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生涯最初で最後の弟子との思い出…
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:生涯最初で最後の弟子との思い出…
投稿者: 遊凛・風凛
先に謝っておきます。多分、長いです。長い上にエロは極端に少ないです。エロが出て来ない時もかなり多いと思います。
実際の経験を素に肉付けをして、思い出込みで書かせていただきます。ま、ジジイの備忘録というか… そんな感じです。



俺の名前は修二。俺達が社会人になった頃なら、定年を迎えて年金生活に入ってるような歳だ。
俺は今の会社に入って35年近くになるけど出世とは無縁で、平社員のまま過して来た。
ただ、他の人達よりはチョッと自由気ままに遊ばせて貰ってきたかなぁって風には思う。
これは、もう25年以上も前。四半世紀も前のチョッとしたきっかけからの話しだ。

12月。例年なら会社の忘年会があるのだが、その時は日取りが纏まらず、11月の後半に早々と済ませてしまっていた。
だが、何だかもの足りなくて30代前半~22歳のマリンジェット仲間(当時流行り出して、皆で金を出し合って購入していた。)
7人が中心となり、会社の若手だけで部署の垣根を越えて、忘年会の代わりにクリスマス会をしようという事になった。
若手社員に声をかけ、俺達7人を入れて上は33歳から下は18歳まで男女合わせて25人が参加となった。
忘年会シーズンだったが、居酒屋の2階の1室を確保しての開催となり、1次会はクリスマス会なので皆でプレゼント交換をしようという事で、それぞれが準備して参加した。
皆で酒を酌み交わし、バカな話しで盛り上がり、プレゼントをくじ引きで交換した。
「うわぁ、自分のが戻って来た~!」って言ってる奴や、「何コレ、誰なのこんなの用意したの!」
と怒って中身の避妊具の詰め合わせを笑いながら皆に見せてる女性もいる。
中にはウケ狙いか悪戯心でアダルトグッズを入れてる奴もいるんだな…と笑ってしまった。
1次会が終わり2次会でカラオケに行こうってことで、5人が残念そうに帰ってしまったが、残りのの20人で行く事になった。
流石にシーズンだけあって部屋がなく、1部屋にギュウギュウになりながら入った。
今のようにワイヤレスマイクじゃなく、前に出て行って歌わないといけなかったので、歌いたいやつはステージの近い方へ、俺は飲みたい(内線で注文しやすい)ってのもあり、端っこで壁にもたれかかりたいってのもあったので、一番入り口に近い所へ座った。

俺の左隣には真由美って子が座ってきた。その隣がまだ飲めないのにカラオケに行きたいと付いてきた18歳の高卒ルーキーだ。
皆でカンパ~イ!前では歌に手拍子に、こっちではワイワイガヤガヤ。
この真由美って子は別の部署で、兄ちゃん(マリンジェット仲間のリーダーで、そう呼ばせて貰っている。)
が居る所なので、そんなに喋ったことが無かったが隣に座ったのも何かの縁だと思い話し掛けた。
「真由美ちゃんだったね。君は何処から来てるの?」
「えっ?私ですか、私は2駅向こうの〇〇からです。」
「家?」 「いえ。あっ、いえって言ってもシャレじゃありませんよ。(笑)私は〇〇県出身で、アパート暮らしなんです。」
「ふ~ん、一人暮らしなんだ。じゃぁ、自炊とか大変だね。」
「そうなんですよ、一人暮らしに憧れて始めたのに大変で…(笑)」
すると高卒ルーキーが「僕も一人暮らししたいけど、自炊なんて出来ないだろうしなぁ。」と言う。
「何、料理とか洗濯出来ないの?」って聞くと、逆に「修二さんは出来るんですか?」と、聞いてきやがる。
「俺はチョッとだけど一人暮らししてたもん。それにラーメン屋とか、うどん屋さんでバイトしてた事あるし。」
と答えると、真由美ちゃんが、「料理出来る男の人ってイイですね。」と言う。
「そう?」なんて言ってると、誰かが勝手にカラオケ入れやがって「修ちゃ~ん、歌って~」とステージに呼び寄せる。
いつもノリノリになってくると歌わされる曲だ。
1曲歌って、前の連中とバカっ話しをしてたら喉が渇いてきたので自分のグラスがある元の場所へ向かう。
すると、俺が座ってた場所に真由美ちゃんが座っている。
「あぁっ、俺の席~」って笑いながら言うと、「だって、ココ壁があって楽なんですもん。」
って言いやがる。(俺はそれが目的でソコに座ってたのに。)
俺は横に座りながら「じゃぁ、俺は真由美ちゃんにモタれよ~っと。」って、チョッとだけモタれる素振りをする。
「で、さっき何話してたっけ?」 「修二さんが料理出来るって話しっすよ。」と、高卒ルーキーに言われ、
「あぁ、そうか。何?2人とも知らないの、会社のBBQの肉って、ブロックで買ってきて、俺が捌いてるんだべ。」
2人が「エッ、嘘?知らなかった~」 「何でですか?」と聞いてくる。
「何でって、俺の友達が肉の卸し業者をしていて、捌いてもらうと別料金取られるんだけど、ブロックなら安くで買えるし、ステーキしようとか言って、チョッと貰って帰ったり出来るしね。(笑)」
「えっ、ズル~い。」 「何が、それ位は手間賃で貰わないと。」 「ですよね~(笑)」と話してると
「あっ!俺だ。」と高卒ルーキーがステージへ向かった。すると一人が席をズレて来て
「修ちゃ~ん、ウチのアイドルを口説かないでよ。(笑)」と言う。
真由美ちゃんと同じ部署のジェット仲間だ。(まぁ、確かに可愛らしい子だなとは思ったけど。)
「そんな事したら兄ちゃんに怒られる~(笑)」 と、真由美ちゃんが聞いてくる。
「皆さんでマリンジェットしてるんですよね?」 「アァ、皆でお金出し合ってね。」 「イイなぁ…」 「何、乗りたいの?」 「だって、なんだか気持ちよさそうなんですもん。」 「確かに水を切って走るってのは気持ちイイもんな。じゃぁ、今度一緒に行く?」 「エッ?いいんですか。」 「俺がイイって言えば大丈夫なんだって。(笑)」 「じゃぁ、お願いしますよ♡」 「でも、半年ほど先だから、忘れてなかったらね。(笑)」 「エェ~ッ(笑)」
反対隣の女の子と話しに夢中になってる仲間をポンポンと叩いて
「おい、真由美ちゃん口説いちゃったぞ。」 「えっ、やっぱり~ 修ちゃん手が早いッ。」
手を横に振りながら
「いやいや、違う違う。ジェットに乗ってみたいらしいから、今度の時おいでって誘っただけ。(笑)」 「了解で~す。」
と、また女の子との話しに戻っていった。
 
