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背徳感は蜜の味
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:背徳感は蜜の味
投稿者: (無名)
こめかみに当てていた指を下ろして、ひとつ溜息をつく。

時計に目をやると定時が迫っていることに気付いて、きりの良いところで仕事を終えるとパソコンの画面を閉じた。

視線を前にやると部下たちがそろそろ帰り支度を密かに整えていて、こちらを伺う雰囲気が漂い始めていた。

中村遥香は内心で苦笑し、大袈裟に溜息をついて見せてから腕を伸ばしてみせた。
これで部下たちも仕事の手をおもむろに止めて、時計を見ると定時を10分ほど過ぎてから次々と席を立ちはじめる。

上司の遥香が率先して仕事を切り上げないと部下たちが帰りづらいなんて、嫌な風潮を作り上げたのは歴代の前任者立ちである。

会社も今の時代にそぐわないと危機感を抱いて重い腰を上げ、今のポストに初めて女性の遥香を置いたのだ。

女性にして38歳、実力と柔軟性に富んだ遥香は上司として言わば事実上の実験台である。
これで良い前例を築けなければそれ見たことかと、頭の古い爺様たちを喜ばせるだけなので、自分を推してくれた遥香の元上司に恥をかかせまいと日々頑張っている。

彼は今役員にその名を連ね、会社の古い体制を変えようとしてくれている。
遥香は新人の頃に上司だった彼に育てられ、可愛がられたものだった。
その恩に報いる為に茨の道を行き、踏ん張らなければならない。

近視用の眼鏡を外して椅子から立ち上がり、オフィスから出る。
上司の自分が率先して帰る姿を見せないと、部下たちも帰れないから。

こんな役目をするのは自分で最後にしなければならないと、遥香は心に決めている。
エレベーターの扉が閉まると盛大に溜息をつき、後の壁に寄りかかった。

凛として近寄りがたい雰囲気を漂わせてはいるが、遥香にも結婚を意識した相手がかつてはいた。

仕事とプライベートのどちらを重要視するかなんて、今なら迷わず後者を選ぶはずなのに、若かった遥香は仕事を選んでしまった。

目陰の至りとはいえ、キャリアウーマンに憧れて入社したキャリアを無駄にはしたくなかったのだ。
今では同期入社した女性たちは遥香を除いていなくなり、同期の同僚たちには陰で鉄の女と揶揄されていることを知っている。

それは女だてらに仕事の能力が高いだけではなく、同期の自分たちの誰にも靡かない遥香を皮肉った醜い焼き餅である。

それほど遥香は誰が見ても、美しい女性だった。
自宅に変えればコンビニの弁当をビールで流し込む虚しい夕食、楽しいことなんて何もない。

そろそろ生理が近いからか、胸が張ってきている。
この時期になると体がざわついて、仕事の集中力が散漫になりかねない。
熱いシャワーを浴びて体の泡を流していると、指が乳首に触れただけで鈍い感覚が起きる。

敏感な体質が恨めしくて、さっさと体の泡を洗い流していく。
不意に下半身のそこを何気なく触れると、無視し難い感覚を覚えた。

遥香は無言で指を這わせて、敏感な部分をのの字に動かしていた………。

バスタオルで体の水気を拭き取り、化粧水を肌に馴染ませる。
裸のままベッドに横たわり、ベッド脇の引き出しから男性の形をした黒い物体を取り出す。

先に指で敏感なところを可愛がり、指を下にずらして静かに挿入する。
これが愛しい人の物だったら………。

堪りかねて疑似男性器を手に持って入口にあてがうと、眉間に深い皺を刻みながらゆっくりと沈めていく。

浅く深く加減をつけて、動かしていく。
やがてやって来る、その瞬間を目指して……。

ずいずいと分け入り膣壁を擦られる快感にそれを両手で必死に動かし、ふわふわと腰がベッドから浮き上がる。

誰も聞くことのない卑猥な水音が出し入れされるそこから鳴り響き、ベッドに肩を沈み込ませながら背中まで浮き上がりはじめる。

そして数回ほど腰が激しく上下してベッドに降ろされると、体を丸めて横向きでびくびくと痙攣する体を自ら抱き締める……。

虚しくて甘い官能の波が引いていくまで、数分が経過してから体から疑似男性器を引き抜いた。

透明な糸を伸ばしながら黒光りするそれを眺め、綾香は寂しさを覚えていた………。





翌朝、いつもの習慣で熱いシャワーを済ませて、清潔な下着を身に着ける。
メイクをして髪の毛を後ろで一纏めにすると全身が見える鏡の前でストッキング、ブラウス、上下スカートスーツを身に着けてチェックを済ませる。

パンとコーナーだけの簡単な朝食を採って、玄関を出る。
嫌味なほど爽やかな朝日を浴びて、駅に着く頃には仕事モードの顔になっていた。

ホームに並ぶと今日はいつもより混んでいるような気がして、朝からうんざりする。

これがこれからの受難を暗示しているとは、この時は遥香には思いもしなかった………。


 
2025/04/19 18:20:53(PVfJ0iba)
27
投稿者: (無名)
前髪でおでこを隠し、肩の辺りで切り揃えられた艶のある黒髪。
夏服の白いセーラー服を着た17歳の女の子が、現代っ子らしくスすらりとした165センチの体を誇示するように車窓の前に立っていた。

その着ている制服から由緒正しい女子高の生徒であることが分かり、知的で清楚な雰囲気を漂わせている。

スレンダーだけれど細過ぎるということもなく、バスケットをして程よく鍛えられた身体はしなやかな筋肉を纏う。

やはり現代っ子らしい発育を見せるその身体といえばCカップの乳房が、セーラー服の赤いリボンを前に浮かせ2つの丘を盛り上げさせていた。

いつもと変わらない通学の朝、いつもと何ら変わらない満員電車のはずだった。
中村梓の身体に毒牙がそっと近づいているのにも気付かず、母が作ってくれた今日のお弁当は何だろうと健気に想い、今からお昼を楽しみに考えていた。

不意に後から腰に手が触れられる気配に気付き、気にする素振りを見せる。
やがてその手ははっきりとした意思を見せて梓に襲い掛かり、梓もまた抵抗を露わにした。
それだけでも大変なのにもかかわらず、前からも膝丈のスカートを捲り上げられようとする、別の男の手に慌てて対処しなければいけなくなった。

