将さん、こんにちは。少し離れた場所ですが同じ区内で強盗事件が遭ったそうです。怖いですね、犯人はなぜそのお家に多額のお金があることを知っているのか……。強盗事件があると不思議に思います。本編です。(そうですね、将さんは(お口で)洗うと気持ちいいと言いますね……。気持ちを表現するのは端なくない……、でも恥ずかしい……。秘事だからふたりだけしか知らないと将さん、言ってました……。)「こ、声が……ァァん……、き、もち……、いい…、で、す。アァあ~ッッ………、ンンっ……、キスも…、将さん……、たくさんく、だ、さ、い。」頬を舐めて何とも言えない味…、どう表現したらいいのか判らないまま舌を絡める濃厚なキスをするとピチャっ…、クチュっ…、ジュルっ…、将と何度も身体を重ねても尚、頭の中が痺れ響き体温が上がっていく感覚がする。「キス……も……、これから先も将さんとしか……。」キスもセックスも大人の女性になった行為をこれから先も将としかしないと……。(出来れば将さんも………。)【回想、BBQ編です。】<さっきは驚いたわ、面と向かって女神、何て言われた事ないから咲夢も天使と言われた事ないでしょ?陰では言われてたんだけどね。>「林さんは表現力と想像力豊かなんですよ。確か咲夢の部屋に雑誌があると思いますが林さん、フィギアを作っておられるんですって。それにしても咲夢、天使と言われてたの?」<フィギアってあの厭らしい人形?えぇ~、イヤだなぁ。うん、聖女はじまって以来のってね。>「林さんのフィギアは芸術的ですよ?後で見てみますか?」<是非に拝見したいものだわ。>この時、りんちゃんはフィギアは厭らしいモノだと思っていたと後に語っていた。【回想、病室~第二の事件編です。】<オイ!茉生の所、どうなってるんだ?!><あーしに言われても困るよ、一応、店長、謹慎になるらしいからあーしはアルバイト続けるよ。><山神さん、一応、診断書も書いてもらってます。後日、訴えるかの話をしましょう、行くぞ、茉生。>咲夢を迎えに来た将にマイマイの父親が名刺を渡し早々に病院を後にする。将に言われ学園と家の往復の日々、アルバイトは続けたいが謹慎と言う形でまだ店長が残っている。「今日、将さん、お仕事で外出ですか?咲夢は今日、学園が午後4時くらいに終わります。夕飯の食材を商店街でお買い物をしてから帰ってきます。」いつもの朝の風景、食事をし家事をしてから身支度を整えると学園へ。「将さん、行ってきます。」玄関先で交わされる軽いキス、約束通り毎日続いていた。学園ではりんちゃんとマイマイがいつもの様に過ごしていた。仲がいいのか悪いのか、時折言い合いになったりしている、それを止めるのは咲夢の役目になっていた。「帰りのカフェはじゃんけんで決めればいいじゃないですか。」<だってズルいじゃん、いつも殆ど鈴子さんが勝つもん。><勝負事は何事でも真剣勝負、じゃんけんしてズルしてる訳じゃないからズルじゃないでしょ!>「………交互で決めたらどうですか?」<でもそれだと行きたい気分じゃないときどうするの?><そうそう、それにアルバイトの日、行けないし。><それは私だってそうだよ、練習の日行けないもん。>「……だったら咲夢はおふたりとカフェに行くの止めることにします。言い合いばかりしていて良い気分ではありません。」<ごめん、咲夢、それは……。><ごめん、咲夢っち、学園で最初の友だちだからそれは勘弁して!>「では偶にはりんちゃんが譲るのはどうですか?」<んーーーーー、納得行かないけど仕方ないか。>少し長くなったので【回想、第二の事件編】
