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2024/06/07 22:41:03 (yYbiglp6)
イメージは中世欧州です。

城下街の裏道にあるギャングやアサシンなどが集う酒場。
経営してるのは見た目はか細い老爺、この場を知らぬ初めて訪れる者は誰しもその老爺を胸倉を掴み脅しをかけるが老爺がジロリと目を動かすだけで圧倒され逃げ出してしまう。
それを見て大笑いする客たち、薄汚れた白いカーテンに隠されたような扉の向こうによく当たると言われている占い師がいる。
占い師は真深く被ったベール越しでも美しさわ判り、濃紫シースルーの着衣からもスタイルの良さから男共は恋人、妻、愛人は断られそれでと無理やり悪さをしようとする者は悉く街からも見なくなってしまう。

「フフッ、頃合いかしら?」
部屋で水晶に向かい手をかざしある人物に夢を見せていく。


〔止めろ!!私に触れるな、無礼者!!〕
夢の中である人物は何者かに拘束され陰部をいいように弄られている。
〔ウッッ…、止めろと言ってるではないか!!グウッ……、あぁぁあ、止めろ!挿れさせるな!グッアアッ……。
アァァアーー……、止めろ!イクッ、イキます!!ハァハァハァ……〕
体を痙攣させていると目を覚ます。
〔なんて夢だ!この私が……。〕

息を切らせ額からは汗が滴り、陰部は勃起し陰のうにも触れられた感覚がある、そして何より白濁した液体が腹を汚している。
〔まさか……夢精か……?否、そんなはずはない、風呂でメイドに出してもらってから休んだんだぞ。〕

「あの人はいい夢が見られたかしら?あとは頼んだわよ、愛しの相棒さん……。
私たちはあの方を復活させないといけないのよ。
復活したあの方も私たちの意のままによ?」

お相手は決まってます。
読んでくれたら嬉しいなぁ。
 
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52
投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2025/01/19 14:33:41    (UBv/yIGi)
ヨハンセン、リルベルに言われ王都城下町、フアナ王女に化けているリリスがが少し膨れたお腹で散策をしている。
〈…フアナ様、お腹が?〉
〈あぁ、本当だ、子どもを?〉
〈勇者様のお子様だろうか?〉

王都の人々達が小声で話している。
〈王女様、昼食時、こちらで召し上がりませんか?〉
〈そうね、朝もパンを五つとメイン三皿、サラダとスープも食したのだけどお腹が空いてしまって…、そこの貴方、私をエスコートしてくださらないかしら?〉
〈私ございますか?只今、警備中でございまして申し訳ありません…。〉
〈そちらの兵士、貴方がこの方の代わりに警備なさい。〉
〈(また我が儘姫のはじまりかよ!しかし腹の膨らみ食べ過ぎか?妊娠か?)畏まりました、お前、フアナ王女様の仰せのままにしろ。〉
〈(王女って勇者の婚約者だよな?……が、情夫にでもなれれば安泰だよな。)王女様、エスコートさせて頂きます。〉
〈当たり前よね、昼食後のエスコートも出来るわよね?(小声)宿泊施設で?〉
〈(!!マジか、王女様のハーレムに入る事が出来そうだ!)〉
〝この兵士は正聖女ベルに対して拷問を働いた輩〟

〈は、はい、王女様に置かれましては高級料理店には飽き飽きでしょうから庶民の食堂に行きませんか?〉
〈あら、面白そう、ぜひ行きましょう。(小声)食事後、引き込み宿に行きましょう?
行為の内容によっては後宮に入れてあげるわよ、


−−−ヨハンセンが用意した馬車内−−−

〈◯◯、この魔石、王都に行く前に見てみない?〉
〈そうだな、心折られた正聖女様のお気持ちをもう少し知れるだろう。〉
〈……見る。〉
孫娘が呟くと魔石が光り二人の脳内に村での残虐、惨殺行為が巡る。

〈……覚悟していたと言え酷いわね。〉
〈あぁ、酷い……、が正聖女様に起こった事、君のお父さんに仕出かした俺の親父の残忍な………。〉
〈◯◯!止めて!確かにおじさんの事は憎いけど◯◯と違う人格なのよ!貴方を愛している事に変わりはないの。〉
〈◯◯、すまない、ありがとう、早く終わらせてヨハンセン様とリルベル様の為に村を再建しよう。〉
〈道のりは遠いわよ?〉
〈覚悟してるよ、俺に不満をぶつけてくる村民もいるだろうがリルベル様が初めは説得してくださるだろう。〉
〈えぇ、リルベル様が……。〉

馬車は王都まであと数十分の所まで走っている。
〘キール、勇者の噂は流しているかしら?〙
〘リルベル様!ヨハンセン様!軽くですが酒場五番目に口の軽い男に話しました。
ジワリジワリと広まっております、三、四番目の男は偽りを交え話を広げております。
一、二番男は村の代表が到着したら広める様に整えております。〙

−−−魔の子村と魔の子山の家−−−

「愛しの相方さん、もう少し回復してあげたいわ。」
大きくない村を廻り回復魔法を施していると息絶え絶えの白猫と黒猫が村外れで命を終えようとしている。

「ヨハンセン、このコ達、魔の子達で高貴な子達よね?
今、私がここで回復してあげても元の姿に戻るには回復までに10年は掛かるわね。
猫の姿のままなら数日で話せる様になりそうだけども貴方のお知り合い?」
猫のふたりを連れ魔の子山の家へと転移する。

「ヨハンセン、貴方と舞踏会までゆったりと過ごしたいわ、注文していた物が届いたのね。」
テーブルの上に小さな黒い包みの箱が置かれている、中にはリルベルの黒瞳、黒髪の色とヨハンセンの紫の色のイヤーカフスが……。
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投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2025/01/11 22:44:26    (yOCSanlj)
ーーーーーーーーーー王国--------