前からも後からも同時に攻撃されては歯が立たず、スカートの前を持ち上げられるのに気を取られているうちに、後の男がセーラー服の中に両手を侵入させてしまった。
梓の白い柔肌を伝い上がり、ブラジャーを押し上げて2つの丘を包み込む………。

焦る梓がセーラー服の上から男の手を剥がそうと四苦八苦するうちに、前にいる男がスカートの中に手を侵入させて、難なく指を縦筋に到達させる。
上下に動き出して小さく円を描くようにして、眠りにつく蕾を揺り動かしていく。
成す術なく揉みほぐされる乳房が無惨に形を変化させ、可愛らしい乳首を摘まんで捏ねくり回されていく。

望まぬ感覚が湧き上がるのと比例して梓の抵抗も影を潜め、前にいる男が乳房に、後の男が下半身に攻めの対象を変更させる。
セーラー服を捲り上げ、前にいる男が現れた白い乳房に目を輝かせながらピンク色の乳首を口に含んだ。
舌先で転がされる感覚に下唇を噛んだ梓が首から上を、ぴくぴくとさせて反応を見せる。
ショーツに侵入させた別の男の手の指が、覚醒したクリトリスを弄くりまくり回し、梓の口から切れぎれの吐息が吐き出される………。

現実の空間で味わう非現実的な悲劇に戸惑い葛藤し、強制的に高まりゆく快感に若い体が勝手に熱くなる。
こんなの嫌っ!………そう気持ちは拒絶するのにもかかわらず、女の部分が官能の味を追い求めようとする。
せめぎ合う2つの勢いがぶつかり合い、男たちの巧みな指使いが梓の理性を捻じ伏せていく……。

乳首を摘んだ指が先端に向かって滑るように動かされ、すぅ~っ……すぅ~っと離しては、執拗にそれを繰り返えされて、。ゾクゾクするような快感に身体の力が抜けそうになる。

ヌルヌルする指先が敏感な蕾を執拗に弄くり回し、否が応でも気持ちがいい……。
隙をついて前にいる男がショーツを引き下げ、白い靴下とローファーを履いた足首から抜き去る。
まだ薄い恥毛が愛液に濡れて大陰唇に貼り付き、ぴったりと閉じていたはずの割れ目は興奮を顕著に表したように開いていた。

しゃがみ込んだ男が梓の片脚を持ち上げて肩に乗せ、指で割れ目を開いて膣口を覗き見る。
ある意味では残念で、ある意味では喜ばしい……。
処女膜はどこにも認められず、清楚な見た目に反してそれなりの経験をしているらしいと知る。

まずは花園に顔を埋め、舌を這わせていく。
若く新陳代謝の良いそこは酸っぱい匂いに溢れ、舌が優しくクリトリスに触れるだけで梓が堪らなそうにする。
首を傾げて自分の肩に乗せ、眉間にシワを刻んで盛大に吐息を吐き出している。
男は包皮を唇で挟んで吸い上げ、舌先を走らせては首を後に引き、透明な愛液の糸を伸ばす……。
また口をつけて、それを繰り返していく……。

梓の後に張り付く男も負けじと梓の右の脇の下から頭を潜らせ、乳首に吸い付いていた。
左乳首は相変わらず指で摘み、右乳首は舌で転がして吸っては離し、吸っては離し、チュパチュパと音を出している………。

こんな前代未聞の事態に緊張で身体を固くしてした梓は今や、快感で男たちに支えられていなければ立ち続けることは難かしい状況にあった。
舌先を動かしながら、男はその時を待っていた。
いちばん梓の反応が良い攻め方に徹して、舌先を密着させたまま上下に動き出し続ける。
ペースを早めることなく乱さず、梓を窺い見ながらひたすら躍動させていく。

溺れたように顎を上げて口を開けて、あうあう……はふはふっ……と呼吸をする梓。
上下する頭が頻繁に動き出し、ぷるぷると震えながら俯いたその時…………。

ビクンッ…ピクッビクッ!……ピクッ!…ピクッ!…

激しく体を弾ませ、悶絶していた顔を弛緩させた梓が恍惚としたように、本来の美少女の美しさを取り戻した。
おもむろに立ち上がる男が梓の膝裏を持ちながら片手でズボンのチャックを下ろし、熱り立つモノを取り出した。
目を閉じたままの梓はまだ、それに気付かない。
まだそんなに経験は無いであろうビラビラがはみ出してもいない梓の割れ目、そこに押し当てられて初めて気付く。

目を見開いて恐怖する梓を尻目に男が力を込めると、圧迫される苦痛に目を固く閉じて顔を歪ませる梓………。
にゅっ……と沈み込むと同時に亀頭が中に消えてしまうと優しく丁寧に丁寧に前後させ、徐々に徐々に奥へと沈めていく。

口から内臓が押し出されそうな苦痛、押し広げられながら入ってくる苦痛に顔を紅潮させて耐えていた梓が不意に落ち着いた。
子宮口に到達させた男が動きを止め、美少女の顔を見詰めていた。
柔らかくも狭い中は温かくて、力を抜いているのに入口はさらにキツイ。
男はポケットをモゾモゾとさせるとゆで卵より一回り大きい物体を取り出し、何やら操作し始めた。

元々は手のひらに収まる大きさの物に、音を吸収させる為のシリコン製の分厚い素材を被せただけの物体……。
スイッチが入ると驚くほど音は小さく、男の手の平に覆われているとほぼ聞こえなくなる。
恐怖で逃げ出したくても後から抱きつかれ、前からは膝を持ち上げられたままペニスを奥深くまで挿入されていては、身動きすら取れない……。

男は容赦なく指で包皮を持ち上げてクリトリスを露出させると、丸く穴の空いた部分を蕾に素早く被せ、押し当ててしまった。
何が何だか分からない、痛くはないけれど形容し難い感覚が永遠と続くこの感じは何だろう……。

包皮から本体が隔離され、すっぽりと被せられたクリトリスに直接物体が触れる感覚はないのにもかかわらず、何かが確実に何がぶつかってくる。
小さな空気の塊、衝撃波が体当たりをしてきて砕け散りる。
その名残が消えぬうちに次々と機関銃の弾丸のように連続して吐き出され、柔らかな感覚を生み出していく。

その感覚に気付いた頃には梓の顎がシーソーのように揺れ動き、上がったと思ったらゆっくり下がり、下がり切らぬうちに跳ね上がる。
何とも言えない悩ましげな表情になった梓が喘ぎ出し、腰が無意識にウネウネと動き出した。
図らずも自分で埋まったペニスを刺激し、自らも刺激を受けて眉間にシワが寄る。