2025/05/06 13:04:45(PbkMIL1p)
22
投稿者: 遊凛・風凛
3月初旬。兄ちゃんの新事業も4月から始まるって事で最終の確認って意味もあり、出張で東京まで来ている。
本当は日曜に前乗りなのだが、今回は武道館でやるような全国区のアーティストでは無いが昔から好きなフォークシンガーがいて、江古田のライブハウスで土曜にLIVEがあるので1日早く来た。(勿論、宿泊は自費だ。)
武道館の時のような立ちっぱなしなんて事もなく、お酒を飲みながら楽しめる。
この人のLIVEは歌もだけど喋りも凄くて、喜怒哀楽が散りばめられ、1本の映画を観たような感覚にさえなる。
ものまね番組にも出た事があり、自分では『出遅れフォークシンガー』 なんて名乗ったりしている。
そのLIVEも見てみたいし、また新宿にも行きたいと言うので今回も真由美と一緒だ。
今日は少し早めに出発して横浜に寄り道して、中華街でお昼を楽しんだ。
「師匠。よくあんな隠れ家みたいな所を知ってますね。(笑)」
「まさかレジの奥の衝立の裏に階段があるなんて思わないだろ。(笑)」
「土曜のお昼で混んでるのに、あんなにゆっくり出来るなんて… 」
「しかも、贅沢しても安いしな。(笑)」
「フカヒレ丸ごとなんて初めて食べました。私、中華って言うと〇将かバー〇ヤンですもん。(笑)」
「いや、俺だって普段はそうだよ。(笑)」なんて話しながら移動してランドマークタワーに登る。
横浜の街を見下ろし「今日は時間が無いし散策出来ないから、此処からの眺めだけで我慢しなよ。(笑)」
「いいえ、ここからだけでも十分です。(嬉)」

東京へ移動。ホテルにチェックインして荷物を置き、夕方ライブハウスに入る。開演までアルコールで喉を潤しながら、談笑する。
「真由美のくれた梅酒。ホント美味いな。(笑)」
「良かった。♡」
「あれでアル中になったの?(笑)」
「急性です。(笑)」
「そうだよな。焼酎で25度なのに、バーボンなら40度だもんな。同じ量でもエラい違いだ。」
「そうなんですよ。甘くて美味しいもんだから、ついつい飲んじゃって… 」
「小学生でアル中。(笑)」
「だから、急性のです。(笑)」
「そうだ、それよりな。今度は博多だって言ったじゃん。」
「はい。」
「行った事ある?」
「いえ、無いです。」
「そうか。じゃぁ、行きは飛行機。帰りは新幹線ってのはどう?」
「えっ!飛行機ですか?」
「苦手か?」
「いえ、高校の修学旅行以来なんでチョッと嬉しいです。」
「乗り物、好きだもんな。」
「はい。」
「男も含めて。(笑)」
「もう。(怒)」とフザケてるとLIVEが始まった。
トレードマークはサングラス。目が悪いってのもあり、サングラスを外すのはパンツを脱ぐのと同じ位に恥ずかしいらしい。
1曲目が終わり、のっけからトークが快調だ。
途中、ものまねが入る。「♪果てしない大空と… 」
お喋りもそっくりで、本人がラジオから聴こえてきたものまねの声に
「これ、いつ録音したやつだっけ?」って、間違えた事もあるらしい。
そんな楽しい時間はあれよあれよと言う間に過ぎてしまい、アンコールで心揺さぶられ終了した。

横を見ると真由美が涙を拭っている。
「どうしたの?」
「だって、何か感動しちゃったんですもん。」
「そんなに良かった?(笑)」
「えぇ。この前のとはまた違って、話しに笑ったかと思うと引き込まれちゃったりして、歌でしんみりしちゃって。何か泣かされちゃいます。(嬉)」
「気に入ってくれたんなら良かった。」
「何でこんな凄い人が売れないんですか?」
「さぁね。それが解ればとっくに全国区で、こんな間近で観させて貰えてないよ。(笑)」
「師匠は何でこの人を知ったんですか?」
「昔、テレビで不定期のドラマをやっていてな。そのエンディングで聴いたのがきっかけなんだ。」
「へぇ~、師匠もドラマとか観てたんですか?」
「観てたよ。しかも学園モノで生徒役がジャ〇ーズ(笑)」
「誰ですか?」
「確か、〇沢… 何だっけ?」
「えっ!〇沢君。光G◌NJIの?」
「そうそう。それが前に居たグループで出てたんだよ。(笑)」
「へぇ~、そんなドラマがあったんですか。」
「単発物だから、チョッとしかやらなかったんだけどな。(笑)」
「そのチョッとを見逃さないって所が師匠なんです。(笑)」
なんて喋ってると、CDを買ってくれた人にサインをするってので、俺は持ってるんで真由美の分を買う事にした。
順番が来て近寄ると、俺の顔を見て「オゥ、いつもありがとうな。」って、声をかけてくれる。
「いえいえ、こっちこそありがとうございます。」
なんて、挨拶をして「この子、初めて来たんで良かったら握手してやって下さいよ。」と、お願いする。
真由美は緊張しながらも握手して貰い
「初めて観たんですけど、感動しました。ファンになっちゃいました。♡」と話し掛ける。
「なってよ、なってよ。(笑)大歓迎だから、これからもヨロシクね。」なんて返され、会場をあとにした。
「師匠。顔覚えて貰ってるんですね。」
「そりゃ、この規模の箱で女のファンが多い中、数少ない男のファンで何度も来てたら覚えてもくれるよ。(笑)」
「それにしたって、気軽にお喋りされて… 私、歌手の人とお喋りするのなんて初めてで、緊張しました。(笑)」
「でも、ちゃんと喋ってたし、歓迎されてたじゃん。」
「何か嬉しくなっちゃいました。♡」
「良い人だろ?」
「はい。とっても素敵な方でした。」
「でも、全国区じゃないんだ。(悲)」
「何故なんでしょうね?勿体ないです。」
「なぁ。歌も上手くなくて、喋りも出来ないようなのが全国区なのに、何でこういうホントに実力のある人が世に知られないのかが不思議だよ。まぁ、逆に言えば知らない奴らは損をしてるよな。(笑)」
「私は得をさせて貰いました。♡」

