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無知病弱令嬢

投稿者:サリーナ ◆yPwHPtuzPE
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2024/02/25 19:43:48 (usFLROVs)

「ケホ…ッ、ケホッ、ごめんなさいね、貴方をこんな屋敷に縛り付けてしまって…」ベッドに横たわり、枯れそうな吐息で咳き込む少女。絵画から出てきた女神のような現実味のない美しさである一方、不治の病に犯されており、貴族の娘であれど婚約することもできず、長年辺境の屋敷に『療養』として付き人の貴方と幽閉されていた。日に日に弱っていく身体のことは自分がよくわかり、そう長くもないことを悟っていた私は、部屋を出ようとする貴方に声をかける。「あの…、こんなこと、どうかと思うのですが…。その、私はもう暫くの命です。しかし、一つ心残りが…。その、婚姻もできず、女の悦びというものを知らぬことが心苦しいのです。不埒なことを申しているのは分かりますが…、【中文以上、描写好きな方お願いします。男女問わず・相談から。性に無知であるこちらを利用し、嘘の常識(変態プレイ)を教え込んだり、気遣うフリして身体を使うような方お待ちします】
 
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18
投稿者:サリーナ ◆TAPy3blMsc
2024/02/26 23:35:25    (oeExL2f5)
すみません、書き足し部分に気がついていませんでした。
その続きになります。

 
「これから…ですか?…なるほど、皆に祝福されるための結婚式ですものね。私たちには確かに必要のないものです。昼は体調が優れませんでしたが、今はだいぶ楽になっていますので、それでは、よろしくお願いします。」

少し深呼吸して軽く呼吸を整え、アレクの手を取り、ベッドから立ち上がった。
ネグリジェ姿に軽く上着を羽織り、廊下を進む。
下着の上に薄い絹布だけの格好だが、家族のように信頼しているアレクならば、特に気にならない。

「なんと…、それは、本当に…。アレク、貴方も辛かったのですね…。」

アレクの嘘の身の上話を聞き、簡単に信じ込んで、少し涙を滲ませる。
アレクの手をぎゅっと強く握り、歩きながら肩を寄せ、

「私などではその方の代わりにはなれませんが…、精一杯『妻』として頑張りますね。」

嘘に引っ掛けられ、経験があると信じ込み、アレクの思惑通り、より深くアレクに信頼を寄せてしまった。
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投稿者:**** 2024/02/26 23:19:24(****)
投稿削除済み
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投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2024/02/26 22:21:52    (oeExL2f5)

「正式に、ですか…。うぅん…。」

正式に契りを、と話を持ちかけられると、人の良いサリーナも口元に指を当てて思案する。
嘘の関係ならごっこ遊びの延長かも知れないが、『正式』と付けば、もはや後戻りはできなくなる。家柄を考えると悩むのも当然。

(正式な夫婦関係などと、私の勝手で決めて良いのかしら…。フローレンスの名を与えられてる以上、きちんとお父様に話を…。)

じっと考え込み、無言の時間が続く。
少し重い空気が漂い、時計の秒針が進む音だけが部屋に響く。

(でも、こんな話お父様にしたら、それこそアレクは…。斬首、なんて物騒な話…、お父様ならしかねないかも…。アレクの方が世のことについても詳しいのだし、任せてみても良いかしら…。愛し合う関係ではないけれど、どうせこのままいけば、私は結婚などできるはずもないのだし…。)

二、三分黙り込んでじっと考えた後、ゆっくり目だけあげ、上目遣いでアレクを見つめる。

「分かりました。それでは正式に結びましょう。そもそも私の方から非常識なお願い事をしているわけですし、アレクの身の安全は確保しなくてはいけませんしね。」

お疲れ様です。
私もお返しできない時もありますし、時間はお気になさらず
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投稿者:アレク ◆afwkfkLb0w
2024/02/26 21:57:48    (V.cx/nai)

少し書き足しますね。

アレクの再びの申し出をサリーナが承諾することは計算済だ…少し考えた末に「わかりました…」とサリーナは答た。



「ありがとうございます…それでは…これから夫婦の契を神の前で結びましょう…なに…簡単なことですよ…普通の結婚式は契の儀式のオマケみたいなもので…夫婦の契を結んだことを世間に公表するためのもの…私たちの場合は、それは必要ありませんから…」

アレクはサリーナの手を取り礼拝堂へと向かった。

「さきほど…私も結婚してないのに…とおっしゃいましたね…実は…結婚するはずの女性かいました…私と同じようにフローレンス家に仕える家の娘でした…けれど…結婚式の2日前に馬車にはねられ…私は彼女を心から愛していました…でも…彼女がこの世からいなくなり私は絶望のどん底に突き落とされ、もう2度と誰も愛せないと思ったのです…ですが…サリーナ様の申し出は私にとっても救いなのかもしれません…これをきっかけにして…私も一歩前へと踏み出せるかも…」


礼拝堂に向かいながらアレクが話し出した全ては、口からでまかせ…これもサリーナにアレクを信じこませるため嘘だった…




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投稿者:アレク ◆afwkfkLb0w
2024/02/26 21:37:06    (vr9t3Lae)

