イメプレ
1:佐久間スポーツジム
投稿者:
亮平
◆GLvqrwKyXs
2025/07/07 00:51:58(sEz/5txh)
「大西君は入寮無理か……夜になってこの建物に女性一人だと何かと物騒だよな。
俺が寮のフロアに引っ越し…それもいいかな(笑)通勤時間も格段に減るし、いい年した男がいつまでも実家暮らしじゃ、女性も寄り付かないってもんだし、会長は早く出て行けって五月蠅いんだよ……
俺が住む住まないは別問題として、マンションタイプの方、一部屋だけでも寝室の内装だけ特急で進めさせてくれる?そうすれば堂本課長とかが終電逃してもそこに泊まれるでしょ。」
「なぜ私なんですか(笑)私は愛する妻子の元へ電車があるうちに絶対に帰宅しますよ……それは置いといて、内装の件承りました。明日にでも内装屋手配しておきます。」
「うんよろしくね(亮平心の声:メール処理終わったら駅向こうの家具屋行ってベット見てくるか。)」
「じゃあ、私はこれで失礼します。鍵お願いしますね。(堂本心の声:まさか本当に住むわけじゃないよな…俺が焚きつけたわけじゃない、俺は関係無いぞ。)」
堂本が社から出て行き、メーラーを起動する亮平
「京本さんと横山さん、特別会員の事聞きつけちゃったか…黒木君も口が軽いな……こんな口が軽いようじゃ考えたほうがいいかな。」
そんなことを思いながら京本・横山へのメールをしたため始める亮平
メール
【耳にしちゃいましたか(笑)…お二人に隠してたわけではないんですが、一号店(本社ビル)の改装が終わったら、メニューを一新して個別レッスン等を導入しようかと考えています。上階には今までなかったスパ・サウナも新設予定です。
個別レッスンを受けたい方を特別会員として考えています。
お二人もいかがですか特別会員。人数はごくごく少数で考えています。
興味があれば今度飲みに行った時にでもお話しします。】
「これでよしと」
メールを送ってから、家具店に行くため駅方向に向かう亮平。
駅前で張っていた渡辺照は、向こうから歩いてくる亮平に気が付く。
「あっ!あのおやじ!!もうちょっとで胡々希ちゃんが来る時間だっていうのに……いやでも一言言ってやらんと……
おい、おっさん。」
叫びながら亮平の前に飛び出る渡辺照。
「君は……確か渡辺照くんだっけ?こんなところでどうしたの?」
「どうしたじゃねえよ。胡々希ちゃん…いや胡々希、俺の女をどこに隠しやがった……」
「僕が井ノ上さんを隠す?どうして?君井ノ上さんの彼氏だって言ってたよね。井ノ上さんうちの社員や僕とメールとかでのやり取りしてたよ。」
「お前が俺に連絡しないようにって言ってたんだろ。」
「さっきから話が見えないんだが、どうして僕が井ノ上さんを隠さなきゃいけないの?連絡とれないのは僕のせいじゃないよね。君井ノ上さんに嫌われるようなことしてない?」
「なんだと、この野郎。」
今にも殴り掛かりそうな渡辺照。
その様子を電車から降りてきた井ノ上胡々希 が驚いた眼で見ている。
それに気が付いた亮平が
「向こうにいるの、井ノ上胡々希さんじゃないのかな?」
亮平がそう言って指さすと、渡辺照が指さした方向を見る。
25/07/16 16:29
(xXBHFtUH)
◯◯駅の階段を降り改札口を出ると見上げ誰かに文句言っている渡辺照の姿が見える。
た同時に「この野郎」と声を荒げる渡辺照の声。
驚き見ると亮平も居る、(心の声(友達の話し本当だったんだ…、真逆とは思ったけど何してるのよ!もう、頭痛い……。))
駆け寄ると亮平に向かい謝罪をする。
「度重なる失礼、申し訳ありません。
渡辺君、なぜ社長に凄んでるの?みっともないよ?それにこんな駅のど真ん中で!こっち来て!」
渡辺照の手首を掴み隅に連れて行く、心配そうに亮平がこちらを見ている?