外からの快感と中からの刺激に膣壁が勝手にヒクヒクと波打つように動き、その刺激によって男もゆっくり抜き差しを開始する。
まだ膣でまともに快感を得たことのない梓はその違和感に、中で動いているとしか感じられないけれど、クリトリスが気持ち良くてそれどころではない。

男は器用に片脚を持ち上げたままゆっくりと腰を躍動させ、乳首に口に含む、
ねっとりと舌に転がされ、硬く勃起した乳首が口の中でくねくねと倒れては起き上がる。
優しく吸っては舐めて、吸っては転がして……。

ウゴォッウゴォッウゴォッウゴォッウゴォッ………
ウゴォッウゴォッウゴォッウゴォッウゴォッ………

男の手の平の中でくぐもっだ音を放つ玩具が梓を酔わせ、乳首の快感に鼻を添えていく。
優しい真綿に包まれているような、根元までまるっとクリトリスが刺激される甘さが堪らない。
擦られているわけではないから痛くもならないし、ただひたすら気持ちがいい………。

男は抜き差しを繰り返しながら梓の反応を窺い、乳首を愛撫しながらGスポットの辺りを繰り返し擦り上げていく。
カリ首が何度も通過していく違和感が、いつしか梓の中で意味を持つ感覚へと変化していく……。

じんわりと心地の良い何がが滲みはじめ、未知の感覚を引き出していく。
何とも言えない甘さが広がりだして、独りでに腰がうねり出す。
もっと…もっと……ねえ……もっと欲しい……。
そんな欲求が初めての快感に突き動かされて、男が痴漢というのも忘れて首に縋り付く。

10分、15分、20分………と、クリトリスを刺激され続けられては無理もない。
イクという状態を知らない梓でも、イキそうなのにイケない状態が続けば膣の感覚も引き上げられていく。
急に目覚めた未知の快感を知ってしまったら、もう何も考えられない………。


ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ
ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ


梓の愛液が結合部から男の陰茎に伝い落ち、陰嚢まで濡らしていく。
女としての夜明けを迎え、後の男に背中をさ支えられて膣がしっかりペニスを咥え込む。
刻一刻と変化を見せる梓の表情を見逃さず、男は官能を享受する彼女を犯し続けていく。


ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ
ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ


まるで握り締められるかのような狭い膣壁が文字通り、時おり握り締めるようにふにゃふにゃと狭めるような動きを見せる。
苦しげに喘ぎ出した梓が必死な形相で男にしがみつき、息も絶え絶えに顎をゆっくり持ち上げた。

その時………、ビクンッ!…ビクンッビクンッ!……

鋭くおびただしい快感が押し寄せてくるのに耐えられず、オーガズムを迎えていた。
男は執拗に押し当てていた玩具をポケットに仕舞い込み、持ち上げていた片脚を降ろすと反対側の片脚を持ち上げ、腰の躍動を再開させる。

女を目覚めさせたばかりの梓は開発の進んだ女性に比べればまだまだだけれど、教え込むいい機会だとペニスを送り込む。
はぁ〜はぁ〜……と、荒い呼吸を繰り返す梓は敏感体質の片鱗を見せはじめ、艶めかしい表情を見せて酔っている。

頬も耳も赤く染めて、少々ペースを早めても堪らないとでもいうように感じている………。
間違いなく梓にはその素質があると見抜いた男は激しく、しかしながら丁寧さを忘れず腰を躍動していく……、


ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……


愛おしい恋人を逃さないように膣壁が収縮を見せて、ペニスに追いすがる。
愛おしい恋人の胸に飛び込むようにペニスが奥へと突進して、梓が酔いしれる。
その飽くなき作業が何度も梓の頭を跳ね上げさせて、妖艶な顔を作らせる。


ヌッチャッンッヌッチャッンッヌッチャッンッ…
ヌッチャッンッヌッチャッンッヌッチャッンッ…
ヌッチャッンッヌッチャッンッヌッチャッンッ…



男の突き上げに梓の下半身が跳ね上がり、下がってきた梓の下半身を迎え撃つように男が突き上げる。
梓の中から陰茎が半分ほど姿を現しては一気に飲み込まれ、艶々した杭が幾度も打ち込まれる。
それが歯痒くて男が手に持つ片脚を引き寄せて、加減をしたペニスを送り込む。


ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……


眉間から汗を滴らせる男が奥歯を食いしばり、それでもその動きを止める気配を見せない。
彼の肩に埋めた顔を時おり持ち上げる梓は目を潤ませて、自分の身体の変化に恐怖を覚えていた。
息が苦しくて、どこまでも気持ち良くて、どうにかなりそうな感覚が付き纏う……、
ある意味で止めて欲しくて、なのに絶対に止めて欲しくもなくて、自分は一体どうなってしまうのか………。

あぁ…嫌っ………怖い…でも………気持ちいい……

怖い怖い怖いっ……あぁ気持ちいい……あぁっ……



乙女の恥じらいはどこ吹く風、恐怖心を凌駕する快感がどこまでも貪欲な女の業を引き摺り出していく……。


ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……


意識はあるのに白く霞んでいく視界が恐怖心よりも、得体の知らない幸せを感じさせる……。
息が出来ない、苦しいのに気持ちいい……。
気持ちいい……気持ちいい…気持ちいい………。


不意に梓は濃霧に包まれて、眩い光に視界が塞がれて何も見えなくなった。

これまで生きてきて経験したあらゆる気持ち良さを越えた快感に意識が飛んだ。

体を弾ませる梓を男は必死に抱きしめ、強烈に締付けてくる彼女の中に放出していた………。




放心状態からまだ脱せない梓の片脚を下ろし、その上半身を引き寄せると今度は後にいる男が貫いた。
一瞬だけ苦悶を浮かべた梓の顔は、3回と揺れる頃にはうっとりとして泥酔したようにその官能の中に飲み込まれていった。

時には必死な形相になり、時にはとろけそうな顔を見せ、後から突かれるその快感に男の胸に顔を埋めた口から、シャツに涎を染み込ませて喘ぐ。
白い小さなお尻の肉が突かれるたびにたわんで形を変えて、その下で男のペニスを吐き出してはまた飲み込んでいく………。