「現王の言うことなぞ、聞く振りだけしとけばいいさ。笑
それよりリリス、酒場にちょっと寄ってフアナ(本物)王女様の現体形をコピーしてきたから、これで体形アップデートしてくれ。
これからは、フアナ王女様の体形も日々変化するだろうから、リリスお前の体形をフアナとリンクできるようにしておいたからな。
これからは気分がよくなったからとか言って、フアナの身重の体形を王国街中に晒すようにしてくれ。
衛兵の中に気になる男がいたら、リリス本来の姿を使って骨抜きにしてくれ。お前の技をもってすれば、容易かろう。」
ヨハンセンから今のフアナの体形イメージを受け取り、体形を変えるリリス。
「お腹のお子も少し見ぬ間に大分大きくなられました。そのようなご褒美宜しいのですか、ヨハンセン様。常時この姿だと疲れてしまいまして。」
「あぁ存分に、けれどくれぐれも怪しまれないように。この子には存分にお飾りとしての任務をこなしてもらわなければ。おっ、やっとのことメルヒルめの性欲も収まったようだ。そろそろリルベルの元に戻らねばならぬな。」
「では頼んだぞ、リリス。」
そう言い残すと、ヨハンセンの姿はそこから掻き消る。

ーーーーーーーーーー村、惨劇後のカラマツの麓--------

次の瞬間カラマツの麓、リルベルの横に姿を現すヨハンセン。
「リルベル今戻った。王都ではついでに、勇者メルヒルがここでしでかした惨劇を広める手筈整えておいた。惨劇を広める使いの者には、酒場のキースに会うように言ってくれ。後はあれが滞りなく進める。」
「しかし、メルヒルの奴、やりもやったりだな。男は皆惨殺、生理のある女は全て凌辱とは、トロール族でも尻尾を巻いて逃げ出しそうだ。」

「ハイル、ハイル。ルチア具合が良かったぞ。お前たち二人好きあっているのだろ?見ててもどかしいんだよ、ここでついでにやっちまえ。」
ベルに最後の精を放出後、家の壁に凭れてベルの胸を弄りながら話すメルヒル。
ヨハンセンがかけた隠匿魔法により、惨殺された男・凌辱され気を失い体の一部に布切れがへばりついている女達の姿はメルヒルからは見えなくなっており、色欲に落ちたメルヒルは村全体を壊滅させたことさえ覚えておらず気楽な調子で話している。
「ハイルおまえとルチアが一発やったら出立するぞ。」

「しょうがないお人だが、パーティリーダーの言うことには。」
形だけルチアに覆いかぶさるハイル。
腰を使っている振りをしながら、ハイルはルチアの耳元で
「いくら私が魔族とはいえ、このような場所(惨劇があった場所)でルチアをものにするわけにはいきません。ここは形だけですが、私のルチアに対する気持ちは本物です。本懐はリルベル様の復讐が成った後で。その時はもうすぐです。」

ーーーーーーーーーー村、孫娘&幼馴染--------

リルベルに映像魔石を渡すと、その中身を簡単に確認したリルベルが、魔石を返してくる。
「これを王都の入り口直ぐにある酒場のご主人キース様にお渡しすれば宜しいのですね。」
リルベルの横に立つヨハンセンはその問いに対して
「ああ、手筈はキースに伝えてあるから、メルヒル一行が〇〇山に向けて出発後すぐに、君達は王都に向けて出発してくれ。足の速い魔馬を用意したから使うがいい。魔石だけキースに飛ばしても良かったんだが、新聞社的には被害者から証言を取りたいだろうからね。」

幼馴染:「しかし、〇〇に証言させるとなると、どうしても惨劇を思い出させることに。」
孫娘:「いいの、〇〇。覚悟はできてる。正聖女様のためになることならなんだって耐えて見せるわ」
幼馴染:「君が大丈夫って言うなら、いいんだが。」
孫娘:「〇〇だって一度、自称勇者に切られているじゃない。」

孫娘&幼馴染:「でも、村の外には怖い魔物が出るからと、小さい時から言われているのですが。」
「この魔馬が引く馬車に乗れば、魔物なんか出るはずがない。魔族の上下関係は厳しいからね。仮に出ることがあっても、メルヒルめの所業に比べれば、怖くないだろ?」
孫娘&幼馴染:「確かに。」
メルヒル一行が出立後、ヨハンセンが用意した馬車に乗り込む孫娘&幼馴染
孫娘&幼馴染:「あの私達馬車なんて扱ったことが無いのですが。」
「大丈夫、御者付きだから。」
ヨハンセンがそう言うと御者席に着座している御者が見えるようになる。

「リルベル村で救う者は救って、私達は魔の子山のあばら家に戻るとしようか。舞踏会当日の朝まで二人でゆっくりと過ごそう。
ハイル・オートマタ・ルチアと三人の魔族に囲まれての旅は、メルヒルにとっても面白いものになるだろう。笑」

50
投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2025/01/08 09:21:40    (KO4ZY0bL)
「忘れていないわ、貴方の叔父上を残虐的に勇者が討ち取るのよね…。
対話もせずただの討ち合い…、それを見て魔の者達、人間達はどう思うのかしらね?
私の愛しの相方さん、王都に行ってしまうの?直ぐに帰ってきて頂戴、ヨハンセンと離れるのは今は嫌よ、久し振りに寄り添えたのに…。
これから先何が有っても私の心は貴方のものよ、貴方の心も私のものよね?」
ヨハンセンにそう尋ねると……、
応え終わりヨハンセンは転移魔法で王都へと行ってしまう。

「二人で見るつもりだったのに…、一人で勇者の愚行を見物するのも見苦しいわ、そうだわ、魔の子山の家で一眠りしましょう。」
転移魔法で家に戻ると綺麗にベッドメイキングされている広々としたベッドに横になる。