新宿。今日はライブハウスを出て直ぐの所にうどん屋さんがあったので、そこで食事を済ませて来た。
ゴールデン街のいつもの店へ向かう。
顔を覗かせると、「あら、いらっしゃい。この前はゴメンだったわね。相席でイイ?」
と、テーブルに居たカップルの向かいに座らされる。
「お邪魔します。」 「どうぞ。」 と、座らせてもらう。
「師匠。今日、ライブハウスに師匠を入れて男の人って7人だったじゃないですか。いつもあんな感じなんですか?」
「そうだな。昔っからだけど、女のファンが多いんだよな。(笑)」
「まぁ、確かに惹きつけられましたけど。(笑)」
「今はガタイもよくなって、あんな感じだけど、昔は細くってキャーキャー言われてたんだよ。」
「へぇ~、そんな感じだったんですか。」
「今日は男の客が7人だったけど、そのウチの2人はプロレスラーだったからね。」
「えっ!そうなんですか?」
「あぁ。一人はマスクマンなんだけど、もう一人はその弟分。」
「タイ○ーマスク?」
「そこまで有名じゃ無いけど、ハ〇○サって選手さ。時間ががある時はLIVEを観に来て、朝まで打ち上げらしいよ。(笑)」
「うわぁ、何か飲みそう。(笑)」
なんて喋ってると、向かいの客が聞いてくる。
「スミマセン。ハ〇○サって聞こえたもんで。」
「えっ、何か?」
「僕。プロレスファンなんですけど、お知り合いなんですか?」
「いえいえ。僕が好きなアーティストさんの友達で、今日はこっちでLIVEがあったんですけど、そこへ来てたんですよ。」
「マスクは?」
「まぁ、プライベートですからね。」
「へぇ~、素顔を知ってるんだ。凄いな。(笑)」
「別に凄くは無いですけど。たまたま今日は顔を覗かされたんで、お見かけしただけですよ。」
と、横の彼女が「ハ〇○サって、あの空中殺法の人?」って、彼氏に聞いている。(笑)
ママが、「今日もLIVEだったの?」と聞いてくる。
「あぁ、今日はマイナーな人のだけどね。江古田であったんだよ。」
「あら、そうだったの?意外に近いわね。(笑)」
「まぁ、それもだし、今回は出張もこっちだったから早めに来たんだけどね。(笑)」
「今日は土曜だから、前乗りの前張りね。(笑)」
「前張りはココ。(笑)」って、真由美の股間を指さす。
「何で私にフルんですか? 私はモザイクです。(笑)」 と返してくる。
「これは、失礼しました。(笑)」なんて笑ってると、土曜なので飲みに出てる客も多く、チョコチョコ店を覗いて行く人もいる。
小一時間程居ただろうか、前回紹介された店も行きたいので聞いてみる。
「ママ、ごめんよ。この前に紹介して貰った店もチョッと覗いて帰りたいし、行けるかな?」
「何処だったっけ?」
「この先の紫の看板の所。」
「分かった。聞いてみるね。」と、電話をしてくれる。
「大丈夫だって。」と、返事が来たので、お勘定をして店を出た。
25/05/23 16:23 (EurDkaAC)
23
投稿者: 遊凛・風凛
少し歩いて店に近付くと何だか騒がしい。入り口の周りで通行人も何だ何だ?と覗き込んでいる。
どうやら客どうしで揉め事が始まったようだ。
ママがこっちを見て、「チョッと待っててね。(慌)」と仲裁に入ろうとしてもなかなか治まらない。
と、言うか、邪魔をするなとママの肩を付き飛ばす始末。(ありゃりゃ。興覚めするなぁ。)
真由美に「チョッと待っといて。」と言って、揉めてる2人の間を割って「ゴメンよ。」とワザと通ろうとする。
「何だテメェ!(怒)」
「えっ?客だけど。」
「なめてんのか!」 「いやいや。ナメてないけど、入り口で邪魔だから喧嘩なら表でやれよ。(笑)」
「何、笑ってんだ。」 と、大抵はこの辺で治まるのだが、今日の奴は治まらない。
今度はこっちに矛先が向いてしまった。「テメェ!(怒)」と、胸ぐらを掴まれる。
(うわぁ、面倒くせぇ。)と思いながら、そいつを後ろ手に組み上げ
「兄ちゃん、酔ってるなぁ。邪魔だから喧嘩は外でやれ。」と言うと、「ハイ。ゴメンなさい。」と、大人しくなった。
で、店が落ち着き今日は空いてたので、また相席だがテーブルに座る。
「師匠。あんな騒ぎ収めるなんて。」
「いや、あれ位ならね。無理だと思ったら入りはしないよ。(笑)」
ママが、「ゴメン。ありがとうね。」と、お絞りを持ってきて
「向こうの子が、ありがとうって。」と、そっちを見ると揉めてたもう1人の連れの女性が(ありがとう)と手を合わせてる。
いやいや、と手で軽く挨拶をして、俺はバーボンの水割り、真由美は酎ハイを注文する。
「師匠。」
「何?」
「今、腕を捩じ上げたじゃ無いですか。アレもコツってやつですか?」
「そうだな。(笑)」
「係長が言ってた、笑ってても人を殺すって… 」
「だから、俺は竹中直人じゃ無いって。(笑)」
「でも、どうやって… 」
「ん?まぁ、簡単に言えばワニの口と一緒だよ。(笑)」
「ワニですか?」
「そうだよ。知らないか?」
「何をです?」
「ワニってのはな噛む力は物凄いんだけど、口を開ける力は弱くって、人が指で押さえただけで開けられない程なんだって。」
「そうなんですか?」
「そう。まぁ、暴れるから押さえるなんて無理なんだろうけど。(笑) とにかくそれと同じで、人の体にも一定方向には強いけど逆には弱いって部分が沢山あるんだよ。それを利用しただけさ。」
すると、向かいに座ってた女性2人が、「お兄さん、強いですね。(笑)」と、話し掛けてくる。
「いえ、全然強くは無いですよ。ただ、邪魔だったから「邪魔」って言っただけで。(笑)」
「私達、見てて拍手しましたもん。」
「いやね。ただママさんを付き飛ばしたから、女性に手をあげるのは良くないよなぁって思ってね。それでつい。(笑)」
「 それにしたって凄いですよ。」
「だって、せっかくのお酒だし楽しく飲みたいじゃないですか。(笑)」
「ねぇ、彼女。彼氏カッコいいわね。(笑)」
「えっ?あっ、まぁ… 」と、少し微妙な返事をしていた。(笑)

