真奈美はひとみに手本をみせるようにステージを歩いていく。

観客が見ている前でガウンを脱ぎ捨てて、下着姿になると歓声が聞こえてくる。

真奈美の魅力とスタイルの良さが際立つ下着に観客に視線は釘付けになっていた。
ベットに座り込むとまるで観客を挑発するかのようなぁ笑顔と笑みを浮かべながら、視線は観客を見ていた。

やがて、ひとみもステージに歩いていくとガウンを脱ぎ捨てて、赤の下着姿になる。
乳首やオマンコが透けている下着に観客はひとみに視線を送っていた。

ベットに座り込むと、観客に笑顔を見せながら、下着姿を見せつけていく。

ひとみの前にステージを歩き出す真奈美。…観客の視線も何処か期待感が伴っていた。
ステージセンターでガウンを脱ぐとともに『おぉ』と聞こえる小さなざわめきは、真奈美のスタイルとランジェリーの双方が引き立てあって魅力を増しているためだろう。
笑顔で手を振って歩いていた元気なイメージとは違い、魅せることを意識したゆったりとしたウォーキング。…前半とのギャップが真奈美との夜を意識させる。
ランウェイの先ではベッドサイドにあえて座り、胸と割れ目を隠して挑発しているような笑みを浮かべながら観客に視線を向けている。
真奈美の仕草の一つ一つが、後半のショーのコンセプトを表現するために考えられていると感じさせられる。

少しだけ赤を含んだ照明がステージを照らし出すと、10人にスポットライトが当たる。…そして流れ出す音楽は少し落ち着いたもので、全体として夜をイメージしているのがわかる。
一人目のグラドルがステージ中央に立つと、身に纏っていたシルクのナイトガウンを脱いでいく。観客席から小さな歓声が上がる。…ナイトガウンをランウェイ入口下にいるスタッフに落とすと、ゆっくりとしたペースで歩いていく。
先程までポールが立っていた中央部にはソファーが置かれていて、そこに脚を組んで観客席に意味ありげな視線を向ける。…そしてランウェイ先端部には大きなベッドが置かれており、その上で四つん這いになって胸の谷間を見せつける。

続くグラドル達も思い思いのポーズをとりつつ、観客席とカメラの向こうの視線に対してランジェリを身にまとった自分自身をアピールしていた。

真奈美はひとみに改めてステージのことを説明をする。
(ステージでスタンバイして、カウントゼロになったらショーの始まりなんだ。
ランウェイを歩いて行ってから、ガウンを脱ぐんだ。
下着姿になって、歩くと思っていたけど違うですね。
私の最後のトリなの？皆さまの動きを見て観客にアピールする。)

ただ、１０人のガウンを羽織ったモデルさんの中で最後と聞いて、緊張感に包まれていた。
後半の部のショーはランジェリー関連だから、ライブ配信は最初だけであることはひとみは聞かされていなかった。
こんな姿をライブ配信されていたら、問題になるから配信はされないようになっていた。
ただ、カメラは撮影を行なっていたからひとみはみんなが見てくれていると思いこみ、なんとかショーを成功させたい思いが強く力が入っていた。

(昨日のことを思い出して楽しめばいいの？そうだよね、今つけている下着は男性を興奮させる勝負下着なんだから。)

顔がこわばって、真奈美は見てわかるぐらい緊張するひとみに声をかけてリラックスをさせていた。
明らかに前半のステージとは雰囲気が全く違っていたことからひとみは呑まれていた。

ステージにガウンを羽織った１０人のモデルが照明が照らされて、音楽が流れて後半の部がスタートする。

「初めてのひとみちゃんにもう一回確認ね。
前半と同じでカウントダウンに合わせて私達がステージ上にスタンバイ。…カウントゼロで後半のショーの開幕になるわ。
そうしたらランウェイ中央まで進んでからガウンを脱いでひとみちゃんのセクシーな下着姿をお披露目。あとは前半と同じ流れで戻ってくればいいわ。…ひとみちゃんが10人目で私達のトリになるから、私達の動きを見てひとみちゃんもアピールしてね。
やっぱり前半の盛り上がりを考えての調整かな。…ひとみちゃんとハート・ナイトさんは相性がいいのかな。なんだか映えるんだよね。」
舞台上のカウントダウンが始まるなか、真奈美が最初の流れを確認してくれる。