〘ハイル、ルチア、オートマタ、終わったら起こして頂戴ね。〙

〘リルベル様、暫くお休み下さいませ。〙

孫娘は勇者の極悪非道な様をリルベルから借りた映写魔石に映していく。
孫娘:「勇者様、…ご無体な私、恋人が……。」

布を切り裂く音、孫娘は必死に衣服を押さえていたがビリビリに破かれてしまう。

孫娘の恋人:「勇者様、止めてください!その娘は俺の恋……び、と…。」
肉を切る音、皮膚が裂け血が吹き出しその場にうつ伏せに倒れる青年。

孫娘:「イヤぁぁぁーーー!」
叫び声を上げる孫娘を地面に押し付け膣にペニスを挿入させる勇者。

孫娘:「いやぁ、止めて!◯◯!◯◯!助けてー。(この酷い行いを正聖女様はお一人で耐えたのですね、!)」
懸命に青年の名を呼ぶが返事はない。

ルチア:「ゆ、勇者様…、その様な事をされては困ります。」
勇者:「ルチア、嫉妬しているのか?」
腰を振りながらニヤニヤとルチアを見ると手を伸ばしたルチアの衣服を掴み乱暴に近寄らせ、頭を押さえつけ
下品なキスをし口内へ舌を入れてくる勇者。
ハイル:〘ルチア、虜囚の蜜を勇者へ流し込め!〙
ルチア:〘ハイル、承知しました。〙

唾液とともにハイルから受け取った虜囚の蜜を勇者メルヒルに流し込むと勇者の陰嚢が膨らむ。
ドクンドクン……。
勇者メルヒル:「(こ、これは…玉が熱い、チンポがガチガチだ!これでルチアを!否、村の女達を!)」
ドクドクドクと精を孫娘の子宮へ注ぎ込むとそのままルチアへ、乱暴に挿入し数度、腰を振ると…白濁した液体を…。

そして近くにいる女へ…、少女へと毒牙を伸ばすとその少女の父親が前に立ちはだかる。
勇者、メルヒル:「邪魔立てするな!俺は勇者だぞ!」
村の男:「勇者か何か知らないがまだ子供だぞ!」
勇者、メルヒル「初潮が来てりゃー、女だ!」
村の男:「な、何を!」

勇者に歯向かう父親、その父親を勇者の持つ剣で斬りつける。
村娘:「父ちゃん!嫌だ、嫌だ、嫌だ!勇者様、止めてく……、グゥっ……、痛いよ、痛い!
父ちゃん、母ちゃん、助けてー!」

あちらこちらで悲痛な叫び声と罪なき人たちの血。
ハイル:「そろそろリルベル様にお出まし頂きましょう。」
ルチア:「ハイル、リルベル様にこの様な惨劇を?」
ハイル:「大丈夫だ、リルベル様には…。」

「ハイル、ルチア、大分、時間が掛かったのね、勇者の欲望はまだ?」
ハイル:「粗方、治まったと思われますがリルベル様は勇者に姿を見られない様、お願い致します。」
「襲われでもしたら魔法を使わなくてはならないものね。」
ハイル:「負傷者と純血を失った者、受精しそうな者を分けております。」
ルチア:「リルベル様を辱めた愚か者達は外におります。」
「ルチアはヨハンセンが戻り次第、魔の者へ、整理は出来ましたか?」
ルチア:「勿論、リルベル様への忠誠を誓います。」
「ハイルへの想いもよね?」
恥ずかしそうに頷くルチア。

「ハイル、ルチア、孫娘の元へ、案内して頂戴。」
孫娘から癒し魔法を施し但し記憶だけは消さない。
青年にも癒し魔法を…、傷と記憶は残るが回復している。

「記憶は貴方達の試練です、それでも尚、寄り添え、村を存続するのなら記憶が薄れていくでしょう。
前にも言いましたが私は優しくありません、貴方達の」

村を人間だけに記憶を残し、その他の人間達の記憶も傷も全て癒やし、その映像はリルベルが孫娘に渡した映像魔石で保存する。



−−−王都−−−

ルチア(リリス):「ヨハンセン様、お越しいただきありがとうございます、大変申し訳ありません、私、一人で対応出来ませんでした。
現王の言う通りにすると前王の威厳がなくなってしまうので判断が鈍りました。
リルベル様の意識が震えております…、対応し次第、リルベル様の元におもどりください。
この震えはヨハンセン様と離れ、魔力が不安定になっております。」
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投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2025/01/07 16:59:06    (dA3iZf.m)

「勇者への復讐の仕方は、リルベルに一任してあるから、そちらの指示に従ってくれ。
私から言うことは一つだけ、自身の身の為にもくれぐれも裏切りだけはしないことってことだけだな。
それとリルベル、私の方の計画も忘れないでくれよ。勇者には現魔王を派手に討ち取って貰って、魔国にとって敵になってもらわねば。笑」

ーーーーーーーーーー王国、フアナ王女(リリス)付従者---------

A:「この頃王女様ご気分すぐれないのかしら?」
B:「どうして?」
A:「あまり、天蓋からお出にならないし。」
B:「正聖女ベル様の祟りじゃないの 笑(小声)」
A:「馬鹿、めったなこと言うと、貴女も処刑されちゃうわよ。」

ーーーーーーーーーー王国、天蓋内リリス---------

天蓋外での従者の会を耳にするリリス
「拙いわね、不審がられ始めてるわ。ヨハンセン様リルベル様に連絡して、指示を仰がないと。」
〘ヨハンセン様、リルベル様聞こえますでしょうか?リリスです。〙
〘リリスか、どうした?〙
〘ヨハンセン様。私がフアナとして姿を現さないから、王女付きの従者が不審がってきておりまして。〙
〘そうか、従者及びお主が対面したものについては、記憶を書き換えるつもりでいたから問題ないと思っていたが、誰の目にも触れないというのも確かに不自然だな。分かった一度そちらに戻る。〙

ーーーーーーーーーー村--------

「リルベル、ということで私は一度王国に戻らねばならなくなった。
勇者にはその性欲を十分に満たせてくれ。
といってもあれは勝手に女を襲うだろうが。見てみろあそこを、魔法で動かなくなった村の女を見境なく襲っておる。今度はあの孫娘が近づいて行ったわ。久しぶりの動く女、直ぐに襲うだろう。ルチア今行って二人同時に襲われて来い、まぁ人間族は魔族と違って、二人同時に貫くことはできんが。」
勇者の方に歩みを進めるルチアを見て、何とも言えない表情を浮かべるハイル。
「なんだこの感情は?私はインキュバス。自分もこれまで何人もの女体と交わって来たし、サキュバスが誰と交わろうと、これまで何の感情もわかなかったのに。相手がルチアだからなのか?」