グチュッグチュッグチュッグチュッグチュッ……
グチュッグチュッグチュッグチュッグチュッ……


男の放った精液がペニスの滑りを加速させ、若い梓をこれでもかと攻め立てていく。
何も見ていない、焦点の定まらない目をした梓が背中を反らせ、頭を持ち上がらせていく。

眉毛を下げて困ったような表情で口を開け、堪らないといったように目を閉じて必死な形相になったかと思えば駄々っ子のように首を振る……。

それを何度も繰り返し、マイペースで腰を躍動させる男とのギャップが卑猥に映る。
その男も苦しげな表情を顔に浮かべ、必死に奥歯を噛み締めはじめる。

梓の狭い膣壁が再び収縮し、本能に揺れる男女2人それぞれにその時が迫っていた。
男は悶絶し、梓も甘い表情から必死さが見えるようになり、もう猶予のないことが知れる。


ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……


梓が不意に背中を弓なりにして、体を硬直させた。
男が射精をするその最中、体を激しく弾ませて支えられなければ崩れ落ちていただろう………。 

人生2度目のペニスで得られたオーガズムの波は、ゆっくりと引いていくまで梓を酔わせ続けていた……。
まるで飼い主に撫でられて恍惚とした猫のように大人しくなり、ショーツを履かせられてもまだ夢の中にいるような心地だった。



梓は薬剤を手渡され、スマホの検索画面に映し出された薬剤名と照らし合わされて何のための薬かを理解した。

緊急避妊ピル………。

怖くなかったかと言えば嘘になるけれど、誰にも相談は出来なかった。
ドキドキしたけれど、それを飲んで十数日後には無事に生理を迎えて胸を撫で下ろした。

もう二度とあんな目には遭いたくない。

もう忘れよう、そう思った。

なのに、身体が忘れさせてくれそうにない。

生理前、生理中、生理後も身体が疼くのだ。

覚えさせられた、あの快感を求めて………。




25/05/09 13:05 (ZDAGu3xZ)
28
投稿者: (無名)
最高です
まだまだ次の展開を見てオナニーしたいです
よろしくお願いします
25/05/09 23:44 (bGEKDZfp)
29
投稿者: (無名)
息子の最後のお弁当を作り終えて、玄関からその背中を見送ったのが先週のこと。
これまで幼稚園への送り迎え、小学校の逃れられないPTAの参加に塾への送り迎え。
そして高校生活を送るうえで3年間のお弁当作りを最後に、晴れて子育てを卒業してしまった。

毎朝早起きして弁当箱に詰めるのは世の男性が考えるよりも大変で、育ち盛りの男の子だから量も作る本人が食べるとしたら、3倍の超大盛りの量はある。
誰も褒めてくれないから我ながらよくやったなんて、自分で自分を褒めてみる。
過ぎ去って見れば大変だったけれど、生き甲斐だったんだなぁと今更ながらに気付いた。

子供はあっという間に成長し、自分の手から離れていく。
春休みが開ければ大学生活が始まる。親の知らぬ間にせっせとアルバイトに励み、どうせこの住み慣れた実家を巣立っていくに違いない………。
そういう子なのだ………。
そうと分かっているのだから自分も子離れをしなければならないと、和田優子はもう一度社会との繋がりを求めて職探しを始めた。

今さらまた働くのかと夫は言うけれど、子供を産んだのが早く青春を子育てに捧げてきたのだから、文句は言われたくない。
42歳で余生なんてまだ早いでしょ?……と返すと、夫は何か言いたそうな口をつぐんでしまった。
そう、自分は仕事に生きて子育ても申しわけ程度にしか手を出さず、こちらに全てを任せっきり。
付き合いだ何だと理由をつけて飲み歩き、休日は趣味のゴルフに釣りだ何だと家を開けて夜にならないと帰らなかった。

まあそのお陰で食卓には新鮮な魚料理が良く並び、舌鼓を打たせてもらったけれど……。
それで帳消しにはなるはずがない。
年に1度くらい近場でもいいから旅行に連れて行ってくれてもいいのに、夫はすべて自分の趣味に時間を使うので、友達と温泉に行くしかなかった。

夜も疲れたと言ってろくに相手もしてくれないし、自分が性欲を満たしたい時だけ相手をさせられるようなセックスだった。
まあ………スケベな夫のセックスは、悪くはなかったけれど………。
もっと心の通うセックスがしたかったし、そうでなければ誰としたって大して変わらないではないか。

嫌いというほどでもないけれど、良き夫として愛してるかと聞かれたら優子は自分でもよく分からなかった。
夫が突然死したとして、そのとき自分はお葬式で涙を流せるだろうかと本気で想像してみたけれど、怪しいものである。


妻の意味深な短い反論に心当たりがありありな夫はそれ以上何かを言えば、百倍になって自分に返ってくるのが分かっているので、渋々認めるしかなかったようだ。
当然である………。

優子はデザイン系の会社にいた頃によく出入りしていた取引先の夫と出会い、それがきっかけとなって結婚した。
初めはパート勤めでもいいかしらと思ったけれど、昔取った杵柄はまだ錆び付いていないと思ったので、思い切って応募したところ、面接をすっ飛ばしてそのまま採用となった。
何を隠そう元いた会社で、寿退社する時も相当に残念がられた過去がある。
さすがに自分の座る席はなく、下っ端から始めなくてならない覚悟はしていただけに、びっくりだった。

優子が現役時代の先輩は管理職となり、つい最近まで年に数回は連絡を取り合う仲だった。
その先輩……今は上司だけれど、彼女は優子の息子が子離れする時期を知っていたとみえて、優子を再び引き入れるべく虎視眈々と狙っていたと満面の笑顔で教えてくれていた。

そりゃあこの扱いになるはずである………。

狙っていた獲物が自分から飛び込んで来たのだから、飛んで火に入る夏の虫だった訳で、上司となった元先輩の彼女はお気に入りの後輩の優子を再び得ることが出来て、笑いが止まらないのだ。

彼女は優子を事あるごとに話題に上げていて、まるで伝説のデザイナーであるかのように社員たちに吹聴していたらしい。

あのね、普通の人間で才能なんて高が知れてるから、買い被りだから、きっと失望するから………。

いくらそう言っても出戻りの優子から見て先輩にあたる若い社員の彼女たちは、優子をパンダか果てはどこかの神様かとでもいうように羨望の眼差しで見詰め、すっかり先輩扱いである。

だめだこりゃと深い溜め息をついたのが半年前のこと、仕事はやっぱり楽しくて水を得た魚のように頭を働かせていると、面白いように元先輩である上司の彼女に採用されていた。

やっぱりアンタは私が見込んだ女よっ……!