「ママ、空いてる?」と、1人の女性が入って来た。前回出会ったお姉さんだ。
こっちを見るなり「あっ!お師匠さんだ。(笑)」と、向かいの女性客に詰めて貰って座る。
「今日もLIVEだったの?」
「今日はマイナーな人ので、江古田に行ってたんです。(笑)」
「へぇ~、どんな感じの?ロック?フォーク?」
「フォークシンガーなんだけどね。イイ唄を歌ってるんだけど、全国区じゃ無いんだよな。(笑)」
「まぁ、世の中そんなもんよね。」と、2人組の女性が聞いてくる。
「あの、お師匠さんって?」
「あぁ、私のじゃ無いわよ。この子(真由美)のね。(笑)」
「えっ、彼氏じゃ無いの?」
「残念ながら、なって貰えないんです。(悲)」
「師匠って?」
「まぁ、生き方というか人生のっていうか… 」
「まぁ、遊びのですよ。(笑)」
「師匠か。だって、さっきも凄かったもんね。」と、ママがお絞りを持って注文を取りに来た。
「ママ、何かあったの?」
「うん、チョッとね。まぁ、この人が収めてくれたから助かったのよ。」 と、カウンターの方へ戻る。
「何々、何があったの?」と隣の女性に聞く。
「さっき、チョッと喧嘩があって、そこへこのお兄さんが来て収めてくれたんです。」
「へぇ~、やるわね師匠。(笑)」
「だって、店に入れないんだから仕方ないじゃん。(笑)」って、言いながらトイレに立つ。
奥のトイレへ向かう途中にさっき抑え込んだ奴の肩を叩き、「さっきはスマなかったな。(笑)」と、声を掛ける。
「いや、こっちこそスミマセンでした。」と、言葉を交わす。
トイレから戻ると、俺が座ってた所にお姉さんが座って4人で盛り上がってる。
「… だから、体育の日にはブルマにしろですって。(笑)」
「お師匠さん、エッチね。(笑)」なんて、また笑い者にされてるようだ。
俺はお姉さんが座ってた場所に座って聞く
「何々、また俺は笑い者?」
「だって、ブルマって(笑)」と、隣の女性が言う。(あぁ、「F」の衣装の話しか)
「けど、クリスマスはミニスカのサンタさんだし、チャイナ服だって太腿辺りまでスリットの入ったやつだし、そっちの方がエロいじゃん。ブルマなんて体操着だし、健康的じゃんか。(笑)」
「でも、何か男の人の欲望って言うか願望って言うか… (笑)」
「まぁ、かなりね。(笑)」なんて笑ってると、喧嘩してたもう1人の方のカップルが
「先程はありがとうございました。」と挨拶をして帰っていった。
その席が空いたんだけど、お姉さんは真由美達と盛り上がってるし、俺がそっちへ移動して呑むことにした。

カウンターに座るとママが話し掛けてくる。
「お師匠さん、そっちのけね。(笑)」
「まぁ、楽しく飲めてりゃイイんじゃないの。」
「さっきのアレ、お師匠さんは何か格闘技でもしてたの?」
「いや、何にもしてないっすよ。コツですよ、コツ。(笑)」
「だって、一瞬だったわよ。」
「そうだな、例えばね。ゴメン、兄ちゃん。」と、さっき抑え込んだ奴に声をかける。
「何ですか?」
「悪いけど、グーってしてママの前に出して。」
「こうですか?」と、ママの前に拳を突き出す。
「ママ、この兄ちゃんのグーにパーで手を被せてごらん。」
「こう?」
「そう。そうやって被せてるだけでイイからね。」
「うん。」
「兄ちゃん、手を開いてみな。」
「えっ!あれ?」
「そう、開かないんだよ。(笑)」
「へぇ~。」
「こういうのが人の体にはいっぱいあって、そういうのを応用してるだけだよ。(笑)」
「面白いもんね。」
「色々あるよ。棒っきれ持ってる奴には体をすり寄せれば殴れなくなるし、こっちは素手だから殴りたい放題とかね(笑)」
「怖っ!(笑)」
「まぁ、喧嘩なんてしないに越したことはないよ。(笑)」
「だわね。」 と、喋ってると店の女の子が
「ママ。私からのサービスで、このお兄さんに何か1杯飲んで貰ってもイイですか?」と聞いてくる。
ママが「どうしたの?」って聞くと「だって、さっき騒ぎを抑えてもらったのに、何にも御礼してないんですもん。」と、言う。
「そう言えばそうね。」
「いや、礼をされる程の事はしてないですから、イイですって。(笑)」
「まぁまぁ、そう言わずに。」
「じゃぁ、同じモノをもう1杯って事で。」
女の子が「お兄さんは、お酒強そうですね。」と、話し掛けてくる。
「いや、そんなに強く無いですけどね。」
「だって、あまり変わられないじゃないですか?」
「いや、そんな事は無いですよ。」
「そうですか?」
「だって、エロくなりますよ。(笑) な、真由美。俺って酔ったらエロくなるよな。」と、4人で盛り上がってる所に声を掛ける。
「ハイ。酔ってなくてもエロいです。(笑)」 って、返ってくる。
「まぁ、そんなもんですよ。(笑)」
と、過ごしてると時間も過ぎるのが速い。
もう1件行くつもりをしてたので、そろそろって事で盛り上がってる所を悪いけど、店を出る事にした。

今日はもう1件、歌舞伎町へ向かう。ゴールデン街の外れの公園を通って行こうと歩いてると、何故か人が誰も通っていない。
思わず何も言わずに真由美の唇を奪う。
「酔ってなくてもエロくて悪かったな。(笑)」
「師匠。ゴメンなさい、つい調子にノッちゃって。」
「イイんだよ。そういうノリの良いのが真由美の可愛いところなんだからさ。(笑)」
と、少し通行人がいても関係なしに再びkissをする。
目的地が解ってるので歩きかけると真由美が腕に摑まり、しな垂れてくる。
俺も真由美も好奇心旺盛なので2人でチョッとディープで怪しげな店に行ってみようと、名目上は喫茶となってる店に入る。(シャワーとかしないとイケないけどね)。
かなり暗い店内に漂うBGMとアロマの香りだろうか、何ともいえない雰囲気。
もう、盛り上がってるところからは声が漏れ聞こえてきてる。
真由美も心づもりはしてきたようで、席に着いてkissをすると、腰に手を回し甘えるようにもたれ掛かってくる。
最初は2人で戸惑っていたが、その怪しげな雰囲気に飲み込まれ、俺達も他人の視線の中で熱く重なり合った。
他のカップルが向ける視線の中で舌を絡ませ糸を引く程の濃厚なkiss。それと同時に真由美の下着の中に手を忍ばせる。
クチュクチュクチュ… 「アァ、こ、こんな所で恥ずかしい。」
「恥ずかしい事をする所だからイイんだよ。」と下着を脱がさせソファーに座ってる真由美の膝の間に入りしゃがみ込む。
「ホラ、チョッと前に来て。」と浅めに座り直させ、舌先でクリをレロレロってすると、マン汁が溢れだしてきた。
俺は舌を中へと向かわせて転がす… ビチョッ、グチョッ、ジュルジュルジュルと何とも淫靡な味わいがする。
そして真由美の隣に座り、手を導き硬くなったモノを握らせる。
もう、俺が何をさせたいのかは解ったようで、曲げパンツの中で苦しそうにしてたのを取り出して舐めはじめてくれた。
俺もお返しにとばかりのお尻の方から手を差し込み、膣中で指を動かしてしまう。そっして自然とシックスナインへ…
確かに視線は向いてたのだろうけど、シックスナインをしてる時はそんな事も忘れて夢中に味わってしまっていた。
「真由美イイかい。」と聞くと無言で頷いたので、テーブルの隅に置いてあった避妊具を装着した。(店のルールだからね。)
最初はソファーに寝かせて正常位。そこからバックになった時に数人の単独さんの視線に気がついた
俺は見せつけてやれ!と思って、そのまま身を起こしてソファーに座り、背面座位で真由美の胸を揉みしだきながら突き上げる。
「アァん、す、凄い。」
「ホラ、皆お前が悶えてるのを見てチ〇ポを大きくしてるぞ。」と耳元で囁き、羞恥心を煽る。
「さぁ、出したくなってきたからイイかい?」と言って正常位に戻り腰を打つ。
「し、師匠。私イっちゃう。」って、腰をビクンビクンさせる。
俺はその姿に益々興奮して、真由美の腿を抱えて腰を振りたてる。
「イ、イクぞ!」って言って、コンドームをしてたので、真由美に抱き着きそのまま中で発射した…