ーーーーーーーーーー村、カラマツの下勇者--------

「おっ、あの女(孫娘)は動いているではないか。今度はあの女に、私の子種を注いでやるとするか。おいそこの若い娘、こっちに来い。」
「わ、私でございますか。あのこの方たちはどうして、下半身裸なのでございましょうか?お隣の奥様もいらっしゃいますし?」
周りに転がっている女性を訝しげに見ながらも、勇者に近づく孫娘。
孫娘心の中の声:「やはりベル様が言った通り、勇者とは名ばかり。一皮むけばその実態は悪辣な異常者だわ。」
思いながらも勇者の横に立つ孫娘
「何か御用がおありでしょうか、勇者様。」
「あるから呼んだのだ、まぁ、隣に座れ。」
勇者の言うことに従順に従う孫娘
孫娘心の中の声:「私もこれから勇者に慰み者にされるんだわ。でもそれが正聖女様の復讐のお手伝いになるのであれば、この身など。」

孫娘の心の中など分からない勇者、いきなり隣に座った孫娘の上衣の裾から手を滑り込ませて、胸に手を当てる。
「娘、お主いい乳をしておるな、齢はいくつになる?」
「あっ、は、はい〇〇になります。」
「そうか、〇〇か。もう身籠れる齢だな。お主にも私の子種を分けてやる。目出度く身籠れば、一年後の同じ時期に村中で兄弟が産まれるかもな。」

そう言い、孫娘の上で腰を使っている勇者の背後から近づくルチア。


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投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2024/12/26 17:45:51    (rToKltJ1)
「ルチア、跪いたと言う事は私への忠誠を誓ったでいいのかしら?」
「はい、リルベル様と共に憎き勇者を…、いいえ、私の場合は私怨ですからリルベル様とは比べ物になりませんがお手伝いさせて頂きます。」
「ルチア、人間より魔の者の方が仲間意識は数段高いのよ。
仲間になったら生命に変えてまでも裏切らない、その掟を破ったヨハンセンの叔父である現魔王はそれだけでも生命の価値がないの。
私もヨハンセン同様、関係のない人々の生命まで欲しくはないの、ただ私を信じもせず裏切り罵り、凌辱した者達を魔の者となった今でも許せないのよ。
それだけだったらここまで恨まなかったでしょう。
神父様、修道女様、婚約が決まった親友やお養父様、お養母様、お義姉様にまだ幼い義弟、
ただ私と関わっただけの執事やメイド達、料理長、料理人にその見習いたちその他の人達にまで手を掛けた王族、王国を許せないの。
呪って呪って滅ぼしたいの、その手伝いは初めは人々から理解されません。」
「はい、それでも構いません、ただ…。」
「ただ?…役割を終えたらハイルと情愛を交わしたい?」
「恥ずかしいですが…、そうなれば良いと思っております。」
「それはハイル次第ね、ただインキュバスはただ一人と交わる事はないわよ?(ハイルとリリスは下級淫魔でなくしてしまったけれど…
まだ本人達も気付いていないのよね、ヨハンセンがしたの?)」
「それでも構いません…、嫌ですけれどもそれがハイル様の種族ですから仕方ありません。」
「ルチア殿…。(なぜだ、人から好意を寄せられ嬉しいと思う気持ちが湧いている。)」
「ハイル、これからルチアは勇者と交わります、いいですね?」
「それがお二人の思い描いている未来を描けるならば構いません、ルチア殿、……否、ルチア、辛い思いをするとは思うが勇者に抱かれてこい。
快楽へ堕としてやれ、虜囚の蜜入の酒だ、勇者その酒を飲ませてから抱かれるんだぞ、必ず快楽堕ちする。」
「はい、ハイル様、いえ、ハイル、勇者を堕とす為にこの身を使ってでも堕とします。」
「ルチアを抱いた後、勇者は村の女達に襲いかかり止める男達を斬り殺すだろう。」
「えぇ、隠匿魔法がかかっていない者は王族達に習い私を辱めた者達、助けてあげないわ。」
〘リルベル様、その事なのですが最低限の回復魔法を施しては如何でしょうか?〙
「〘……リリス、判ったわ、それを孫娘の持つ魔石に映すのね。〙」
〘はい、正義の味方の勇者が極悪人、魔の者と判るリルベル様が回復魔法をすると…、ヨハンセン様、如何でしょうか?
ルチア様、今、そちらに着きます。〙
〘ベル様、はい、不安ですが勇者を必ず堕とします。〙
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投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2024/12/20 23:25:24    (3pIVSieD)
ーーーーーーーーーー回想魔法後 ルチア---------

「リルベル様は正聖女ベル様だったのですね……なんとお労しいことでしょう…」
リルベルの前に跪き、その靴に口づけるルチア。そして決心したように、
「私の貞操を奪ったばかりか、正聖女ベル様に対して、このような酷い、惨たらしい仕打ちをした勇者メルヒルを絶対に許すことはできません。ハイル様と共に喜んで、正聖女ベル様に仕えさせてください。」
「あらそう、私に仕えるってことは、ヨハンセンにも仕えるってことよ。そして王国や今まで貴女が奉仕してきた修道院を、裏切ることになるかも知れなくてよ。良くて?」
「はい。ヨハンセン様は正聖女ベル様を復活させてくれた方です。勿論ベル様と同様に仕えさせていただきます。」
「分かったわ、ルチア。宜しくね。それと私が正聖女ベルであったことは、当分の間秘密。特にメルヒルの前ではね。それと一緒に旅してるベル、本当はオートマタというんだけど(笑)彼女も魔の者、私たちの仲間ですから、頭に入れておきなさい。」

