〘麗しの君もなかなかの事を考える(笑)本物のフアナお嬢様に続き、ルチア殿にも肉体改造とは(笑)…リリスの触手でも中に仕込ませましょうかな。まあもうちょっと、リリスのお手並み拝見しましょう。〙
肩を抱かれたフアナは、自らメルヒルの唇に唇を合わせ舌をメルヒルの口中に差し込む、
リリスの血が身体に巡ったメルヒルは、口中に入って来たフアナの舌を自らの舌で絡めるように動かす。
「ジュルジュル……アッ……メルヒル様の舌…横でルチアが物欲しそうに見ております。私とルチアを並べて交互に貫いてみますか、メルヒル様。どちらの方が具合が宜しいか試してみません?ルチアももっと勇者様の肉棒で奥深くまで貫かれたいでしょ?」
「(フアナ王女様、何馬鹿な事言ってるの?そんなわけあるはずが…)フアナ王女様の方が具合がいいのは勿論でしょうが、私ももっと勇者様に貫いてほしい(な…なんで私ったらこんな事口走ってるの…イヤ…イヤァ)」
その間にも、いつの間にかフアナから生えた触手が、メルヒルの陰茎に絡みつき、ルチアの膣内に潜り込む。
ヨハンセンはその一部始終を念写して、映像をメルヒルの深層心理に送り込む、【この痴態を国王様に知られたくなければ、分かっていますねメルヒル様。】というメッセージと共に。
ルチアの膣内に侵入した触手は、自身のタネをその中に植え付ける。
二つ並んだフアナとルチアの膣穴に交互に肉棒を突き立てているメルヒル。
「うーたまらん。フアナ王女様は勿論だが、修道女様の具合がこんなにいいとは…」
フアナの中に精を放出したメルヒル。
「勇者メルヒル様、何なさってるんですか、修道女殿まで手にかけて……応接室にいる館長殿が知ったら何と言うか…」
「ヨハンセンいいですね、もちろんこのことは館長殿にも内密にです。私たち二人が事を荒立てず、ヨハンセンが口を噤めば、他に知る者はいません。勇者殿が自分の汚点を、自ら話すわけもなく…メルヒル様・ルチア様もいいですよね。」
「そうしていただければ…よろしくお願いします、フアナ王女・ヨハンセン殿。」
「王女様の仰る通りに…(いやぁ…なんでこんな野獣みたいな男を許さなければいけないの…)私も神に仕えるという立場を忘れて、肉欲に溺れてしまいましたので、そうしていただけると助かります。(私は何故さっきから、思ってもいないことを…まさか、いま口に出してるのが私の本性なんてことは…)」
「王女様とフアナ殿が事を荒立てたくないというなら、これ以上私が何も言うことはありません。ということで、そろそろ戻りましょうか。館長殿が心配するかもしれませんので。」
〘おいおい、麗しの君。勇者メルヒルに何をした。館長との話も上の空で、自分の股間を弄ってるぞ(笑)後ろに立ってるから、丸見えで笑いこらえるのに苦労するわ。〙「勇者殿、先程からそわそわしてどうかされましたか?」館長から見てもメルヒルの態度がおかしく映ったのであろう、館長がメルヒルに声をかける。「これは失礼しました館長殿。国王様の命を少し考えておりまして…〇〇山へ行って青百合と青い石を取ってこいとの命。行くのことに関しては全く問題は無いのですが、何分にも地理に不案内でして…国王様が仰るには、修道院に行けば〇〇山への道案内ができる者もいるだろうとのこと。誰かご紹介いただけますか?」そう、何とかごまかすメルヒル。「成程その話ですか。国王様からの知らせが来ており承知しております。」館長は、フアナ王女の後ろに、ヨハンセンと並んで立っている修道女ルチアに視線を投げる。「(ま、まさか私…いやぁ、勇者とは名ばかりの野獣のような男と一緒の旅など……)私ですか?分かりました館長様。