渡辺
「胡々希ちゃん、あのおやじに俺に連絡しない様、言われたんじゃないのか?!」
「なぜ社長がそんなする必要があるの?それにおやじだなんて失礼でしょ!」
渡辺
「アイツ、絶対胡々希を狙ってる!目が厭らしい!」
「話が見てないんだけど…?」
切々と亮平が胡々希顔、身体目当てで採用した。と言い出す。
「渡辺君、会社の面接って社長一人の権限で採用出来ると思ってるの?
渡辺君が内定もらった会社ってそんな会社なの?」
そう言うとモゴモゴと口籠る。
「それに仮に社長が渡辺君と会うな。と言ったとしてもそれに私が従わないといけないの?
私が会いたくなかったから会わなかったの、話したくなかったから話さなかったの、理解出来てる?」
渡辺
「俺の事、好きじゃないの?」
「今は好きじゃない、最後に会った日、渡辺君、何て言ったか覚えてる?」
渡辺
「えっ?何か変な事言ったかな?」
「言ったの!それで私が怒ったの、だから連絡したくなかったの。
渡辺君、社長の事、身体目当てと言ってたけど…、それ以上の事、貴方言ったのよ?
社長に言いがかりつけてなかったらもう少し落ち着いて話ししたかったけど…。
もう立ち話でいいや、寮に入る事になって寮規則で家族以外の異性を入れる事、出来なくなったの。
覚える事も多いし暫く会う事、出来ないからそれを伝え様と思ったから会いに来たの。」
渡辺
「えっ?何で寮?何で異性入れられないの?」
「会社の持ち物だもの、規則が有って当然でしょ、大学だって寮、異性の立ち入り禁止でしょ。」
渡辺
「それはそうだけど休みの日は会えるでしょ…。」
「私は土日、祝日休みではないよ?」
渡辺
「それは有給取るなりして俺が合わせるよ。」
「……新入社員が?急用でもないのに有給?それに会社にもよるだろうけど有給取れるのって半年くらいしてからだよ?」
渡辺
「胡々希ちゃんが休みの日の夜に会えるよ。」
「ねぇ、渡辺君と呼んでる時点で気づいてくれないかな?
呆れてるの、ガッカリしてるの、距離置きたいの。」
渡辺
「何か怒ってるだけだと思ってた。距離置くの俺嫌だよ。」
ゴネてゴネてゴネ巻くりの渡辺照と話の通じなさにいい加減疲れてきた胡々希。
25/07/16 19:40
(T9G4MBRV)
胡々希が渡辺照の手を引っ張り壁際に連れて行き、何事か言い合いを始める。
亮平は何となくその場を離れる気にもなれず、少し離れたところで成り行きを見守っている。
何事かごねている渡辺照と静かながら激昂している様子の胡々希。
何と言ったかは定かではないが、少し大きめの胡々希の声が聞こえたと思った次の瞬間、胡々希の身体が床に倒れる。
渡辺照は何をするでもなく、その様子を見下ろしている。
「井ノ上さん!大丈夫!!」
亮平は駆け寄り、来ていた上着を頭の下に差し入れる。
「渡辺君何してるの!駅員さんに連絡して」
亮平も動転はしていたが、むやみに身体は揺らしてはいけないということは、頭のどこかにあったようで、声だけかけ続けている。
渡辺照に連れられて駅員もその場に来る。
駅員が「救急車呼びました。10分位で到着するとのことですが。」と報告したころには、周りに野次馬が半円を作っている。
来るのが遅いなと思い始めたころ、サイレンが近づいてくるのが聞こえ、サイレンが近くで鳴りやんだかと思うと、ストレッチャーを押した救急隊員が近づいてくる。
「どうしましたか?貴方は?」
救急隊員が何故か亮平に聞いてきたので、亮平は自分の身分と見ていたことを正直に話す。
「そうですか。では貴方佐久間さん、救急車に同乗してください。」
ストレッチャーに付き添い、ロータリーに降りる亮平。
促されるまま、救急車に乗り込む。
外では照も乗りたそうにしていたが、その目の前で閉じられる後部ハッチ。