「分かりました、リルベル様。それで私は何をすれば?」
「それはヨハンセンから聞いて。」

リルベルが一瞬目を閉じると、次の瞬間ヨハンセンが姿を現す。
「ルチアよ、仲間になってくれるみたいだな。」
「(あれ?ヨハンセン様。どこから?……いいわ、私はこれからリルベル様・ヨハンセン様に仕えると決めたの。お二人は魔国の方。何か不思議な力をお持ちなのでしょう。これからは何が起きても驚かないことにするわ。)はい、ヨハンセン様。宜しくお願いいたします。」
「今までリルベルにもちゃんと話していなかったが、良い機会だから、ここで私の目的を話しておくことにしよう。ハイル、オートマタも聞いておいてくれ。」
「「「はい。〘はい、ヨハンセン様。また、勇者が私の乗っていますが、意識はそちらに。〙」」」
「(オートマタ様?ここにいらっしゃらないのに?……私って駄目ね、何が起きても驚かないって決めたばかりなのに。)」

徐に口を開くヨハンセン。その話は自身の歴史を語ることにも。
「…というわけで、人間国を前国王が、魔国を前魔王が統治していた時には、両国の関係も良好だったわけだが、時代が変わり、表面上は繕ってはいるが、両国の関係は一触即発の状況。」
「そんな…全面的な争いになっては、民に多大なる犠牲が……」
とルチア。
「前魔王も前国王も私も、そんなことは望んでおらんから、ベルの復讐心を知り、今回の計画を思いついた。現魔王はメルヒルの手によって処刑され、現国王及びメルヒル、それにプラスして騎士・魔法使いは民達及び私達の手で、一捻りと……」
「で、でも今回の旅は魔国よりはるか手前の、山の祠にある青い百合と青い石を取って来ることが目的だったはず。それに現国王と現魔王を失った後の両国は?」
「青い百合と青石なんて、只の目くらませ。本当は魔国の守りを調べるのが隠された任務。それを耳にして、魔国に連絡を入れたが、現魔王は、それならばこちらから攻め入って滅ぼすまで、とか言って、民の犠牲など全く気にかけておらん。それで嫌気がさし、代替わりが必要と思ったわけだ。
前国王にはもう一人の血筋フアナ王女がいたのもラッキーだった。フアナ王女のお腹には、前魔王の精が入り新しい命を宿している。その子が産まれることにより、両国は文字通り一つの国として生まれ変わる。フアナ王女は、その子供を産んだ後には、産まれてきた子供によって、生を奪われるだろうがね。」
「でも、ヨハンセン様。現魔王様はヨハンセン様の叔父上様では?」
「叔父にも少し思うところがあってね。なにせ父の事を騙して、魔王の座を掠め取っているから…」

「少し長くなったが今回の目的だ。ルチアにはメルヒルのことを完全に闇落ち(色欲落ち)させて欲しい。まあ、もう落ちてはいるんだが、這い上がるのが不可能なところまで落としてほしい。」
「それは、メルヒルに抱かれろと?」
「簡単に言ってしまえばそうなんだが、最後のピースはハイルがメルヒルに打ち込む。ルチアにはメルヒルに尻穴を責められる感触を覚えさせてほしい。」
「(ハイル様がメルヒルに?尻穴を責める?何のこと?)」
46
投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2024/12/01 13:45:35    (CqAs995b)
〘ハッ!ヨハンセン様、リルベル様、妖水 “虜囚の蜜”の効き目は…、その者の本性も暴くと聞きます、この妖水は私共にも効き目があるのでしょうか?〙
〘えぇ、ハイルにもリリスにもね、少しでも疑う気持ちがあれば本性まで暴くわ、私が作った虜囚の蜜はヨハンセンから習った物だから上級使いでも上級魔族でも…。
ルチアの目、ハイルから離れていないでしょ?このままで勇者に会ったら勇者は嫉妬の塊になるでしょうね。
奥底深い、勇者になる前のただの王国の青年…、貴族でもない、力もない、剣士のハイルに対して憎いとまで思ってしまうかも知れないわ。〙
〘リルベル様、それですと勇者は魔の子山の祠で青石と青百合を採取出来ないのではないでしょうか?〙
〘大丈夫よ、勇者の記憶を操作して村の人達を襲っている間にテレポートして使い魔に頼んで採取してくるわ、ハイル、ルチアから離れてね?〙
〘リリス、勇者とふたりで先にカラマツの下に行きなさい。〙
「想いが通じました…、ハイル様も同じ気持ちでいてくれているなんて嬉しいです。」
「ルチア殿…、私もです、今宵は村祭りの様です、ご一緒して下さいませんか?村祭りでルチア殿に贈り物を…、その前に身支度を整え参りましょう。」
「贈り物ですか?嬉しいです、…デートと言うものでしょうか?」
優しく微笑み頷くハイルと身支度をしてくると部屋を出るルチア。

「勇者様〜、早く行きましょうよ?」
「あぁ、ハイルやルチアも居るだろうし行くとしよう。」
咄嗟にドアの陰に隠れ二人をやり過ごすルチア、部屋に入ると手荷物から少しでも可愛く見える様に着替えている。
己の姿を窓に映すと後ろに映る人の姿、ルチアが振り返ると挨拶をするリルベル。

