にして左右に拓海と美紀…3人で歩いてジムに向かう。

「拓海クン…カッコいいじゃない!夏芽ちゃんには白馬に乗った王子様ってとこかなぁ?」

夏芽は、三宅とのこともありバイトをしばらく休んでいたこともあって、久しぶりに会う美紀と会話が弾んでいた。
夏芽から聞いてはいたが、ホントの姉のように慕っているようだ。

(綺麗なヒトだなぁ…美紀さんって…たしかヨガのインストラクターをしてるって言ってたっけ…スタイルもめっちゃいいし…)

夏芽と2日もラブホテルに泊まりながら何もしていない…夏芽を気遣ってのことだが、拓海もまた夏芽同様、悶々となっていて、思わず美紀の身体に目が行ってしまい、慌てて目を逸したのだ。

ジムに着くと美紀に中を案内された。
1階には屋内プール、2階はストレッチ器具が並ぶトレーニングルーム、3階にはヨガなどに使われる広い部屋…何もかも新しく立派なものだった。

一通り見て回ったあと、1階受付の裏の事務室に2人は案内された。

「よう!夏芽ちゃん…久しぶりだね…」

そこには佐竹がいた。

「今日、夏芽ちゃんが来るって聞いたから顔を見にきたんだ…これから頑張ってくれよな…約束通り、黒崎には内緒にしとくから…それじゃあ、俺は人と会う約束があるから…美紀クン、あとは頼んだぞ…」

佐竹はそう言うと席を立った…部屋を出る際に頭を下げる夏芽の全身に目を這わせ口元に笑みを浮かべた。

(制服や水着もいいが、私服姿もなかなかだな…これからが楽しみだ…)

佐竹の口元に浮かんだ意味ありげな笑みに夏芽も拓海も全く気づかずにいた。

「じゃあ…早速…これが契約書ね…一応目を通して…」

美紀は夏芽に契約書を手渡した…夏芽はそれに目を通していく…

「お給料は、基本給がソレで、あと残業手当とか交通費とかがついて、その他に特別手当も頑張ればつくわ。
家賃は、そこから天引きになるけど…いいかしら?」

美紀は、テキパキと説明をしていく…提示された条件に夏芽も何の不満もない。
むしろ、この好条件て雇ってくれることに感謝しかなかった。

「2人が住む所は、これから連れてくわね…車で15分くらい…夏芽ちゃんはバスか自転車で通うことになると思うけど…」

……………


「美紀さんに頼ってよかったな…仕事もだけど…このマンションも…家具やなんやらも備え付けだし…ホント感謝しかないよな…これで住むところも確保できたし…あとは俺も仕事を何とかしなくちゃ…」

美紀が帰ったあと、ソファーに腰を下ろした拓海から安堵の言葉が漏れた…


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投稿者:黒崎 夏芽 ◆vy.SQ3GcuQ
2023/07/03 20:39:11    (wY1yMBxo)

「はぇー…、綺麗で新しいですねぇ…。」

ジムに着くとまずは案内を兼ねて施設を見学する。
新オープンということもあり、機材など諸々が綺麗で真新しく、清潔感溢れるものだった。

「あっ、社長っ!あの、今回はありがとうございます…っ!私たちの事情も汲んでくださって…、これからよろしくお願いしますっ!」

事務室に通されると、社長の佐竹と出くわす。
夏芽達からすると住居・職を与えてくれた人物であり、夏芽も深々と頭を下げた。
品定めするような視線には気づかず…。

ーーーーーーー

「しばらくは私が稼いで養ってあげるから、ゆっくりでいいよ。そばにいてくれさえすれば、私はそれでいいし…」

ソファに座る拓海の横に座り、もたれかかって身体を預ける。
高卒ですらない二人にこれだけの住居は有り難すぎるもので、一区切りついたような安心感が芽生える。

「浮気しちゃダメだからね?そりゃあ、美紀さんは私なんかよりも美人でスタイルもいいし、背も高いし…。…さっき美紀さんに見惚れてたの気がついてるからねっ」

拓海の身体に頬をつけているおかげで心拍数が上がったことにも気がつき、意地悪が楽しくてほくそ笑む。

「えへへ…、嘘嘘、冗談だって…。ねえ、チューしよっ」

返答に困っている拓海に笑い、そしてそっと唇を重ねる。相変わらず舌を入れる濃厚なキスだが、室内に二人の吐息と唾液が混じる音が響く。

(もう我慢できない…、抱いてもらおう…。拓海とならきっと怖くないエッチができるはず…。)

拓海はおそらく気遣って手を出してこないはず、と考えて夏芽から行為に誘う決心をつけた。
エッチなことは気持ちいい反面、怖くて嫌なことと覚えてしまったが、愛する幼馴染相手ならきっと…。

「ねえ、首締めて…」

そう呟いた瞬間、机の上に置いたスマホに着信が入り、ブーッ、ブーッと音を立てた。

「またお義父さんからだ…。番号変えた方がいいのかなあ…」

平静を装って振動で滑り落ちたスマホを拾い上げる。しかし、頬は真っ赤に染まり、額に汗すらかいていた。

(あれ?私、今変なこと言った…?エッチしようって言うはずが、何故か今朝見た夢を思い出しちゃって…。)

