「はぁー…っ、はぁ…っ」(涼し…、このま、ま寝たい…。)ブラウスを脱ぎ、ベージュ色のインカーキャミソールとなった花崎。顔は真っ赤になっているが、泥酔した頭は羞恥というよりも上がった体温を冷ませることを喜んでいる。言われた通り服を脱いだ。これで酒は免除してくれるはず。だったが「ぁ…、ぇ…?」服一枚につき、一杯免除。それも免除だとしても、目の前で自分の唾液を味わうようにして、酒が飲まれる。いや、それはこの際いい。花崎はチラッと目だけで自分の今日の服装を見るインナーキャミソール、ブラジャー、革ベルト、パンツ、ショーツ、靴下…。お猪口の残りは、ブラウスを脱いだことにより後9杯。靴下を2枚分と数えたとしても、残りは7個で…。(7杯も、無理…、で、でもっ、だって、服もっと脱ぐの…?こんな、人たちの前で…っ?し、下着だけ、残して、後2個は頑張って飲も…、そうしよう…。)こんな状態で日本酒の一杯すら危険だが、これでは全裸にならなきゃ間に合わない。そして、そんなことは泥酔し、アルコール漬けの頭でさえ良しとしなかった。無言のまま、インナーキャミソールに手をかけ、ずるっと持ち上げる。たわわに実った乳房。サイズとしてGカップにもなる巨乳は、幾多もの男の視線を集めてきた。レース刺繍が編み込まれた黒いブラジャーに支えられながら登場し、どよめきは歓声に変わる。「見ないで、くだ…、さぃ…っ、ヒック…!」タプタプに液体で膨れたお腹を締め付けるベルトを外し、スルっと抜き取る。そうなればあとは簡単で、腰を少し浮かせてズボンを下ろし、掘り炬燵の中に蹴り捨てた。花崎のショーツは汗本や禿田、筋山ほど近い席のものしか見れていないが、上とお揃い黒いTバックタイプのショーツ。こんな男たちの前でスカートなんか履けない、ということでのパンツスタイルのスーツを着る花崎だが、フルバックのショーツはショーツラインが出てしまうため、Tバックを着用している。しかし、この男たちにはそんな花崎の事情などわかるはずがない。単にTバックはエロい、その程度での認識しかない。せっせと靴下をそれぞれ脱ぎ捨て、それも掘り炬燵の中に捨てる。「全部で、5個脱ぎまひ、た…ぁっ、後は、飲みます…っ、だから、許ひっ、許ひて…っ」唾液入りのお猪口は約束通り、それぞれ社員が消費した。残る二つのお猪口のうち、一つを手に取り、じっと見つめる。(まだ飲むの…?もう無理でしょ、本当に死んじゃうよ…?)(じゃあ脱ぐのっ!?こんな人たちの前で、下着が最終ラインでしょっ!?)(吐きそう、気持ち悪い、裸になればもっと涼しくて気持ちいい…)頭の中の色んな花崎が激しく議論し、頭がガンガンと割れそうに響く。それが煩わしく、背中を押されるようにお猪口に口をつけ、一気に口内に入れた。「…っ、ご…くっ。……はぁっ、ぁ。飲みまし、た…?」(あれ…、なんで減ってないの…?残り2個から、1個飲んで、後また2個…?)お猪口を手に取って躊躇っている最中に、筋山によって一つ増やされてしまった。下着姿で逃がすはない、その意思表示だった。全身が桜色に染まり、潤んだ瞳は半開き。窮屈そうにブラジャーに締め付けられる胸は呼吸に合わせて上下に揺れる。