「こんばんは、ルチア、一度だけ会ったことあるわよね、覚えてるかしら?」
「…あの、どこから?(お会いした事がある?どこで?)」
「テレポートしてきたのよ、酒場の占い師と言えば判るかしら?」
「占い師さん?あの時はベールをなさっていたから判りませんでした、あの、ご要件は?この後、約束が…。」
「ハイルと約束してるのよね?」
「何故それを?」
「ハイルは私達の配下なの、ねぇ、ルチア、勇者が憎くない?獣で嘘つきで平気で仲間を裏切る。」
「ハイル様が配下ですか?勇者は……憎いです!憎い!私の…純潔を奪ったのに平気な顔をしてベル様にまで手を掛けて!
修道女ですが好いた人が出来たのなら私はその方と添い遂げる事も出来たのです。」
「何故、手に掛けたと判るの?」
「……気にしない様にしていましたがこの部屋の臭い、勇者の精の臭いです。」
「そう…、勇者が下劣なのは理解してるのよね?ハイルとの仲が深まる様に私の知る勇者を知りたくない?」
「ハイル様との仲……?はい!知りたいです、深まるのなら知りたいです。」
「辛い思いをするかも知れなくてよ?」
「それでもハイル様と心が近づくなら知りたいです。」
「目を瞑って?私はリルベル、前の名はベル。」
「(ベル様、正聖女様と同じお名前ですが容姿が違います。)」
「そのまま目を瞑っていてね?貴女が考えている通り人間だった時は私は正聖女でした、しかし王女、勇者、騎士、魔法使いに裏切られ冤罪を着せられ処刑されました。
私はある方のお陰で魔の者として復活しました、今から貴女に私の身に起こった事を見せます。
修道女として育った貴方には辛いかと思いますがハイルと添い遂げるには知るべき事です。」
「(ハイル様も魔の者なのでしょうか?でも…ハイル様との口づけの後から添い遂げたいと思ってしまいました。)」
「耐えなさい、ハイルと共に私の配下につきなさい。」
回想魔法をルチアへ……。

−−−回想魔法−−−

ベルは知らなかった悪夢の実をドラゴンに与えられ凶暴化した退治し王国に戻ると世界が統一されている。
恋仲だったメルヒルとベル、それを面白く思っていない王女フアナ、最初に騎士フレデリックに近づき「クレアを魔国へ嫁がせたくなければ。」と
魔法使い、ウォッチャーには「王国推薦で隣国の最高魔法機関、裏側も見られるわよ?」
そして勇者メルヒルには「正聖女を捨てれば国中の女が貴方のものよ。」

騎士より魔法使いより自分の欲望のままベルを捨て冤罪を着せ残酷な拷問
手、足には隷属の枷を着けられ辱めを受け、最後には白い液まみれに…、風呂にも入れない、色んな臭いのするまま、広場へ
その広場には近しい人達への処刑された後が…流す涙も枯れズルズルと引きづられ処刑台に
「私だけなら、私だけだったら恨まなかったのに……。」

−−−ルチア−−−

「嫌ーーーー!」
45
投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2024/11/30 20:38:56    (DP.4nWd3)
「ハイル様……あ、あの…私…み…み、魅力ないでしょうか?」
隣に座ったハイルに軽くもたれかかり、ハイルの太腿に手を置くルチア。
「(私ったら、何言ってるの?何やってるの??でも衝動が…欲求が抑えられない……勇者に、あの獣に穢されさえしなければ、殿方を知らなければ、こんな気持ちになることも無かったのに…勇者が憎い…)」
「ルチア様。ルチア様は凄く魅力的です。でも、こんなことはいけません。私の必死に抑えている欲求が、爆発してしまいます。」
そう言いながら、自分の腿の上のルチアの手を上から軽く押さえるハイル。

「(嬉しい…ハイル様も同じ気持ちだったなんて。それも必死に抑えてたなんて…やはりハイル様は勇者なんかとは違うんだわ。)あの…では、今は口づけだけ、接吻だけでもして貰えませんか。」
「それは嬉しいお言葉ですが、本当に宜しいのですか?ルチア様
(今こそヨハンセン様からお預かりした妖水を使うべき時かも知れんが…使った結果ルチアは狂った末、果ててしまうかも……これだけの身体、一度もやらずに果てさせるのも勿体ないな。)」
「は…はい。宜しくお願いします、ハイル様。」
そう言ったルチアは、次の一瞬顔を上向かせてハイルを見つめてから、目を閉じてハイルの行動を待っている。
ルチアの腰を抱き寄せて、唇を近づけるハイル。腰に廻した両手からは、それぞれヌメヌメの粘液を纏った触手が何本も生え始める。
ハイルの唇がルチアの唇に一瞬触れ、離れ、再度今度はしっかりと触れる。

次の瞬間ルチアの唇の間を割って、液体を纏ったものがルチアの口中に侵入してくる。
「(ハイル様…何て濃厚な口づけを…あん…下から液体が)」
固く目を閉じて、夢中で口中に侵入してきたものに、自らの舌を絡ませているルチア。
こくっ…こくっ……
唇を割って入って来たものから染み出た液体を、喉を鳴らして夢中で飲み下しているルチア。
「(あれ、でもなぜ……両腰を抱いてくれているはずなのに、お尻と太ももの間に触られている感触が……今度は胸にまで…何か変かも…でも何も考えられない……)」


「はぁはぁはぁ…はぁ…」
勇者メルヒルは、ベル(オートマタ)の中に放出し、ベルに跨ったまま息を整えている。
「ベルよ気持ちよかったぞ。また後で頼む。(必死で声を出さぬよう耐えていたのであろう。そこがまたいい。)」
それには答えず、ベル。
「メルヒル様、重うございます。一度体を清めたら、ご一緒に村の中心まで参りませんか。今夜は村祭りが行われているとのこと。」
「祭りか…行ってみてもいいが…ハイルとルチアはどうする?」
「ルチア様がお散歩に出かけておりますから、ハイル様もご一緒ではないでしょうか?知らぬ街で女一人は物騒でございますから。向こうで会えればそれもよし、会えねば会えぬでそれもいいではございませんか。」

〘ヨハンセン様、リルベル様。お預かりしていた妖水、ルチアめに飲ませることに成功しました。〙
〘ヨハンセン、分かっている。今からリルベルがルチアに回想魔法を強制的にかけるから、良いところなのに申し訳ないが、少しルチアから離れておれ。〙

