『凄い…凄い見られてる…。』目の前には知らない男性がいると言うのに、胸元ははだけ脚も拡げて上下の下着を晒す私。恥ずかしいはずなのに…何故か身体が熱く火照るような感覚。『恥ずかしいのに…凄く恥ずかしいのに…私…こんなに見られてるのに…。』あり得ない状況が私の感覚を別の次元へと連れ去るかのように、目の前の光景を受け入れようとしていた。サイトにアップした写真とコメント。すぐさまコメントが機関銃のように打ち込まれる…。『そう…ここ…ネカフェなのに…。おっぱいの下まで…ファスナーを…。』『見えてる…?そうだよ…ブラ…丸見えでしょ…!』『ブラ…そう…スケスケのイヤらしいブラ…。乳輪も見えちゃってるでしょ…?』『そうだよ…?おっぱいも…股間も…ガン見されてるよ…?でも…ワンピはだけたままなの…脚も拡げて…パンティも見られてるの…。』『弄って…もらう…?ネカフェ…それは秘密…。』ひとつひとつのコメントに、それぞれ答えるように心の中で呟く度に、今までの私ではないもう一人の私が現れたかのように淫らな雰囲気を纏っていく。そこに届いた夫からのメール。もうそこまでで十分だ…そう言われると思っていた。そこまで…そう言われると思い、少し残念な気持ちも心の何処かに芽生えていたのかもしれない。しかし…夫からのメールは…。『えっ…!?路線名…!?そうだね…それだけなら…このネカフェを特定するのは難しいよね…。それであなたはもっと興奮できるの…?だからそれを教えさせるんだよね…?いいのね…?ホントに…教えても…。』そしてコメントをあげようかとサイトに戻った時に、あの男性からのコメントが上がっているのに気づく…。『ハードル…高過ぎですよ…。こんなに…恥ずかしい姿…。どうして…?どうして私の気持ちがわかるの…?』目の前でこちらを見つめる男性に資産を移すと、テーブルの下で不自然に手が動いているのが見えた…。『まさか…あの男の人…こんなところで…!?』一瞬で興奮していることも、我慢できないことも理解できた。『まさかあの人…私を見て…自分で…。』明らかに私よりも年下の男の子に見える、気の弱そうな人。そんな内気そうな男性が私の姿を見て一人で慰めている事に恥ずかしさよりも可愛らしさを感じてしまった。『あの男の子も…興奮して…?あなたも…興奮してくれてるのよね…?なんでだろう…私も…興奮しちゃってるのかな…。』サイトのコメントの乳首が見たいと言う言葉を思い出した。目の前の男の子もそう思っているのだろうか…。おそらくスケスケのパンティからは元々の薄い陰毛も、隠す術のない割れ目までも見られているに違いない。『あの男の子も…私の乳首…見たいのかな…?』あり得ない考えが思い浮かんでしまった…。見たいのかな…?と言う言葉の裏に見せてあげようかな…?そんな想いが潜んでいるような…。そしてサイトにコメントを打ち込みながら、背筋を伸ばし胸を張るように…。途端に身体に張りつくようなタイトなワンピースは自然にファスナーがジリジリと下がり、スケスケのブラが丸見えになるほどに左右に拡がってしまう。そのまま立ち上がると、コメントを打ちながら歩き出す。スマホに視線を落としたまま、忙しく左手の親指が動き回っている…。《みなさんに見られて…恥ずかしいです…。そんなに透けてますか…?今、コメントを打ちながら…私を見つめていた男性の横を通り過ぎようとしてます…。
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平静を装いながらブースに戻る。後ろを振り返ることなく、後ろ手に扉を静かに閉める。高鳴る鼓動。まるで辺りに響き渡るんじゃないかと思うほどに私の耳には確かに聞こえている。隣のブース、そこに居るだろう夫の気配を気にする余裕はなかった。『凄い…あんなに大胆に見せちゃうなんて…。』あの男の子の横に立ち止まってから…このブースに戻るまで、誰かとすれ違う事はなかった。もし誰か他の人と遭遇してしまったなら…。『あの男の子は…気弱そうだったから…。でも…もし他の男の人だったら…。』暫く操作していなかったパソコンはスリープし、目の前の大きなモニターは暗く色も光も失っていた。そこに映る私の姿がボンヤリと見える。ハッキリとは映らないまでも、胸元が左右に拡がり、中の赤いブラが剥き出しになっているのはわかった…。『こんなに…大胆に見せちゃうなんて…。』ある意味、危うい状況であった事は理解できた。運よくここまで無事に辿り着けただけの事。周りに他の男の人が居たとしたら…ただでは済まなかったかもしれない。途端に恐怖と不安が込み上げてくると、カタカタと小刻みに震える膝の動きが全身へと伝わり、身体中が小さく震え始める。『あなた…。私がこんなに…怖い想いをしてるの…わかってる…?』夫に対する恨み言が心の中に満ちる頃には先程までの恐怖は薄れ、ここまで私の行動を制止しなかった夫への当てつけのような悪戯心が芽生え始める…。『あなたがそれを望んでいるなら…。こらからも他の男の人からの指示を止めないなら…。どうなっても知らないからね…。』そんな気持ちが湧き上がったのは、あの男の子のあり得ない行動だったのかもしれない。ブースの中でならばまだしも、店内の共有スペースでのあの子の大胆な行為。気づかぬ素振りをしていながらも、チラチラの彼の行為を覗き見ていた私。『まさかあんな場所で…一人でし始めるなんて…。』彼の大胆な行動には、私の行為が確実に関係している。私がサイトの指示に従って大胆に振る舞った為に、私のその姿が彼を挑発してしまったから…。ある種の罪悪感…申し訳なさのような気持ちも湧き上がりながらも、見知らぬ男の子に目の前でオカズにされる異様な空気感を思い出してしまっていた。『あの男の子…私を見ながら…あんなに激しく…。』現実とは思えない異様な光景。オカズにされてるとわかっていながら、そこからの逃げ出すこともない私。相手が内気に見えたからできたことなのか…それとも…別の感情が…。太ももに滴る粘り気のある液体が、全て現実の出来事だと認識させる。ネットリと滴る男性が放った液体をそのままに、眠っていたパソコンを起こしサイトを確認する。『凄い…こんなに…コメントが…。』囃し立てる者…私の気持ちを煽る者…。羨む者や褒め称える者…。更にはこの場所を特定しようとヒントを乞う者…。そのコメントのひとつひとつに妄想を付け加えると、脳内では現実以上に淫らな世界が拡がり始めてしまう…。『そう…喜んでた…。私の乳首を見て…あの子…ひとりエッチまで…。あの子に…私…襲いかかられちゃうの…!?』そんな妄想が信じられないほどに私を淫らな世界へと引摺り込んでいく…。この後どんな事が起こるのか…どんな指示をされるのか…不安よりも期待めいた気持ちが湧き始めると、あの男の人のコメントが上がった…。
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