恥ずかしさもあり初体験って事で他のカップルとどうのこうのって事も無しに、そこそこで店を出る。
そして歩きながら聞いてみる。
「どうだった?」
「えっ、え~っと。他のカップルを見て、うわぁって思ってたんですけど、見られてるって思うと恥ずかしいんですけど、チョッと興奮っていうか、ゾクゾクしちゃいました。♡ 師匠は?」
「俺もだよ。恥ずかしいんだけど、そんな中で真由美と繋がってるって思うと、何だか興奮しちゃったよ。(笑)」
「やっぱり師匠はエロいです。(笑)」
「真由美もな。」
「さぁ?(笑)」なんて歩いてる。
よく見ると、今日は土曜でホテルに空き部屋が無かったのか、カップルがビルの陰や階段に隠れてイチャついてたり、我慢できなくなって、中にはしてるのもいたのかな?
俺も調子にノッてしまって、灯りの消えたお店の横に隙間を見付けて真由美を連れて入り、通行人が通る中でkissをする。
真由美もそれに応えるかのように首に腕を絡ませてくる。
スプリングコートの中に手を入れて、スカートを捲り上げ布の上から刺激すると指に熱が伝わってくる。
布の隙間に指を入れて悪戯をすると真由美はkissの息も荒くなり、その悪戯に腰をビクつかせている。
「ここでする?」
「まだ寒いですし、部屋がイイです。♡」 と、ホテルへ向かった。
25/05/24 12:36 (S/jq8oKY)
24
投稿者: 遊凛・風凛
ホテルへ入り、エレベーターに乗り込んだ途端に唇を求め体をまさぐる。(監視カメラなんて無い時代でよかった。)
部屋に入りベッドに腰かけた瞬間から激しく求め合う。真由美も外から気分は高まっているので、自分から咥えたりして積極的だ。
ベッドで重なってるだけでは物足りず、机に足をかけさせ鏡に映った姿を見させて恥ずかしめてみせたり、椅子に座って対面座位。
そのまま立ち上がって駅弁ってやつで入り口近くの姿見で見させた後は、声が漏れるのに、ドアに手をつかせてバックで攻める。
「アァん、こんな所で。」
「誰かが通ってるかも知れないのに恥ずかしいな。」
「あんあん… だって、こんなにされたら。」
おれはそんなシチュエーションや、それでも恥ずかしそうに悶える真由美に興奮してしまいドアの前でしゃがませて口内発射した。
そのままバスルームに入り、シャワーで互いを洗いっこ。そしてベッドに入り、抱き合いながら眠りについた。

朝。少し早くホテルを出てファーストフードの店にコーヒーを買いに寄る。
店内は朝まで働いた夜の蝶たちが朝食を摂りながら屯している。
中には片膝を立てて下着が見えてるのもお構いなしって感じで、談笑してるのも居る。
真由美が様子を見て話しかけてくる。
「師匠。此処って… 」
「そう。歌舞伎町で仕事が終わった子たちの溜まり場さ。」
「凄い雰囲気ですね。」
「な。何か面白い場所だろ。(笑)」って、話しながらコーヒーを持って歌舞伎町を通り抜ける。
「夜は煌びやかだけど、明るくなるとこんな感じなんですね。」
「まぁ、今は店が終わってゴミ回収がまだだから、チョッと汚な過ぎだけどな。(笑)」
と、今朝は朝食を摂らずにコーヒーだけにして、築地へ向かい場外市場でお寿司を食べる事にした。
魚屋の向かいにある寿司屋に入り、盛り合わせのセットを頼む。ここの海老の味噌汁だけで美味い。
真由美が、「美味しいですね。」と、喜んでくれている。(まぁ、九○衛なんかの高級店と比べちゃダメだけど。)
「真由美、見ときなよ。」
「何をです?」
「そこ。」と、向かいの魚屋を指差す。
カラ~ン、カラ~ンと鐘が鳴り、店の前に今朝仕入れたばかりのマグロが用意される。
真由美が「師匠。これって… 」
「そう。これから解体が始まるのさ。」
「へぇ~。」と、段々と解体されていく手捌きに見入っている。
「大将。前の魚、チョッと買って来て食べてもイイ?」
「あぁ、イイよ。」と、許可を貰って、真由美を待たせて買いに行く。
少しして戻って来て「これこれ。丁度解体が始まってラッキーだったよ。」と、大将に見せると
「あぁ、頭肉か。」と、笑う。
真由美が聞いて来る。
「何ですか頭肉って?」
「マグロの頭の肉だよ。少ししか無いから、こういう解体の時ぐらいしか食べさせて貰えないんだよ。ね、大将。」
「まぁ、ウチはいつでも食えるけどな。(笑)」なんて言いながら真由美に食べさせる。
「美味しい。何か柔らかくって、口で溶けるって感じですね。(嬉)」
と、タイミング良くマグロの解体見物と希少部位を味わえたところで、店を出る。市場をアレコレと食べ歩く。
「師匠。此処って、面白いですね。」
「どんな風に?」
「だって、私達がお店で食べるモノが元はこんな感じだったんだとか見れますし。安くで色々食べられるし… 」
「そうだな。普通、市場ってなかなか入れない所だから、この場外市場ってのはイイ経験かもな。」と、築地をあとにした。

