「ゆみ、今日は疲れたでしょ
凄く気を遣ったんじゃない?」
「うん…おはようございますって言うの
本当に緊張したけど、
何とか今までと同じようにできたよ」
「そっか、偉い」
頭をポンポンしてくれるケンジくん。
「そうだ、今日は母さんの話し相手してやって?
土曜日にゆみが風邪っぽいって言ったのに
昨日俺が外に連れ出したから
母さんに怒られた(笑)
体調心配してるみたいだから
元気になったって言ってあげて」
「あはは、そうだね。
みんなでお茶しながら今夜は話そうね」
そして私達はケーキを買って帰りました。
みんなで夕飯を食べて、
片付けてからお茶の時間。
お父様は久々のジムで頑張りすぎて
早々に寝てしまいました。
「まぁ、お父さんがいない方が
私達3人で内緒話できるわね」
奥様はふふっと笑っていました。
ケーキを食べながら
「さて…お二人さん…
母さんには話して貰いましょうか」
ニヤニヤしながら私達を見ています。
私の隣でケンジくんが
耳まで真っ赤にして照れています。
もう、可愛い過ぎますから…
「私達…お付き合いしています」
私も照れ臭そうに答えました。
「本当に!?嬉しいわ!
前にも言ったでしょ、私もゆみちゃん大好きよ」
「ありがとうございます」
「こんなに可愛くて、優しくて…
でもこんなケンジのどこが良いの?」
「ちょ、母さん!」
「あはは、冗談よー。お似合いの2人よ」
奥様も本当に嬉しそう。
「でも、ゆみちゃん、いつか東京に戻るのよね」
「はい…」
「遠距離になるの?
それとも、どちらかが引っ越して一緒になるの?」
やっぱり奥様も同じ事を気にかけて…
「まだ分かりません。
心配性の父の事もあるので
一旦は東京に帰ることになると思います」「そうね、私達も大切なお嬢様を預かって
息子の彼女にしちゃいました、なんて
簡単にはいかないわよねー」
そう言って奥様は笑っています。
「私はケンジが東京に行っても良いと思ってるわ
ゆみちゃんのお父さんも近い方が安心だろうし
それに仕事の事を考えたら東京の方がね。」
奥様…そこまで色々考えて下さって…
嬉しくて涙が出てきました。
「ほら、今から泣いてどうするのー
私だってゆみちゃんが東京に戻るのは
凄く寂しいのよー。
ケンジはともかくねー(笑)」
「なんだよそれぇー」
拗ねるケンジくんに笑ってしまいました。
「とにかく、私は2人を応援してるから。
んー、ゆみちゃんの花嫁姿…可愛いだろうなぁ」
「奥様、まだ早いですってー」
笑いながらケンジくんを見ると
想像しているのかデレデレしていました。
もぉー(笑)
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