「えっと、買い物いこっか。ご飯、私が作ってあげる。」


469
投稿者:遠藤拓海 ◆Y2PumnYwuE
2023/07/05 04:10:36    (r62H9wsV)

「えっ?今…なんて…」

住むところも確保できた安心感から、ごく自然の流れでキスを交わした。
この2日間、何もなかった2人…濃厚なキスから、そのまま…と思った時、耳を疑うような夏芽の言葉にギョッとする。
その時かかってきた電話のせいで、夏芽が発した言葉の真意を確かめることもできなかった。

「う、うん…そうだな…買い物行こうか…」

あの動画で見た義父からの調教…三宅からの脅しによる凌辱…そのせいで夏芽は歪んだ意識を植え付けられたのかもしれない…
思い返せば2人のファーストキスも夏芽から舌を差し入れてきた…
もっと早く覚悟を決めていれば…
拓海はそれを悔いると同時に自分が夏芽を本当の夏芽に…と心に誓った。


………

「こんなに買い込んじゃったけど…夏芽って…料理できたっけ?」

そんな拓海の突っ込みに頬を膨らませる仕草は昔と変わらない…

「冗談だよ…冗談…(笑)俺も手伝うからさ…」

新しい門出を祝うための夕飯作り…「肉はもっと焼いたほうが…」「野菜の切り方…これでいい?」「この味つけ…どう?」

まるで幼いころのままごとのようだったが、2人はこの瞬間、本当に幸せだった…




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投稿者:黒崎 夏芽 ◆vy.SQ3GcuQ
2023/07/05 21:50:45    (xorB3yPh)

(何であんなこと言っちゃったんだろ…、拓海びっくりしてたよね…?)

買い物に出かけながらも夏芽は内心焦って心拍数も上がっていた。
二人でいるだけで発情してしまう上、変なことを口走ってしまい、普通の人間ではなくなってしまったように感じてきた。

(あれ…?うまく切れないし…。あっ、こっち焦げちゃってる…。お母さんならもっとテキパキできるのに…)

拓海に手伝ってもらいながらも、ここでも夏芽は焦っていた。
彼女らしいところを見せようと、料理を振る舞おうとしながらも、美奈子のように手際よく料理することができなかった。
二人で立つ台所は楽しいけれど、反面負い目も感じていた。

「あれ、美味しい…。手伝ってくれてありがとうっ!」

なんだかんだで出来た料理を口にすると、美味しく、笑みが溢れる。
会話も弾み、少し元気がなかった夏芽も徐々に笑顔を取り戻していく。

(なんだか楽しいな…、焦る必要はないのかも…。いや、それじゃダメ…。拓海は色んなものを捨てて私と一緒にいてくれてる…、せめて彼女らしくしないと…。)

食べ終わり、食器を洗いながら少し考え、真剣な瞳で拓海を見つめる。

「ね、ねえ…、おっぱい…、さ、触ってみる…?」

口にした瞬間、かぁっと音を立てるように頬が真っ赤に染まるのを感じる。
恥ずかしくて額に汗をかき、拓海は驚いた表情をしていた。

「いや、あの、違うの、聞いて…っ!あのね、私エッチなことはちょっと怖い…。でも、いつまでもそう言ってられないでしょ…?だから、少しずつ慣れていきたいな…って、その、練習…みたいな…。」

勇気を出そうとしても昼間みたいに変なことを口にしまうし、セックスしたとしても可愛らしくしていられる自信がない。
リハビリのように少しずつ、行為に慣れていき、嫌なことを思い出したり、変に感じすぎたりしないようにしていきたかった。

ぎゅっと目を瞑り、白いシャツの下の膨らみを突き出すように胸を張った。
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投稿者:遠藤拓海 ◆Y2PumnYwuE
2023/07/06 00:04:31    (fWnWE/H3)
顔をマッカにして胸を突き出す夏芽を拓海はじっと見つめた。

料理の最中もどこか様子がおかしい夏芽だったが、やはり先程口走った言葉を気にしているようだ。

「夏芽…ちょっとこっちにきて…」

拓海は夏芽の手をとるとリビングのソファーに座らせた。

「あのさ…夏芽の気持ちも分かるよ…多分、俺なんかが想像すらより酷い目にあったんだと思う…そのせいであんなこと口走ったり…でも…そのことで夏芽が負い目を感じたりはしなくていいんだよ…俺だって…その…おばさんとのこともあるし…」

夏芽を見つめていた拓海も目を伏せた。

「だから…何も繕うことはないんだ…今の夏芽も…俺がずっと好きだった夏芽なんだから…」

再び夏芽を見つめ直した。

「でもせっかく触らせてくれるって言うんなら…触らせてもらおうかな(笑)」

拓海は冗談っぽく言うと人差し指で夏芽の乳房をツンとした。

「バカッ!」

夏芽は反射的な拓海の指を叩き抱きついた。

「夏芽…ベッド…行こう…」



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