築地から少し移動して、銀座に到着。
夜の店も高級だが、ブランドショップやジュエリーの店などといったチョッと良い店が並んでる街だ。
俺なんかには縁遠い所なんだけど、そんなに何十万も何百万もするような物は買ってやれないが、少し早いけどホワイトデーに流行りの青い箱のアクセサリーぐらいなら買ってあげられるかなと、立ち寄った。
「真由美。そんなに良いモノは無理だけど、バレンタインのお返しだから、何か選びな。(笑)」
「えっ、駄目ですよ師匠。東京に連れて来て貰ってるだけで、十分ですから。」
「それはそれ。これはまた別だから。」
「いいえ。駄目です、私なんかに勿体ないです。」 なんて押し問答しながらショーケースを見てみる。
「ふ~ん。真由美、これが、よく言われてるオー○ンハートってやつか?」
「そうですね。」
「ほぉ~。」
「どうしたんですか?」
「そういうと、女の子ってのはハートが好きだよなぁって思ってな。」
「まぁ、可愛いですからね。(笑)」
「子供の頃にさ、女の子がクリップを捻ってハートにして、胸ポケットなんかに付けてたなって思い出してな。(笑)」
「あっ、やってましたね。懐かしい。(笑)」
「お姉さん。このネックレスと、その指輪も頂戴。」
「えっ、師匠。駄目です。」
「もう、注文しちゃったもん。(笑)」
「駄目です。」
「イイからイイから。」
店員さんが、「あの、サイズは?」
「ほら、真由美。サイズだって。Fカップとかって言うなよ。(笑)」って言うと、店員さんが「プッ」と吹き出した。
「ホントにイイんですか?(困)」
「だって、もう注文しちゃったし。ホラ。」と、サイズを伝えるように促す。
真由美は困ったなぁって顔で、サイズを伝えて入るかどうかを確かめてる。
店を出て歩いてると「師匠~。私、困ります。」って言う。
「えっ、迷惑だった?」
「いいえ。嬉しいんですけど、何にもお返し出来ないですし。私には勿体ないです。」
「何で?これはバレンタインのお返しで、チョッと早いホワイトデーだよ。お返しに、お返しなんて聞いた事ないよ。(笑)」
「だって~。」
「だっても何もない。それに勿体ないなんて言わないの。イイね。」
と、今日は早めだが前乗りで夜に兄ちゃんと晩飯でもって事で約束があるので、真由美を東京駅まで送り1人で帰って貰った。

今夜は蒲田の駅前で宿泊なのでチェックインした。
約束した時間まで少しあるので部屋で寛いでると、線路側の部屋なのでしょっちゅう駅から蒲田行進曲が聞こえてくる。
兄ちゃんが迎えに来て、餃子が美味いって店に入りビール片手に食事をした。
「修二。あまり遅くまでは遊べないけど、久々だからチョッと行くか?」
「あぁ、イイね。」と、こちらで兄ちゃんが見付けた店に入る。
「アラ。ヒロさんイラッシャイ。」と片言の日本語で迎えられる。この辺りはフィリピン系の店が多いようだ。
「お兄さんは、ハジメマシテね。」なんて、挨拶される。
「アイリン、この人は出張でやって来た俺のお客様。」って、兄ちゃんが紹介する。
「何がお客様だよ。よく言うよ全く。呼び付けたクセに。(笑)」なんて笑いながら飲んでる。
フィリピン系はBOXで隣に女の子が座り、スキンシップで飲む事が多い。此処もそんな感じの店だ。
「修二。昨日からコッチへ来てたんだろ。何処へ行ってたんだよ。」
「あぁ、昨日は江古田って所でLIVEがあってさ。新宿で遊んでた。(笑)」
「何。歌舞伎町?」
「いいや、その隣のゴールデン街。」
「そっちかぁ。まぁ、お前らしいけどな。(笑)」
「何。俺らしいって、歌舞伎町は似合わない?」
「歌舞伎町が似合わないってよりも、ゴールデン街が似合い過ぎてる。(笑)」
「それ、どういう意味よ?」なんて言いながら、カラオケを歌ったりして時間が経ってしまった。
店を出てホテルまで歩く。「じゃ、明日は頼んだぞ。」と、兄ちゃんが帰って行った。