鼻息荒くそう豪語する彼女を冷や汗を流しながら宥め、そっと後を振り向くと先輩であることをすっかり放棄した若い後輩たちが、目をキラキラさせていた。

ある種のやり辛さを感じつつ、優子は機会を見ては若い彼女たちに少しづつ教えていった。
面白いもので、個性溢れる彼女たちはその眠っていた才能を少しづつ目覚めさるから不思議なものである。
先輩にして上司の彼女が不思議がって優子にどんな教え方をしたのかと聞いてきたきたけれど、それは優子にもよく分からなかった。
だって特段に変わったことを教えたわけでもないし、ただコツを教えただけなのだから………。




優子に人気があるのは、仕事の才能があるだけではない。
どこぞの高額なブランドでもなく、手頃な値段の服をセンスよく着こなす技。
その洗練された人柄と普通の主婦なのにスタイルを維持してきたそのプロポーション、嫌味のないその美貌だった。

決しておばさん臭く落ちることもなく、若い彼女たちの良き見本としての生き証人なのだ。
それは即ち男性からも注目されることでもあり、一部の邪な感情を抱く男たちの目を引くということでもある。
実際このところ、通勤電車内でお尻を触られることが増えていた。
こんなおばさんを触ってどうするの?……と、おばさん呼ばわりを嫌う優子は、この時だけは自分をおばさんと強調してしまう。

まったく、見境がないんだから………。

優子は知らなかった。
世の中には若い女の子よりも、マダムキラーと称される性癖を持つ男たちが存在することを……。
蛇の道は蛇というように、優子の情報はその世界に驚くべき速さで伝るものである。
新たな獲物として目を付けられ、観察されていることも気付かなかった。

そしてその日の夕刻、帰宅する電車の中は男たちが集結していた。
彼等は優子が気付かぬうちに取り囲み、機会を窺い見る。
そう、今開いたドアから乗り込んできて優子の前に立った男も、その左右に立つ男たちも……。
いや、優子の周囲360度周りの十数人は皆、仲間の痴漢師たちだったりする。
じわじわと外周を固めて鉄壁を築き、最後に優子の前を塞いで袋の鼠にする。

マダムらしくセミロングヘアを緩やかにウェーブさせて、品良く見せている。
着ている物はシャツブラウスに見えて、前側で止めているボタンはお腹辺りまでしかない。
ボトム側のスカート部分はシンプルに脹脛までの長さの丈があり、腰の部分にゴムが入ってさらに付属の紐できゅっとウエストを絞っている。
紺色だからボタン2つを開けた白い胸元が男をそそらせ、さり気なく立てた襟がうなじを隠している。

濃紺色だから目立ちはしないけれど、薄手の生地は光の加減でわずかに透けさせる。
優子がランチに出かける際も太陽光で脚は透けて見えていたし、今こうして間近で見ると黒い下着のラインが丸分かりである。

もう、待てなかった………。

後、横、そして前………。
次々に伸びてくる男たちの手に、動揺しながらもモグラ叩きのように振り払っていく優子。
胸、お尻、また胸、そしてお尻………。
切りがなかった。
それでも止まっているわけにはいかず、必死に手を振り払う優子だったけれど限界はくる……。

お尻側のスカート部分をたくし上げる手をはたき落としている間に胸の前のボタンを外され、それに気を取られるとまた後で裾を持ち上げられる。
同時に前側も持ち上げられて、両腕を拘束されてしまった。
何が起こっているのか理解が追いつかず、本当にここは日本なのかと泣きたくなった。

怖くて竦む片脚を持ち上げられ、何かでパンストが切り裂かれる。
男が股の間に顔を埋めるのを信じられない気持ちで見ることしか出来ず、不意に優子が固く目を閉じた。
シンプルな黒いショーツのクロッチを掴んで横に寄せ、この年代の女性らしい女性器を目の当たりにする男。

この日1日を過ごしてきたそこはIラインに沿って恥毛が生い茂り、上の方はジャングル状態……。
茶色というよりも黒紫色になった小陰唇がはみ出ていて、尿混りの蒸れた独特の匂いが鼻を突く。
男は喜々としてそこに舌を這わせ、汚れを隅から隅まで舐め取っていく………。

その生暖かい舌の感触が、優子は気持ち悪くてならない。
唇を固く引き結び、割れ目の外側、内側、真ん中を這い回る舌に悪寒が走る……。
不意にそれが断ち切られる。
舌があくまで優しく、いやらしく触れられたくない場所を攻め始めたのだ。

こんな男に、嫌っ…………!

激しく拒絶する優子の気持ちそのままに、左右に頭をブンブンと振る姿が痛々しい……。
その頭がいきなり弾かれたように跳ね上がり、また駄々っ子のように俯いて左右に振る……。
それも長続きはしなかった。

仲間内でも無類のクンニ好きで知られる男は、持ちうるテクニックを惜しげもなく出していく。
肉布団のような包皮を舌で覆い、優しく揺れ動かしていく。
そうして寝た子を起こし、舌先でれ〜ろれ〜ろ……と強弱をつけて、覚醒させる。
上目遣いで見る優子は明らかに感じているのに、この期に及んでまだ拒絶をするように顔を背ける仕草を見せている。
いつまでその態度を続けられるのかと、男の舌が躍動する。


唇で丸ごと包んで軽く吸い上げながら舌で丁寧に叩き続け、ウネウネとひたすら動かす。
吸っては舐めて吸っては叩き、小さくのの字を描いて上下に舌先を走らせる。
すると優子の腰がピクピクッと頻繁に短い痙攣をするようになり、膣口からとろりとした無色透明の愛液が溢れ出てくる。

それを舌先に絡め取り、包皮を持ち上げて敏感になったクリトリスに塗りたくる。
すっかり血色が良くなり濃いピンク色になった、そんな蕾を凌辱していく。
唇で挟んで吸い上げ、舌先を走らせる。
舌を密着させて痛みが出ない程度に微動させる。
吸っては離し、吸っては舐め回す………。

あくまで女をいかに感じさせるかを追求した男の愛撫は優子をとろけさせ、その経験値の深さ故に呆気なく夢中になってしまう………。
その優子の上半身はボタンをすべて外され、ずらされた黒いブラジャーの下の乳房が男たちの餌食になっていた。
細身の割りにGカップもある乳房は揉み甲斐があり、固くそそり勃つ濃い茶色の乳首を左右の男たちが交互に舐めている。
ねっとりと舌先が乳首を倒し、ねちねちと舐めては吸ってしゃぶって………。