アレクがサリーナの申し出を承諾したことでホッとしたのか、さきほどまでの思い詰めた表情は和らいだ。

「妻」という言葉に心が踊るなどと、聞いていたアレクも少しあきれ、思わず吹き出しそうになる。
だが考えてみれば、恋をし色々なことを経験するはずの時に病気が悪化し、そのほとんどの時間を病床で過ごしたサリーナ…だれもが当たり前ように手にするものすら知らずに来たのだから仕方のないことなのだろう…

ある意味、哀れにさえ思えるサリーナの無知さは、アレクにとってラッキー以外何ものでもない。
何と知らないサリーナにどんな嘘を教えようとも、それが間違いだと忠告するものすらいないのだ。

事業が失敗し庭師としてフローレンス家に仕える身となったアレク一家…学校に通うこともなく教養と呼べるものもないアレクだったが、貧しいなかで生きていく術を身につけたアレクは、ずる賢さにかけては群を抜いていた。
どのような態度を見せれば相手に信用させることができるのか…どうすれば信頼を得ることができるのかをアレクは実践の中で培ってきたのだ。そのいい例がサリーナのお父上だ…まんまとアレクに騙され愛する娘を託してしまったのだ。


領主として広大な領地を治めるサリーナのお父上さえ見抜けなかったアレクのずる賢さをサリーナが見抜けるはずもない…眼の前で真剣な眼差しで自分を見つめるアレクが何を考えているのかなど気づくはずもない。


(さて…引き受けたはいいが、どうするかだな…あとあと面倒なことにならないようにしなきゃな…)


「サリーナ様…今、形だけ…と申しましたが、やはり正式に夫婦の契を結びませんか?
こんなことを言うのは恥ずかしいのですが、いくらサリーナ様がお約束をしてくださったとはいえ、何処から露見するやもしれません…正式な契の儀式を済ませておけば、仮に露見したとしても斬首は免れるかもしれません…自分の保身のためにサリーナ様にお願いするのは情けない話ですが…」

短時間の間に頭をフル回転させ出した答だった…後々、この答がアレク自身も想定していない幸運をもたらすことになるのだが…


遅くなりました。








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投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2024/02/26 18:20:21    (dAT8aymz)


「…はっ!それは、確かに軽率でした…。私から頼んだとはいえ、お父様に知れてしまうと…。もちろん秘密、約束いたします。墓まで持っていく…なんて、ふふっ。」

父とは月に一度手紙でのやり取りがある程度で、もはや会うことはほとんどない。
しかし、仮にこのようなことが露見した場合、罰せられるのはアレク達で。

少し慌てながら約束するが、『お願い』を承諾されて安心し、ちょっとした冗談も言いつつ、クスクス一人で笑った。

「ええ、分かりました。夫婦…。もう無縁のことだと思っていたので、嘘の関係とはいえ、少し心踊るものがあります。こう見えても、昔は縁談の話などよく頂いていたのですよ?…病気が悪化してからは全て無くなってしまいましたが…。」

白い絹のネグリジェを纏い、金に輝く髪を指で弄りながら、まだ元気でいられた過去を思い出して憂う。

アレクに強い信頼を置いているサリーナは、アレクが内心何を考えているか、全く気が付いていなかった。

「しかし、私は夫婦というものがよく分かりません。お父様、お母様は仲睦まじくありましたが、それだけが夫婦ではないのでしょう?アレクはご結婚されていませんが、お詳しいのですか?」


お疲れ様です。
サリーナの髪色は金で、長く垂らしたロングヘアということでよろしくお願いします。
お父様の名前はレイウス
必要あるか分かりませんが、お母様はメイサ、家名はフローレンス家でお願いします。
(サリーナ・フローレンス)
12
投稿者:アレク ◆afwkfkLb0w
2024/02/26 13:23:52    (72.eN8mH)

すいません…少し聞いておきたいことが…

サリーナの髪の色は?金?銀?

あとお父上…名前を決めていただきたいかと…

よろしくお願いします。

11
投稿者:アレク ◆afwkfkLb0w
2024/02/26 00:29:27    (x5vJxUok)

「い、いえ…下品などということは…私としては…サリーナ様からそのような申し出を頂いて光栄に思います…ですが…」

透き通るような白い肌をほんのりピンク色に染め俯くサリーナ…おそらくその言葉は咄嗟の思いつきではなく考え抜いた末のことであろう…

サリーナの美しさは、この世のものとは思えないほどだ。もし不治の病にかかってなければ国中の貴族はもちろんのこと、他国の王族からも婚姻の申し出が跡を絶たなかったに違いない。
庭師の息子であるアレクが言葉を交わすことなどない違う世界の女性なのだ。
その女性がアレクに女の喜びを教えて欲しいと願い出たのだ。


(まさか…サリーナ様からこんなことを…クククッ…)