「リルベル、聖職者に対しては近くにいないと、回想魔法を見せること、精神および身体を乗っ取ることを同時にすることはできなかったが、ハイルが妖水を飲ませてくれたおかげで、それが可能になった。ルチアにも見せて仲間に引き込むなり、狂い死にさせるなり自由するがいい。ルチアは仲間に引き込めば、あいつは使えるぞ何より自分のことで勇者に対して恨み骨髄だからな。(笑)」
44
投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2024/11/28 17:06:14    (TC6blS0F)
「素敵な指輪、ありがとう、自宅以外では外さないわ、ふふっ、占い師の時もね。
ヨハンセン、指輪、守護魔法が掛かってるわね?それと私の魔法が暴走しない様にも制御魔法も…、私、そこまで弱くないわよ?」
そう言うリルベルだが指輪を自身の目の前へと上げ、繁々と見たあと幸せそうな笑みでヨハンセンを見上げると。

「同じ鉱山から採れたタンザナイトで貴方にはイヤーカフを着けて欲しいわ、指輪のお返し、それから牽制の意味も込めてね、人間国で貴方の本当の姿で生活してないものね。
男女問わず貴方に魅入ってしまって一々相手にしていたら参ってしまうものね。」

「縁者等の前で最初の交わりで…、聞いた事も読んだ事もないわ、根元から二つに可能なのね、そう言う事は普段は一つなのね?
交わる時だけ二つに別れるの?それとも意のままに別ける事が出来るの?その辺りは…その時になったら教えて頂戴。」
人間だった時、凌辱され純潔ではない、魔族も処女性に重きを置いているのだろうか?
魔族として産まれ変わった私は誰にも穢されていない物とされているのか?
ヨハンセンは今まで女性と交わりを持っていないのだろうか?その疑問を口にはせず。

「種族が違えば習慣も違います、体の作りも違うでしょう、人間国では貴族と職業によって魔法が使えますが民達は使えません、その為に魔石が存在します。
魔族は言葉が話せない者でも下級魔法は使えるものね、魔力の少ない者も下級魔族よりは魔法が使えます。
魔族の事はこれから勉強していきます、ヨハンセンはどうやら魔族の中でも高貴な地位に居るみたいですから…。」
まだヨハンセンの地位など教えられていないがそんな事は関係ない、掛け替えのない者へとなっているヨハンセンの腕の中に納まると
魔の子村のカラマツの上にテレポートし祭りの準備を見ているとハイルとオートマタからテレパシーが。

〘ハイルにリリス、貴方達はつつが無く事を運んでいるわ、ただこの村にも復讐対象者が居ただけよ。
彼等を狂わせ嬲ってやりたいのよ、リリス、勇者と事が済んだら祭りに誘い出して頂戴、勇者、貴女の色香にやられてまだ発情が治まっていない筈よね。〙
〘リルベル様の仰る通りですが私の膣内に挿れるのには躊躇している様です、色欲狂いの勇者もこれ以上は危険だと思っているのかも知れません。〙
「愛しの相方さん、孫娘以外に時間停止魔法を使ってもらえないかしら?回想魔法と時間停止を両方使えないの。」

ヨハンセンが時間停止をすると孫娘が混乱して辺りを見回している、その前に姿を現すリルベル。
「お嬢さん、こんばんは。」
「貴女はどなたですか?何故、みんな止まってしまっているの?」
「私はリルベル、…人間だった時にはベルと言いました。」
「ベル…様…、まさか、ベル様!!正聖女様!おいたわしや!」
「あら、貴女、私を知っているの?」
「父さん、いいえ、父から聞きました、私を守る為に祖父が無実の罪の正聖女様を魔女と…、淫売と罵り妖女と言い、石を投げたと…。」
「お父様は?」
「父はこの村でただ一人、正聖女様の無実を訴え廻りました、祖父に止められても、でもある日……狩猟に行ったっきり戻りませんでした。
幼馴染の彼に父の後をつけた彼の父を見たと教えられました。」
「それから?」
「父は事故に見せかけられ祖父に命じられて彼の父に殺されたんだと思います、王国は怖いです、勇者もそれ以上に…恐怖でしかありません。」
「貴女はどうしたいの?」
「判りません、どうしたらいいのか…。」
「辛い思いをするけど私に何が起こったか見てみる?」
頷くと娘に回想魔法を…、娘の体は激しく動き顔を歪め、涙を流し荒々しい息を吐き叫び出す。

「酷い!酷い、私……、あぁぁぁあーーー!」
叫び倒れる孫娘に回復魔法を施すと立ち上がる。

「正聖女様、貴女はこんなにも酷い目に遭ってしまわれた、人々を正聖女様の憎む対象になってしまわれた事は悲しいですが
私この村を正したい!幼馴染の彼と正聖女様を信じる者達、王国を恨んでいる者達と共に。」
「村長と彼の父親の命、その他、私を罵り石を投げつけた者達の命はなくなるわよ?」
「それでもです。」
「今この村に勇者が居るわ、貴女はこれからカラマツの下で勇者に犯されるわ、村長の前で……、その他の女性達も…、それでもいいの?」
「勇者に穢されてしまうのですね……、それでもです、正聖女様。」

涙を流しながら孫娘が答える。
「そう…、その気持があるのなら協力なさい、今夜、貴女はカラマツの下で村長の目の前で犯される。
村長と愚か者達の記憶と時戻しをし記憶に残る様、それから悪夢を見せてあげるの。
大切な人が勇者の子を孕み森の湖に女性達は身を沈めていくその光景を何度も何度も…、気が狂った頃に最低限に施してあげていた治癒魔法を止めるの。
私を信じた者達には悪夢は見せないわ、それから…、貴女も勇者などに穢されない、ただ村長に幻想を見せるだけよ。
ただし私を信じなかった淫乱聖女と罵った女達は勇者が犯すわ。
貴女はその幼馴染と勇者が王国に戻る前に勇者が村に何をしたのかを国中に知らしめるの。」
「貴女様を陥れた村長の孫娘の私は復讐の対象にはならないのですか?
私がするのは勇者がした事を王国の新聞社に知らせるだけで宜しいのでしょうか?」
「えぇ、対象者ではないわ。ただし手先になってもらうわよ?これから犯される女性達、止める村の人達を惨殺する勇者、名が地に落ちるわ。
色欲狂いの勇者が村を襲ったと…、この魔石を新聞社に渡しなさい、村長の記憶を映す魔石よ。
王国だけでなく各国の空中に映像と声が映し出される、それを見たら勇者はどうなるかしらね?」
「正聖女様を信じる者達まで…嬲り殺されてしまいませんか?」
「本当に私を信じている者達は隠匿魔法を施すわ。」
「隠匿…魔法…ですか?」
隠匿魔法の説明をしそれから……。