下の男がクリトリスを吸い上げた。
チュウ…チュウ…チュウ〜〜っ………。
徐々に頭を持ち上げていく優子が顎まで上げて、ぷるぷると震えだす。
男の舌先が忙しなく躍動していたのだから、堪らなかったのだ。
唾液と愛液の混ざったものが音を立て、泡立った粘液が忙しなく動く舌に絡んで糸を伸ばす……。

閉じた瞼の下で動く眼球が逃げ惑い、官能に染まった優子の顔は羞恥することすら忘れ、口がだらしなく半開きになっていく。
男たちに囲まれて座ることも倒れることも出来ず、逃げることも叶わない……。


優子が唯一の出来ることは、身を委ねることしか残されていなかった………。


電車がどこかの駅に停車し、ドアが開いて人の乗り降りがされている。


その車両の一角だけがなぜか動かず、そのままだった。
その中心部で行なわれていることに、気付く者は誰もいない。


くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅっ………



この卑猥な音に気付く者も当然誰も気付かないまま、電車は駅を離れていった………。
25/05/10 12:59 (OPxRrHju)
30
投稿者: (無名)
持ち上げられている脚とは逆の、体重を支えているもう片方の脚から力が抜けていく………。


ちゅるちゅるちゅう〜っ……れろれろれろっ………
ちゅっ…ぱっちゅぱっ……くちゅくちゅくちゅっ……


膝が笑い出して耐えられなり、ストンっと腰が落ちるのを後と左右にいる男たちによって支えられ、事なきを得る。
男の舌の動きに合わせ、ブルブルと身体を震わせる優子の顔が限界だと告げていた。

不意に優子の前を壁となって塞いでいた男たちが左右に別れ、舐め犬の男ごと優子の身体が前に押された。
理由がわからぬうちに目の前ドアの前に立ち、勢い余ってドアの窓に両手を付いていた。

股間にある男の頭のお陰でお尻を後に突き出す格好になり、下の男が持ち上げていた片脚を横にいる男が代わりに持つことになって、股関節が横に広げられる。
舐めやすくなった下の男が渾身のクンニリングスを始めたことで、再び快楽地獄へと引きずり込まれていく優子………。

男が2本の指を突き立て、喜々としながら上下にと躍動させてはじめる。
眉間に深い皺を刻んで口を開け、甘〜い表情を浮かべた優子が熱い吐息を吐き出していく……。

あぁっ……あぁっ……あぁ〜あはぁっ…んっ…んっ……んっ…んっ……あぁっ…あぁっ…あぁ〜ぁっ……あぁっ


吐息混じりの優子の喘ぎが申しわけ程度に小さいのは、無意識なうちにも捨て切れない女としての羞恥心からだろうか………。
車窓の外を流れ行く景色は優子の瞳に移りながら無意味に流れ、終わりの見えない快感に身を委ねるねていく……。

ニュッチュッ…ニュッチュッ…ニュッチュッ……
ニュッチュッ…ニュッチュッ…ニュッチュッ……
ニュッチュッ…ニュッチュッ…ニュッチュッ……


見慣れた景色が目に映り、ハッとなった優子が急いで開けた胸の前を手で合わせて塞ぐ。
速度を落とした電車がゆっくりと進み、景色はやがて駅のホームを映し出す………。
こちら側のドアは暫くの間、開くことはない。
反対側のホームに停車する電車が時間の関係上、鎮座を続けているのもいつもの事だった。
ただ今は優子にとって、都合が良い訳がない……。

こちら側を向いてドアの前に立つ学生が耳にイヤホンをして、ボ〜っと見るともなく目を外に向けている。
その彼の逆側に立つサラリーマンも空を見上げ、何気なく優子たちの乗る車両を見詰め始めた。

早く……早く走り出してよ………。

そんな優子の心の声を嘲笑うかのように時間はゆっくりとしか流れ、クリトリスを吸われる快感、関節を曲げた指の腹を抜き差しされる快感が容赦なく続く………。
不意に向こうの車両のサラリーマンと視線が合って、俯いた優子。
平静さを装ったけれど、そう長くは続かない……。
ちょっといい女だな、そんな印象を持ったサラリーマンの彼は違和感を抱いた。

何かが変なのだ。
彼の目に映る優子は切なげに表情で眉毛が下がり、まるで指圧マッサージの痛みに耐えるように眉間に皺を作っている。
尿意を感じて我慢でもしているのか、あるいはもしかしてお腹を壊しているのだろうか。
もしそうなら今は停車しているのだから下車をして、それこそトイレに行けばいいのに………。

それが出来ない理由とは、何なのか。
分かる…分かるぞ、俺も時間の関係で降りられなくて、酷い腹痛で脂汗をかいたことがあるから分かるぞ、その気持………。
いい女なのに、気の毒になぁ………。
車窓越しに向こう側の車両にいる優子にエールを送るサラリーマンの彼が、次の瞬間ギョっとしたのは言うまでもない。

頭を跳ね上げた優子の胸元が開け、見事な乳房がドアの窓に押し付けられたのだから………。
お餅のように歪んでいかにも柔らかそうで、何故だが身体を前後に揺らし始めたのだ。
乳房を揺らしてふにゃふにゃと窓に押し付けて、その乳房を何者かの手が後から鷲掴みにする。

上半身を起こされて髪の毛を揺らす優子の顔がはっきりと見えて、何とも言えない妖艶な色気を振りまいている……。
理解が追いつかず、動き出しだ電車の中からあれは痴漢に遭っていると気付いた時には優子の姿はもう、見えなくなっていた。
ひとり動揺する彼は誰かに伝えなければと焦ったけれど、誰がこんなおっさんの言う事を信じてくれるだろうか………。
変態妄想オヤジだと見なされて、逆に怪しまれそうな気がしてならない。
それにもう、電車は行ってしまった……。

そんな彼はズボンの前を、誰が見ても分かるほど大きく膨らませていることに気付いた。

本音は、ただ羨ましいだけだった………。




ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……


14〜5センチはありそうな長さのペニスが根元まで入り、ズッキーニよりも太いペニスは成熟した優子の膣壁を遠慮なく這い進む。
夫では決して味わえない余韻を残して子宮口まで到達し、折り返していく時もまた堪らなくなる。
それがピストンという形で優子を酔わせ、突かれるままに身体がとろけていく感覚に引き込まれていく………。


ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッ……ズッリュッ…ビュッ!……
ビュ〜ッ!…ビ〜ュッ…ビュッ…………ビュッ……


