『ダメっ!それだけはダメっ…!』そんな気持ちを表すように、不安げな表情を浮かべた私は顔を左右に小さく振る。男性からの『旦那にバラしてもいいのかい…?』その言葉が私の中に生まれた夫への秘密を隠そうとする私の運命を確定してしまったのかもしれない。カウンターの下に押し込まれ、目の前に見せつけられる凶器のような塊。ブルブルと脈打つように震えるそれは、私には未知の存在で意識を奪われたかのように見つめてしまった…。『俺のちんぽ…しゃぶれよ…。』そんな力強く私の意思を無視したような言葉を投げ掛けられた事などなかった。夫にはもちろん…それ以外の男女問わず、強要されるような言葉を浴びせられることも初体験。なぜか私はその力強さに抗う気持ちが薄れてしまう…。『でも…でも…。一輝さんのおちんちんだって…しゃぶったことなんてないのに…。なんでこんな気持ち悪いオジサンのおちんちんを…。』薄れていく抗いの気持ちの中でも、生理的に受け入れられない事に拒絶する考えは存在した。それでも精液で汚されたパンティを穿いている事を…他人の精液が膣の中に染み込んでいく事を…夫に知られたくはない気持ちを逆手に取られ、薄気味悪い男性の言葉が私の心に催眠を施すかのように染み込んでくる…。『知られたくない…一輝さんには…私のパンティが…他の男の人の精液で汚されてるなんて…。』夫へのせめてもの償いとでも言おうか…夫との行為であってもゴムを着けてしたことしかない…。それなのに他人の精液が膣の中に染み込んでしまうなんて…言えるはずもなかった。「んっ…うぐっ…んんっ…。」醜いほどの塊を目の前で揺らす男性に言われるままに、男性の言葉通りに舌を這わせ口内への侵入を許してしまう。『あぁ…イヤぁ…。口の中に…おちんちんが…。』男性に言われた通り、おちんちんを咥え込んだまま上目遣いに男性の顔を見上げる。嫌悪から…夫への申し訳なさから…瞳は潤み、今にも涙が溢れそうなほど…。そんな瞳が男性には憂いを秘めたように映ったのかもしれない…。男性は嬉しそうに私の顔を見つめ、その様をスマホで撮影し続けていた。それと同時に足の親指を割れ目に突き立て、パンティごと膣の中に捩じ込まれながら、尖った乳首を強く摘まれ捻り上げられると、痛みが強烈な刺激となって私を襲う。途端に切なそうに歪める表情。『許して…。』そう訴えているような苦悶の表情が男性の心に火を点けてしまったのか…。喉の奥まで塊を挿し込まれ、嗚咽を漏らすほどの苦しさに襲われる…。『くっ…苦しい…なんでこんな…あぁ…イヤぁ…。』その時、カウンターの向こう側から声が聞こえてくる。薄いカウンターの向こう側には見知らぬ誰かが男性と話している。お客さんとの会話。店の従業員として振る舞う薄気味悪い男性の塊を喉奥まで突き刺される非日常…。私の中の何かが弾けるように壊れていく…。まるで奴隷のような扱いを受けていると言うのに、身体に与えられる刺激も手伝って、次第に身体は熱く昂ってしまう…。とても現実とは思えない異常な空間に、私は辱められる虐められる自分自身に酔い始めてしまったのか…。先程よりも更に力強い低い声で凄まれると、言われた通りに男性の塊に舌を絡め、まるで奉仕のように男性の欲求を満たす為に…。『えっ!?オナニー!?それは…。それはダメ…!オナニーなんて見せられない…。一輝さんも…私がオナニーしてるなんて…知らないのに…。』こんな悲惨な状況にあっても夫を思い遣る気持ちだけは失わずにいた。それでも塊をしゃぶらせながらオナニーを強要する男性の
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「はぁ…はぁ……はぁ…。美味しい…だなんて…。そんな事は…。」生まれて初めてのフェラチオと口内射精を経験した私。上下のファスナーはお腹のところに集まり、ワンピースは上も下も大きく開かれ、肩からズリ落ちそうな程に開かれ、大きく開いた股は紐のように束ねられたパンティを割れ目に食い込ませた姿を晒したまま…。『飲んじゃった…男の人の精液…。一輝さんのじゃないのに…他の男の人の精液が…私の身体の中に…。』口元は溢れ出した涎が糸を引きながら滴る程に濡れ乱れ、息も絶え絶えにと言った様相に見出している。そんな惨めな私を更に追い込むような気持ち悪い男性の言葉に従い、再び固さを失わない塊に口づけするように唇を這わせ、まだ外に放出されきっていない残りの精液を吸いだすように舐め取る。「えっ…!?しゅっ…主人には…そんな…。」夫には知られたくないという意思を読み取られたのか…私の心を抉るような言葉で私に追い打ちをかける男性の顔を見あげて、不安そうな色を浮かべた表情を見せてしまうと、私を見つめながらニヤニヤと薄気味悪い笑みを浮かべる男性。『イヤらしい笑い方…こんなにイヤらしい目で見られるなんて…。』嫌悪すべき対象であるものの、なぜか向けられる卑猥な視線に身体が熱く火照るような感覚にとらわれる。そんな私に手渡された丸めた赤い布切れ。ようやくブラを返してもらうと、慌ててブラを着けると、カウンター横の通路での写真を撮る。サイトへの投稿も済ませると、よろめく足取りでブースへと戻っていく…。『なんで…。なんであんなオジサンのおちんちんを…。一輝さんのおちんちんだって…あんな事したことないのに…。』頭の中に夫への申し訳なさが拡がる。と、同時にあの男性が言っていた言葉…『新たな秘密…旦那さんかなりショックを…。』忌まわしいとも言うべき醜い男性の声が響き渡る…。頭を左右に大きく振り、記憶からその声色を追い出そうとすればするほど…『気持ちよかった…奥さんのフェラチオ…またよろしく頼む…。』そんな言葉まで引き連れて、記憶の中に蘇ってくる…。『私のフェラチオが…気持ちよかった…?始めてしたのに…気持ちよかっただなんて…。』何故か褒められた時の安堵のような感情が湧き上がり、苦悶の表情を浮かべていたであろう自分自身のみだらな行為を思い浮かべてしまうと、身体中に疼きのような感覚が戻り、下着を回収できた報告に対するサイトの反応が気になった…。『トラブル…?ダメ…詳細に報告なんて…一輝さんも見てるんだから…そんな事…言えない…。』サイトからの報告を迫るコメントに抗うような言葉を呟き、なんと報告したら良いか迷う間にも次々にコメントが上がり、再びあの男性からのコメントが…。『大人のおもちゃ…!?そんなの持ってない…。持ってるはずない…。』世間知らずの真面目な主婦であっても、大人のおもちゃぐらいは知っていた。そんな道具は欲求不満の淫らな女が使うものだと軽蔑してきたはずのもの…。自慰行為すら恥ずべき行為だと考えていた私には無縁の存在だと思っていた。無言で固まる私に夫からのメールか届き、その言葉の通りカバンの中を確認すると…。『なにコレ!?なんでこんなものが!?』カバンの中から取り出した数々の淫具。目の前に並ぶ奇抜な色と、グロテスクな形…。初めて実物を目にした私は興味深げに見つめてしまう…。『なんでこんなにエッチなおもちゃが…。』夫が仕込んだのだろう…。ここでおもちゃを使っての自慰行為を望んでいたのだろう…。そんな思考に至ることは難しいことではなかった。夫が仕込んだ玩具、サイトから求められる言葉…。その両方がひとつに繋がっていく不思議を感じながらも、その淫ら
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