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「ふふっ…考えてる考えてる…。ブラウスを脱いだその格好じゃ、残りはせいぜい5枚程度だろ…。飲むか…脱ぐか…。いくら酔いが回ってても、必死に考えるだろうな…花崎…。」禿田や汗本、その他の取り巻きがブラウス一枚で許すわけもないと息巻く中、性的な欲求よりも如何に屈辱を、惨めな想いをさせるのかに執着する男、筋山。冷静に、着用している衣服の数とお猪口の数を照らし合わせて確認しながら、そんなことを考えていた。追加の一杯目すら口に出来ずブラウスを脱ぐことを選択したところからも、酒に対する余裕のなさは明らか。とはいえ、まさか公衆…、もとい毛嫌いする男たちの前で全裸など以ての外だろう。全部脱いでも足りない…、もちろん全部脱ぐ訳にもいかない。「見ものだな…花崎…。」手元にあったお猪口に別の徳利から日本酒を注ぐ。特に何か深く考えた訳では無い、加えて禿田や汗本と同様に、一人の女に寄ってかかる姿は卑劣極まりない。しかし、辱めを重視して行動を起こす二人と違う点は、筋山は花崎への対抗意識が強い事。だからこそ、禿田たちの思いつかない姑息で、卑怯な手段にまで頭を使うことが出来るのかもしれない。「すげぇな、花崎の身体…。」「こいつ、こんなエロいカラダしてたんだな…。」「やべ、俺勃って来ちまったぜ…。」禿田の先陣切ったセクハラ発言が場の空気を作ってしまうと、取り巻きも徐々に言葉を選ばなくなっていく。遠慮もなく渋々脱衣を始める花崎に視線を向け、視姦、視姦、視姦…。少し離れたテーブルから覗き見る程度だった者たちももうその席にはおらず、少しでも近くで見ようと禿田のテーブルに近づいていた。「いいねぇ、やるじゃないか。花崎くん。筋夜通し方が分かっているようだ…、ほぉら、あと2杯だぞ…?」意を決して一杯飲み干し、気を抜けば飛びそうになる意識を何とか手繰り寄せる花崎を見ながら、視線が外れた瞬間に注いでおいたお猪口と空のお猪口をすり替える。その様子を見ていた汗本もニヤリと笑みを浮かべ、満足そうにその様子を見つめる。戸惑いの隠せない花崎。卑怯な手を指摘する気力も残っていないのだろう。初めて聞くレベルの花崎の泣き言。飲めない、当然だ。元々強くもなければ、好きでも無い。それ以上に、こんな所で意識を飛ばせばどうなるか考えるだけでも恐ろしいだろう。心中からの最後の危険信号が告げるのだろう、無理して飲みきるのは絶対にダメだと。「いつまで待たせんだよ、早く飲めよっ。飲めないなら脱げよ。」そんな花崎の心中を知ってか知らずか、心無い言葉が飛び交う。「さっさとしろよ。上司をそんなに待たせていいと思ってんのか?脱げよ、晒せよ花崎。ブラか?ぱんつか?両方だよなぁ?」より過激に、より挑発的な言葉をかける程に場は盛り上がった。発端とも言える斎藤はもはやかける言葉さえ失っているのか。震えながらも固まって動けない。その視線だけが、無遠慮に肌を晒していく花崎に注がれていた。「せ、せん…ぱい…すいません…すいません。」言葉とは裏腹に怒張する股間。身体は結局取り巻きのそれらと大差はない。「早くしないか、花崎。どうせ飲まなきゃダメなんだ…、全部脱いでもお猪口はまだあるんだからな…。ほれ、掘りごたつから足を上げて。みんなに見える位置で脱ぎなさい。全員への謝罪なんだからな…?」汗ばむ身体から衣服が一枚ずつ剥がれていく。そんな中で涼しく調整された空調。アルコールの恐怖、脱衣を期待する好奇の目に晒される恐怖と同様に、更に追い打ちをかけるのは空きっ腹刺さる刺激