わなわなと膝を震わせる優子の中に、生暖かいものが放出される感覚が広がっていく………。
開いた半開きの唇を震わせ、顎がガクガクと痙攣を見せる………。
甘〜い余韻に浸る優子が、ぱっと目を見開く。
男は優子と繋がったまま離れずに、再び腰を躍動させ始めたのだ。
こんな精力の強い男は初めての経験の優子としてはただ驚愕でしかなく、すぐに目眩く官能を速やかに享受していく………。


ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……


陰茎に引き連れられて優子の入口の粘膜が手前に盛り上がり、入る際には中へとわずかにめり込みを見せる。
ゴリゴリとカリ首が引っ掻くように中を突き進み、枯渇していた女の満足度を満たしていく。

子宮口を攻められ続け、だんだん我慢が出来なくなってくる。
何かに縋りたくて手を彷徨わせたけれど、冷たいドアの感触しかなくてやるせない……。

嫌っ…待って………こんな凄いのなんて…知らない……
あぁ…凄い………駄目、我慢出来ない……あぁ………
我慢できない……我慢できいってば………

ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……


もう、無理っ……我慢できないよう……………
いっちゃう……いっちゃうから………
ねぇ…いっちゃかうら………ねぇ………ねぇ………


グチャッグチャッグチャッグチャッグチャッ……
グチャッグチャッグチャッグチャッグチャッ……


潮を吹いて滴らせながら声なき声で喘ぎ狂い、熱い吐息が優子の快感と戦う壮絶さを男たちに知らしめる……。
その優子の弓なりにになった身体が飛び上がり、ビクンッ……ビクンッ……っと、弾ませた。

ヌゥ〜ッ……っと巨根が引き抜かれた後の膣口が、ポッカリと穴を開けたまま精液を垂れ流し、ゆっくりと閉じていく………。

その後も2人目、3人目までは、どうにか優子も覚えている。
相手の好みなのか片脚を持ち上げて前から貫かれるか、後からか男によって分かれていたように思う。

1日に5〜6回以上もオーガズムを味合わされて、いつの間にか気が遠くなったような………。

どうやって帰宅したのか、記憶が定かではない。
夫の帰りは今日も遅く、どうせどこかで飲んでいるに違いない。
息子も今日は友達と食べてくるからと、夕飯はいらないと言っていた。

ひとり脱衣所で着ているものをすべて脱ぎ捨てた。
見たくなかったけれど、ショーツには色濃くその痕跡が残っている。
直ちにその場で手洗いをして、洗濯機に放り込んだ。

身体を隅々まで洗って男たちの匂いを落として、ビデを使用して膣の中を洗浄した。
明日は休んで病院に行かなければと、いつも通りの行動をしていく。
化粧水を顔に馴染ませ、ベビーオイルを身体に塗り込んで保水する。
下着を洗濯機から出して、脱ぎ捨てたワンピースを入れようとした時だった。

ポケットに何かが入っていることに気付く。
どんな小物でも普通はバッグに入れるものだし、着ている服のポケットに何かを入れることなんて、余程のことがなければありはしない。
つまり、優子の記憶にはない……。

手を入れて掴みだした物は、二つ折りにされていた茶封筒だった。
中には一つの薬、メモ書きされた1枚の紙。

妊娠を望まないのなら、服用すること。
我々は病気を持っていないこと。
疑うのなら受診するのは自由だが、無駄なこと。
薬剤名を検索するようにも書かれていたけれど、実は優子はこの薬のことを知っていた。

たった1度の過ちを犯して、医者に処方してもらったことがあるからだ。
もちろん家族に言えるはずはなく、墓場まで持っていくつもりで胸にしまっている。

この薬を素人が簡単に手に出来るわけもなく、その理由を考えて優子は途中でやめてしまった。
行き着く答えを考えれば、関わり合いになりたい相手ではないからだ。



あと数年で生理は終わるだろうけど、まだ生理があるうちはリスクを考えて服用しておく。
17日後に無事、生理はやって来た。

安心すると怒りが沸々と湧いてきて、その後にじんわりと恐怖心が滲み出す。
そして最後は…………。





数日後、いつものように電車の中で揺れに身を任せる優子の姿があった。
普段よりもセクシーな下着を見に着けているのは、購入したのはいいけれど気恥ずかしくなって、タンスの肥やしになっていた物。
それを引っ張り出してきたのだ。
他にもネット注文した下着が近日中に、届くようになっている。


バッグには着替え用の下着をバッグの中に、密かに忍ばせている。
自分でも何をしているのかと思うけれど、恐怖心の後の最後に抱いた気持ちに正直に従うと、こうなったのだ。
いつ彼等に遭遇しても良いように、準備をしておきたかったから。

優子は、彼等を待ち望んでいた。
あの日のことを考えるだけで身体が勝手に熱くなり、下着を濡らしてしまう………。

1ヶ月後、優子のスカートの中に、男の手が侵入してきた。
その手付きや攻め方に、優子は確信を抱いた。


30分後には男の顔を跨ぎ、歓喜に身体を震わせる優子の姿があった。


あの日のように………。






25/05/10 20:14 (OPxRrHju)
31
投稿者: (無名)
世間はゴールデンウィークに浮足立ち、連日テレビで観るニュースは観光地の混雑日ぶりを放送している。

祭日は仕事のダンス教室のインストラクターから解放される貴重な休みだけれど、尾藤明日香にとってあまりありがたいものではなかった。
何が悲しくて人混みに揉まれなくてはいけないのかと、どうしても思ってしまう……。
だから26歳にもなって未だにディズニーランドにも行ったことがない、天然記念物級の変わり者として、友達からは不思議がられている。

せっかくの休みはどこに言っても混んでいるし、1日くらい寝ていようかしらと画策する明日香のスマホに、着信が入る。
それは結婚した姉からで、彼女はどうせ部屋に引きこもっているに違いない妹を見抜いていた。
どうせ暇なら家に遊びにいらっしゃいと、我が妹をベッドから引き剥がした。

義理兄である姉の旦那さんはカレンダー通りに休めない仕事に就いているので、姉も小さな子供を1日中、世話をするのがしんどいのだろう。
久しぶりに甥っ子の顔も見たいし、仕方なく温もりの残るベッドから明日香は起き上がった。

シャワーを浴びてから何を着ていこうかを考える。どうせ近くの公園で甥っ子を遊ばせることになるだろうと予想して、ボトムは黒のスパッツ。
トップスは腰の下まで裾がある白のチェニックを選んだ。
インナーはスパッツに合わせて黒のブラトップであるキャミソールにした。どうせ動き回るのだから、楽な服装のほうが良いに決まっている。