数分の間受け入れ先を決めるため、無線でやり取りしていた救急車だったが、サイレンを響かせて走り始める。
車内では救急隊員がバイタルを取ったり、胡々希に話しかけたりと、忙しく動いている。
数分いや十数分、数十分だろうか走った後救急車が止まり、後部ハッチが開かれストレッチャーが運び出され、救急室に運び入れられる胡々希。
処置をするということで、救急室外のベンチで待っていると、救急室に呼ばれる亮平
医師に問われるまま、ここでも亮平は自分の身分と倒れるまでにあったことを医者に話す。
「そうですか。倒れた時に頭は強打して無さそうだし、バイタルも正常、まあ問題はないと思いますが、血液検査だけやっときます。一応今夜は泊っていただいて明日には帰れると思います。」
医師がそう話している間にも看護師がベットを運び込み、胡々希の身体がベットに移され、病室に移動される。
少しの間ベット横の椅子に座り、胡々希の顔を見ていた亮平だが、談話室へ行き、携帯電話で堂本課長へ連絡を取り、起こったことを話して、井ノ上胡々希の実家へ連絡を取らせる。
病室へ戻ると、胡々希はまだ眠っている。
25/07/16 22:48
(xXBHFtUH)
削除済
2025/07/17 15:57:05(*****)
私、井ノ上胡々希は大きな声を出す事があっても身体が震えるほどの怒りを感じる事は今までなかった。
そのせいか過呼吸になりその場に膝をつく、ハァハァハァ………、早く浅い息づかい…、そのままブラックアウトする。
心配する声が聞こえる、あまり聞き覚えのない声、確か私は今まで彼氏の渡辺照と話してたはず彼の声じゃない。
頭を支えられ首元に柔らかい物が…、横向きにしてくれ、洋服の上からブラのホックを外す手。
この手知らない、でも性的な物は一切感じない、ショートパンツのボタンも外されたがその上に重みがある。
鞄?何だろう……、こんな駅前で倒れてしまった私を助けてけれてるの?
ストレッチャーかな?体が浮き寝かされてバイタルを取ってるみたい。
……何も考えられないまま救急車が走り検査が行われる、目が重い、開きたくない。
胡々希の右手が宙を浮く。
「パパ、ママ……、置いていかない………で。
私、パパとママみたいに…、したかったのに……。
さいよう、しょうがくきん…、頑張ったのに…、もうダメだ……。」
佐久間亮平が緊急連絡先に連絡をすると胡々希の父の姉、胡々希からして伯母、井ノ上里香。
里香
「胡々希の就職先の社長さんでいらっしゃるんですね、……申し訳ありません、ここ十年ほど胡々希には会っていませんし疎遠なんですよ。
胡々希から聞いてません?早くに胡々希の父母が居なくなり、父方の祖父母と生活してたんですが……。
胡々希には本当に悪い事をしました、私の元旦那が胡々希に手を出そうとしたんです、それを私、責めてしまって……。(泣き声)
胡々希は悪くないのに…、中学生の胡々希が誘惑する訳無いのに…、嫉妬心から罵ってしまいました。
今更、私、合わせる顔ありません、謝罪ついでに胡々希に付き添っていただけませんか?
そしてその彼氏とか言う男から遠ざけで頂けませんか?
厚かましい願いと思いますが胡々希も今更、私に会いたくないでしょうし………。」
翌朝、目を覚ますと………。
「えっ?社長?」
椅子に座り腕組みをし眠っている佐久間亮平。
(心の声(昨日の…、あの時からずっと傍に居てくれたの?
おじいちゃんやおばあちゃんみたいに心配してくれてるのかなぁ?
……それとも就職前に問題を起こしたから採用取り消し?
そうだよね、取り消し仕方ないよね、トラブルになるなら切られても仕方ないもんね。
悲しいけどお礼を言って去るしかないよね。))
25/07/17 16:35
(kWAJNOrm)
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