「貴女のお父様は生きていらっしゃるわ、大怪我を負って森の精に匿われているわ。」
〘ヨハンセン、魔の子村は後始末したあと魔神の総本山として使っていこうと思うのだけどどうかしら?
人間なのに魔神信仰をする…、暫くは隠れ村として結界を掛けて王国に見つからない様にして魔族の協力村と言う事にしなくて?〙
43
投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2024/11/27 22:09:50    (b2lup91Y)
リルベルの左手を優しく持ち、薬指に指輪を嵌めるヨハンセン。
「人間国の慣習は知っている。それに倣わなければ、私とリルベルとの関係の証明にはならんだろ。
魔国では……言い難いのだが、縁者等の前で最初の交わりを交わすことがそれにあたり、行為を終えた直後、男の陰茎の根元まで女が専用のリングを嵌め、その後指輪を交換、これは人間国と同様だな。
一部の者等(サキュバス・インキュバス)以外で婚姻関係にある者は、女は手指に二つの指輪、男は手指に一つの指輪・陰茎に一つのリングがある。
陰茎と言っても、人間の男の物とはだいぶ違っていて、根元から二本に分かれることも可能。インキュバスの中には、その分かれたものを更に分かれさすことができる者もいる。その陰茎は意のままに動かすことができる。」
ここで、リルベルの反応を見るヨハンセン。
「違い過ぎて吃驚したかな。驚かしたり気味悪がられたりするのが嫌で、今まで言い出せなかった…」

ーーーーーーーーーーパーティ一行---------

ハイルは村人に絡まれていたルチアを室内に招き入れ、後ろ手に部屋の鍵をかけ、ルチアのそばに行こうとしたとき、
〘うふ、今勇者ったら私の上で懸命に腰使ってるんだけど、気持ちよくもなんともないわ。リルベル様から反応するなって、テレパシーで言われたけど、こんなんじゃ反応したくても、反応しようがないわ(笑)
私が全く反応しないもんだから、勇者ったら健気に(笑)
ハイル、早いところあんたの元割れで二穴塞いで、ついでに口にも捻じ込んで欲しいわ。
ねぇ、ルチアにはどうやってするの?まず最初は人間界のノーマルで、前穴だけ?ハイルあんた、尻穴好きだから物足らないでしょ。でも最初から尻ってのもね(笑)〙
〘五月蠅いオートマタ。黙って勇者にやられてろよ。〙
〘はいはい…(笑)あら、そろそろ勇者限界みたいよ。終わったらどうするのかしら?そっちに戻って、ハイルと二人でルチアを嬲るのかしら…〙
〘こっちはまだ何もしてないんだから、こっちには戻すなよ。飲みに行きましょうとか言って誘い出せ。〙
〘えぇ~まだこいつと付き合わなきゃいけないの(笑)?〙
〘分かったなオートマタ。ルチアが訝しげに見てるから終わるぞ。〙

「ハイル様。あの……どうかなされましたか?」
入口ドアのそばから離れないハイルに、声をかけるルチア。
「いえ、このような格好でルチア様のそばに行くのも、失礼かと思って……でも上衣はそちらだしとか、色々と考えて……」
自分のそばにある椅子の背もたれに、ハイルの上衣がかかっていることに気が付くルチア。
「申し訳ありませんハイル様、気が付かないで。。」
そう言うと、上衣を手に取りハイルへと差し出すルチア。
その時わずかにルチアの鼻を擽ったハイルの汗の匂いが、ルチアに残っていた最後の扉の鍵を開ける。
「ハイル様、あの……こちらでお話ししませんか?」
長椅子の前に立っているルチアは、そうハイルに話しかける。
「(話すだけ、お話しするだけ…それ以上は何も……)お隣にお座りください。(何かしら?何故ハイル様の胸に抱かれたいなんて思うのかしら?でもこれは修道院の時のような、自分で思ってもいないことじゃない…私は、神に仕える身…なのに……)」
長椅子に並んで座ると、上半身裸のハイルに軽くもたれかかるルチア。
先程よりも強くルチアの鼻をくすぐる、ハイルの汗の匂い。
その匂いはルチアの心の扉を開ける。
「ハイル様……」

ーーーーーーーーーーあばら家→魔の子の村---------

「国境の魔の子の村までか(笑)わざわざ行かないでも、ハイルとオートマタに任せっておけばよかろうに……と言っても麗しの君の願いだ、ちょっと行くとするか。王宮のパーティまではまだ間があるしな。」
ヨハンセンがリルベルの手を取り、何事か呪文を唱えたかと思うと、二人の姿は搔き消え、その姿は次の瞬間、魔の子の村中央にそびえる大きなカラマツの遥か上に出現する。

カラマツの周りには、灯が数多く焚かれて、その周りでは人々が談笑し踊っている。
「村祭りの夜か、これはちょうどいい。村長一家もあそこにいるな。リルベルよ、村長の孫娘あそこにいるぞ(笑)」
リルベルに話すと同時に、
〘オートマタよ、聞こえるか。今夜は村祭りがおこなわれているな。〙
〘ヨハンセン様……そこまでご存じなのですか?〙
〘ご存じも何も、村中央のカラマツの上で、リルベルと一緒にこの目で見物しているわ〙
〘ヨハンセン様、リルベル様わざわざのお越し、何か粗相でもしてしまいましたでしょうか?〙
とハイル。
〘いや特に粗相はない。ハイルに任せると言ったしな。。リルベルが直に見たいと申してな……祭りにはメルヒル好みの女が沢山いるぞ(笑)まああいつは好みとかではなく、あれとあれさえついておればいいのだろうがな(笑)。〙

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