トートパックに必要な物を入れて明日香は最寄りの駅から電車を乗り継ぎ、姉の住むマンションに辿り着いた。
たった1年しか離れていないのに、甥っ子の成長の早さびっくりした。
4歳になった彼は最初は照れ臭そうに母である姉の背中の後に隠れ、話し掛けても頷くだけで目も合わせてくれなかった。
それが来る途中で買ってきたシュークリームを出して、一緒に食べた頃から明日香にベッタリになった。さすが子供である………。

オヤツをお腹に収めると彼は明日香を公園へと誘い、鬼ごっこをせがんだ。
疲れ知らずの子供の相手はダンスを教えている時とは違い、なぜか疲労度が酷い。
しこたま遊び、自宅に戻ると電池が切れたように彼は眠ってしまった。

お疲れ、これで夜もぐっすり寝てくれるから助かるわ………。
労いの言葉をくれる姉は母親の顔をして、満面の笑みを浮かべていた。
あまり子供が得意ではない明日香だったけれど、何だかんだ言っても天使の寝顔で夢の世界で遊ぶ甥っ子は可愛い。

どうして楽しい時間は経つのが早いのか、夕食を食べていけという姉の申し出を明日香は断った。
帰る際に甥っ子に泣かれるのが辛くて、姉もそれを知っているから苦笑いを浮かべながら玄関から見送ってくれた。
バス停でバスの到着を待つ間に天気が怪しくなった空を見上げ、傘を借りてくれば良かったかな……なんて危ぶむ明日香の肌に雨粒が当たる。
ヤキモキしながら見え始めたバスを見ていると、近年の熱帯化したゲリラ豪雨の歓迎に遭ってしまった。

あと少しだったのに………。
わずか100メートルまで近づいていたバスに乗り込んだ時には、全身がずぶ濡れ………。
このまま濡れ鼠で冷房の効いた電車に揺られていたら、風邪を引いてしまう………。
明日香は終点でバスを降りると駅に併設されているトイレに入り、個室の中でチェニックを脱ぐ。
こんなことならブラジャーを着けるべきだったと後悔しても遅く、濡れそぼったキャミソールも脱いでトートパックに入れる。
ブラトップだったから当然ノーブラになり、少し不安だったけれどトップスが身体にゆとりのあるチェニックなのが救いだった。

明日香はいつでもバッグの中に絆創膏とスカーフの他、細いベルトを忍ばせている。
明日香は以前に交通事故に遭い、軽症だったけれど偶然そこに居合わせた看護師の女性に手当を受けた。
彼女はしていたスカーフを取ると止血のために、明日香の腕を縛ってくれたのだ。
数針を縫った怪我の跡は今も残っているけれど、この傷跡を見るたびにあの女性のやらしさを思い出して、心が温かくなる。

明日香は以来スカーフは必ずバッグに入れるように心掛け、絆創膏は言わずもがな。
細いベルトも役に立つと考えて入れていたけれど、こんな形で役立つなんて皮肉である。
身体にふんわりとゆとりのあるチェニックだから、少し浮かせてウエストをベルトで締めてあげれば見た目にもおかしくない。
何よりも、乳首が目立たたくて済む………。

早く帰宅してシャワーを浴びたいな………。
トイレから出て階段を上がる明日香の後、そこにひとりの男がいた。
何気なく見上げたところに明日香のお尻が目に入り、あまりの形の良さに釘付けになった。
ぷりぷりとして、よく見れば薄っすらとショーツが透けているではないか………。
ホームに上がると明日香の後に並び、その男の後に並ぶ男たちは無情にもすべて男の仲間たち……。

このとき明日香は近い将来、自分の身に起きるであろう惨劇を予想もしていなかった………。




ホームに滑り込んできた電車のドアから乗客たちが吐き出されるのを待って、乗り込む。
ドアのすぐ横の手摺りを掴んでそこに立ちたかったのに、後から押されて叶わなかった。
仕方なくドアの前に立つ明日香の目の前にいる男の背中を見詰め、動き出しだ電車の揺れに両足を踏ん張って耐えた。

ドアの横の手摺り付近も明日香の前も横も、そして後も男たちによって固められ包囲されていた。
明日香は胸の前で腕を組み、胸が当たらないようにガードして凌いでいた。
何となく不穏な空気を感じ、不安になる。
こういう時の女の感は、どうして当たってしまうのだろう………。

明日香のお尻に男の下半身が、当たった。
電車の揺れに合わせて着いたり離れたり、後から押されたのかついには密着したままになった。
あまりに薄手のスパッツは男の形を繊細に受け止めて、大きくなっていく一部始終を感じさせられてしまった。

気持ち悪くて腰を捩り、何とか意思表示をしたつもりである。
なのに仕方がないだろうとでも言うように、男は離れようとはしなかった。
明日香も不可抗力を分からないでもないけれど、
てはどうしてお尻の割れ目に埋めたままにしているのか………。
男の生理現象って、大っ嫌い………。

忸怩たる気持ちを何とか宥め、明日香は手を握り締める。
そんな明日香の腰を後の男がなぜか、両手で抱え持った。
ハッとした明日香が思い切り肘鉄を食そうとしたところを横にいる誰かに腕を拘束され、反対側の腕も同じように抑えられてしまった。
何が起きているのか、頭がパニックになる。
両腕を左右からがっちりと拘束され、後にいる男がお尻に手を這わせてさわさわと徘徊させる。
明日香の前で背中を向けていた男が身体を反転させ、向かい合わせになると恥部に触れてきた。

男の指にふにゃりと柔らかい感触があり、割れ目に指が食い込む。
明日香の腕を拘束するそれぞれの男たちが胸に触れ、目を見開く。
片側の男が身を捩る明日香からベルトを外すと、左右の男たちの手が侵入してしまった。
強気に睨みつけてくる明日香を見詰め、乳房を揉みしだく。

それでも暴れようとする明日香………。
その彼女の履くスパッツに手が掛けられ、無情にも下げられていく………。
わざと明日香が動き辛くなるように太腿まで下げられ、容赦なくショーツも下げられてしまった。
ビキニラインからIラインまで綺麗に陰毛は処理をされた、そんな閉じた割れ目が露わになる。


そこを男の指に侵入され、明日香は息を飲んだ。

悔しくて涙で視界が歪み、唇を噛む。

もう、消えてしまいたかった………。
25/05/12 06:54 (cMdz2BDD)
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