(ま、また口から勝手に、考えてもいない言葉が…)」「メルヒル殿、後ろに控えているルチアでいかがですか。お聞きの通り本人も了承しております。地理のも詳しく、回復呪文も使えますゆえ、重宝かと。」先程の倉庫での行為を思い出し、一瞬好色そうな色を浮かべた目をルチアに向けるメルヒル。「ルチア殿宜しくお願いします。」「分かりました。メルヒル様の旅にご一緒出来て光栄です。(いやぁ、いやったらいやぁ……一緒に旅などしたら、勇者は又あのような行為を強要して…)」「そうだ勇者殿。〇〇山に赴くのであれば、魔法を使えるものも同行された方が宜しいかと。魔法使いについては、町はずれにある酒場にいる占い師が、詳しいと思います。ルチアは先程、その当てを聞きに行って、危ない目に…」「あぁ、あの酒場ですか。それでは早速…ルチア殿ちょっと行ってきますゆえ、その間に旅支度を整えて下さい。では、館長殿後程ルチア殿を迎えに来ます。」立ち上がったメルヒルに王女フアナ(リリス)が声をかける。「メルヒル様、馬車で先程の酒場まで、お送りします。いいですねヨハンセン。」「もちろんでございます。フアナ王女様。早速行きましょうかメルヒル殿。では失礼します館長殿。」「(あれは、魔国も王国も先代の王だったころだから10年位前か…いやもっと経つかな。あの頃は両国の仲も良好で、行き来も盛んだったが)」馬車に乗り御者に行き先を伝えると、頭の中で回想を始めるヨハンセン。馬車はゆっくりと進み始める。ーーーーーーーーーーヨハンセン回想----------「父上(先代魔王)、人間国への使者私めに。人間というものこの目で見とうございます。姿かたちはそれほど変わらないと聞きますが……」「ヨハンセン、お前も物好きだな。魔力の一つも使えない者たちみたいだぞ…まあいい行って勉強してくるがいい。」人間国国王の執務室で国王に拝謁するヨハンセン。「国王様、この度はお目にかかり恐悦至極に存じます。私、魔王〇〇の名代ヨハンセンと申します。」「遠いところよく参られたヨハンセン殿。ゆっくりとしていってくれたまえ。」ーーーーーしばしの談笑-----「そうかそうか…気に入ったぞヨハンセン殿。しばらくの間我のそばにいて色々と話を聞かせてくれぬか。」「私ももっと色々と見て回りたいと思っていたところでした。今魔王〇〇とテレパシーで連絡を取り、了承を取り付けます。」テレパシーで魔王と話し、もう少しの間人間国にいることの了承を取り付けるヨハンセン。「魔王〇〇の了承は貰いました。」「テレパシーというのは便利なものじゃな。私どもにも使えるようになるものなのか?」「さあ、私には何とも…」「そうか…残念だが仕方ないな。寝所を用意させるので、それまでゆっくりと…」「そうですか、それではちょっと街を見てこようかと。」「案内を付けましょうか?」「いや気ままに歩きます…それに我々は一度訪れた場所には、二度目からは簡単に行き来できますので。」街へ出たヨハンセン、しばらく歩くと人だかりのする広場らしき場所にたどり着く。周りの人間の話を聞くと、これから処刑が行われるらしい。「なんでもフアナ王女様の許婚である、勇者メルヒル様に色目を使った正聖女みたいだぞ。」「正聖女が男に色目使わんだろ。」「だからこれは偽物だって話になったらしい。あそこに並んでるのは正聖女の近しい親しかった者たちの首らしいぞ。」「おぉ、怖い怖い…そこまでやるかね。」そんなやり取りが聴衆から聞こえてくる。暫くするとボサボサの髪、土気色の肌をした女が一人転がされるように引き連れられてくると、処刑台の上で聴衆に見せつけるように何度か鞭うたれ、斬首台に固定される。
...省略されました。