2025/10/24 00:30:35
(YnosEqsd)
「ちゅ…っ、ん…っ、んん…っ、ちゅ…っ」
何度も唇を重ねながら、互いに服を脱いでいく。
情事の時にするような舌を絡め合うディープなキスではなく、軽く唇を重ねる中学生のようなキス。
翔太からしたら笑い物かもしれないが、2人はこれでよかった。少なくとも今は。
「なーに硬くしてるのよ。もう…、夫が変態で驚きね。」
お互いが全裸になり、いつも以上に硬く大きくなっている性器が目に入る。
クスクス笑いながら冗談にしつつ、お互いを抱きしめ合ったり、ベッドに2人で横たわりながら身体を触りあったりした。
(…いつもより大きい…けど、アイツほどじゃない…っていうか、太さも硬さもまるで…。触り方もなんていうか、表目を撫でるだけで…。)
ダメだと分かっていても、どうしてもいちいち翔太とのSEXと比べてしまう。経験豊富な翔太と凛花とのSEXしか経験がない優一。どうしても差があるのはわかっていても。
優一が凛花の割れ目に遠慮がちに手を伸ばすと、そっと自分で股を広げて触りやすくしてあげる。
こういう時も、翔太の有無を言わさないようなこじ開けるような手つきを思い出してしまう。
優一の指が湿りを帯び、軽く粘膜を触る音が凛花の耳にも届く。
(あれ…ちょっと濡れてる…。別に気持ちよくないのに…、私も興奮してるのかな…。)
優一の拙い前戯では性的快楽は感じていない。
凛花自身も戸惑いながらも、今回はローションを使わずに挿入までいけそうだ。
ベッドに仰向けになり、パカっと大きく股を開いて正常位の姿勢を取る。
(きっと…、あんな奴とのSEXなんかより気持ちいいはず…。優一とは心が繋がってるんだもん…。)
凛花はそう信じていたが、挿入されてもあの時のような貫かれるような感覚はない。
根元まで入っても、内臓を圧迫して子宮を押し上げるような感覚はなく、膣中も半ばまでしか侵入していない。
(…なに、これ…。あの時と全然違う…っていうか…。)
一生懸命に腰を振り、自身の名前を呼ぶ優一をジッと見上げる。前まではその様子が可愛らしくて愛おしかったが、どこか冷めた目というか、滑稽に感じていることに気がついて、自分で驚いた。
寝取られ動画で自慰をし、射精前で止めていた優一は、簡単に膣内で射精してしまうが、そのことに気がついたのは優一が腰を止めてから。
あれこれ考え事をしていたせいで、毎回していたイったフリができなかった。
ハッとした凛花は、優一に気が付かれる前に起き上がってガバッと強く抱きしめた。
「気持ちよかったよ、優一…っ。松本さんよりぜんっぜんっ!優一も気持ちよかった?」
(色々考え事して集中していなかったの…、バレていないよね…?)