アレクはサリーナのお父上から娘の世話を命ぜられた時、サリーナの病についてとことん調べ上げていた。その結果、治ることはほぼないことと感染するというのは噂だけであると掴んでいた。
アレクが1年近くひとつ屋根の下で暮したサリーナに対して欲情しながらも耐えてきたのは、サリーナに手を出したことが万が一でも人に知られサリーナのお父上の耳に入った時のことを考えてのこと…アレクの口元に浮かんだニヤリとした笑みは、降って湧いたような幸運に対してのもので、自分の口にした言葉を恥じて俯向いたサリーナは気づくことはなかった。

「わかりました…サリーナ様がそこまで仰るなら…私に出来ることは全てお教えします…でもこのことは絶対に他言なさらぬよう約束をしてください…もしお父上の耳にでもはいったら…私はもちろんのこと…私の父や母まで罰を受けることになります…」

シーツを握りしめ俯向いていたサリーナは顔を上げると「はい…約束します…」と口にする…

「ありがとうございます…では…形だけですが…今日から私たちは夫婦の契を結んだことにしましょう…いえ…あくまで仮にです…夫婦でなければお教えできないことも沢山ありますし…なによりサリーナ様には「妻」というものも知っていただきたいと思いますので…」



10
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2024/02/25 23:30:46    (BLDmTPoa)

はい、ある程度歩いたり、その他の自身の世話は可能という程度で大丈夫です。
感染するかも、とされている病気もあり、自ら進んで出歩いたりはないかもしれませんが、気晴らしに軽く庭に出て…とかをたまに行っているような感じですね。

置きレスについては可能な範囲で返す程度で、おっしゃる通り義務にならないように、楽しめるように遊んでいきましょう。
こちら平日は基本的に夜、休日は可能であれば昼頃にもお返しできたりするかもしれません。


「いえ…、下賤などと、そのようなことはありません。貴方…、アレクにはいつも大変お世話になってますから…。…日に日に、弱っていくのを感じます。不埒なことと言いますか…、下品なことを口にしているのは重々わかっているのですが…」

アレクはまだまだ若く、未来ある青年。それに対し、自分は近く果ててしまうかもしれない身であり、負い目を感じていた。
他者に感染するかもしれない、と恐れられ、忌避される自分に対し、献身的に看護してくれる彼に心から感謝しており、強い信頼を感じていた。

それに、今日は体調が優れず、アレクの言う通り、心が弱っていたのも事実で。

だからこそ、このようなことを口にしてしまった。

「その、アレクが嫌ならもちろん拒絶していただいて構いません。相手を選ぶ権利は当然ありますし…。しかし、私は普通の女性が手にする幸せを、その一端すら知らないままこの世を去るということが怖くて…。その…」

アレクに恋心があるというか訳ではなく、強い好奇心からくる誘い。
世の大半の女性が享受するはずの幸せを一切知らず、婚姻はおろか、恋愛すら分からないままというのは酷く恐ろしく感じてしまった。

とはいえ、よく考え…ずとも、非常識で不埒な誘い方をしており、透き通るような白い肌はほんのり桜色に染まり、恥ずかしくなって俯いてシーツを握りしめる。


9
投稿者:アレク ◆afwkfkLb0w
2024/02/25 22:41:57    (23NiSqBN)

了解しました。
ベッドに横になっている時間が多いため手足は細く…て大丈夫なのですが、ゆっくりならば一人で屋敷の中や庭くらいは歩け、トイレやお風呂は一人でも出来るくらいがいいかと思うのですが…全てを世話するとなると男をつけるのは不自然かと…

お返事を待っている間に書いていました。
置きにして頂いたほうごコチラも助かります。どうしてもレスできない日もあるかと思うので、1日1レスは…と義務感を持たずにゆっくりと進めて行きましょう。
何かあれば、その都度ご相談したいと思いますので…


(くそっ!いつまでこんな片田舎で病弱の娘の世話をしなくちゃならねぇんだ…)

サリーナをベッドに寝かせ部屋を片づけるアレクは、心のなかで吐き捨てるように呟いた。

父親の雇い主であるサリーナのお父上の命で辺境の地にある屋敷に来てはや1年…名目は病気の娘の養生となってはいるが、伝染るかもと噂のある病気の娘を世間の目から隠すためのものなのは明らかだ。

実際のところは、サリーナのお父上は娘を深く愛しており手元に置いておくつもりだったようだが、一族からの突き上げで仕方なく娘を辺境の地へと送ったのだった。

愛する娘の世話係にアレクを指名したのは、若い頃の罪を悔い改心したと信じたためであったが、当のアレクはサリーナのお父上に対して恨みを抱いていた。そして毎日くり返される退屈な日々にも飽き飽きしていたのだ。


「ではサリーナ様…何かありましたら呼び鈴でお知らせください…」

アレクは、そんな不満を顔には出さずサリーナに一礼をし部屋を出ようとした。
だが呼び止められ、サリーナの口から出た言葉に一瞬耳を疑った。


「えっ?あ、あの…サ、サリーナ様…そ、そのようなことを仰ってはいけません…ご病気でお気持ちが弱くなられているのでしょうが、私のような下賤の者にそのようなことは…」





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