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(なんで。どうして…飲んだのに、約束通り…、どうせコレ飲んでもまた増える…。もう飲めないのに…。)筋山が追加したお猪口は簡単に花崎を絶望に突き落とす。どれだけ頑張っても無駄、飲めば飲むほど追加される。そう知らしめるにはあまりにも容易だった。(じゃあ、もうどうせ脱がなきゃいけないなら…、もう脱ごう…、飲みたくないし…。脱がなきゃ終わらせないつもりなんでしょ…。)飲んだって無駄。それならもう黙った脱いで終わらせよう。そう考え、テーブルに手をつき、覚束ない足取りでフラフラ立ち上がる。(目が回る…、私立ててる…?なんでみんな、胸ばっかり見るの…、気持ち悪…。)立ち上がった花崎は上下に黒の下着を身につけているだけのもはや裸体。ピンクがかった肌と黒のコントラストで男性陣を勃起に誘い、その視線を胸元に集める。立ち上がるとちょうどエアコンの冷風があたる位置であり、涼しくて快適なことが幸いだったが、もはやそんなことはどうでもいい。アルコールで脳がぐじゅぐじゅに掻き乱されていても、大きな、それでいてコンプレックスな胸に集まる視線にはやはり敏感で、涙で濡らした瞳で精一杯睨みつけながら(泥酔で焦点の合わない瞳)、ブラのホックを外した。プチン。花崎の勇気や決断とは対照的に、あまりにも軽い音が響き、パサッとこれまた軽い音が鳴り、ブラジャーが床に落ちた。急いで両手で隠したが、ブラジャーが外れた瞬間のぶるんっと勢いよく揺れる弾力ある乳房、大きな乳に似合う程よい大きさのピンクの乳輪、小ぶりで可愛らしい乳首、これらはバッチリと男たちに見られてしまう。「恥ずかし…いです、ぁ、うぅ、ゎ…っ、ぁっ、わあぅ…っ!」両手で胸を隠し、顔を赤らめる花崎。アルコール以外にも頬を赤らめる要因ができ、ショーツなど脱ぎようもない。しかし、「脱がないならコレ飲まなきゃな」とニヤつく汗本からお猪口を突き出される。きついアルコールの濃厚な酒臭い香り。もう限界をとうに超えた花崎はパニックになったような声を上げながら、慌ててショーツをずり下ろした。それほど酒はもう飲みたくない、もはやトラウマにさえなりつつあった。(見られてる…、見られてる見られてるっ!?裸…、私の裸っ、付き合ってもないのに、裸になって、なんで、こんなことに…!)ショーツを足から抜き、Tバックを手にしたまま、両手で胸と股間を必死に隠す。その手から剥ぎ取るようにTバックは禿田に奪われ、身体を守る布はなくなった。脱ぎ捨てたはずのブラジャーやブラウス、キャミソールなどもいつの間にかどこかに消え、もはや居酒屋から逃げることは叶わなくなった。(…あれ、なんか、急に)エアコンの風が当たりながら、身体を隠しながら、唐突にブルッと少し震える。(…おトイレ、行きたくなって…きた…。)お酒で赤く染まり蕩けた顔が引き攣る。【ありがとうございます。滅茶苦茶になってからは無理やり口に酒を突っ込まれたり、口移しや膣から飲まされたりとか、アルコールに溺れるような、そういうのもいいですね。飲尿描写がお好きでなかったら無理はしなくてもいいですが、もしよろしかったら、そのような形でお願いします。自分のおしっこなり、もちろん殿方の尿を飲ませられることも好きなのです。飲尿行為というよりも尊厳を踏み躙られるような、そういうことが好きなのかもしれません。気絶中の弄られやキスは禿田たちをイメージしておりましたが、斎藤くんに触られたり、キスされたりもいいですね。気を失っている状態なので、横向きに体制を変えさせるために『不可抗力』で胸に触ってしまったり、足の位置を変えるために付け根に触れてしまったり、(必要ないと思いながらも)人工呼吸のために唇を重ねてみたり。禿田や筋山たちみたいにはっきりとした下衆ではなくても
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