翌日、兄ちゃんの仕事を見に行く。
これからの時代、お年寄りが増えるのとパソコンの普及でホームワーカーが増えるだろうって事で、ピザや店屋物の出前なんかはあるけど、日替わりのお弁当の宅配ってのを整備しておくのと、買い物の代行ってのが必要になるのではないかと整備をして早めから準備しておこうと事業が始まるのだ。
(まさか、今のようなネット通販とかUber〇atsとか出〇館なんてモノに変化するなんて思ってなかったが。)
俺が見て、進言したのは買い物代行を考えた時に、マンションなんかでも4階までの所は階段だけの所が多いので、お米や水物といった重い荷物を運ぶのに何か対策しといた方がイイんじゃないかって事ぐらいだった。
既にこの地域だけで契約希望者は予想以上にあるようで、都心に発展し全国に広まれば兄ちゃんも所長ではいられなくなるかもな。
25/05/25 14:01 (zcRKaH8k)
25
投稿者: 遊凛・風凛
4月。俺はまた肉を捌いてる。例年恒例とはいえ、仕入れはしてやるから誰か交代してくれよと思う。
「修二さん。」と、真由美が声を掛けてくる。
「何?」
「この子の家がお肉屋さんで、お手伝いしてたからお肉を捌けるらしいですよ。」
と、男の子を紹介される。真由美のいる部署に新しく配属になったらしい。
「こんにちは。お疲れ様です。」と挨拶される。
「おっ!手伝ってくれるの?」
「お邪魔にならなければイイんですけど。」と、言って手伝いに入ってくれる。
「家が肉屋なら、跡継ぎしなくてイイの?」
「僕は次男なんで、兄貴が継ぐんですよ。(笑)」
「へぇ~、そうなの。じゃ、お肉は安くで手に入るんだ。」
「話しには聞きましたけど、修二さんみたいに卸値そのままって訳にはいかないですけどね。」
「でも、家にはスライサーとかあるんでしょ。」
「ですね。」
「もう、俺も歳だからさ(笑) 楽したいし、そろそろ世代交代って事でレクの奴らに相談しようっかな。(笑)」
「えっ!俺にですか?」
「だって、少しぐらい上がったって、一般より安く仕入れられて捌きもしてくれるなら、そっちの方がイイじゃん。(笑)」
「一度、家に相談してみてからでイイんなら、大丈夫ですけど… 」
「ホント?」
「はい。」
「ヨシ、決まりだ。本当にレクに相談するからね。(笑)」
「解りました。」って、世代交代の交渉が進む。
「あの、修二さん。」
「ん?」
「真由美さんから聞いたんですけど。」
「何を?」
「煙草なんですけど、僕も買わせて貰ってイイですか?」
「あぁ、煙草か。イイよ。一応、1ヶ月纏め買いして貰って、足りない時は個別で言ってくれたら用意するって感じだけど、それでイイ?」
「解りました。お願いします。」って、事でBBQの支度候補と煙草の客が同時に出来た。
夜。歓迎会&花見&BBQも終わり、レク委員と今回の担当に当たった奴らは後始末。俺らは一足先に2次会へ流れて行く。
居酒屋へ行くグループ、カラオケに行くグループ、飲み屋へ行くグループなんかに別れる。
俺は肉ばっかで、チョッと魚が食いたくなったので居酒屋グループへ、真由美は同僚の女の子とカラオケへ行くようだ。
こそっと「後で「F」行くぞ。」とだけ伝えて、それぞれの2次会へ向かった。
俺は居酒屋で魚系の品を注文して皆とグラスを鳴らす。向かいに座ってる同期の女子社員が、
「修ちゃん。この前、ヒロさん所に行って来たんでしょ。どうだった?」 って聞いてくる。
「そりゃ、兄ちゃんだもん。チャンとフィリピン系の可愛いお姉ちゃんが居る店を見付けて常連になってたよ。(笑)」
「バカ。仕事の方よ。(笑)」
「何だ仕事か。まぁ、話しぐらいは聞いてるだろうけど、契約の数もそこそこあって順調な滑り出しみたいだよ。後はどうやって都心や全国に広めるかなんだけど、俺はテレビは高くつくし、今からの時代だからインターネットと、アナログでラジオなんてどう?って、言っておいたんだけどね。」
「インターネットか。ホント便利になったわよね。(笑)」
「って、お前はババァか?(笑)」
「私がババァなら、アンタはじじぃね。(笑)」なんてフザけてる。
隣からは「真由美ちゃん。ティ〇ァニーのオー〇ンハート付けてるけどホワイトデーに貰ったのかしら、羨ましいわね。」
なんて声が聞こえる。
「俺があげようか?クリップをこう(手真似する)捻って作った、修ちゃんのオーッサンハート。(笑)」
「アハハッ!子供の時に作りましたね、そういうの。」
「懐かしいだろ~ (笑)」って、冗談を言いながら時間が過ぎて行く。

次、どうする?って事で、3次会ってカラオケや飲み屋へ行く者、帰る者に別れる。
俺は帰るって事にして1人で「F」に向かうことにした。
ドアを開けると何か賑やかだ。まぁ、何処の会社も同じでこの時期なら花見や歓迎会などからから流れて来るお客も多い。
ん? カウンターを見ると、由美が居る。どうもこの感じだと顔を覗かせたら、忙しいのでヘルプに入ってくれと言われたようだ。
「いらっしゃいませ。」と、声が掛かる。
空いてたのでカウンターに座ると由美がお絞りを持って来て、一瞬プクッと頬を膨らませて笑顔に戻り元の場所へ付きに行く。
BOXに居た加奈の方を見ると、ゴメンと手を合わせてる。
咲ちゃんが来て、「修二さん。ゴメンなさい、忙しくって由美ちゃんに助けて貰っちゃってます。」 って言ってくる。
「本人がOkして入ったんなら、イイんじゃない。」
と、由美を見ると確かに胸元にはネックレス… (あれ?クリスマスの時にあげたやつだな。) なんて思いながら飲んでいる。
咲ちゃんが聞く「修二さん。この前、付けなかったんで聞けなかったんですけど、ヒロさん所に行って来られたんですよね。」
「あぁ、先月な。」
「どうでした?」
「あぁ、兄ちゃんだもん。仕事はしっかり準備出来てたし、まだ始まったばかりだけど上々な滑り出しみたいだよ。飲み屋もちゃっかり見付けて、フィリピン系だったけど咲ちゃんみたいに可愛い子ちゃんが居る店の常連になってたし。(笑)」
「飲み屋は知りませんけど、お仕事の方が順調のようで良かったです。♡」
「やっぱり心配か、兄ちゃんの事。(笑)」
「だって、大事な先輩ですもん。」
「ホントは好きなくせに。(笑)」
「いいえ、違います。「だった。」です。(笑)」
「あっ、過去形ね。」
「子供の頃の事ですもん。(笑)」
「そりゃぁ、失礼しました。(笑)」なんて話して、横の客の方へ行く。
1人でグラスを傾けながら、(ゴールデンウイーク前に博多か、それから田植えだろ。5月の末は礼子と温泉だなぁ… )
なんて、先のスケジュールを考えながら、アレコレと思いを馳せる。と、チーフが来て聞いてくる。
「修二さん。今日も由美ちゃん、お願い出来ますか?」
「あぁ、元から客で来て一緒に帰るつもりだったから大丈夫だよ。」
「じゃ、閉店まで居て貰わないとイケませんけど、お願いしますね。」
「解ったけど、帰りの車はチャン呼んでよ。(笑)」
「解りました。」 (って、加奈のやつ由美に閉店まで入って貰うつもりか。(憤) )
まぁ、仕方ないかって思ってしまう俺も俺なんだけど。
まさかのヘルプだろうし、帰りは真由美の愚痴をいっぱい聞いてやろうっと。(笑)
25/05/26 20:30 (ie2qjqI.)
26
投稿者: 遊凛・風凛
チェンジで、加奈が前に来た。
「修ちゃん、ゴメンね。由美ちゃんに無理言っちゃって。」
「ホントだよ。客で来てるはずが、見てビックリだ。(笑)」
「だって、こんな状態だから… 」
「まぁな。でも、最近こんな状態になる事、よくあるよな。」
「そうね。由美ちゃんが来てくれるようになって、こんな風になる事が増えたわね。あの子、ウチの福の神かしら。(笑)」
なんて、褒めてるんだか何だか解らないような愛想をして別の客の相手に行く。
(福の神か… 何処かで聞いたことがあるな。何だったっけ?えぇ~っと。あっ!そうだ、トイレットペーパーの事を、拭くの紙→ふくのかみ→福の神なんて、何処かのラジオでそんな風に言ってたな。何処だったっけ?そうだ、名古屋のラジオだ。名古屋かぁ、味噌カツに手羽先、ひつまぶしも美味かったなぁ。そう言えば、鰻なんて暫く食って無いなぁ、久々に食いたくなってきた。真由美にも食わしてやりてぇな。)
と、考えてたら加奈が言う。
「由美ちゃん、入って貰う事になったからね。」
「えっ、そうなの?」
「うん。週末はやっぱりお客で来たいから、今日みたいなヘルプはあるかもだけど。取敢えず、火曜と水曜に翌日仕事があるから、24時迄。遅くなっても1時迄ってことで入ってくれる事になったの。(笑)」
「ふ~ん。」
「ホントは週末も入って欲しいんだけどね。(笑)」
「そりゃ、まだ遊びたいだろうしな。」
「あんたが我慢しなさいよ。」
「どういう事?」
「しょっちゅう連れて来てるじゃないの。」
「そりゃ、困るな。」
「何でよ。」
「だって、俺の酒の肴が無くなるじゃん。(笑)」
「肴って。(笑)」
「そりゃ、冗談だけど飲みに付いて来るのは由美の勝手。でもやっぱり遊びたい年頃なんじゃ無いの?」
「そうだわね。(笑)」
(そうか、どうするのかなって思ってたけど真由美も店に入る事にしたのか。ま、色んな客を相手に社会勉強になるか。(笑) )
なんて思いながら時間は過ぎて行く。
今日はホントに客が引かない。ヨソの店も延長とかしていて同じなのだろう、いつも入って来る別の店の子も今日は顔を覗かせない。