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続きです。【回想、帰り~第二の事件編です。】駅に到着するとショッピングモールへ、3人で行く。3人での移動、チラッチラッと見てくる人にも大分慣れてきていた。<咲夢っちていつもワンピースかブラウスにロングスカートだよね?偶には違う洋服着てみたら?><高等部が厳しかったからなかなか慣れないんじゃないかな?私はすぐにパンツルックに変えたけどね~。><それはそれで女子力的にはどうなの?>「りんちゃんは背が高いからパンツルック、似合うよ。マイマイさんも足がお綺麗だから短いスカート似合いますよ。咲夢は……、体の線が出るのは苦手です。」<山神さんだっけ?喜ぶと思うけどなぁー。><咲夢のミニスカ姿見たら惚れ直すんじゃないの?>「そうでしょうか?………こ、今度、ショッピングに付き合ってもらえないかなぁ?」<勿論!><りょ(了解)>会話を楽しんでいると買い物の時間になる。「そろそろ買い物して帰ろうと思います。」<私もそろそろかな、ヤマトの所に行くわ。><咲夢っち、買い物付き合おうか?>「今日は商店街に行こうと思うのでマイマイさんは電車ですよね?駅までご一緒しましょう、ねっ、りんちゃんも。」ショッピングモールから駅へ。駅……、柱の陰に潜む宮園修志、咲夢もマイマイも気づかない。りんちゃんは話は知っているものの宮園修志の顔は知らない。「では、また明日に。」軽く手を振りふたりを送ると商店街に足を向ける。<(あれ?咲夢ちゃん?んっ?あの男、咲夢ちゃんを着けてる?)>駅前を仕事の用事で車を走らせていた林正憲が咲夢と修志に気付き車を停める。商店街とは別の方、人気のない道にふたりが向かうのを見て車でゆっくり後を着いていく。その頃、構内では……。マイマイが何か考え込んでいる。<茉生さん、どうかしたの?><いや、何でも……、ある!あーし、やっぱり咲夢っちの買い物に付き合う!何か駅に入るときバカ店長見た気がする!>走り出すマイマイ。<(商店街って言ってたよね…、居ない!ん?咲夢っちの後を着けてる男ってやっぱりバカ店長だ!)>咲夢、宮園修志、城井茉生、そして林正憲の車の順に間隔を開けて歩いていると宮園修志が動き咲夢の腕を掴む。<咲夢ちゃ~ん、ヘヘヘッ。>「て、店長………、何か御用でしょうか?咲夢、急ぎますので失礼します。」<逃げないでコレ観てよ。>スマホを取り出し画像と動画を見せる宮園修志。<これ、アダルトサイトのエッチな画像に載ったら咲夢ちゃんの人生お仕舞いだね。ほら、これなんて咲夢ちゃんが見せつけてるみたいだよ?すこ~し、話してくれればそこの先に車停めてあるんだ。>「困ります……、お願いします、消してください。」<うん、だからね、すこ~しふたりでお話したいわけよ、いいよね?>腕を掴みグイグイと歩く宮園修志と引きづられる様に着いていく咲夢。マイマイが走り出すと林正憲もスピードを上げると駐車場の前。嫌がる咲夢を半ば強引に車に押し込むと走り出してしまう。「(将さんに……、でも今日はお仕事ですしどこに行くか判りませんし……。)」<チッ!どうする、どうすれば、あのバカ店長、強引なまねしやがって!><そこの君、咲夢ちゃんの知り合い?あれってもしかして宮園修志か?><何で、じゃない!車乗せてあの車追いかけて!>林の車がマイマイを乗せ走り出すと、遅れて到着したりんちゃんが息を切らせながらマイマイのスマホに電話をする。<茉生さん、どう言うこと?!><バカ店長が強引に咲夢っちを連れ去りやがった。今、咲夢っちの知り合いと追いかけてるからあとで連絡する!えっと、アンタ、咲夢っちの知り合い?><正確には咲夢ちゃんの保護者と知り合いだ、山神に連絡したほうがいいな。>車内通話出来るようにしていた林が将に電話をするが出な
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