後半はランジェリー・ナイトライフ関連ということで最初の10人のランウェイまでしかライブ配信はされていない。修整しなければ配信不可なランジェリーや演出が当然のようにあるからだ。…だが修整・編集されたショーの映像が関係者に配布されるためカメラは撮影を続行してるため、ひとみはライブ配信されていると思ったままである。
「ひとみちゃんは昨日のことを思い出しながら楽しめばいいのよ。…だってこの下着だって男の視線を自分に向けて興奮させたい勝負下着でしょ。
それじゃあ、頑張ろうね。」
声を掛けるとすぐに残り15秒、ステージの照明が消えたと同時に舞台上へと配置につく10人。

(真奈美さんの言う通り、本当にファンの人達とセックスした後のように身体が暑つく感じる)

オイルを身体に濡れて、少し触られただけで身体は敏感に反応していた。

チーフが説明して…
(スタートはこれを着るの？ガウンを羽織って)

メイクさんに渡されて、赤のレースにブラとＴバックだった。
かなり、乳首やオマンコが透けて見えていたがオイルを塗られたことによって、身体は疼いていてひとみは何も言わず準備をしていた。

バックヤードでガウンを羽織り、後半の部が始まるのは真奈美達と待っていた。

「なんだかファンの人たちとセックスしたあとのような肌艶よね。…こう興奮で身体が火照ったまま汗ばんだ感じに似てるのよね。
それを思い出してきちゃって、それにさっきの余韻もあって疼いてきちゃうんだけど。」
同じようにスキンオイルを塗り込められた真奈美がひとみの方を見ながら熱い吐息を漏らす。…その言葉が嘘じゃないことを示すかのように、いつもは隠れてしまっている真奈美の乳首が乳輪から頭を出していた。

「スタートはこれでお願いします。…そしてこのガウンを羽織るようにお願いします。」
メイクさんが渡してきたのは総レースのランジェリーの上下。…ひとみのイメージカラーと設定された赤のブラにTバックのパンティ。繊細なレースのデザインの下で乳首とオマンコが薄っすらと透けて見える。
その上に揃いの白のシルクのナイトガウンを羽織るように指示される

ひとみが戻ってくると真奈美が手を振って声をかける。
(ただいま、そのね楽しんできた。)
真奈美に言われ、否定することもなく答えていた。

チーフが声をかけて…
(後半から参加するモデルさんもいるんだ。)
すぐにセーラー服とスカートを脱いで全裸になるとオイルを身体に塗っていく。
身体全体にオイルを隅々まで丁寧に塗られて、なんか変な気分になる。

「おかえり。そっちもお楽しみだったみたいね。」
戻ってきたひとみに手を振って話しかける真奈美。…しっかりと楽しんだのか、薄っすらと火照りを帯びたままの肌が艶めかしい。

「それじゃあ後半の準備を始めます。各スペースへと戻ってメイクと着替えを始めてください。…後半から参加するモデルさんはスペースにあるハンガーラックの名前を確認してください。」
そう中田が声を掛けるとスタッフとグラドルたちが一斉に動き出す。…前半にいたモデルさん達はいなくなっており、代わりに男女二人ずつがモデルとして参加している。

「それじゃあ服は脱いじゃってくださいね。…肌の艶を良くするようにスキンオイルを塗りますからね。」
セーラー服を脱いで全裸になると、メイクさんが媚薬入りのスキンオイルを手にとり素肌へと塗り伸ばしていく。
まずは腕や脚をメイクさんの手が撫でるようにしながらオイルを伸ばし、その次には背中からお尻にかけて、そして乳房やお腹へと擦り込むように塗り伸ばしていく。
塗り残しなど無いように、脇の下や下乳の根本にお尻のワレメにまで塗り込まれ、乳首とオマンコには特に念入りに塗られていった。
向こうのスペースでは男性モデルの勃起したチンポにも丁寧に塗り込まれているのが見えるが、そのメイクの手で撫でさせられても堂々としている。

自分たちの身体も商品として磨かれていく。…前半とは異なり明らかに性的な視線を向けられるのだと思うと、興奮してくる身体を媚薬の効果が後押ししていく。