2時… 2時半を過ぎて、やっと店も落ち着いてきた。
亜美ちゃんが付きに来て、「修二さん。由美ちゃん凄いですね。(笑)」 って、言う。
「何が?」
「歓迎会で転勤して来た人を連れてこられたお客さんがおられて、御祝いでその人用にってボトルを下ろされたんですけどね。由美ちゃんが「じゃぁ、私からの御祝い。」って言って、ボトルにその人の似顔絵を描いたのがめっちゃ上手で、お客さんも喜んでくれてたんですよ。(笑)」
「あぁ、子供の頃に漫画家になりたくて美術部だったらしいからね。」
「へぇ~、そうなんですか?イイなぁ、そういう才能があるのって。」
「何言ってんの。何もしなくったって亜美ちゃんは可愛いから、男が寄って来るって才能があるじゃん。(笑)」
「寄って来ません。」
「よく言うよ。亜美ちゃん目的で通ってきてる客、何人も知ってるぜ。(笑)」
「いませんよ。もう。」
「そんな、照れなくったってイイじゃん。」 なんて笑ってると、時間も過ぎてしまったようで、チェックの時間となった。
タクシーも来たようで、店を出て車で少し待つ。
真由美が下りてきて、運転手に「お待たせしました。」と声を掛けて乗り込んで来る。
走り出した車の中で見ると、真由美がこの前買ったネックレスをしている。
「あれ、さっきクリスマスの時のクロスのしてたじゃん。?」
「あっ、気付きました。実はいつも持ち歩いていて、気分で変える時もあるんですけど、基本的にはプライベートでオー〇ンハート、お店ではクロスにしようっかなぁって… 」
「あっ、そういう事。(笑)」
「師匠~。今日はお客で行ったつもりなのに、まさかだったですぅ。」と、もたれ掛かって来る。
「まぁ、忙しそうだったもんな。でも、嫌な時は断らないとダメだよ。ストレスになるから。」
「でも、あんな状態で頼まれたら嫌って言えないですもん。」
「まぁな。あっ、それはそうと入る事にしたらしいじゃん。」
「そうなんですよ。平日ですけど、来てくれます?♡」
「平日はなかなか難しいな。まぁ、時々だな。(笑)」
「無理にとは言いませんよ。(笑)」
「そうだ。今日紹介してくれた肉屋の息子。」
「何かしました?」
「いや、レクと向こうの親に聞かなきゃイケないけど、肉の仕入れの後釜してくれるかも知れないし、煙草の客にまでなってくれたよ。ありがとうな。」
って話してるとバス停に着いた。

部屋に入るなり真由美が抱き着いてきて、いつもより激しくkissを求めてくる。
「どうしたの?」
「だって~ 」と、更に激しくkissをしてくる。
「師匠。♡」
「何?」
「ギュ~ってして。♡」
「こうか?」
「うん。Chu!もして。♡」
「Chu!」と、真由美が何度もChu!… としてくる。そしてまたkissを求める。今日はよっぽどストレスだったのかな?
「ママって、意地悪なのかな?」
「何で?」
「だって、なかなか師匠に付かせてくれないんだもん。」
「それは違うんじゃない。プライベートで一緒にいるから、由美の時ぐらいはって思ってんじゃないの?(笑)」
「そっかぁ。」
「だと思うよ。」
「でも、傍に居てたいなぁ。」
「我儘言わないの。」
「じゃぁ、今は?」
「今ならイイよ。」
「い~っぱいエッチして♡」
「イイよ。♡」と、kissをしながら下着越しに割れ目を刺激する。もう、布も湿り気でビチャビチャだ。指を布ごと押し込んでいく。
「いゃん。♡」指を抜き、代わりにゴムも付けずに竿を布の上から押し込んでみる。
服を脱がせながら「今日は?」と、聞く。
「今日は大丈夫です。」と答えたので、竿を抜き布を引っ張ってズラし、そのまま入れる。
腰を動かしながら俺も服を脱ぎ、体制を変えようと一旦離れた時にお互い裸になる。
すると真由美が後ろから抱き着いてきて、
「師匠。意地悪してイイですか?」と聞いてくる。
「何?」って聞くと、手をまわしてきて竿を扱き出す。kissをしながら手の速度がどんどん速くなって行く。
その刺激に竿も反応して行く。すると、手を放し今度は指をその下の袋に向かわせ遊び始める。
少し遊ぶとまた竿を刺激してくる。
また竿が反応して一段と硬くなると、前に周ってきて俺に跨り「イイですか?」と、腰を沈めてきた。
そして俺にもたれ掛かってくるので自然と俺は寝ころぶ。上になった真由美が自ら腰を動かしている。
暫くすると疲れてきたのか腰の速度が緩んできた。今度は俺が起き上がり座位で腰を振る。
今日は何か刺激を求めてるようなので、kissから胸に行かずに腋に舌を這わせる。
「師匠。汗かいてますよ。」
「そんなの関係ないよ。」と、続ける。そのくすぐったさに真由美がギュっと締め付けてくる。
そのまま倒れ込み今度は俺が上になり、腰の速度を上げて行く。
最後を迎える時、生では中に出さないのを知ってるので、「口に。」と言ってくれる。
俺は竿を向かわせ口内発射して、真由美はそのまま掃除までしてくれた。
そして喉を潤し酔いも醒めてきたのだが今日の真由美はいつもと違い、更に俺を求めてきて再度激しく重なり合った。
25/05/28 02:09 (QkD1cBFG)
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